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シーボーギウム

シーボーギウム: seaborgium)は原子番号106の元素元素記号Sg。安定同位体は存在せず、半減期も短い。超ウラン元素超アクチノイド元素であるが、その物理的、化学的性質はタングステンに類似するとされ、推定される原子価は+6価。

同位体に関しては、シーボーギウムの同位体を参照。

歴史

1974年カリフォルニア大学バークレー校ローレンス・バークレー国立研究所(アメリカ合衆国)でアルバート・ギオルソ等によって発見された(同年、ソ連のドゥブナ合同原子核研究所が発見したとの報告例あり)。

正式名称が決まるまではウンニルヘキシウム: unnilhexium, Unh)という系統名で呼ばれていたが、1997年に物理学者グレン・シーボーグを称えてシーボーギウムと付けられた[1]

1994年にこの名前が提唱された際、生存している科学者の名前を用いるということで不適当だと却下されたが、それでもアメリカ側が引かなかったため、IUPACも1997年に認めた。命名当時、存命中の人物にちなんで名付けられた元素は2例あり、シーボーギウムが初の事例である(もう一例はユーリイ・オガネシアン(1933年生)の名前にちなんで付けられたオガネソン)。シーボーグは命名の2年後、1999年に死去した。

出典

  1. 桜井弘 『元素111の新知識』 講談社1998年、420頁。ISBN 4-06-257192-7