イオン (店舗ブランド)
イオン (AEON) は、イオングループが展開する店舗ブランドで総合スーパー (GMS) とスーパーマーケット (SM) の形態がある。
Contents
概要
店舗ブランドとしての「イオン」が誕生したのは2007年(平成19年)3月2日に開業した複合商業施設LoveLa万代にオープンしたラブラ万代店[1]である。この時は食品に特化した都市型スーパーマーケット業態であった[2]。その後、2008年(平成20年)3月13日にモリシア津田沼店を[3]、同年10月9日には南砂町スナモ店をオープンした[4]。
しばらくは複合商業施設に入居する都市型スーパーマーケットのブランドとしてイオンリテールが展開していたが、2010年(平成22年)3月10日にカルフールSAとの店舗名称使用ライセンス契約が前日の同年3月9日で終了した[5]事に伴い、旧・イオンマルシェが展開していたカルフール6店舗を屋号変更して総合スーパーとしての「イオン」が誕生した[6]。その後、同年4月21日にイオン九州が運営していた戸畑サティを改装によりイオン戸畑店としてリニューアル[7]し、同年11月26日にイオンリテールが売上低迷や老朽化のため閉店したジャスコいかるが店跡地に、SSMであるイオンいかるが店をオープンした[8]。
そして、いかるが店がオープンする少し前の2010年(平成22年)10月6日にイオンマルシェ・マイカルを順次イオンリテールへ吸収合併し、合わせて、2011年(平成23年)春以降にジャスコやサティの店舗名も順次「イオン」に変更・統一することが公式発表された[9]。
2011年(平成23年)に入ってからイオン北海道、イオン九州、琉球ジャスコ(現・イオン琉球)もグループ内で追随するように各社が展開していたジャスコ・サティ・ポスフールの名称を廃止し、一斉に「イオン」へ変更・統一することを発表した(琉球ジャスコは「ジャスコ」のみの展開であるため、店舗名称変更の扱いとなっている)[10][11][12]。
2011年(平成23年)3月1日に広島サティを除くジャスコ・サティ・ポスフール、そして、イオンリテールで唯一のマックスバリュ店舗であったマックスバリュ中条店が一斉にブランド変更を行い、「イオン」に統一された[13][14](広島サティは2011年(平成23年)7月18日に閉店[15])。
イオングループ内では、長年イオン株式会社(旧・ジャスコ株式会社)が運営してきた「ジャスコ」に加え、近年の企業買収により獲得した「サティ(マイカルおよびイオン九州[注 1]運営)」、「ポスフール(イオン北海道運営、かつてはマイカル北海道運営のサティだった)」、「カルフール(イオンマルシェ〈旧:カルフール・ジャパン〉運営)」といった、複数の総合スーパーが並存する状態が続いていたが、今回のブランド名変更で、グループ内の総合スーパーのブランド名が再度統一された。
2015年(平成27年)9月1日にはダイエーが運営していた店舗のうち、マックスバリュ北海道へ継承した札幌円山店を除く北海道の「ダイエー」8店舗とカテプリ新さっぽろの1店舗をイオン北海道へ、愛知県の5店舗をイオンリテールへ、マックスバリュ九州へ継承した吉塚店を除く九州地区の「ダイエー」24店舗をイオンストア九州(同社からの事業受託によりイオン九州が運営)へそれぞれ継承され、北海道と九州地区の店舗は店舗ブランドを「イオン」に一斉変更。愛知県内の店舗は「ダイエー」のままイオンリテールへ継承されたが、同年9月27日をもって「ダイエー」としての営業を終了し、2日間の休業を経て、同年10月1日に店舗ブランドを「イオン」に変更した[16]。なお、カテプリ新さっぽろ店については2016年(平成28年)4月30日をもって一旦営業を終了。同年12月16日の第1期オープン(地下2階から2階部分)に伴って「カテプリ」に名称変更し、建物転借によりイオン北海道からイオンモールへ運営移管した[17][18]。
2016年(平成28年)3月1日には、ダイエーが運営していた宮城県・山梨県及び関東・関西地区の一部店舗の29店舗と、マックスバリュ東北が運営していた新潟県内の7店舗[注 2]の計36店舗をイオンリテールへ継承。継承後、旧「ダイエー」店舗のうち28店舗については、北本店(埼玉県北本市)を皮切りに順次「ダイエー」としての営業を終了し、2日間の休業を経て店舗ブランドを「イオン」に屋号変更されており、3月30日の金剛店(大阪府大阪狭山市)、古川橋駅前店(大阪府門真市)、富雄店(奈良県奈良市)、三田店(兵庫県三田市)の屋号変更をもって完了[19]。残る碑文谷店(東京都目黒区)は5月5日をもって「ダイエー」としての営業を終えて改装に入り、12月16日に1階から4階部分の営業を再開し、店舗名をイオンスタイル碑文谷に改めた[20]。また、旧「マックスバリュ」店舗は継承前の同年2月27日までに営業を一旦終了して改装に入り、村上肴町店(新潟県村上市)を皮切りに順次「イオン」へ屋号変更の上営業を再開し、亀田店(新潟県新潟市江南区)の営業再開により完了した。
店舗名称について
旧店舗ブランドからイオンにブランド変更された際、同じ店舗名が旧店舗ブランドに複数存在する場合はどちらか一方の店舗の名称が変更された。例えば、ジャスコ福岡東店と福岡東サティの場合、福岡東サティはそのまま福岡東店に変更されたが、ジャスコ福岡東店はモール名称を取って福岡ルクル店[注 3]に店舗名称が変更された。また、2015年に実施したダイエーの店舗網再編の際にも重複の可能性のある店舗を変更したり逆に維持している店舗もある[注 4]。
また、秋田中央店(旧・秋田サティ)や宇城バリュー店(旧・ジャスコ小川店)[注 5]のように、ブランド変更に伴って単体で店舗名を変更した店舗も存在しており、旧ジャスコ店舗の一部で見られていた"新"+地名の店舗(既存店舗を閉店し、同じ場所に建て替えあるいは新店舗へ実質移転した店舗)は茨木店(旧・茨木サティ)との店舗名重複を避けるためブランド名変更のみとなった新茨木店(旧・ジャスコ新茨木店)や新名取店(旧・ジャスコ新名取店)[注 6]といった一部の例外を除き、ほとんどはブランド変更に合わせて"新"を取り、地名のみの店舗名となった。
岡山県倉敷市にあるジャスコイオン倉敷店とジャスコ倉敷店については、総合スーパーとしての機能をジャスコイオン倉敷店に統合し、店舗名から"ジャスコ"が除かれ、倉敷店に。一方、一部フロアがマックスバリュ西日本運営のザ・ビッグ倉敷店となっているジャスコ倉敷店についてはディスカウントストアに業態転換し、ザ・ビッグ倉敷笹沖店となった[注 7]。
また、2014年(平成26年)以降に新規出店やリニューアルオープン等で増加している「イオンスタイルストア」に関しては、開始当初、従来通り「イオン+(地域名)店」の店舗名称であったが、2015年(平成27年)に店舗名称を「イオンスタイル+地域名」に改め、既に「イオンスタイルストア」として運用していた「イオン」の一部店舗も順次店舗名称の改称が行われている。
店舗外観・内装
2011年のイオン統一化および2015年のダイエー店舗再編時における店舗ブランド統一の際、JUSCOやSATY・Posful・daieiからÆONへの看板の掛け替えが間に合わなかった店舗が少なくなかった。一方でイオン統一以前から2000年代以降に開店したショッピングセンターを中心にイオングループであることを示す『ÆON』もしくは、店舗上層階立体駐車場と地上を結ぶスロープの壁面に『ÆONGroup』という看板を提示していた店舗も存在した。正式な変更日よりも前に看板の掛け替えを終えた店舗では金融機関のように新社名の看板の上に旧社名の幕で隠すことは行わなかった。店舗内においても一部は新しい案内物に更新されたがポスターや店舗案内版・店内表示などで旧ロゴ(JUSCO・SATYなど)の上に「ÆON・イオン」表示のシールや白テープを張って対処する場合が多い。
店舗内装もブランド統一後にリニューアルした店舗を除き継続使用している。総菜売り場もおもに旧ジャスコでは「READY MEAL」[注 8]、旧サティ・ポスフールでは「DELICATESSEN」と表記されている。
イメージキャラクター
- 武井咲 - 2011年(平成23年)3月からイオンのCMに出演。
- HKT48 - 2015年(平成27年)9月からイオン九州限定のCMに出演。
- Wake Up, Girls! - 2016年(平成28年)9月からイオンの東北地区限定のCMに出演。
店舗
なお、福井県には店舗がない。
総合スーパー (GMS)
総合スーパーのイオンはイオン北海道、イオンリテール、イオン九州、琉球ジャスコ(現・イオン琉球)が運営していたジャスコ、マイカルとイオン九州が展開していたサティ、そしてイオン北海道の単独業態だったポスフール[注 9]の3ブランドが2011年(平成23年)3月1日に変更・統合により誕生した。
また、この統合以前にもカルフールから業態転換したイオンブランドの店舗(イオンリテール運営)が、関東と関西の一部地域に展開していた(計7店舗)ほか、イオン戸畑ショッピングセンターの核店舗であった「戸畑サティ」が2010年(平成22年)4月に「イオン戸畑店」に改称されていたが、この大幅転換により4社合計で408店舗に拡大した。
なお、同年7月18日で閉店した広島サティは運営会社が合併によりイオンリテールに変更となったものの、すでに閉店が決まっていたため、旧名称のまま営業を続けた。一部がマックスバリュ西日本運営のザ・ビッグ倉敷店となっているジャスコ倉敷店はディスカウントストアのザ・ビッグ倉敷笹沖店に、マックスバリュ長野で唯一運営していたジャスコ新白馬店はスーパーマーケットのマックスバリュ白馬店にそれぞれ業態転換された(マックスバリュ長野では当初、イオンリテールから長野県内のジャスコ4店舗を譲り受けたが、マックスバリュに業態転換された新白馬店を除く3店舗は順次ザ・ビッグに転換。マックスバリュ白馬店に関しても2014年10月4日にザ・ビッグに再業態転換)。
ブランド統合を完了してから2015年8月までに32店舗の新規開業[注 10]と14店舗の閉鎖を行い、18店舗増加した。
そして、2015年9月1日のダイエーの店舗網再編により、北海道の「ダイエー」8店舗と「カテプリ新さっぽろ」がイオン北海道へ、九州地区の「ダイエー」24店舗がイオンストア九州(同社からの事業委託によりイオン九州が運営)へそれぞれ移管し、一斉に「イオン」へブランド変更したことで33店舗追加。その際、壱岐店とプラザ大島店も移管したことにより、これまで「イオン」では展開されていなかった離島にも進出した。愛知県の「ダイエー」5店舗は店舗ブランドを変更せずにイオンリテールへ移管された後、同年9月27日をもって「ダイエー」としての営業を終了し、2日間の休業を経て、同年10月1日に「イオン」へブランド変更したことで、もう5店舗追加。その間に1店舗の閉鎖があった。
2015年10月から2016年2月にかけ、3店舗の開業[注 11]と1店舗の閉鎖を行い2店舗増加。2016年3月1日に、本州の一部の「ダイエー」29店舗がイオンリテールへ移管され、うち28店舗は順次「イオン」へブランド変更したほか、同時期に新規店舗も1店舗[注 12]開業したことであわせて29店舗増加。同年4月から12月にかけ、4店舗の開業[注 13]と4店舗の閉鎖[注 14]が行われた。
2017年は9店舗の開業[注 15]と7店舗の閉鎖が行われ、2店舗増加。
2018年は1月から2月にかけて3店舗を閉鎖した一方、同年3月から6月にかけて5店舗[注 16]を開業すると共に、「イオンスーパーセンター」から1店舗がブランド変更となり[21]、3店舗増加したため、2018年7月18日現在は499店舗が運営されている。
イオンリテールの公式サイトには運営会社や業態に関係なく全国の「イオン」が掲載されている[注 17]。
- 1280px-AEON-STYLE Otsu-Kyo.jpg
イオンスタイル大津京
(滋賀県大津市、イオンリテール運営)
ジャスコから転換した店舗の例
特徴的な店舗
GMS業態の店舗は衣食住のフルライン展開で、単独での出店・ショッピングセンターの核店舗での出店に関わらず、複数階にフロアを構えるのが通常であるが、中には通常のGMS業態の店舗とは異なる以下のような特徴的な店舗が存在する。
- 食料品や日用品などに特化し、「マックスバリュ」や近年の「ダイエー」のようなSSM型の店舗
- 食品スーパー部分を(イオングループ内外を問わず)他社に委託し、直営フロアを衣料品などの特定の取り扱い品目のみに専念した特化型店舗
- 衣食住のフルライン展開ではあるものの、建物が平屋建てのワンフロア型店舗
- 看板類(屋上のサイン看板や駐車場入口看板など)を通常のマゼンタベースからホワイトベースに変更している景観配慮型店舗
- Aeon Ikaruga 2011.JPG
イオンいかるが店
(奈良県生駒郡斑鳩町、イオンリテール運営)
SSM型店舗の例 - AEON Ogori Shop.jpg
イオン小郡店
(福岡県小郡市、イオン九州運営)
ワンフロア型店舗の例 - AEON Shoppers Fukuoka Shop.JPG
イオンショッパーズ福岡店
(福岡県福岡市中央区、イオン九州運営)
景観配慮型店舗の例
スーパーマーケット (SM)
スーパーマーケットのイオンは、イオンリテールが運営する、地域に密着した食料品・日用品中心のスーパーマーケットである。前述のとおり、複合商業施設内への出店だったこともあり、これらの店舗では「イオン食品館」の屋号を掲げている。2011年(平成23年)3月1日にはイオンリテールで唯一のマックスバリュとして営業していた中条店(新潟県胎内市)が「イオン」へブランド変更した。
その後、スーパーマーケット業態での新規店舗も開業するようになり、2015年(平成27年)12月4日にイオンタウン仙台富沢の核店舗としてオープンした仙台富沢店(宮城県仙台市太白区)は、イオンリテール運営店舗で初となる売場面積1,000平方メートル以下の小型店舗(約840平方メートル)[22]。2016年(平成28年)3月5日にオープンした広野店(福島県双葉郡広野町)は広野町の公共商業施設である「ひろのてらす」に入居する店舗である[23]。同年7月12日には、山梨県甲府市の商業施設ビルKoKoriの地下1階に、甲府ココリ店をオープンした[24]。
また、前述のとおり、同年3月1日にマックスバリュ東北が運営していた新潟県の「マックスバリュ」7店舗がイオンリテールへ継承され、同年3月15日に村上肴町店が開業したのを皮切りに、同年3月17日に山二ツ店(新潟県新潟市中央区)、同年3月19日に荒川アコス店(新潟県村上市)、同年3月22日に藤見町店(新潟県新潟市東区)、同年3月24日に上木戸店(新潟県新潟市東区)、同年3月26日に笹口店(新潟県新潟市中央区)と順次「イオン」としてオープンし、同年3月30日にオープンした亀田店を以ってマックスバリュ東北から継承したすべての店舗を「イオン」としてオープンした[25]。
なお、モリシア津田沼店と南砂町スナモ店は2017年8月31日をもって閉店し、ダイエーへ吸収分割の上で継承され、屋号を「ダイエー」に改め、後述するフードスタイルストア(AEON FOOD STYLE by daiei)業態に移行して同年9月5日にオープンした[26][27]。
同年9月20日には、埼玉県吉川市にあるイオンタウン吉川美南の2期区画の増床オープンに合わせ、核店舗として、SSM業態のイオン吉川美南店がオープンした[28]。
このため2017年9月時点で、スーパーマーケット業態は新潟県が9店舗、島根県が2店舗。宮城県・福島県・埼玉県・山梨県・鳥取県が各1店舗ずつの計13店舗を展開する。
また、上記以外の「マックスバリュ」については統合は行われず、従来通りの屋号で展開される。
イオンエクスプレス
イオンリテールでは、「イオン」の派生業態として小型スーパーマーケット「イオンエクスプレス」を展開しており、エクスプレス仙台荒町店(宮城県仙台市若林区)を実験店として開業したのを皮切りに、都市部に展開している。
これまではイオンの店舗案内サイトには掲載されなかったが、2016年7月に宮城県仙台市内の7店舗がイオンの店舗案内サイトに掲載されるようになった。同年12月5日には、大阪府大阪市平野区にエクスプレス平野駅前店が、2017年11月25日には島根県松江市にエクスプレス上乃木店が順次オープンした。
2018年5月時点で、宮城県12店舗、大阪府1店舗、島根県1店舗の計14店舗が「AEON.com」内のイオングループ店舗一覧に掲載されている。
新店舗分類
イオングループでは2014年10月に、2015年1月のダイエーの完全子会社化などを踏まえ、既存店舗を5業態に再分類した上でそれぞれについて改革を行う方針を明らかにしており[29]、イオン・ダイエーについては以下の3業態に分けられる。
イオンスタイル
ファミリー向け業態。「商品やサービスを通して生活の“スタイル”をご提案する」をキャッチコピーとする。店舗によっては衣料品を扱わない等、特定の品目に特化した構成となる。
この業態に関しては旭川駅前店(北海道旭川市)など、2014年以降に新規開業あるいはリニューアルオープンした一部店舗から運用を開始しており、2015年4月24日にはレイクタウン店(埼玉県越谷市)と鎌取店(千葉県千葉市緑区)の2店舗が改装オープンに伴ってい店舗名称を「イオンスタイルレイクタウン」と「イオンスタイル鎌取」に変更したのを皮切りに、多摩平の森(東京都日野市)や茨木(大阪府茨木市)など、イオンリテールが運営する一部店舗も順次、店舗名称を「イオンスタイル」に改称。「イオン」の1号店であるラブラ万代店も、2016年7月22日の改装オープンに伴って店舗名称を「イオンスタイルラブラ万代」に変更した[30]。また、イオン琉球が運営するライカム店(沖縄県中頭郡北中城村)も「イオンスタイルライカム店[注 19]」に名称変更したほか、イオン九州でも平成28年熊本地震の影響で休業していた熊本店の2階が2016年7月20日の営業再開に合わせて九州地区での「イオンスタイル」1号店である「イオンスタイル熊本[注 20]」に改装し、同年9月10日には旧ダイエー店舗だった笹丘店をイオンスタイル笹丘に改称・リニューアルオープンしたことで、2018年5月時点で、29都府県・62店舗が「イオンスタイル」名義となっている。殆どの店舗が「イオン」からの転換[注 21]か新規開業だが、イオンスタイル碑文谷(東京都目黒区)は「ダイエー」から改装・休業を経て直接「イオンスタイル」に転換した店舗である。なお、ジャスコ時代から存在するイオンリテール運営の一部店舗やイオン九州運営の店舗の衣料品売り場では「ÆON STYLE STORE」の看板を掲げている店舗がある。
※ただし、幕張新都心(千葉県千葉市美浜区)・和歌山(和歌山県和歌山市)・天童(山形県天童市)・名古屋茶屋(愛知県名古屋市港区)は、直営店内に設置されているフロア案内と店名以外では、イオンスタイルのロゴと名称を使用していないため、出入口には他店と同様の「ÆON」の看板が設置してあり、出入口名は、イオンスタイルストアになっている。また、専門店街から直営ゾーンに入るところは、「ÆON STYLE STORE」となっている。
イオングランドジェネレーションストア
シニア向け業態。「グランドジェネレーション」とは、元々同社が2012年に「50代以上のアクティブ顧客」を指す名称として使い始めたもので(発案者は小山薫堂)[31]、きめ細かい接客を売りとする。
2013年5月にイオン葛西店(東京都江戸川区)で初めて導入され、その後、2014年4月にイオンマリンピア店(千葉県千葉市美浜区)[32]、同年9月にイオン八事店(愛知県名古屋市昭和区)[33]、2017年6月にイオンスタイル新茨木(旧イオン新茨木店、大阪府茨木市)[34]にも順次導入されたほか、2017年11月には新規店舗で初の「イオングランドジェネレーションストア」であるイオンスタイル検見川浜(千葉県千葉市美浜区)[35]がオープンし、2018年1月時点で5店舗がこの業態となっている。
フードスタイルストア
(イオンフードスタイル / ÆON FOOD STYLE by daiei) 「食にこだわる総合スーパー」がキャッチコピーの食品関連に特化した業態。原則として旧ダイエーのうち関東・関西地区の大規模店舗がこの業態にリニューアルまたあるいは改築・新規等の形態で出店している[36]が、マックスバリュ九州も熊本県熊本市にフードスタイルストアをコンセプトとする「COCOSA B1」1店舗を展開する[37]。。
本業態については2015年6月20日にリニューアルオープンしたダイエー赤羽店が1号店である。店舗ブランドは「ダイエー」のままだが、店舗外観に「ÆON FOOD STYLE」ロゴが掲げられている。2016年11月19日にリニューアルオープンした三軒茶屋店(東京都世田谷区、旧foodium)と東三国店(大阪府大阪市淀川区、旧グルメシティ)からは黒を基調とした「ÆON FOOD STYLE by daiei」の新しい店舗看板が掲げられている。
上記の通り、モリシア津田沼店と南砂町スナモ店は2017年9月5日よりイオンリテールからダイエーに継承され、この業態に変更された[38]。「イオン」店舗が「ダイエー」に転換するのはこれが初の例となる[39]。
また、2018年4月21日には旧イオン向日町店(後述)跡地に東向日店(京都府向日市)がオープン[40]。東向日店は店舗ブランドがこれまでの「ダイエー」ではなく、「イオンフードスタイル」となる。
2018年5月時点で「イオンフードスタイル」・「ダイエー」合わせて7都府県・23店舗がこの業態で展開している。
なお、この業態はあくまでダイエーの店舗であるため、先述のイオンの店舗数やイオンリテールの公式サイトの全国のイオン店舗案内には含まれていない。
閉店した店舗
本項では「イオン」にブランド変更された後に閉店した店舗を述べる。
東北地区
関東地区
- 下市店(茨城県水戸市、1982年(昭和57年)5月29日開店 - 2015年(平成27年)2月15日閉店)
- 旧伊勢甚ジャスコ時代から営業していた店舗の一つだった。
- 店舗の老朽化により閉店。
- 跡地には2018年10月に食品スーパー「イオン新下市(仮称)」がオープン予定。
- 取手店(茨城県取手市、1996年(平成8年)10月開店 - 2015年(平成27年)9月30日閉店)
- 開業当初はジャスコ取手店として営業していた。周辺地域に複数の大型店舗が進出したことで環境が変化し、それによる競争激化によって売上高が減少したことが要因[45]。
- つくば駅前店(茨城県つくば市、1985年(昭和60年)3月8日開店 - 2018年1月31日閉店)
- 開業当初はジャスコつくば店として営業、イオンつくば店に改称した後、イオンモールつくば開業を前に同店の核店舗につくば店の名を譲る形でつくば駅前店に改称した。つくばクレオスクエア「CREO」の核店舗であったが、つくば駅前店の閉店により、CREO全館の閉館に至った[46]。
- 北本店(埼玉県北本市、1980年(昭和55年)9月開店- 2017年(平成29年)6月30日閉店)
- つきみ野店(神奈川県大和市、2000年(平成12年)11月9日開店 - 2018年(平成30年)2月28日閉店)
- つきみ野サティとして開業。大和市唯一のシネマコンプレックスを併設していた。
- 閉店後は新たな商業施設へと建て替えられて2019年秋に開業予定[47]だが、併設されていたイオンシネマつきみ野は建て替え後の施設には入居せず撤退した[48]。
甲信越・北陸地区
- 新潟店(新潟県新潟市西区青山2[49]、1979年(昭和54年)8月開店[50] - 2012年(平成24年)2月20日閉店[49])
- 砺波店(富山県砺波市新富町[53]、1992年(平成4年)開店[53] - 2013年(平成25年)2月28日閉店[53])
- 東松本店(長野県松本市、1981年(昭和56年)3月25日開店 - 2015年(平成27年)3月24日閉店)
東海地区
- 美濃店(岐阜県美濃市、1991年(平成3年)9月12日開店 - 2012年(平成24年)10月14日閉店)
- 豊田店(愛知県豊田市、1975年(昭和50年)7月8日開店 - 2015年(平成27年)8月31日閉店)
- 津南店(三重県津市、2000年(平成12年)開店[59] - 2016年(平成28年)2月29日閉店[60])
近畿地区
- 藤井寺店(大阪府藤井寺市、1973年(昭和48年)12月1日開店 - 2014年(平成26年)2月28日閉店[63])
- イオンモール藤井寺の核店舗。店舗老朽化による全面建て替えに伴い一時閉店。
- 光明池店(大阪府和泉市、2001年(平成13年)2月6日開店 - 2014年(平成26年)8月31日閉店)
- 寝屋川店(大阪府寝屋川市、1978年(昭和53年)3月24日開店 - 2016年(平成28年)8月31日閉店)
- イオンモール寝屋川の核店舗(開業当初はジャスコ寝屋川店として開業)。全面建替に伴い一時閉店。
- 西神戸店(兵庫県神戸市西区、1988年(昭和63年)11月10日開店 - 2014年(平成26年)12月31日閉店)
- 向日町店(京都府向日市、1981年(昭和56年)開店 - 2015年(平成27年)5月31日閉店[64])
- 大久保店(京都府宇治市、1979年(昭和54年)3月8日開店 - 2016年(平成28年)5月31日閉店)
- ニチイ大久保店として開業。後に大久保サティ、2011年3月にイオン大久保店となった。店舗面積の狭さなどで消費者のニーズの多様化に対応できず、ピーク時に比べて売り上げが減少したことが閉店の理由[67]。
- 甲子園店(兵庫県西宮市、1993年(平成5年)6月17日開店 - 2017年(平成29年)10月1日閉店)
- 当初はプランタン甲子園として開業、ダイエーグループのプランタンデパート甲子園により運営されていた。1995年9月1日よりダイエー本社の運営に移管されダイエー甲子園店となったが、2016年3月1日にイオンリテールに移管され、同月10日にイオン甲子園店に改称した。
- 2017年2月28日に三菱地所が信託受益権を取得した後、2017年5月31日を以てリニューアルのために閉店することが発表されていた[68]が、同年5月下旬に食品売り場など一部のみ6月以降も暫く営業を継続することを発表[69]、2017年10月1日をもって全館閉店した。
- 2018年4月26日に「Corowa甲子園」としてリニューアルし、イオンは地下2階に食品主体の「イオンスタイル甲子園」として再出店した。
中国地区
- 出雲店(島根県出雲市、1981年(昭和56年)開店 - 2014年(平成26年)8月31日閉店)
- ジャスコ出雲店として開業し、2011年3月にイオン出雲店に改称した。
- 閉店後、全面建て替えを行い、2016年(平成28年)5月2日に「イオンモール出雲」の核店舗となる「イオンスタイル出雲」として再開業した[70]。
- 海田店(広島県安芸郡海田町、1982年(昭和57年)3月1日開店 - 2018年(平成30年)2月28日閉店)
- ニチイ海田店として開業、1996年9月20日に海田サティとなり、2011年3月にイオン海田店に改称した。
- 閉店後は新たな商業施設に建て替えられる[71]。
- 廿日市店(広島県廿日市市、1986年(昭和61年)5月開店 - 2014年(平成26年)4月30日閉店[72])
- ニチイ廿日市店としてオープンし、のち廿日市サティ→イオン廿日市店。
- 安岡店(山口県下関市梶栗町[73]、1989年(平成元年)9月15日開店[73] - 2013年(平成25年)9月末閉店[74])
- 鉄筋コンクリート2階建てで、売り場面積は延べ5,300m2(直営売り場面積4,573m2)[73]
- 閉店後、同じグループ会社のマックスバリュ西日本へ店舗継承されてディスカウントストアに業態転換し、2013年(平成25年)11月14日に「ザ・ビッグ安岡店」としてリニューアルオープンした[74]。
九州地区
- 西新店(福岡県福岡市早良区、1967年(昭和42年)9月14日開店 - 2016年(平成28年)5月31日閉店[75])
- 1958年(昭和33年)9月に丸栄の1号店として開店した「丸栄西新店」が前身で、5階建てに改築して新規オープン。開業当初は「ユニード西新店」として営業し、1980年代末期にディスカウントストアの「トポス西新店」へ業態転換されたが、2006年に店舗ブランド整理の為「ダイエー西新店」へ再転換。前述のとおり、2015年9月に「イオン西新店」となった。建物の老朽化が閉店の理由。閉店後、店舗は解体され、建て替える予定である[76]。
- 城野店(福岡県北九州市小倉南区、1981年(昭和56年)2月27日開店 - 2017年(平成29年)1月31日閉店[77])
- 開業当初は「ダイエー城野店」として営業しており、前述のとおり、2015年9月に「イオン城野店」となった。店舗を取り巻く環境の変化や建物の老朽化が閉店の理由。
- 水巻店(福岡県遠賀郡水巻町、1983年(昭和58年)4月29日開店 - 2017年(平成29年)3月31日閉店[78]
- 開業当初はユニード運営の「水巻アピロス」として営業し、1994年4月にユニードがダイエーに合併の際、「ダイエー水巻店」に改称。前述のとおり、2015年9月に「イオン水巻店」となった。店舗を取り巻く環境の変化やユーザーニーズへの対応・期待されるサービス対応が十分にできなくなったことが閉店の理由。
- 徳力店(福岡県北九州市小倉南区、1979年(昭和54年)10月23日開店[79] - 2017年(平成29年)8月31日閉店[80])
- 銅座店(長崎県長崎市、1969年(昭和44年)11月13日開店 - 2017年(平成29年)2月28日閉店[81])
- 鹿児島谷山店(鹿児島県鹿児島市、1996年(平成8年)3月1日開店 - 2017年(平成29年)1月31日閉店[82])
- 九州地区で3店舗目のハイパーマート業態として開業。開業当初は「ハイパーマート鹿児島谷山店」として営業し、2002年9月1日に「ダイエー鹿児島谷山店」へ転換。前述のとおり、2015年9月に「イオン鹿児島谷山店」となった。店舗を取り巻く環境の変化やユーザーニーズへの対応・期待されるサービス対応が十分にできなくなったことが閉店の理由。
移転した店舗
本項では「イオン」にブランド変更された後に移転し、旧店舗と同じ店舗名で営業している店舗を述べる。なお、以下に述べる木更津店と岡山店の新店舗は前述の新店舗分類の1つのファミリー向け業態である「イオンスタイルストア」として営業しており、2015年からは店舗名称を「イオンスタイル木更津」・「イオンスタイル岡山」に改称されている。
関東地区
- (旧)木更津店(千葉県木更津市朝日、1982年(昭和57年)11月17日開店 - 2014年(平成26年)8月31日閉店)
- 旧扇屋ジャスコ時代から営業していた店舗の一つで、木更津グリーンシティショッピングセンター(現在のイオンタウン木更津朝日)の核店舗として営業していた。
- 2014年10月18日に市内築地に開業したイオンモール木更津の核店舗として移転オープン。旧店舗跡の一部がグループ会社のカスミに継承され、同年11月14日にスーパーマーケット「フードスクエアカスミイオンタウン木更津店」としてオープン。2015年9月24日には木更津市役所の新庁舎建設に伴う仮庁舎として、市民部・福祉部・財務部・都市整備部・教育部などが旧店舗跡2階に移転して「朝日庁舎」が開設された。
- (旧)ユーカリが丘店(千葉県佐倉市ユーカリが丘4丁目、1992年(平成4年)3月6日開店 - 2016年(平成28年)6月5日閉店)
- 当初は「ユーカリが丘サティ」として開業し、2011年3月の店舗ブランド統合により「イオンユーカリが丘店」に改称した。
- 2016年6月10日に市内ユーカリが丘6丁目に開業したイオンタウンユーカリが丘の核店舗として移転オープンし、ファミリー向け業態として「イオンスタイルユーカリが丘」に再改称された[83]。
- 移転後、旧店舗跡はユーカリが丘の管理者でもある山万の運営となり、「スカイプラザ・モール」へ改称。2017年11月28日にオーケーが運営するスーパーマーケット「オーケーストア」などが入居し、1階分が先行リニューアルオープン(一部店舗は2017年12月にオープン)された。2階から4階部分は2018年1月以降改装が行われ、クリニックや総合スポーツクラブなどが入居する予定である[84]。
中国地区
九州地区
- (旧)姶良店(鹿児島県姶良市東餅田、1988年(昭和63年)11月25日開店 - 2016年(平成28年)2月14日閉店)
- 元々は旧姶良町を拠点とするスーパーを運営するヱビスヤ(後のマイカル南九州)とマイカル九州が共同で開業した鉄筋コンクリート3階建ての「サンシティ・リブレ」を前身とし、核店舗には「ショッピングデパートヱビスヤ」が入居していた。2000年にマイカル南九州とマイカル九州の統合により「姶良サティ」に改称し、2007年からはマイカル九州を合併したイオン九州が運営。2011年3月に核店舗が「イオン姶良店」に改称すると同時にSC名が「イオン姶良ショッピングセンター」となった。
- 2016年3月10日に、旧店舗の西側に位置する西餅田に開業したイオンタウン姶良の核店舗として移転オープンした。旧店舗は解体され、2017年4月22日に市民サービスセンター、事業所内保育施設、シネマコンプレックス、専門店街などで構成された東街区をグランドオープン。これにより、賃貸面積としてはイオンタウン最大規模のショッピングセンターに発展した[85]。
運営会社
日本
イオンは次のイオングループ各社が福井県を除く46都道府県で運営している(かつてはジャスコ・サティ・ダイエーが出店していたが、後に撤退している。旧ジャスコ店舗がない山梨県については旧サティ店舗の石和店が編入し、甲府昭和店が開業、2016年3月のダイエー店舗網再編により大月店が加わり、同年7月には食品スーパー業態の甲府ココリ店が開業。徳島県にはブランド統一後しばらく店舗が無かったが、旧ジャスコ店舗跡に出店する形で2017年4月にイオンスタイル徳島が開業)。マックスバリュと異なり、運営エリアは明確に分けられている。
- イオン北海道株式会社
- 営業エリア:北海道
- 「火曜市」や「お客さま感謝デー」、「お客さまわくわくデー」のTVCMはイオンリテールとは別のもの(マックスバリュ北海道と合同)を放映している。
- イオンリテール株式会社
- イオン九州株式会社
- 営業エリア:九州地区(沖縄県を除く)
- ダイエーから転換し店舗(イオンスタイル笹丘を含む)では、イオンストア九州株式会社から運営委託している(直営売場のレシートにも、イオン九州株式会社ではなく、同社の名称で表示される)している拠点も存在する。
- 九州地区の「火曜市」はマックスバリュ九州では実施されていなかった(代替で「木よう市」を実施する)ため、同社では「スーパー火曜市」として独自のTVCMを放映していたが、2012年11月20日よりマックスバリュ九州でも「火曜市」がスタートされたため、同年11月19日より共通のTVCMに差し替えとなっていた(マックスバリュ九州独自の「木よう市」は現在も並行開催されているため、CMの途中に「九州のマックスバリュでは木曜市も開催」のテロップが入る)。2014年6月30日からは再び九州地区限定の「火曜市」のTVCMが放映されている(当初は2012年11月以前のCMと同様だったが、後に複数回変更されている)。
- イオン琉球株式会社(旧・琉球ジャスコ株式会社)
- 営業エリア:沖縄県
- 独自セールである「水曜市」や「土日市」、「いちゃりば祭」はイオンにブランド変更も継続実施されている。
日本国外
中国やマレーシアでは日本国内での店舗ブランド統合後も「ジャスコ(JUSCO)」の屋号を継続していたが、順次日本国内と同じ「イオン(AEON)」に屋号変更している。2014年(平成26年)にはベトナムやカンボジアに順次進出したほか、中国でも江蘇省や湖北省に進出するなど、海外では店舗網の拡大が進んでいる。
なお、イオンストアーズ香港では「イオンスーパーマーケット(AEON SUPERMARKET)」の屋号で食品スーパー業態も展開している。
中国
店舗数(2015年2月現在) - 58店舗(イオンストアーズ香港13店舗、イオン華東1店舗、イオン湖北1店舗、イオン華南11店舗、北京イオン5店舗、広東イオン17店舗、青島イオン東泰10店舗)
- GMS業態 - 45店舗(イオンストアーズ香港8店舗、イオン華東1店舗、イオン湖北1店舗、イオン華南9店舗、北京イオン5店舗、広東イオン12店舗、青島イオン東泰9店舗)
- SM業態 - 13店舗(イオンストアーズ香港5店舗、イオン華南2店舗、広東イオン5店舗、青島イオン東泰1店舗)
- 永旺(香港)百貨有限公司(AEON STYLE STORE (Hong Kong) Limited - イオンストアーズ香港)
- 永旺華東(蘇州)商業有限公司(AEON EAST CHINA (SOZHOU) CO., LTD. - イオン華東)
- 永旺(湖北)商業有限公司(AEON (HUBEI) CO., LTD. - イオン湖北)
- 永旺華南商業有限公司(AEON South China Co., Ltd. - イオン華南)
- 営業エリア:広東省(深圳市、恵州市恵城区、佛山市順徳区)
- イオン華南では、2013年3月30日に開業した恵陽店から屋号が「AEON」となっている。
- 永旺商業有限公司(Beijing AEON Co., Ltd. - 北京イオン)
- 営業エリア:北京市・天津市
- 広東永旺天河城商業有限公司(Guangdong Aeon Teem Co., Ltd. - 広東イオン)
- 営業エリア:広東省(イオン華南が運営する地区を除く)
- 広東イオンでは、2013年1月2日に開業したスーパーマーケット海港城店から屋号が「AEON」となっており、同年3月1日に既存店全てを「AEON」に屋号変更し、広東吉之島天貿百貨有限公司(Guangdong JUSCO Teem Stores Co., Ltd、広東ジャスコチームストアーズ)から商号変更した[89]。
- 青島永旺東泰商業有限公司(Qingdao AEON Dongtai Co., Ltd. - 青島イオン東泰)
- 営業エリア:山東省
ASEAN諸国
店舗数(2015年2月現在) - 32店舗(イオンマレーシア29店舗、イオンカンボジア1店舗、イオンベトナム2店舗)
- AEON Co. (M) Bhd.(イオンマレーシア)
- 営業エリア:マレーシア
- イオンマレーシアでは、2012年(平成22年)4月14日にオープンしたイポーステーション18店から屋号が「AEON」となっており、既存店も順次「AEON」に屋号変更されている。
- AEON(CAMBODIA)Co.,Ltd.(イオンカンボジア)
- AEON VIETNAM CO.,LTD(イオンベトナム)
POSシステム
- 食品有人レジには東芝テック製 (M-8000・LS-790T) が導入されている。
- 食品有人レジ以外の有人レジには東芝テック製 (M-6800またはM-8000・客面ディスプレイタイプ) もしくは富士通製が混在している。
- セミセルフレジ(お支払いセルフレジ)では、チェッカー側は東芝テック製もしくは寺岡精工製が、精算機側は寺岡精工製が導入されている。
- セルフレジには日本NCR製[93]および富士通フロンテック製[94]が導入されている。
- WAONをはじめとするICカード読み取り機は、JREM製とパナソニック製を併用している。
注釈
- ↑ 旧:マイカル九州
- ↑ 2013年5月に自己破産を申請した株式会社パワーズフジミから継承し、居抜き出店していた
- ↑ モール名称の変更に伴い、2012年(平成24年)1月1日付で店名を福岡店に変更。
- ↑ ダイエー鹿児島店はそのままのブランド転換ではイオン鹿児島店と重複してしまうためイオン鹿児島鴨池店に変更している。またダイエー宮崎店でもイオン宮崎店との重複を避けるためイオン南宮崎店に変更している。一方、ダイエーショッパーズ福岡店は「ショッパーズ」の名称を外した場合既存のイオン福岡店と重複するため、店舗名がそのまま継承され、イオンショッパーズ福岡店となった。
- ↑ モール名称の変更に伴い、2012年(平成24年)1月1日付で店名を宇城店に変更。
- ↑ 現在は「イオン名取店」と"新"を取り除いた店名に変更されている。
- ↑ ザ・ビッグ倉敷店と倉敷笹沖店は建て替えのため2016年5月31日で閉店。建て替え期間中の仮店舗営業時以降はマックスバリュ西日本運営の「ザ・ビッグ倉敷店」に統一され、2017年4月22日に再開業。
- ↑ 旧ジャスコでも1990年代以前から内装が変わっていない店舗はDELICATESSENと表記されている場合もある。
- ↑ 元をたどればマイカル北海道(現:イオン北海道)運営のサティであり2002年(平成14年)に転換された。
- ↑ この中には、旧「ジャスコ」の時に閉店し、建て替えを経て、旧店舗と同じ場所に「イオン」として再出店している店舗も含まれる
- ↑ 四條畷、板橋前野町、常滑(3店舗共に「イオンスタイル」での出店)
- ↑ イオンスタイル堺鉄砲町
- ↑ 今治新都市、出雲、長久手、碑文谷(4店舗共に「イオンスタイル」での出店、碑文谷は旧ダイエー碑文谷店)
- ↑ このうち、カテプリ新さっぽろ店は全面改装に伴って2016年4月を以って休業に入り、同年12月16日の第1期リニューアルオープンを以って「カテプリ」に改称し、建物貸借により運営をイオンモールへ移管された
- ↑ イオンスタイル新小松、イオンスタイル徳島(ブランド統合後初めて徳島県へ出店)、イオンスタイル神戸南、イオンスタイルumie、乙金店、イオンスタイル豊田、イオンスタイル松本、イオンスタイル高崎駅前、イオンスタイル検見川浜
- ↑ 君津、座間、西風新都、甲子園、いわき小名浜(すべて「イオンスタイル」での出店)
- ↑ ただし、カテプリ新さっぽろ店のみイオン北海道に継承後も掲載されていなかった(イオン北海道の公式サイトにも記載がなく、店舗自体の公式サイトも独自のものとなっている)。その後、「カテプリ」への改装後にイオンモールの公式サイトに掲載されるようになる)
- ↑ なお、2017年2月に「三宮オーパ2」が開業するのに合わせて看板類が変更されるまでは画像の上部看板の「Opa」「ÆON FOOD STYLE by daiei」部分にダイエーのロゴが掲げられていた。
- ↑ ライカム店のみ、店名に「店」の文字を入れている。公式サイト上では当初イオンスタイルのブランド名を使用していなかった。
- ↑ ただし、「AEON.com」のイオングループ店舗一覧ページやイオン九州の店舗案内ページでは「イオン熊本店」のままである。
- ↑ イオンスタイル笹丘とイオンスタイル東戸塚は「ダイエー」から一旦「イオン」に転換した上で再度「イオンスタイル」に転換している。イオンスタイル甲子園は「ダイエー」から「イオン」に転換した後一度閉店し、「イオンスタイル」として再出店している。
出典
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- ↑ 掲載: 『イオンスタディ』 商業界臨時増刊2009年1月臨時増刊 (PDF/452KB) - 日本NCR公式ウェブサイト、2013年9月3日閲覧
- ↑ 「お客様とともに夢をかたちに」富士通導入事例レポート 対談 イオン株式会社 - 富士通公式ウェブサイト、2014年5月11日閲覧
外部リンク
- イオンリテール株式会社
- イオン北海道株式会社
- イオン九州株式会社
- イオン琉球株式会社
- 公式アカウント