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ツリウム

ツリウム (: thulium) は原子番号69の元素元素記号Tm希土類元素の一つ(ランタノイドにも属す)。銀白色の金属で、常温、常圧で安定な結晶構造は六方最密充填構造 (HCP)。比重は9.32、融点は1545 °C沸点は1947 °C

空気中で表面がくもり、高温で燃えて Tm2O3 となる。加熱下でハロゲンと反応。水にゆっくりと溶け、熱水と反応。に易溶。安定な原子価は3価。存在量は少ない。

38 K(ケルビン)以下で強磁性を示す。

用途

エルビウムと同様に、光増幅器の添加物として光ファイバーに利用される。

歴史

ペール・テオドール・クレーベが1879年にホルミウムと同時に分離して発見[1]。スカンジナビアの古名トゥーレが語源というのが有力。これは、ラテン語での最北の地を意味する。

化合物

  • 酸化ツリウム(III) (Tm2O3)
  • フッ化ツリウム(III) (TmF3)

ツリウムの同位体

参考文献

  1. 桜井弘 『元素111の新知識』 講談社1998年、292~293頁。ISBN 4-06-257192-7 


テンプレート:ツリウムの化合物