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紋別市

もんべつし
紋別市
地方 北海道地方
都道府県 北海道 オホーツク総合振興局
団体コード 01219-0
面積 830.67km2
(境界未定部分あり)
総人口 22,300[編集]
住民基本台帳人口、2018年3月31日)
人口密度 26.8人/km2
隣接自治体 紋別郡興部町滝上町遠軽町湧別町
市長
外部リンク 紋別市
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紋別市(もんべつし)は、北海道オホーツク総合振興局管内にある。市名の由来は、現在の市内中央部を流れる藻鼈川を指すアイヌ語のモベッ(mo-pet、静かである・川)から。日高振興局の旧門別町(現日高町)と読みが同じだったため、「オホーツク紋別」または「北見紋別」と呼んで区別することがある。

地理

オホーツク総合振興局北部に位置、オホーツク海に面し、紋別港を有する。緯度は北緯44度、東経143度である。いわゆる「平成の大合併」以前では、いわき市静岡市札幌市芦別市についで全国の市で5番目に広い面積を有していた。北海道のオホーツク海沿岸のほぼ中央に位置し、一帯の土地は内陸へ徐々に高さを増し、西部は南北に連なる北見山地に南部は東西に起伏する千島山系に囲まれている。農耕地は天塩岳にその源を発する渚滑川流域より南東シブノツナイ川流域におよび、酪農・畑作が中心となっている。弁天岬から弓状に伸びる海岸線は風波を避ける天然の良港で、オホーツク海屈指の港まちである[1]

ファイル:Monbetsuview.jpg
紋別山から見た紋別市街
ファイル:Monbetsu city center area Aerial photograph.1978.jpg
紋別市中心部と紋別港周辺の空中写真。1978年撮影の8枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

自然

主な河川としては渚滑川・渚滑古川・ウッツ川・藻鼈川が挙げられる。主な山岳は北見富士・立牛岳が挙げられる。 冬季は流氷が接岸。市の南部は高台が広がる。

  • 山: 紋別山(通称:大山、334m)、北見富士(1306m)、立牛岳(629.9m)
  • 河川: ウッツ川渚滑川(しょこつ)、藻鼈川(もべつ)
  • 湖沼: コムケ湖、シブノツナイ湖、ヤソシ沼

隣接する自治体

  • 紋別郡
    • 興部町紋別市の北西に隣接(オホーツク海岸側に)
    • 滝上町紋別市のやや南西から西まで隣接(内陸側に)
    • 遠軽町紋別市の南西から南まで隣接(内陸側に)
    • 湧別町紋別市の南東に隣接(オホーツク海岸側に)

気候

市街地があるオホーツク海側の沿岸部は冬も温暖、内陸部は寒暖の差が激しい気候である。オホーツク海側に面する地域では、夏季にフェーン現象により気温が上がり、夜になっても気温が25度を下回らないことがあり、1994年8月7日には最低気温が28.1℃[2]という北海道内で最も高い最低気温を記録している。 過去に熱帯夜も5回記録している。紋別市内陸は遠軽町に近い気候で日平均気温は比較的低く湿度も低い。厳寒期は最低気温が-20℃を下回ることが多いが、降雪量は道央の日本海側より少なく、雪質は軽い。

紋別(網走・北見・紋別地方)の気候資料
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) -2.6(27.3) -2.5(27.5) 1.6(34.9) 8.8(47.8) 13.9(57) 16.3(61.3) 20.0(68) 23.0(73.4) 20.2(68.4) 14.7(58.5) 7.0(44.6) 0.4(32.7) 10.1(50.2)
日平均気温 °C (°F) -5.6(21.9) -5.9(21.4) -1.8(28.8) 4.5(40.1) 9.4(48.9) 12.6(54.7) 16.6(61.9) 19.4(66.9) 16.1(61) 10.3(50.5) 3.4(38.1) -2.5(27.5) 6.4(43.5)
平均最低気温 °C (°F) -9.3(15.3) -9.9(14.2) -5.4(22.3) 0.6(33.1) 5.2(41.4) 9.5(49.1) 13.9(57) 16.4(61.5) 12.3(54.1) 5.9(42.6) -0.3(31.5) -5.9(21.4) 2.7(36.9)
最低気温記録 °C (°F) -21.8(-7.2) -24.7(-12.5) -22.7(-8.9) -11.2(11.8) -3.3(26.1) -0.3(31.5) 4.3(39.7) 5.6(42.1) 1.6(34.9) -2.2(28) -11.8(10.8) -17.0(1.4) -24.7(-12.5)
降雪量 cm (inches) 128(50.4) 102(40.2) 92(36.2) 29(11.4) 2(0.8) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 30(11.8) 104(40.9) 487(191.7)
日照時間 102.1 119.8 162.4 174.3 183.2 158.9 146.6 154.8 162.1 156.5 108.1 98.0 1,726.8
出典#1: 気象庁[3]
出典#2: 気象庁[4]

歴史

  • 縄文時代より栄える。
  • 松前藩のオホーツク海沿岸の寄港地となる。
  • 1880年明治13年) - 紋別村外9か村戸長役場が設置される。(この年を紋別市の「開基の年」とする。)
  • 1897年(明治30年) - 紋別村外9か村戸長役場から湧別村戸長役場(現湧別町)が分離する。
  • 1900年(明治33年) - 渚滑村が渚滑村戸長役場を設置し、分離・独立する。
  • 1906年(明治39年) - 渚滑村が2級町村制を施行する。
  • 1909年(明治42年) - 藻鼈村(もべつ)と紋別村が合併し、2級町村制を施行し、紋別村となる。このときに沙留村瑠椽村を分離する。
  • 1918年(大正7年) - 渚滑村から滝上村(現滝上町)が分離する。
  • 1919年(大正8年) - 紋別村が町制施行を行い、紋別町となる。
  • 1921年(大正10年) - 紋別町が一級町村制を施行する。
  • 1932年(昭和7年) - 渚滑村から下渚滑村が分離する。
  • 1937年(昭和12年) - 渚滑村が村名を上渚滑村に改称する。
  • 1940年(昭和15年) - 下渚滑村が村名を渚滑村に改称する。
  • 1954年(昭和29年)7月1日 - 紋別町・渚滑村・上渚滑村の1町2村が合併し、市制施行を行い、紋別市となる。
  • 1978年(昭和53年)4月22日 - 道都大学開学(同年1月31日文部省の開学許可を受ける)
  • 1996年(平成8年)氷海展望塔オホーツクタワーの開設。

経済

産業

農業(畑作、酪農)、林業、漁業(特に毛がに・ホタテ)、観光が発達。 かつては郊外の山間地において金、水銀などを産出し、東洋一の産出量を誇った鴻之舞鉱山(金)や竜昇殿鉱山(水銀)などを抱えていたが、資源枯渇などによりいずれも昭和40年代には閉山した。

立地企業

銀行業

農業協同組合・漁業協同組合

商業

日本郵便

  • 紋別郵便局(集配局)
  • 上渚滑郵便局(集配局)
  • 小向郵便局(集配局)
  • 渚滑郵便局(集配局)
  • 紋別北浜郵便局
  • 紋別本町郵便局
  • 紋別大山郵便局
  • 沼ノ上郵便局
  • 紋別落石簡易郵便局
  • 紋別南が丘簡易郵便局
  • 紋別緑町簡易郵便局
  • 紋別花園簡易郵便局
  • 元紋別簡易郵便局
  • 藻別簡易郵便局
  • 中渚滑簡易郵便局
  • 中立牛簡易郵便局

宅配便

紋別南センター・紋別北センター

公共機関

警察

姉妹都市・提携都市

外国

地域

人口

紋別市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

消滅集落

2015年国勢調査によれば、以下の町または字は調査時点で人口0人となっている[5]

  • 紋別市 - 上渚滑町上立牛、上渚滑町上古丹、鴻之舞、港湾区域、上鴻之舞、海洋公園

医療

住宅団地

  • 北海道営住宅学園団地
  • 北海道営住宅学園第2団地
  • 北海道営住宅学園第3団地
  • 北海道営住宅であえーる幸団地
  • 北海道営住宅新町団地

教育

  • 専修学校
  • 高等学校
  • 中学校
    • 紋別市立紋別中学校
    • 紋別市立潮見中学校
    • 紋別市立渚滑中学校
  • 小学校
    • 紋別市立紋別小学校
    • 紋別市立潮見小学校
    • 紋別市立南丘小学校
    • 紋別市立小向小学校
    • 紋別市立渚滑小学校
    • 紋別市立上渚滑小学校
  • 特別支援学校
    • 北海道紋別養護学校
    • 北海道紋別高等養護学校
  • 大学施設
    • 北海道大学低温科学研究所環オホーツク観測研究センター分室
    • かつて、道都大学紋別キャンパスが存在し、美術学部、社会福祉学部が設置されていたが、2005年までに両学部とも札幌キャンパスに統合され撤退している。

交通

ファイル:Mombetsu bus terminal01.JPG
紋別バスターミナル

空港

港湾

鉄道

紋別市内を走る鉄道は無い。最寄り駅は、JR北海道石北本線遠軽駅となる。遠軽駅と当市との間に路線バスが走っている(所要時間約90分)。JTB時刻表には、紋別バスターミナルが中心駅として記載されている。

かつて市内を通っていた鴻紋軌道1948年(昭和23年)に廃止、旧日本国有鉄道渚滑線1985年(昭和60年)4月1日に廃止され、1987年(昭和62年)4月1日の日本国有鉄道の分割民営化後北海道旅客鉄道(JR北海道)に引き継がれた名寄本線1989年(平成元年)5月1日に廃止となっている。

バス

北紋バスが市内路線・長距離路線ともに運行する。

北紋バスとの共同運行で、以下の各社も乗り入れる。

道路

高速道路高規格幹線道路
一般国道
主要地方道
都道府県道
道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化財

  • 旧上藻別駅逓所[6] - 登録有形文化財
  • オムサロ台地竪穴群 - 道指定史跡
  • 紋別市栄遺跡 - 紋別市指定文化財
  • 小向原生花園 - 紋別市指定文化財
  • 紋別流紋岩 - 紋別市指定文化財

レジャー

ファイル:Mombetsu Oyama Skiing Ground.jpg
大山スキー場(2009年11月)
  • コムケ国際キャンプ場
  • 紋別市営大山スキー場
  • オホーツク庭園
  • 森林公園
  • 大山山頂園

観光

ファイル:Observation tower of Monbetsu Park.jpg
紋別公園の流氷展望台(2009年11月)

祭り

  • もんべつ観光港まつり(7月下旬)
  • もんべつグルメまつり(10月中旬)
  • もんべつ流氷まつり(2月中旬)

食文化

ファイル:Okhotsk Mombetsu White Curry.jpg
オホーツク紋別ホワイトカレー

メディア

過去に存在したメディア

その他

出身の有名人

紋別市を舞台にした作品

脚注

外部リンク

行政
観光