津市
津市(つし)は、三重県中部に位置する都市で、同県の県庁所在地である。日本で最初に市制施行地に指定された都市のひとつ。周辺自治体と共に人口約51万人(2010年時点)を擁する津都市圏を形成する。
Contents
概要
伊勢平野のほぼ中心部にあり、海沿いに市街地がある臨海都市である。江戸時代には藤堂家が治める津藩の城下町として栄えた。三重県内の官公庁や国の出先機関、文教施設が集約されており、三重県の行政の中心地となっている。
日本三大観音の一つである津観音や、建造物としては三重県で初めて国宝に指定された真宗高田派専修寺がある。また、津駅前にある地上18階地下1階の高層複合ビル「アスト津」は、津市のランドマークとなっている。
2006年(平成18年)1月1日、津市(旧市)・ 久居市・安芸郡河芸町・芸濃町・美里村・安濃町・一志郡香良洲町・一志町・白山町・美杉村の10市町村の合併によって改めて現在の津市が発足した。またこの合併により三重県内の市町で最大の面積を持つようになった。旧津市は日本で最初に市制施行した31市のうちの一つで、この時点で市となったのは東海3県では津市のみである。
地理
河川
山
森林セラピー基地に認定されている。
湖・池
- 君ヶ野ダム湖
- 風早池
- 大沢(澤)池
- 横山池
- 錫杖湖
隣接している自治体
歴史
近世以前
「津」とは「船舶の碇泊する所。ふなつき。港」の意味(岩波書店『広辞苑第六版』より)である。古くは、安濃津として文献にも記される良港であり、平安京にとって重要な港だったことから単に「津」とも呼ばれていた。しかし、明応7年(1498年)の明応地震(東海地震)に伴う津波のため港は崩壊した。
津藩藤堂氏の城下町として栄え、ポルトガル人やスペイン人の衣装を模した仮装行列を起源とし、後には「朝鮮通信使」などの影響も受けたとされる「唐人おどり」が伝承され(現在、三重県の無形民俗文化財である)、毎年秋に行われる津まつりで披露されている。
伊勢音頭の歌詞に「伊勢は津でもつ 津は伊勢でもつ 尾張名古屋は城でもつ」と歌われている。
江戸時代には伊勢参りの宿場町として栄えた。国学者、谷川士清(たにがわ・ことすが)の生家が、中心街の西方の旧道沿いの八町という町並みにある。
近現代
- 明治4年(1871年)に安濃津県が設置され県庁舎が置かれたが、翌年県庁舎が県中央に近い四日市(当時三重郡四日市町:現四日市市)に移転し、三重県と改称した後、その翌年に再び県庁舎が戻された経緯がある(名称は戻されなかったため、県名と県庁所在地名が一致しなくなった)。その後、度会県との合併によって津は三重県中央部に位置するようになった。)
- 1945年(昭和20年)7月24日、7月28日 津大空襲 死者1,239人。第二次世界大戦末期にアメリカ軍のB-29による大規模な空襲を受け、旧市街の全域及び橋北地区の工場地帯が焼失。この空襲では宝塚歌劇団在団中より歌手として活躍、その年の春結婚退団し、当市内の夫の家で生活していた糸井しだれも犠牲となった。
- 1959年(昭和34年)9月26日、伊勢湾台風により多大なる被害が出る。
- 2007年(平成19年)4月15日、午後0時19分の三重県中部地震で津市内では島崎町、河芸町浜田、芸濃町椋本、美里町三郷、安濃町東観音寺で震度5弱。また片田薬王寺町、西丸之内、久居東鷹跡町、香良洲町、一志町田尻、白山町川口で震度4を観測した。
行政区画の変遷
- 1889年(明治22年)4月1日 - 市制の施行により、安濃郡津城下(津京口町・津立町・津大門町・津中ノ番町・津宿屋町・津蔵町・津千歳町・津入江町・津堀川町・津沢之上町・津新中町・津魚町・津北浜町・津地頭領町・津分部町・津新魚町・津山之世古町・津大世古町・津南浜町・津南世古町・津片浜町・津築地町・津極楽町・津贄崎町・津西検校町・津東検校町・津北堀端・津玉置町・津新道・津西新道・津中新町・津西堀端・津丸ノ内・津南堀端・津一番町・津二番町・津三番町・津枕町・津五軒町・津松之下・津西町・津塔世町・津門前町・津釜屋町・津万町・津北町・津東町・津西来寺町・津宝禄町・津新立町・津東新町・津鷹匠町・西ノ口出屋敷・栄町)・伊予町・岩田村・津興村・八幡町および下部田村の一部(余慶町)・乙部村の一部(字川田・北浦・札ノ辻・七ツ家・南浦の各一部)・塔世村の一部(字新地・榎之下・川田・栄町・徳田および字清原・岡瀬谷・矢下の各一部)・古河村の一部(字東河原・宮元屋敷・東新屋敷の各一部)・藤方村の一部(枝郷藤枝町)・奄芸郡大部田村の区域をもって津市が発足。
- 1909年(明治42年)4月1日 - 安濃郡建部村・塔世村を編入。
- 1934年(昭和9年)6月1日 - 安濃郡新町を編入。
- 1936年(昭和11年)3月1日 - 安濃郡藤水村を編入。
- 1939年(昭和14年)7月1日 - 一志郡高茶屋村を編入。
- 1943年(昭和18年)8月31日 - 安濃郡神戸村・安東村・櫛形村を編入。
- 1952年(昭和27年)6月15日 - 一志郡雲出村を編入。
- 1954年(昭和29年)1月15日 - 河芸郡一身田町を編入。
- 1954年(昭和29年)8月1日 - 河芸郡白塚町・栗真村・安濃郡片田村を編入。
- 1973年(昭和48年)2月1日 - 安芸郡豊里村を編入。
- 2006年(平成18年)1月1日 - 久居市・安芸郡河芸町・芸濃町・美里村・安濃町・一志郡香良洲町・一志町・白山町・美杉村と合併し、改めて津市が発足。
気候
年平均気温は15.9℃。
津市(1981~2010)の気候資料 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 9.2(48.6) | 9.7(49.5) | 12.9(55.2) | 18.4(65.1) | 22.6(72.7) | 26.0(78.8) | 30.0(86) | 31.2(88.2) | 27.7(81.9) | 22.2(72) | 16.9(62.4) | 11.9(53.4) | 19.89(67.81) |
平均最低気温 °C (°F) | 1.9(35.4) | 2.3(36.1) | 4.7(40.5) | 9.9(49.8) | 14.9(58.8) | 19.3(66.7) | 23.4(74.1) | 24.4(75.9) | 21.0(69.8) | 14.8(58.6) | 9.0(48.2) | 4.2(39.6) | 12.48(54.47) |
降水量 mm (inches) | 43.9(1.728) | 59.0(2.323) | 109.9(4.327) | 127.9(5.035) | 177.1(6.972) | 200.4(7.89) | 180.3(7.098) | 137.0(5.394) | 273.1(10.752) | 150.7(5.933) | 83.5(3.287) | 38.5(1.516) | 1,581.3(62.256) |
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) | 5.2 | 5.9 | 9.8 | 8.8 | 10.3 | 11.3 | 11.2 | 8.5 | 10.3 | 8.9 | 6.0 | 5.0 | 101.2 |
日照時間 | 163.2 | 157.0 | 175.9 | 189.0 | 191.0 | 150.1 | 174.8 | 210.6 | 156.1 | 164.8 | 160.1 | 173.2 | 2,065.8 |
出典: 気象庁 |
人口
津市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
市政
津市の設置・管理する公共施設は約800か所に及び、ホール10か所、公民館53か所など同じ機能を持つ施設が重複しており、維持管理費がかさんでいる[1]。
市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
津市長 | ||||
- | 近藤康雄 | 2006年(平成18年)1月1日 | 2006年(平成18年)2月5日 | 市長職務執行者 |
1 | 松田直久 | 2006年(平成18年)2月6日 | 2011年(平成23年)2月23日 | |
2 - 3 | 前葉泰幸 | 2011年(平成23年)4月25日 | 現職 |
議会
議員定数は36人である。
- 議長:田矢修介 (就任:平成26年2月13日)
- 副議長:横山敦子 (就任:平成26年2月13日)
会派名 | 議員数 |
---|---|
県都クラブ | 7 |
市民クラブ | 6 |
一津会 | 6 |
津和会 | 5 |
日本共産党津市議団 | 4 |
公明党議員団 | 4 |
無会派 | 4 |
欠員 | 0 |
※ 2014年(平成26年)2月13日現在
旧津市
- 市長(最終):近藤康雄(こんどう やすお)
- なお、近藤は新市において市長が決まるまでの間市長職務執行者を務めた。
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
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官選旧津市長 | ||||
1 | 伊東祐賢 | 1889年(明治22年)5月13日 | 1889年(明治22年)11月 | |
2 | 長井氏克 | 1890年(明治23年)2月18日 | 1901年(明治34年)11月 | |
3 | 黒川佐太郎 | 1901年(明治34年)11月28日 | 1907年(明治40年)11月 | |
4 | 内多正雄 | 1907年(明治40年)11月 | 1916年(大正5年)8月 | |
5 | 有田義資 | 1916年(大正5年)10月14日 | 1921年(大正10年)11月 | |
6 | 御厨規三 | 1922年(大正11年)2月27日 | 1925年(大正14年)10月 | |
7 | 須山栄 | 1926年(大正15年)1月 | 1930年(昭和5年)1月 | |
8 | 堀川美哉 | 1930年(昭和5年)1月 | 1945年(昭和20年)8月 | |
9 | 石原雅二郎 | 1945年(昭和20年)11月9日 | 1946年(昭和21年)5月 | |
10 | 堀川美哉 | 1946年(昭和21年)7月 | 1946年(昭和21年)11月 | |
公選旧津市長 | ||||
11 | 酒井萬馬 | 1947年(昭和22年)4月8日 | 1951年(昭和26年)4月 | |
12 | 志田勝 | 1951年(昭和26年)4月 | 1953年(昭和28年)3月 | |
13 | 堀川美哉 | 1953年(昭和28年)5月 | 1957年(昭和32年)5月 | |
14 | 角永清 | 1957年(昭和32年)5月 | 1974年(昭和49年)6月 | |
15 | 岡村初博 | 1974年(昭和49年)7月14日 | 1994年(平成16年)7月13日 | |
16 | 近藤康雄 | 1994年(平成16年)7月14日 | 2005年(平成17年)12月31日 |
データ(最終)
2006年(平成18年)1月1日に中勢地域の周辺の9市町村と合併、(旧)津市が廃止され新たに津市が誕生した。
合併直前の時点の(旧)津市の人口は約16万人であり、日本全国の都道府県庁所在地の中で最少だった。
つし 津市 | |
---|---|
廃止日 | 2006年1月1日 |
廃止理由 |
新設合併 津市、久居市、安芸郡河芸町、芸濃町、美里村、安濃町、一志郡香良洲町、一志町、白山町、美杉村 → 津市 |
現在の自治体 | 津市 |
廃止時点のデータ | |
地方 | 東海地方、近畿地方 |
都道府県 | 三重県 |
団体コード | 24201-2 |
面積 | 101.89km2 |
総人口 |
165,695人 (2005年6月1日) |
隣接自治体 |
鈴鹿市、亀山市、久居市、松阪市 安芸郡河芸町、芸濃町、安濃町、美里村 一志郡香良洲町 |
津市役所 | |
所在地 |
〒514-8611 三重県津市西丸之内23番1号 |
津市消防本部
当市の常備消防組織。2006年に合併されるまでは、安芸郡と香良洲町の消防事務を委託していた。2006年の市町村合併で久居市や一志郡(香良洲町を除く)で構成していた久居地区広域消防組合(以下、久居消防)と合併。新しい津市消防本部が発足した。
消防本部は、旧津市では中消防署(寿町)に置かれていた。しかし、老朽化やスペースなどの問題から合併を契機に、施設が新しい久居消防署に新消防本部を設置した。
- 久居消防署- 旧久居市、旧一志町を所轄。消防本部と施設を共有
- 中消防署 - 津市中部(市役所・県庁周辺)、旧香良洲町を所轄。
- 北消防署 - 津市北部、旧安芸郡を所轄。
- 白山消防署 - 旧一志郡(旧一志町、旧香良洲町を除く)を所轄。
オリジナル消防車(旧久居消防を除く)
津市ではその地域特性(道が入り組んで狭い)等から、1988年から独自にオリジナルの小型消防車・装備の開発を行っており、消防関係者の間では「津消式」として知られている。消防車では珍しい3人乗りのシングルキャブを採用している他、PTOの問題等でほとんどの車両が三菱車をベースにしている。最近は緊急消防援助隊に登録したことにより国庫補助が増額したことや技術の進歩に伴い、旧津市の区域を管轄する中消防署・北消防署でも総務省の規格に沿った一般的な消防車が導入されたため、「津消式」消防車は減少している[4]。
後ろに×が付いているものは現存しない車両である。
- 小型水槽車
- 1.4t - 2tの水槽を装備
- 小型屈折放水塔車×
- 12mの屈折放水塔を装備
- 小型救助車×(1型相当)
- 小型照明電源車×
- 小型梯子車×
- 15m梯子、120Lの消火剤を装備
(三菱ファイター4t型ベース)
- 小型給水車
- 5t水槽を装備
※これらの車両は全て総務省(旧自治省)の規格外のため国庫補助が受けられない。このため調達は100%市の予算で行われている。
施設
- 津市産業・スポーツセンター
- メッセウイング・みえ - 多目的コンベンションセンター。
- サオリーナ - 屋内総合スポーツ施設。施設名は吉田沙保里にちなんだ正式名称。
国家機関
- 中部地方整備局三重河川国道事務所
経済
産業
- 造船/重工
- ジャパン マリンユナイテッド津事業所/JFEエンジニアリング津製作所。1967年(昭和42年)に日本鋼管津造船所として開設され、造船立国と言われていた当時、最大50万t級のタンカーが造れる世界最大級のドック(長さ500m、幅75m、深さ11.88m)を保有し、高さ約80mの門型クレーン(ゴライアスクレーン)が並ぶ。独特の両開き式ドックでは30万t級船舶であれば、常に1隻半の建造が可能である。追って隣接地に重工部門の工場を開設し、年間生産能力4万トンの世界最大の鋼構造物製作工場となり、本四連絡橋や横浜ベイブリッジから市内中央部の塔世橋までの様々な橋、超高層建築鉄骨、水門などを製作した。諸外国に造船受注シェアを奪われたいわゆる造船不況の折に、日本鋼管の組織改編により重工部門の造船工場ならびに重工工場となり、名称も津製作所に変更された後、日本鋼管と川崎製鉄のJFEホールディングスとしての事業統合と、その際に造船部門を分割し日立造船との統合という複雑な経緯を経て、旧日本鋼管津製作所の造船工場ならびに技術研究所はジャパン マリンユナイテッド津事業所ならびに技術研究所に継承され、重工工場はJFEエンジニアリング津製作所に継承された。それぞれの工場の概要ならびに事業内容に特に変化はない。
- 食品メーカー
- 肉まんあんまんなどの中華まんやあずきバーなどの冷菓の製造、またアメリカのレストランチェーンアンナミラーズの日本での事業を運営している井村屋、ベビースターラーメンをはじめとするスナック菓子やカップラーメンなどを製造しているおやつカンパニーなどの食品メーカーも当市に本社を構えている。
- 電気関連
パナソニック津工場
- 工業
- 金融
百五銀行(本社)、中京銀行旧本社(現在、愛知県名古屋市)、 三菱UFJ銀行、みずほ銀行、 りそな銀行、三重銀行、 津信用金庫(本店)
- その他産業
- 百貨店
津松菱 大規模ショッピングセンター
- セノパーク
- イオン津ショッピングセンター(旧:津サティ)
- ベイスクエア津
- イオン津南ショッピングセンターサンバレー
- イオンタウン津城山
- イオン久居ショッピングセンター
- イオンタウン芸濃
- ヤマナカアルテ津新町店
- 久居インターガーデン
日本郵政グループ
マスメディア
新聞
- 伊勢新聞本社 - 三重県の地元紙。
- 中日新聞社三重総局 - 本社は名古屋市。市内でも読者が多い。
- 朝日新聞社(名古屋本社)津総局
- 毎日新聞社(中部本社)津支局
- 読売新聞東京本社(中部支社)津支局
- 日本経済新聞社(名古屋支社)津支局
- 産業経済新聞社(産経新聞大阪本社)津支局
- 中部経済新聞社三重支社
放送
- NHK津放送局
- 三重テレビ放送本社
- 三重エフエム放送本社
- ZTV本社
- 東海ラジオ放送三重支局 - 源流企業のラジオ三重→近畿東海放送の本社所在地である。
- 東海テレビ放送三重支局
- 中部日本放送(CBCテレビ / CBCラジオ) 三重支社
- 名古屋テレビ放送三重支社
- 中京テレビ放送三重支局
姉妹都市・友好都市
海外
- 姉妹都市
国内
- 姉妹都市
- 提携都市
- 25px周南市(山口県)
- 1990年5月8日に旧久居市が旧新南陽市と友好都市提携。
- 常滑市(愛知県)
- 1997年3月27日 災害時相互応援協定締結
- 上富良野町(北海道上川総合振興局空知郡)
- 1997年7月30日 友好都市提携
- その他
教育
大学
- 県立
短期大学
- 三重短期大学
- ※設置者は津市である。
- 私立
高等学校
- 三重県立久居高等学校
- 三重県立久居農林高等学校
- 三重県立白山高等学校
- 高田高等学校(私立)
- セントヨゼフ女子学園高等学校(私立)
- 青山高等学校(旧 日生学園第二高等学校 私立)
義務教育学校
中学校
小学校
- 三重大学教育学部附属小学校
- 津市立安東小学校
- 津市立育生小学校
- 津市立一身田小学校
- 津市立大里小学校
- 津市立片田小学校
- 津市立神戸小学校
- 津市立北立誠小学校
- 津市立櫛形小学校
- 津市立雲出小学校
- 津市立栗真小学校
- 国児分校
- 津市立敬和小学校
- 津市立修成小学校
- 津市立白塚小学校
- 津市立新町小学校
- 津市立高茶屋小学校
- 津市立高野尾小学校
- 津市立豊が丘小学校
- 津市立西が丘小学校
- 津市立藤水小学校
- 津市立南が丘小学校
- 津市立南立誠小学校
- 津市立養正小学校
- 津市立成美小学校
- 津市立桃園小学校
- 津市立立成小学校
- 津市立誠之小学校
- 津市立戸木小学校
- 津市立栗葉小学校
- 津市立榊原小学校
- 津市立上野小学校
- 津市立黒田小学校
- 津市立千里ヶ丘小学校
- 津市立豊津小学校
- 津市立明小学校
- 津市立安西小学校
- 津市立雲林院小学校
- 津市立椋本小学校
- 津市立草生小学校
- 津市立村主小学校
- 津市立安濃小学校
- 津市立明合小学校
- 津市立香良洲小学校
- 津市立川合小学校
- 津市立高岡小学校
- 津市立大井小学校
- 津市立波瀬小学校
- 津市立家城小学校
- 津市立川口小学校
- 津市立大三小学校
- 津市立倭小学校
- 津市立八ッ山小学校
特別支援学校
- 三重大学教育学部附属特別支援学校
- 三重県立盲学校
- 三重県立聾学校
- 三重県立城山特別支援学校
- 三重県立かがやき特別支援学校
- 草の実分校
- あすなろ分校
- 三重県立稲葉特別支援学校
交通
鉄道
市の中心駅は津駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- ■紀勢本線:(亀山市) - 一身田駅 - 津駅 - 阿漕駅 - 高茶屋駅 - (松阪市)
- ■名松線:(松阪市) - 伊勢八太駅 - 一志駅 - 井関駅 - 伊勢大井駅 - 伊勢川口駅 - 関ノ宮駅 - 家城駅 - 伊勢竹原駅 - 伊勢鎌倉駅 - 伊勢八知駅 - 比津駅 - 伊勢奥津駅
- 近畿日本鉄道(近鉄)
- E名古屋線:(鈴鹿市) - 千里駅 - 豊津上野駅 - 白塚駅 - 高田本山駅 - 江戸橋駅 - 津駅 - 津新町駅 - 南が丘駅 - 久居駅 - 桃園駅 - (松阪市)
- D大阪線:(伊賀市) - 東青山駅 - 榊原温泉口駅 - 大三駅 - 伊勢石橋駅 - 川合高岡駅 - (松阪市)
路線バス
高速バス
- 東京高速バス: 大宮駅・池袋駅・新宿駅・立川駅・横浜駅 - 津駅前・三重会館・伊勢市駅前・鳥羽BC (三重交通、三交伊勢志摩交通、西武観光バス) ※夜行
- 東京・川崎 - 三重線:川崎駅・新宿駅 - 近鉄四日市駅・白子駅・津駅(ベイラインエクスプレス) ※夜行
- 京都高速バス: 津駅前・三重会館 - 土山BS・京都駅 (三重交通、近鉄バス)
- 南紀特急バス: 三重大学病院・津駅前・三重会館 - 滝原宮前 - 紀伊長島 - 尾鷲市病院前 - 熊野市駅前 - 三交南紀 (三重交通)
一般路線バス
- 三重交通
- ぐるっと・つーバス
- 津市コミュニティバス (河芸地域)(旧河芸町内)
- 津市コミュニティバス (芸濃地域)(旧芸濃町内)
- 津市コミュニティバス (美里地域)(旧美里村内)
- 津市コミュニティバス (安濃地域)(旧安濃町内)
- 津市コミュニティバス (白山地域)(旧白山町内)
- 津市コミュニティバス (美杉地域)(旧美杉村内)
道路
- 高速道路
- 地域高規格道路
- 一般国道
- 主要地方道
- 三重県道10号津関線(伊勢別街道)
- 三重県道19号津停車場線
- 三重県道24号松阪久居線
- 三重県道28号亀山白山線
- 三重県道30号嬉野美杉線
- 三重県道39号青山美杉線
- 三重県道42号津芸濃大山田線
- 三重県道43号一志美杉線
- 三重県道55号久居河芸線
- 三重県道58号松阪一志線
- 三重県道67号一志嬉野線
港湾
観光
名所・旧跡
- 主な城郭
- 主な寺院
- 主な神社
- 県社 高山神社 – 丸之内(津城址)
- 県社 香良洲神社 – 香良洲町
- 別格官幣社・別表神社 結城神社 – 藤方2341
- 津八幡宮 – 八幡町藤方2339[6]
- 別格官幣社・別表神社 北畠神社 – 美杉町上多気
- 多芸神社
- 留魂社
- 川上山若宮八幡宮 – 美杉町川上3498
- 辰水神社 – 美里町家所。ジャンボ干支が有名[7]
- 野邊野神社 – 久居二ノ町1855。[8]
- 街並み保存地区
- 伊賀街道(街並み保存)
- 一身田寺内町(町並み保存)
- 奥津(伊勢本街道、街並み保存)
- 常夜灯(伊勢街道江戸橋付近{伊勢街道・伊勢別街道交点})
- 名勝
- 三多気(桜の名勝)
- 福祉と環境を融合した花園の「梅園」「藤棚」「あじさい園」(社会福祉法人正寿会)
観光スポット
- 文化施設
- 三重県立美術館
- 三重県総合博物館
- 三重県総合文化センター
- 津市図書館
- 津リージョンプラザ
- サンヒルズ安濃
- 津市一志図書館
- 津市河芸図書館
- 津市サンデルタ香良洲
- 津市久居ふるさと文学館
- 芸濃総合文化センター
- 白山総合文化センター
- ルーブル彫刻美術館
- 石水博物館
- 観光スポット
- 温泉
- 公園
- 室生赤目青山国定公園
- 赤目一志峡県立自然公園
- 偕楽公園
- 津球場公園
- 津城跡 お城公園
- 石山観音公園
- 中勢グリーンパーク
- 河芸町民の森公園
- お城西公園
- 久居市民中央スポーツ公園
- 香良洲公園
- 雲出川緑地
- リバーパーク真見
レジャー
祭事・催事
- 津まつり「唐人踊り」「安濃津よさこい」など(10月上旬)
- 高田本山専修寺お七夜(1月9日 - 16日)
- カンコ踊り(盆)
- イルミネーションファンタジー(津市美里町)
- 津花火大会(阿漕浦海岸沖)
- ビーチバレーボール大会(御殿場海岸)
- 高虎楽座(フェニックス通り)
- サマーフェスタ イン ひさい(陸上自衛隊第10師団第33普通科連隊グラウンド、8月第1週土曜日)
- ひさい祭り(10月)
- 小野獅子舞 白山町川口小野地区(正月)
- やぶねり
- 白塚町旧市街地で7月11日に行われる神事。太い青竹を何本も縄で束ね、悪霊に見立てて街中を練り走り大破させる、荒々しい祭り。八雲神社を起点とし、最終的に海に流している。
食文化
津が発祥地の食べ物
うなぎ
旧津市域は、人口比で日本一鰻屋が多い都市であり、人口1人あたりの鰻消費量も日本一である[10]。これは、元々は江戸時代に藤堂藩が藩士の滋養強壮と士気向上のために鰻食を奨励し、各地から鰻屋を津城下に集めたことに端を発する。その名残で以前は津市周辺には養鰻場が存在したが、伊勢湾台風で打撃を受け、その多くは廃業した。しかし、市民に広く浸透していた鰻の食習慣は残った。津市においては、他地域とは異なり鰻が大衆食となっており、特に中心街の大門・丸之内地区などでは、2010年代以降の鰻の価格高騰を迎える以前は、最上級の「特上」丼(鰻五切入り、肝入り吸物付き)でも1,500円程度で食すことができた。[10]
津ぎょうざ
津ぎょうざとは、直径15cmの大きな皮で餡を包み、油で揚げた揚げ餃子である。起源は学校給食であり、1985年頃に考案され現在も提供されている。2008年から飲食店やイベントで販売されるようになった。いわゆるB級グルメのひとつである。
出身人物
政治家
- 生悦住求馬:内務省警保局図書課長、佐賀・宮城・千葉県知事(官選)(旧・久居市出身)
- 坂口力:公明党衆議院議員、元厚生労働大臣、(旧・白山町出身)
- 高橋千秋:民主党元参議院議員(旧・安濃町出身)
- 長井氏克:衆議院議員、津市長
- 前葉泰幸:現・津市長、元官僚
- 松田直久:前・津市長
経済人
学者・文化人
- 赤塚孝三 : 浮遊生物学者、京都大学および三重県立大学
- イケムラレイコ:画家、彫刻家、ベルリン芸術大学教授
- 上野英三郎 : 農業土木学の創始者、忠犬ハチ公の主人(旧・一志郡本村出身)
- 江戸川乱歩 : 小説家(旧・名張町生まれだが、生家は代々の津藩士)
- 加藤佳子:日本画家、日本画教室講師
- 川喜田半泥子 : 陶芸家
- 川喜田二郎 : 文化人類学者、KJ法の考案者
- 河角龍典 : 地理学者[11]
- 倉本一宏:歴史学者、国際日本文化研究センター教授
- 小久保修:作家
- 駒田信二:作家、中国文学者(大阪市生まれだが、津で育つ)
- 中谷孝雄:作家(『日本浪曼派』創刊メンバー)
- 斎藤拙堂:朱子学者(旧武蔵国江戸生まれだが、生家は代々の津藩士)
- 谷川士清:国学者
- 中村麻美:画家
- 西岡兄妹:漫画家
- 西田半峰:画家(旧・一志郡七栗村出身)
- 野田暉行:作曲家
- 三浦佑之:国文学者(古代文学・伝承文学)、千葉大学名誉教授、立正大学教授、三浦しをんの父。(旧美杉村出身)
- 山路芳久:テノール歌手
- 吉村英夫:映画評論家、元愛知淑徳大学教授
- 米川みちこ:児童文学作家
芸能・放送
- AZU : 歌手
- いとうあこ : グラビアアイドル
- うたまろ : 歌手
- 浦口史帆 : 東海テレビ放送アナウンサー
- 岡あゆみ : 女優
- 久野誠:CBCテレビアナウンサー
- 粉川真一 : 宮崎放送アナウンサー
- 下條由香里:元中京テレビ放送アナウンサー
- 田中美都子 : フリーキャスター。TBSニュースバードに出演
- 多森成子 : ローカルタレント、気象予報士
- 成田ゆうこ: タレント
- 橋爪秀範:日本放送協会アナウンサー
- 藤神敬也 : 歌手
- 本田恵美 : 元中京テレビ放送アナウンサー
- 満仲由紀子:声優(旧・久居市)
- 水分貴雅:CBCテレビアナウンサー
- 望木聡子:名古屋テレビ放送アナウンサー
- RIO:ディスクジョッキー
スポーツ選手
- 伊藤大輔:レーシングドライバー
- 岩出玲亜:陸上競技選手(旧・一志町出身)[12]
- 川崎貴弘:プロ野球選手(中日ドラゴンズ所属)
- 金崎夢生 : サッカー選手(鹿島アントラーズ所属)
- 金村キンタロー : プロレスラー(XWF)
- 北尾光司(双羽黒) : プロレスラー、元関取(横綱)
- 琴風豪規(尾車親方) : 相撲指導者、元大関
- 御給匠 : サッカー選手(FC大阪所属)(旧・久居市出身)
- 妹尾直哉:サッカー選手(ガンバ大阪所属)
- 野崎陽介:サッカー選手(横浜FC所属)
- 林一章:サッカー選手(デッツォーラ島根所属)
- 平井香菜子 : バレーボール選手(久光製薬スプリングス所属)
- 宮崎茂三郎 : 剣道範士、昭和天覧試合出場
- 森島貴之 : 騎手(笠松競馬場)
- 山口直子:女子プロボクサー選手、前WBA女子世界スーパーフライ級王者(第5代)、第2代OPBF東洋太平洋女子同級王者。
- 吉田沙保里 : 女子レスリング選手、アテネ・北京・ロンドン五輪金メダリスト、国民栄誉賞受賞(旧・一志町出身)
- 西岡良仁 : テニス選手
その他の出身人物
- 萩美香 : 2007年度ミス日本受賞者
- 山崎三四造 : 縄文時代の生活を再現していた一人者。アマチュア考古学者・歴史研究家(旧・一志町出身)
- 杉山和一 : 検校、管鍼法の発明者。世界初の盲学校設立者と言われている
- 澤木興道 : 曹洞宗僧侶
- ドン小西:ファッションデザイナー
- 茨木政彦 - 集英社漫画雑誌元編集長
津市を舞台にした作品
市民歌
「このまちが好きさ」
その他
- 平成の大合併において都道府県庁所在地が新設合併した事例は、埼玉県さいたま市、静岡県静岡市、青森県青森市、富山県富山市、島根県松江市、山口県山口市、佐賀県佐賀市に次いで8例目である。
- 2005年10月1日に山口県山口市が周辺自治体と合併したために、当市が全国の県庁所在地としては一番人口の少ない都市となった。その後、当市と周辺自治体の合併により、県庁所在地として一番人口の少ない都市は再び山口市となった。
- 1955年7月末、市内の橋北中学校で大規模な水難事故(橋北中学校水難事件)が発生した。以来、三重県内の中学校には全て水泳場の設置が急がれた。
脚注
- ↑ 「似た公共施設 重い負担 合併10年 統廃合の議論停滞」朝日新聞2015年4月23日付朝刊、名古屋本社版34ページ
- ↑ 『朝日新聞』、津市ホームページ。
- ↑ 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第2巻、歴代知事編纂会、1984年。『朝日新聞』。
- ↑ まだ現役「津消式」
- ↑ 三重県神社庁
- ↑ [1], [2]
- ↑ [3], [4]
- ↑ 野邊野神社, [5], [6], [7]
- ↑ 医薬品インタビューフォーム 日本標準商品分類番号876134 (PDF) (明治製菓)
- ↑ 10.0 10.1 『るるぶ伊勢志摩 '07』2006年。95ページ)
- ↑ 京都新聞 (2015年4月14日). “河角龍典氏死去 立命館大文学部教授”. 47NEWS. 2017年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2017閲覧.
- ↑ 渡辺佳彦 (2014年11月17日). “眼相がいい 岩出玲亜が10代日本最高記録”. ニッカンスポーツ. 2014年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2014閲覧.
参考文献
- 『るるぶ伊勢志摩 '07』 JTBパブリッシング、2006-05。ISBN 978-4-533-06329-9。
関連項目
外部リンク
- 行政
- 観光
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