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京王電鉄バス株式会社(けいおうでんてつバス、英称:Keio Dentetsu Bus Co.,Ltd.)は、2002年2月1日に設立され、同年8月1日に京王電鉄自動車事業部の事業一切を継承して営業を開始した、京王グループの中核バス会社である(京王バス株式会社としては1997年4月1日設立、同年10月1日営業開始)。
京王バス東、京王バス南、京王バス中央、京王バス小金井の4つの子会社を持ち、京王電鉄バスグループを形成している(本稿では各子会社についても扱う)。
本社は5社とも東京都府中市晴見町2-22、京王バス中央・府中営業所内にある「京王府中晴見町ビル」に所在する。ただし登記上の本店は、東京都多摩市関戸一丁目9-1の京王電鉄本社にある。
Contents
概要
一般路線バスの営業エリアは、新宿から東京23区西部および多摩地域であり、京王電鉄バスと京王バス東・京王バス中央・京王バス南の子会社各社の路線網は(子会社への管理委託路線も含め)、京王電鉄沿線のほぼ全域に及ぶ。そのほとんどが東京都内完結路線であるが、一部京王相模原線沿線など神奈川県内に乗り入れる路線もある。
高速バスは、バスタ新宿、渋谷マークシティ、立川駅などをターミナルに、山梨県、長野県、岐阜県、愛知県への中央高速バス、群馬県、長野県への関越自動車道・上信越自動車道経由の高速バス、静岡県への東名高速道路経由の高速バス、大阪府、兵庫県、宮城県への夜行高速バスを運行している。
京王電鉄沿線およびJR中央線沿線などから、羽田空港・成田空港への空港連絡バス、調布駅と東京ディズニーリゾートを結ぶ直行高速バスなども運行している。加えて、新宿駅西口、渋谷駅から京王電鉄沿線およびJR中央線沿線方面への深夜急行バスも運行している。
高速バス座席予約システムの「ハイウェイバスドットコム」は2000年に京王電鉄が開設し、バス事業分社化により京王電鉄バスに引き継がれ運営されている。
また、京王電鉄バスのコミュニティバスとして、桜ヶ丘営業所で日野市ミニバス(日野市)の運行を受託している(子会社におけるコミュニティバス運行受託は「#子会社」の節を参照)。
なお「京王電鉄バス」の名称は、本来は1997年4月1日に最初の分離子会社である京王バス株式会社(現・京王バス東株式会社)が設立された際、京王帝都電鉄(当時)直営で運営していたバス事業と区別するために付けられたものである。その後2002年にバス事業が京王電鉄から分社化される際、「京王電鉄バス」の名称がそのまま用いられた。
沿革
「京王電鉄#歴史」も参照。
京王電気軌道のバス事業
京王のバスの歴史は1913年4月15日、京王電気軌道が鉄道未成区間の新宿駅 - 笹塚駅間および調布駅 - 府中 - 国分寺駅間に、5両の車両で乗合バスを開業したことに始まる。これらは東京における最初のバス営業である。この路線は暫定的な輸送手段の色合いが濃く、1914年に調布駅 - 国分寺駅間が運休(のち廃止)、1915年には新宿駅 - 笹塚駅間も鉄道開業にともない廃止され、いずれも短期間で幕を下ろしている[1]。
京王が再びバス事業に乗り出すのは、昭和初期のことである。大正末期の関東大震災後に、萬歳自動車という会社が甲州街道の新宿三丁目 - 新町 - 代々幡間、新町 - 青山四丁目間にバスを運行していた。同社は1924年7月、甲州街道乗合自動車と社名変更し、路線を烏山・調布を経て多磨村の東京市営公園墓地(現・多磨霊園)まで延長していた。さらに1937年頃、武蔵小金井北側から五日市街道方面で営業する小金井乗合自動車、東京市内の音羽などに路線を持つ山之手乗合自動車を買収合併し、甲州街道乗合の路線網は、甲州街道沿いにとどまらず広範囲にわたっていた[1]。
甲州街道に並行して軌道線をもつ京王電軌は、甲州街道乗合の発展を脅威と感じ、1927年5月に同社の持株の過半数以上を取得して関連会社とし、1937年12月に甲州街道乗合を完全買収して事業の一切を吸収した。これにより京王電気軌道自動車課および同課笹塚営業所が設置され、軌道先行バスの廃止以来22年ぶりに直営バス事業が再開された[1]。これが現在の京王電鉄バスグループにつながる源流となる。さらに甲州街道乗合買収の同日に、高尾遊覧自動車も買収した。
その他にも周辺事業者の買収を積極的に進め、1937年6月に藤沢自動車(神奈川中央交通の前身)、同年7月に中野乗合自動車(関東バスの前身)と周辺のバス事業者を系列化した[1]。
多摩地域では、1938年3月に武蔵中央電気鉄道および同社の傘下にあった八王子市街自動車(八王子 - 高尾山下)を買収し、八王子営業所を開設した。また同年に高幡乗合自動車(高幡不動 - 立川)を、翌1939年に由木乗合自動車(八王子 - 由木 - 相原)を買収し、事業を吸収している[1]。
京王電軌は直営バス事業再開後、青山や十二社などへ路線エリアを拡大し、1935年設立の東都乗合自動車および1916年設立の鳩ヶ谷自動車(ともに国際興業バスの前身)を傘下に収めるなど、バス事業者としても都内有数の事業者として勢力を強めていった[1]。
しかしその矢先に大東亜戦争(太平洋戦争)が勃発し、1942年2月1日には陸上交通事業調整法に基づく戦時統合のため、新宿以東の山手線内の以下3区間が東京市へ譲渡された。
そして1944年5月31日、京王電軌は東京急行電鉄に合併され、いわゆる大東急が成立するに至った[1]。
京王電軌以外のバス事業
京王電軌が直営で運行していたバス路線のエリアは、おおむね甲州街道上または新宿区十二社周辺および、現在の多摩地域であった。
現在の京王バス東・中野営業所および永福町営業所が管轄する路線の多くは、東京横浜電鉄傘下の東横乗合(東急バスの前身)が、中野・杉並両区内の事業者を統合して運行していたものである。
このうち、現在の三鷹線(鷹64系統)の原型路線は、1935年に帝都電鉄(京王井の頭線の前身)に譲渡され、帝都電鉄バスとして運行されていた。
1935年、帝都電鉄も乗合バス事業に着手し、 大宮八幡 - 小金井間、井の頭公園 - 牟礼間の2路線で営業開始している。これは東横乗合が1932年に城西乗合自動車から買収した路線を譲渡されたものである[1]。
「東急バス#大東急解体と東都乗合・関東乗合の東急グループ離脱」も参照。
年譜
京王電軌・大東急時代(1913 - 1948)
- 1913年4月15日 - 京王電気軌道、鉄道未成区間の補助として、新宿駅 - 笹塚駅間および調布駅 - 府中 - 国分寺駅間で乗合バスを開業[2]。
- 1914年2月 - 調布駅 - 府中 - 国分寺駅間の乗合バスを運休。そのまま廃止。
- 1915年2月15日 - 新宿駅 - 笹塚駅間の乗合バス、鉄道開業に伴い廃止。
- 1937年12月1日 - 甲州街道乗合自動車(新宿駅 - 八王子駅 - 高尾山間他)を完全買収し事業一切を吸収。京王電気軌道自動車課および同課笹塚営業所を開設[1]。京王電気軌道の乗合バス事業が復活する[2]。
- 1938年3月21日 - 武蔵中央電気鉄道の乗合バス事業(旧・八王子市街自動車株式会社)を買収し、京王電気軌道の乗合バスとして運営[2]。自動車課八王子営業所を開設[1]。
- 1939年3月1日 - 由木乗合自動車株式会社(八王子 - 由木 - 相原間)を買収し、事業を吸収[2]。
- 1942年2月1日 - 陸上交通事業調整法に基づく戦時統合のため、東京市内(山手線以内)の路線を東京市へ譲渡[2]。
- 1944年5月31日 - 陸上交通事業調整法により東京急行電鉄(いわゆる大東急)と合併、「京王営業局」として営業開始[2]。
- 1944年8月1日 - 府中乗合自動車商会を買収し、事業を吸収。
京王帝都・京王電鉄直営時代(1948 - 2002)
- 1948年6月1日 - 東京急行電鉄(大東急)から分離独立し、京王帝都電鉄(現・京王電鉄)として会社設立。直営のバス営業所として、京王帝都電鉄中野営業所・国分寺営業所(現・府中営業所)・八王子営業所の3営業所を開設[2]。京王線以北を中心とするバス路線を東急から譲受。
- 1949年4月 - 都内で初のディーゼルバスを導入。
- 1951年6月1日 - 観光バス事業を開始[2]。
- 1953年7月21日 - 新宿営業所を新設[2]
- 1955年12月10日 - 笹塚営業所が世田谷区へ移転、世田谷営業所(1970年12月1日廃止、永福町営業所へ統合)となる[2]。
- 1958年3月18日 - 世田谷営業所から分離独立する形で、観光バス営業所を代田橋に移転新設[2]。
- 1960年4月1日 - 八王子市街地区でワンマンカーを導入[2]。
- 1962年1月16日 - 小金井支所が府中営業所より独立、小金井営業所となる[2]。
- 1963年1月16日 - 練馬営業所を新設[2](1975年9月1日廃止、中野営業所へ統合)。
- 1964年1月14日 - 観光バス営業所を千歳烏山へ移転(営業事務所のみ移転)[2]
- 1964年5月16日 - 府中営業所桜ヶ丘支所(現・京王電鉄バス桜ヶ丘営業所)を新設[2]
- 1967年4月16日 - 新宿営業所を廃止[3]
- 1967年5月16日 - 府中営業所調布支所(現・京王バス東・調布営業所)を新設[2]
- 1967年7月16日 - 観光バス営業所を新宿営業所跡地へ移転[2]
- 1968年8月 - 府中営業所桜ヶ丘支所が桜ヶ丘営業所に昇格[4]。
- 1970年12月1日 - 世田谷営業所(旧・笹塚営業所)を永福町営業所へ統合の上廃止[2]。
- 1971年3月26日 - 多摩ニュータウンにおけるバス運行を開始[2]。
- 1971年4月5日 - 新宿駅西口に新宿高速バスターミナルが完成[2]。
- 1972年3月1日 - 永福町営業所内に永福町中央工場を新設[2]。
- 1973年3月 - 本社観光バス課と観光バス営業所を一本化し、観光バスセンターを設立[3]。
- 1974年10月 - 中野営業所で無担当車制を正式導入。他の営業所でも担当車制を順次廃止、1978年中には完了[3]。
- 1975年4月 - 路線バスの塗色を変更、2色に簡略化(2代目京王帝都カラー)[3]。
- 1976年4月 - 路線バスのワンマン化が完了[2]。
- 1976年7月 - 路線バスに冷房車を導入[2]。
- 1977年 - 京王帝都電鉄(当時)八王子営業所高尾車庫を開設。寺田支所の前身となる。
- 1980年4月16日 - 路線バスで深夜バスの運行を開始[2]。
- 1981年11月4日 - 高尾車庫を閉鎖し、八王子営業所寺田車庫を開設。
- 1983年7月 - 桜ヶ丘営業所多摩車庫を開設。
- 1984年4月2日 - 桜ヶ丘営業所を多摩車庫へ移転して多摩営業所とする[2]。同時に、桜ヶ丘営業所は多摩営業所桜ヶ丘車庫に降格[4]。
- 1986年8月20日 - コミュニティバス「日野市ミニバス」の運行を開始[2]。ミニバス用に日野・レインボーRBを導入。
- 1988年9月2日 - 路線バスに機械式AT車を初導入[2]。
- - 東京オペラシティタワー建設のため、新宿営業所の跡地にあった観光バス営業所が廃止。
- 1990年6月 - 路線バスの車体塗色を再度変更[2]。「リフレッシング京王」によるCI導入、アイボリーに京王レッド・京王ブルーのストライプ(京王電鉄カラー)となる[5]。
- 1991年9月17日 - 京王八王子駅バスターミナル(一般路線バスのりば)使用開始[2]。
- 1992年3月25日 - 八王子営業所を八王子駅北口の旭町から、長沼町の北野車庫へ移転[4](跡地には京王プラザホテル八王子が1994年9月9日開業)[2]。
- 1992年3月25日 - 京王帝都電鉄(当時)八王子営業所南大沢支所(現・京王バス南・南大沢営業所)を開設[2]。
- 1993年10月 - 京王線・路線バス開業80周年、井の頭線開業60周年記念行事が実施される[2]。
- 1994年8月26日 - 路線バスにワンステップバスを導入[2](日産ディーゼル・JP)。
- 1995年8月28日 - 路線バスに車椅子用スロープ板付き超低床バスを導入[2]。
- 1996年10月1日 - 路線バスに車椅子用スロープ板付き小型バスを導入[2](日産ディーゼル・RN)。
- 1997年4月1日 - 最初の分離子会社として「京王バス株式会社」(現・京王バス東)を設立[2]。
- 1997年10月1日 - 京王バス株式会社営業開始。京王帝都電鉄府中営業所調布支所の移管を行い「京王バス株式会社調布営業所」とする[2]。ここからバス事業の分社化が始まる。
- 1998年7月1日 - 京王帝都電鉄、「京王電鉄」へ社名変更[2]。
- 1998年10月16日 - 京王バス株式会社、京王電鉄の一部路線の受託運行を開始[2]。
- 2000年11月21日 - 高速バスインターネット予約サイト「ハイウェイバスドットコム」を開設[2]。
- 2001年6月21日 - 路線バスインターネット検索サイト「バスナビドットコム」を開設[2]。
京王電鉄バス時代(2002 - )
- 2002年2月1日 - 「京王電鉄バス株式会社」を設立[2]。本社を府中駅前の京王府中1丁目ビル(府中市府中町1-9、1993年3月31日完成)に置く。
- 2003年5月14日 - 京王電鉄バスにより「京王バス中央株式会社」が設立される[2]。京王電鉄バス府中営業所内に併設。
- 2004年12月10日 - 「京王バス小金井株式会社」が設立される[2]。
- 2005年11月16日 - 京王バス小金井株式会社が営業開始[2]。京王電鉄バス(当時)府中営業所より小金井地区の路線の一部を移管される。
- 2007年3月18日 - PASMOサービス開始[2]。府中営業所・中野営業所・府中営業所・小金井営業所の路線バスに導入(PASMO導入車両ではSuicaも利用可能に)。
- 2007年9月30日 - 子会社も含む全営業所(一部コミュニティバス等を除く)においてPASMOの導入が完了。
- 2008年8月1日 - 京王電鉄バス多摩営業所内に、京王バス南・多摩営業所を併設。
- 2010年7月31日 - バス共通カードの取り扱いを終了。
- 2011年2月1日 - 京王電鉄バスグループで、金額式IC定期券「モットクパス」のサービス開始[2]。
- 2012年4月1日 - 桜ヶ丘営業所多摩車庫を廃止の上、京王バス南・多摩営業所に統一。
- 2013年1月 - 京王線・バス開業100周年記念行事を実施[2]。
- 2013年3月23日 - 交通系ICカード全国相互利用サービス開始。
- 2014年4月14日 - 京王バス南・寺田支所設立。京王電鉄バス八王子営業所寺田車庫を、京王バス南に移管する形で開設。
- 2014年4月28日 - 京王電鉄バス株式会社および京王電鉄バスグループ各社の本社を、京王バス中央・府中営業所に隣接する「京王府中晴見町ビル」へ移転[2]。
- 2016年7月29日 - 京王バス東は、映画『シン・ゴジラ』の公開に合わせて「新宿WEバス」において、ゴジラのラッピングや案内放送や降車ブザーにゴジラの咆哮を使用した「ゴジラバス」を運行。
- 2016年12月10日 - 京王バス南は、サンリオピューロランドと共同で、内外装にサンリオのキャラクターを使用した特別仕様の「サンリオピューロランド号」を羽田多摩センター線で運行開始。
- 2017年7月7日 - 京王バス南は、「サンリオピューロランド号」の第2弾を成田多摩センター線で運行開始。
子会社
京王では、バス事業の抜本的な経営効率化を図るため、京王帝都電鉄時代の1997年4月に京王バス株式会社を設立して以来、段階的分社方式により、地域ごとに子会社への路線移管を進めている。
バス事業が完全に電鉄会社から切り離された現在、これらの会社は京王電鉄バスの子会社に位置づけられており、独自の路線のほか、京王電鉄バスからの委託路線も運行する。以下の4社が営業している。
京王バス東
京王バス東(けいおうばすひがし)は、1997年4月1日に京王バスとして設立された最初の分離バス子会社であり、同年10月1日より調布営業所の一部路線を当時の京王帝都電鉄から譲渡されて営業を開始した。
その後都区内でも、1998年10月16日より永福町営業所、2000年より中野営業所の路線の譲渡・委託を受け、現在はこれら3営業所の全運営業務をおこなっている。2003年10月、京王バス南とともに現社名へ変更された。世田谷営業所は高速バス・深夜急行バスのみを担当する。
コミュニティバスとして、中野営業所で新宿WEバス(新宿区)、永福町営業所でハチ公バス(渋谷区)・すぎ丸(杉並区)、調布営業所で調布市ミニバス(調布市)・みたかシティバス(三鷹市)の運行を受託している。
京王バス南
京王バス南(けいおうばすみなみ)は、多摩ニュータウン南大沢地区における旅客サービスの向上を図るべく、2001年12月に南大沢京王バスの社名で設立され、翌2002年4月1日に営業を開始した。その後、営業地域の拡大と子会社間の社名整合化のため、2003年10月に現社名へ変更されている。
発足当初の管轄営業所は南大沢営業所のみであったが、2008年8月1日に多摩営業所、2014年4月14日に寺田支所が営業を開始した。
コミュニティバスとして、多摩営業所で多摩市ミニバス(多摩市)の運行を受託している。
京王バス中央
京王バス中央(けいおうばすちゅうおう)は、府中地区を担当する子会社であり、府中営業所のみを有する。2003年4月に設立され、同年10月に営業を開始した。2008年4月1日、京王電鉄バス府中営業所が廃止され、京王バス中央に統一された。
コミュニティバスとして、ちゅうバス(府中市)・CoCoバス(小金井市)・ぶんバス(国分寺市)の運行を受託している。
京王バス小金井
京王バス小金井(けいおうばすこがねい)は2004年11月に設立された。子会社4社の中では最も新しい会社である。翌2005年11月、京王電鉄バスの小金井地区における路線の一部を移管されて営業を開始した。営業所は小金井営業所のみである。
- KeioBusHigashi A40801.JPG
京王バス東の一般路線バス
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京王バス南の一般路線バス
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京王バス中央の一般路線バス
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京王バス小金井の一般路線バス
営業所
京王電鉄バスグループの営業所は以下のとおりである。営業所ごとに識別記号(アルファベット)が与えられ、社番の頭に付加される。ただし所属営業所にかかわらず、貸切車には「K」、高速車には「X」が割り振られる[6]。
京王電鉄バス
- 高速バスセンター
- 所在地:東京都杉並区永福2丁目60番19号(京王バス東・永福町営業所内)[7]
- ナンバー:杉並(以前は練馬)
京王バス東
- 世田谷営業所
- 所在地:東京都世田谷区上北沢5丁目9番1号[7]
- ナンバー:世田谷(以前は品川)
京王バス南
京王バス中央
京王バス小金井
かつて存在した営業所
高速路線
昼行高速路線
京王電鉄バスグループは、バスタ新宿をターミナルとして、主に中央自動車道を経由して山梨・長野・岐阜・愛知方面、東名高速道路を経由して静岡方面への昼行高速バスネットワークを有する。京王は昭和30年代初頭から富士山麓方面への路線拡張に積極的で、1956年10月6日に富士山麓電気鉄道(現在の富士急行)と乗り入れ協定を結び、新宿駅 - 山中湖・河口湖間(季節運行。1965年7月から毎日運行に変更)、1959年7月5日に富士山麓電気鉄道・山梨交通との3社共同運行で新宿駅 - 昇仙峡間定期急行バスをそれぞれ運行開始した。これらの急行路線を中央道の開通後、高速道路経由に変更したのが、現在の中央高速バスである。最近では渋谷マークシティや調布駅、立川駅を起終点とした高速バス路線もいくつか新規開設している。
- 京王電鉄バス
同社が運行する昼行高速路線は以下の通りである。
- 松本線:バスタ新宿(新宿駅) - 長野道みどり湖・松本バスターミナル (京王バス東・アルピコ交通・アルピコ交通東京と共同運行)
- 飛騨高山線:バスタ新宿(新宿駅) - 平湯温泉・丹生川・高山濃飛バスセンター・飛騨古川駅前 (濃飛乗合自動車と共同運行)
- 仙台・石巻線 下記参照
- 京王バス東
1999年10月1日に京王電鉄より諏訪岡谷線の移管を受けて以来、京王担当の多くの高速バス路線の運行を行っている。2006年7月14日には、富士急シティバスと共同で裾野・沼津線の運行を開始した。同社が運行する昼行高速路線は以下の通りである。
- 富士五湖線:バスタ新宿(新宿駅) - 富士急ハイランド・河口湖駅・富士山駅・山中湖・本栖湖 (富士急山梨バス・フジエクスプレスと共同運行)
- 富士山五合目線:バスタ新宿(新宿駅) - 富士急ハイランド・河口湖駅・富士山五合目 (京王バス南・富士急山梨バス・フジエクスプレスと共同運行)※オフシーズンは河口湖駅まで
- 裾野・三島・沼津線:バスタ新宿(新宿駅) - 裾野市民文化センター前・三島駅・沼津駅北口・富士急沼津営業所 (富士急シティバスと共同運行)
- 甲府線:バスタ新宿(新宿駅) - 甲府駅・竜王駅・湯村温泉・富士急上阿原車庫 (富士急山梨バス・山梨交通と共同運行)
- 身延線:バスタ新宿(新宿駅) - 南アルプス市役所・身延山・身延 (山梨交通と共同運行)
- 中央市・南アルプス市線:バスタ新宿(新宿駅)- 山梨大学医学部付属病院 - 南アルプス市・八田 (山梨交通と共同運行)
- 諏訪岡谷線:バスタ新宿(新宿駅) - 上諏訪駅・下諏訪・岡谷駅 ・茅野駅(フジエクスプレス・山梨交通・アルピコ交通諏訪支社・アルピコ交通東京・JRバス関東と共同運行)
- 松本線:バスタ新宿(新宿駅) - 長野道みどり湖・松本バスターミナル (京王電鉄バス・アルピコ交通・アルピコ交通東京と共同運行)
- 木曽福島線:バスタ新宿(新宿駅) - 漆の里平沢・木曽福島駅前 (おんたけ交通と共同運行)
- 伊那線:バスタ新宿(新宿駅) - 伊那バスターミナル・伊那バス駒ヶ根車庫 (フジエクスプレス・山梨交通・伊那バス・信南交通と共同運行)
- 飯田線:バスタ新宿(新宿駅) - 飯田駅前・飯田商工会館(アルピコ交通・伊那バス・信南交通と共同運行)
- 白馬線:バスタ新宿(新宿駅) - 信濃大町駅前・扇沢・白馬町・白馬八方・栂池高原 (アルピコ交通・アルピコ交通東京と共同運行)
- 新宿上高地線:バスタ新宿(新宿駅) - 新島々バスターミナル・上高地バスターミナル (アルピコ交通東京と共同運行。季節運行)
- 渋谷上高地線:渋谷マークシティ・二子玉川ライズ・楽天クリムゾンハウス - 新島々バスターミナル・上高地バスターミナル (東急トランセ・アルピコ交通東京と共同運行。季節運行)
- 名古屋線:バスタ新宿(新宿駅)~中津川・桃花台・栄・名鉄バスセンター (名鉄バスと共同運行 ※夜行便も運行)
- 長野線:バスタ新宿(新宿駅) - 上信越道屋代・長野駅前・ホテル国際21 (京王電鉄バス・アルピコ交通・アルピコ交通東京と共同運行)
- 渋谷河口湖線:渋谷マークシティ・二子玉川駅 - 河口湖駅・富士山駅 (富士急山梨バス・フジエクスプレス・東急トランセと共同運行)
- 渋谷・新宿ライナー浜松号:バスタ新宿(新宿駅)・渋谷マークシティ - 浜松駅 (JR東海バス・遠州鉄道と共同運行)
- 新宿 / 渋谷・静岡号:バスタ新宿(新宿駅)・渋谷マークシティ - 清水駅・静岡駅・東静岡駅(JR東海バス・JRバス関東・しずてつジャストラインと共同運行)
- 調布TDR線:調布駅北口 - 東京ディズニーリゾート(京成トランジットバスと共同運行)
- 幕張新宿線: 幕張メッセ中央 → 新宿駅西口28番のりば(千葉中央バスと共同運行)[注釈 1]
- 幕張渋谷線: 幕張メッセ中央 → 渋谷マークシティ(東急トランセ・京成トランジットバス・ちばシティバスと共同運行)[注釈 2]
- 渋谷 - 軽井沢・草津線:渋谷マークシティ - 軽井沢駅・草津温泉バスターミナル・草津温泉ホテル櫻井 (東急トランセ・西武観光バス・上田バスと共同運行)
- 東京スタジアム(味の素スタジアム)→(直行)→新宿駅西口 ※Jリーグ公式戦開催日・FIFA(国際サッカー連盟)主催・主管サッカー国際試合・その他各種大型イベント開催日などに臨時運行
- 京王バス南
同社はこれまで空港連絡路線は運行していたが、高速路線は運行していなかった。2011年3月19日から中央高速バス多摩 - 河口湖線を土曜日・休日・学校の長期休暇期間に運行している[11]。2013年11月22日からは中央高速バス立川 - 飯田線を運行している。多摩 - 河口湖線は2017年10月9日をもって運行終了となっている。
- 立川 - 飯田線:立川駅南口 - 中央道伊那インター・飯田駅前(立川バス・伊那バスと共同運行)
- 富士山五合目線:バスタ新宿(新宿駅) - 富士急ハイランド・河口湖駅・富士山五合目 (京王バス東・富士急山梨バス・フジエクスプレスと共同運行)※オフシーズンは河口湖駅まで
夜行高速路線
夜行高速バスは、1989年10月14日に新宿駅西口 - 高松駅線、1990年10月12日に日本最長の路線である新宿駅西口 - 西鉄天神バスセンター(現・西鉄天神高速バスターミナル)線「はかた号」(西日本鉄道との共同運行)を開業するなど、一時は4路線を運行していた。しかし、運用効率の悪さや、他の交通機関との競争から拡張には至らず、1996年10月1日に福岡線以外の夜行路線をグループ会社の西東京バスに移管(2003年9月から2008年9月までは、さらに同社子会社の多摩バスに移管)、さらに1999年1月18日に福岡線の運行も終了(西日本鉄道が単独で運行へ)し、一時は夜行路線から撤退した。尚車齢の若い車両は座席を4列シートに改造の上中央高速バスへ転用された。
しかし、2000年代に入り、子会社の京王バス(現・京王バス東)が2003年7月18日に阪急バスと共同で新宿駅西口 - 大阪梅田線を、同年12月には神姫バスと共同で新宿駅西口 - 三ノ宮駅 - 姫路駅線を相次いで開業、2006年3月31日には、京王電鉄バスが新宿駅西口 - 仙台駅 - 石巻駅間の夜行路線を開業し、夜行バスは再開の兆しを見せている。大阪線は一旦撤退したのち(前述のとおり、西東京バス→多摩バス→西東京バスに移管)相手の会社を変えて「復活」したため、「ねじれ」を生じている。また、神戸・姫路線は神姫バスが単独で渋谷 - 三ノ宮・姫路に路線を持っていたが、ツアーバスの進出による競争激化で輸送力過剰となり結局は京王・神姫担当系統を渋谷経由に変更し統合された(もとは東急バスと共同だったが、同社が撤退したため単独化)。
京王電鉄バスグループが運行する夜行路線は以下の通りである。なお、既述の通り名古屋線にも夜行便がある。
仙台・石巻線
- 歴史
- 2006年3月31日 - 運行開始。
- 2008年1月16日 - この日より同年2月15日まで、「Winterキャンペーン」として新宿 - 仙台間の片道運賃を5,000円(通常6,200円)に、新宿 - 石巻間の片道運賃を6,000円(通常6,900円)にそれぞれ割り引いた。
- 2008年3月20日 - 宮城県内に幸町五丁目、利府役場前、蛇田歩道橋前の各停留所を追加。
- 2008年12月1日 - 2009年3月31日までの期間限定で、「早期決済割引」と「冬期キャンペーン」を開始(同様のキャンペーンを2009年5月15日〜同年8月6日にも実施)。
- 2010年4月1日 - この日の出発便より渋谷マークシティに停車。
- 2011年3月11日 - この日発生した東北地方太平洋沖地震の影響により運休。
- 2011年3月19日 - 京王電鉄バスの単独運行で、臨時ダイヤにて新宿高速バスターミナル - 仙台駅前間で運行(新宿発は朝9:00の昼行便、仙台駅前発は22:00の夜行便)。また、この臨時ダイヤ運行中は横4列シートタイプの車両が使用され、料金は片道4,700円(往復割引は設定なし)であった。
- 2011年4月25日 - 通常の運行区間・運行体制に戻る。
- 2012年10月1日 - 昼行便の運行を開始。京王電鉄バスは仙台・石巻行昼行便と新宿行夜行便の運行を担当。
- 2014年7月25日 - 運賃改定。曜日・便別の運賃体系となり、往復割引・早期決済割引を終了、WEB決済割引(「ネット割」)を導入[12]。
- 2016年4月4日 - 新宿駅南口にバスタ新宿開業。これに伴い通常便 (1号車) の発着場所を移転。[注釈 3]
- 原則三菱ふそう・エアロバス(独立3列シート)が使用される。
- ただし、上記の東北地方太平洋沖地震の臨時ダイヤ運行の際には、輸送力増強の緊急措置として、通常中央高速バス路線に使用する京王バス東の車両や、フジエクスプレスの貸切車が投入されたこともあった。
- 利用状況
年度 運行日数 運行便数 年間輸送人員 1日平均人員 1便平均人員 2006(平成18)年度 365 780 10,748 29.4 13.8 2007(平成19)年度 366 736 8,981 24.5 12.2
大阪線
神戸姫路線
かつて運行していた高速バス
はかた号・高遠線・下呂温泉線以外は西東京バスへ移管された。該当する3路線の現況については、西東京バス#高速バス路線を参照。
- 京王帝都電鉄(当時)では初の夜行高速バスであると共に、同日に開業したドリーム高松号と共に、東京と四国を瀬戸大橋経由で結ぶ初の夜行高速バスでもある[注釈 5]。また、四国高速バスは本路線の運行に際して設立されたバス事業者である。京王は夜行高速バスへの参入事業者としては後発であったが、居住性の向上には意欲的で、西日本車体工業製以外を架装するバス車両では初めて杉本工業製のスリーピングシートを装備した車両を投入した[13]。運行開始当初は京王・四国高速バスとも日野ブルーリボングランデッカを導入していた。
- オレンジライナー号(伊予鉄バスと共同運行)
- はかた号(西日本鉄道との共同運行)
- 高遠線:新宿駅新南口 - 伊那北・高遠・伊那里 (「南アルプス号」:JRバス関東・伊那バスと共同運行) ※廃止
- 下呂温泉線:新宿高速バスターミナル - 馬篭 - 中津川淀川 - 福岡町役場 - 道の駅花街道付知 - 下呂温泉 (濃飛乗合自動車と共同運行) ※廃止
- 2004年10月運行開始。2008年7月路線廃止。
- 土気線:バスタ新宿(新宿駅) - 東京スカイツリー - 千葉駅・松ヶ丘・千葉営業所・鎌取駅・誉田駅・土気駅(千葉中央バスと共同運行)
- 2016年9月30日をもって撤退。千葉中央バス単独運行化。
- 多摩 - 河口湖線:南大沢駅・多摩センター駅・聖蹟桜ヶ丘駅 - 富士急ハイランド・富士山駅・河口湖駅(富士急山梨バスと共同運行)
- 2017年10月9日をもって路線廃止。
空港連絡・深夜急行路線
空港連絡路線
空港連絡路線は、計8路線ある。
- 京王バス東
- 同社は以下の2路線を運行している。いずれも調布営業所が担当。
- 調布成田線:(若葉台駅 - 稲城駅 - )調布駅 - 成田空港 東京空港交通と共管
- 調布羽田線:調布駅 - 羽田空港 京王バス中央・東京空港交通と共管
- 調布羽田線(小金井系統):武蔵小金井駅 - (府中駅) - 調布駅 - 羽田空港 京王バス中央・東京空港交通と共管
- 調布羽田線(国分寺系統):国分寺駅 - 府中駅 - (調布駅) - 羽田空港 京王バス中央・東京空港交通と共管
- 京王バス中央
- 同社は以下の1路線を運行している。いずれも府中営業所が担当。
- 調布羽田線:調布駅 - 羽田空港 京王バス東・東京空港交通と共管
- 調布羽田線(小金井系統):武蔵小金井駅 - (府中駅) - 調布駅 - 羽田空港 京王バス東・東京空港交通と共管
- 調布羽田線(国分寺系統):国分寺駅 - 府中駅 - (調布駅) - 羽田空港 京王バス東・東京空港交通と共管
- 京王バス南
- 同社は以下の4路線を運行している。
- 羽田八王子線:(高尾駅南口 - 西八王子駅入口 - )京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 羽田空港 東京空港交通・西東京バスと共管
- 羽田多摩センター線:南大沢駅 - 多摩センター駅 - 聖蹟桜ヶ丘駅 - 羽田空港 東京空港交通と共管
- 成田多摩センター線:南大沢駅 - 京王多摩センター駅 - 聖蹟桜ヶ丘駅 - 成田空港 東京空港交通と共管
- 調布羽田線(若葉台系統):若葉台駅 - 稲城駅 - (調布駅) - 羽田空港 東京空港交通と共管
羽田多摩センター線は2007年6月1日に、成田多摩センター線は、2006年3月16日に南大沢駅発着に変わり、それに伴い、京王バス東から京王バス南に移管された。調布羽田線(若葉台系統)は2017年12月16日より京王バス東から京王バス南に移管された。羽田八王子線の空港行のみ座席指定制となっている(その他の路線の空港行も予約制だが自由席となっている)[14]。
深夜急行路線
深夜急行は6路線を運行している。
- 京王バス東
- 同社は以下の5路線を運行している。新宿駅発の路線は世田谷営業所が担当、渋谷駅発の路線は調布営業所が担当。
- 聖蹟桜ヶ丘・八王子系統:新宿駅西口→聖蹟桜ヶ丘駅・高幡不動駅・北野駅・八王子みなみ野駅
- 調布・府中系統:新宿駅西口→千歳烏山・調布駅南口・東府中駅・府中駅
- 府中・国立系統:新宿駅西口→府中駅・武蔵小金井駅・国分寺駅南口・国立駅
- 井の頭線沿線経由:渋谷駅→明大前入口・永福町・高井戸駅入口・吉祥寺駅北口
- 京王線沿線経由:渋谷駅→千歳烏山・調布駅南口・東府中駅・府中駅
- 京王バス南
- 同社は以下の1路線を運行している。
観光バス
東京都内を営業エリアとして事業を行っている。
2016年から観光バス事業が強化され、新たにプライムK(3列シート・パウダールーム付き・27席)、コンフォート(4列シート・トイレ付き・42席+補助席10席)、スタンダード(4列シート・49席+補助席11席)の3タイプの観光バス車両を配置している。
外観は高速バスとは異なり、赤とゴールドを基調にした塗装になっている。なお、観光バス車両も高速バスに使用されることもある。
貸切バス事業者安全性評価認定制度では、2017年10月4日現在、京王バス東(車両数:14両)・京王バス中央(車両数:5両)が★★★、京王電鉄バス(車両数:6両)が★★、京王バス南(車両数:5両)が★となっている。京王バス小金井は貸切バス事業は行っていない。
車両
車両全般
京王電鉄バスグループでは、2016年8月現在はいすゞ自動車[注釈 6]、日野自動車、日産ディーゼル工業(現・UDトラックス)、三菱ふそうトラック・バス[注釈 7] の4メーカーより導入した車両を保有している。
社番
D | 3 | 06 | 01 |
---|---|---|---|
営業所 | メーカー | 年式 | 固有番号 |
京王電鉄バスグループの社番は以下のとおり、所属営業所を表す英字1字と、5桁の数字で構成される[6]。
- 英字:所属営業所
- 営業所記号は#営業所 を参照
- 数字の一万の位:車両メーカーと用途
- 1:いすゞ一般路線車
- 2:日野一般路線車
- 3:三菱ふそう一般路線車
- 4:日産ディーゼル
- 5:三菱ふそう高速・貸切車
- 6:日野高速・貸切車
- 7:日産ディーゼル小型車
- 8:その他
- 9:社用車(サービスカー)
- 千の位と百の位:年式(西暦下2桁)
- 基本的には新車購入のため、年式=購入年となる
- 十の位と一の位:固有番号
- 固有番号は数字が飛ぶこともあり、必ずしも導入順の連番とは限らない
例えば、社番がD30601であれば
- 最初のDは永福町営業所所属
- 3は三菱ふそう製一般路線車
- 06は2006年式
- 01は固有番号
を表す。
なお2006年より、同じく京王グループの西東京バス・多摩バスもこれに似た附番方法を採用している。西東京バス#社番、多摩バス#社番も参照のこと[16]。
一般路線バス
一般路線車は国産4メーカー全てから導入している。日産ディーゼル製車両の割合がやや高かったが、現在は同社製の車両は老朽化により置き換えられて少なくなってきている。日産ディーゼル製車両の割合がやや高かったのは、1995年以降車両の低床化を進めるに当たり、同社より狭幅・長尺のワンステップ車両(JP)を一括購入したこと、および同社と共同で小型車両(RN)を開発し、1996年より多数導入したことによる。最後に導入された日産ディーゼル製は2008年のJPとスペースランナーRAであり、2009年はJPのOEM供給であるAJを導入している。1998年夏には日産ディーゼル製の大型ノンステップバスを一挙に22両投入、中野、永福町、府中の各営業所に配属した。2002年からはCNG(圧縮天然ガス)を燃料とした車両も一部で導入した。1991年以降から大型ノンステップバスを導入するまでの車両は中扉が4枚折戸になっている。
京王バスの特徴的な仕様としては、深夜急行バス用車両や高尾駅発着の山間路線で使用する極一部の車両を除き、メーカーへの特別注文によりフォグランプを非装着としている点で、かつては東京都内の東急バスや関東バスでもフォグランプ非装着仕様のバスが導入されていたが、。
なお、いすゞ車は2000年にエルガミオが2両導入されて以来、しばらく導入されなかったが[注釈 8]、2012年11月までに全て置き換えられたことで配置がなくなったが、2013年8月に永福町営業所にエルガハイブリッドが納車され、いすゞ車の購入が再開されている。
日産ディーゼルも2011年3月までにバスの製造販売を終了したため、以降は一般路線車も全て他3メーカーから導入されている[注釈 9]。 1988年からは、三菱ふそう・エアロスターMの機械式オートマチック車も導入したが、エアロスターMからのモデルチェンジ後は一般路線用の三菱ふそう車が2014年まで導入されなかった。
一般路線車両のカラーリングは、京王帝都電鉄の発足直後から黄・赤・白の3色を用いたカラー(現在の西東京バスとほぼ同じ)が使われてきたが、1975年に黄・赤の2色に簡略化されたのち、1990年6月のコーポレート・アイデンティティ(CI)導入により、アイボリーを基調に青・ローズピンクのアクセントを加えた京王グループ共通の塗装[注釈 10]となった。また、1997年に設立された京王バス株式会社の車両は、これとは異なる青色とゴールドを基調としたものが採用された。
2017年現在では、原則として京王電鉄バスと京王バス小金井の車両がアイボリーを基調に青とローズピンクのラインとした塗装、京王バス東・中央・南の車両が白・青色とゴールドを基調とした塗装となっているが、実際には京王電鉄バスが所有し京王バス各社に管理を委託している車両の中に青色塗装のものがあるほか、塗装変更されないまま京王電鉄バスから京王バス各社に移管された車両もあり、外見から所属会社を見分けることは困難である。
2013年に入り、京王電鉄創業100周年を記念して、京王帝都電鉄発足(いわゆる大東急解体)の1940年代から現塗色になる1990年代までの旧塗装を復刻したエアロスターが11台導入された[15]。その後、2015年に日野・ブルーリボンIIで復刻塗装車が4台登場した。
コミュニティバスは、1986年より日野市ミニバスの運行を開始し、その後全国的に発展したコミュニティバスの先駆けとなっている。このミニバスでは日野自動車が開発した全長7m、全幅2.1mのリヤエンジン小型バス「レインボーRB」(U-RB2WGA)を採用し、白地に鳥の羽根がデザインされた。その後に運行が開始となった区や市からの運行受託形のコミュニティバスには、同じく日野自動車のリエッセやポンチョを導入している。
2009年9月27日から運行開始した新宿区の新宿WEバスには、日野・レインボーIIを天窓を設置した独特なデザインに改造して投入している。2011年12月1日からは新都心循環線も新宿WEバスに組み込まれ路線が拡大されている。2016年7月29日からは映画『シン・ゴジラ』公開にあわせて、ゴジラのラッピングや降車ブザー音をゴジラの雄たけびに変更した「ゴジラバス」も運行した。
過去の特徴的な車両としては、高速・路線兼用車「ワンロマ」が挙げられる。詳細は中央高速バス#高速・路線兼用車「ワンロマ」を参照のこと。
高速バス・空港連絡バス・深夜急行バス
高速路線車・空港連絡車は三菱ふそうトラック・バス、日野自動車の2社から購入していたが、2016年より、いすゞ・ガーラも購入され、現在は3社の車両を導入している。以前は夜行高速バスや長距離路線にはスーパーハイデッカー車が導入されていたが、現在はハイデッカー車に統一されている。外観デザインは三菱ふそう・エアロクイーンM導入時に採用された白地に赤と茶の波形ラインの入った塗装が西東京バスや京王自動車の高速バス、観光バスも含め現在まで採用されている(側面のロゴは異なる)。
名古屋線、大阪線、神戸姫路線、仙台・石巻線と長野線の一部には、原則、独立3列シート車両が使用されている。そのほかの路線には、4列シート車両が使用されているが、伊那飯田線、松本線、長野線、名古屋線、静岡線、浜松線の一部にパウダールーム付き車両を投入している。また、松本線には、シート幅の広いSクラスシートも付いた車両も投入している。4列シート車では車両により座席数(34、36、38、42席)、補助席(有り、無し)、ドア(折戸、スイング)などの違いがある(エアロエースは全車スイングドア)。ちなみにSクラスシート付きシート車は前方にSクラスシート4席+4列シート30席の34席車でパウダールーム付き、36席車もパウダールーム付き、38席車は補助席無しとなっている。
深夜急行バスは世田谷営業所担当路線には高速路線車が使用されるが、調布営業所担当路線にはワンロマタイプの三菱ふそう・エアロスター(ワンステップ仕様)が使用される。この車両は高速路線車のカラーとは異なり、波形ラインの赤が青になり、下部が一般路線車と同じ茶色であることから、一般路線車のカラーに近い。昼間は一般路線に使用されている。車内は通常の路線バスより大きいシートが並び、シートモケットもこの車両オリジナルのものになっている。
高速バスでは2010年から、一般路線バスでは2012年からWi2 300(ワイヤ・アンド・ワイヤレス)の公衆無線LANアクセスポイントを車両に搭載している[17]。一般路線についてはau Wi-Fi SPOT[18]やdocomo Wi-Fiも利用できる[19]。
空港連絡バスでは、2016年12月10日から、多摩センターにあるサンリオピューロランドと京王バス南のコラボレーション企画で多摩地区(南大沢)と羽田空港を結ぶ路線にサンリオキャラクターがラッピングされた「サンリオピューロランド号」を運行している。さらに2017年7月7日から、同コラボ企画第2弾として、多摩地区(南大沢)と成田空港を結ぶ路線でも「サンリオピューロランド号」の運行を開始した。同号の車両は外観だけでなく内装や案内放送なども特別仕様となっている。第1弾では、三菱ふそう・エアロエース1台を転用改造し、ピンク色ベースのラッピング、第2弾では、日野セレガ(ハイデッカー)の新車1台に、水色ベースのラッピングがされている。
観光バス
観光バスは、2016年から観光バス事業の強化により、外観が高速バスとは異なった赤とゴールドを基調にした塗装の専用車両が用意され、高速バスから転用改造されたプライムK仕様の三菱ふそう・エアロエースと新車で投入されたコンフォート仕様及びスタンダード仕様の日野・セレガ(ハイデッカー)及びいすゞ・ガーラ(ハイデッカー)が存在する。
廃車車両の譲渡
京王電鉄バス(系列の西東京バスを含む)で役目を終えた車両は全国の地方事業者に譲渡されているが、以前は東急バスや小田急バスなどのようにあまり広範囲には広まっていなかった。しかし、2000年以降に東京都を含む首都圏が自動車NOx・PM法による特定区域に指定されたことなどから少しずつ増加し、2017年現在は、茨城交通や福島交通などのみちのりホールディングス傘下の各社を主として各地へ広まっている。1995年以降に購入した日産ディーゼル・JPおよびRNワンステップ等を皮切りに、近年はJPやRMを中心に、日野レインボー・HR系や三菱ふそうのエアロミディMKが地方の事業者に移籍しており、系列の西東京バスでも前述の事業者を中心に地方への譲渡が増加している。
また、一部の車両はミャンマーなど海外へも輸出されている。
運賃・乗降方式と乗車券
- 東京都区内(23区および武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市全域と府中市の一部地域)は武相地区へ乗り入れる路線を除いて前乗り後ろ降り運賃前払い式で、運賃は210円(PASMOなどのIC乗車券で乗車する場合は206円)と都内の他の民営バスと比べて10円安い。
- 武相地区(都区内地域を除いた多摩地域)は後ろ乗り前降り運賃後払い式で運賃は乗車する区間によって異なる。なお、都区内へ乗り入れる路線は都区内の運賃を210円にしており、両地域にまたがって乗車する場合は武相地区との運賃を比較して200円を超える場合は武相地区の運賃を、超えない場合は210円を徴収する。
- ただし、京王バス東・調布営業所が運行する一部路線は、武相地区に乗り入れる場合でも前乗り後ろ降り運賃前払い式を採用し、乗車時に降車停留所を申告の上で運賃を支払う。
- 土・日・祝日と小学校長期休暇期間中は、小児運賃が現金で支払いの場合に限り50円となる(高速バス・深夜急行バス・イベントバス・都庁線・一部のコミュニティバス等を除く)。他社でも同様のサービスを実施しているが、土・日・祝日の設定がない場合が多い。
一日乗車券
- 一般路線用の一日乗車券は「全線一日フリー乗車券」(大人700円・小児350円)と「IC都区内一日乗車券」(大人500円・小児250円、2016年4月18日サービス開始)が発売されている。また、「新宿WEバス」では専用の一日乗車券(300円)と、東京都第一本庁舎駐車場に駐車した利用者にパーク&バスライド一日乗車券(400円、一枚につき8名まで利用可能)を発売している。
- 「全線一日フリー乗車券」は高速バス・深夜急行バス・イベントバス・コミュニティバス等を除く京王バスの一般路線バス全線で利用できる。乗車券はスクラッチ式となっており、利用時に利用日を指定する。路線バス車内・各営業所・案内所で発売している。
- 「IC都区内一日乗車券」は都区内均一運賃地区(都区内・三鷹市・狛江市・武蔵野市・調布市)の一般路線バス全線を利用できる。乗車券は手持ちのPASMO・Suicaに情報を書き込んで利用する形をとっており、利用する当日の最初の乗車時に路線バス車内で運賃支払い前に運転手に購入の旨を伝える(すでに他社の有効な一日乗車券の情報が書き込まれている場合はその情報を消去したうえで利用する)。
- 「IC都区内一日乗車券」は高速バス・深夜急行バス・イベントバス・コミュニティバス(調布市ミニバスは京王バス担当路線のみ利用可能)のほかに、多摩地域に乗り入れる以下の一般路線も全線で利用ができない(都区内均一運賃地区のみの利用であっても対象外)。
- 調21(調布駅南口~稲城市立病院)
- 調51(調布駅南口~上石原三丁目・車返団地折返場)
- 武91・武93(調布駅北口~武蔵小金井駅南口)
- 境81(武蔵小金井駅南口~武蔵境駅南口)
- いずれの乗車券も深夜バスに乗車する場合は、乗車区間の普通運賃相当額を追加運賃として支払う。
- 2016年6月30日までは「都区内一日フリー乗車券」はスクラッチ式で発売されていたが、2016年12月31日をもって利用ができなくなった。2017年1月1日以降は未使用の乗車券は中野案内所、中野営業所、永福町営業所、調布営業所、府中営業所の各窓口で無手数料で払い戻しを行う。
定期券
- PASMO・Suicaをタッチさせるだけで利用できる金額式IC定期券「モットクパス」を発売しており、京王バスであれば乗車区間に関係なく設定運賃内の全路線・全区間を利用できる。また、設定運賃を越える区間を利用した場合はIC運賃との差額をPASMO・Suicaのチャージ(SF)から自動で精算される。
- 深夜バスに乗車する場合は、設定区間を超える分の差額運賃のほかに、乗車区間の普通運賃相当額(IC運賃)を追加運賃としてPASMO・Suicaのチャージ(SF)から精算される。
- 例として、設定運賃210円区間のモットクパスを購入すると、運賃が210円までの区間は追加運賃を支払わずに利用でき、210円を超える区間はその差額のみ(230円区間の場合はIC運賃が227円のためIC運賃との差額である17円)を支払うことで利用できる。このモットクパスで230円区間の深夜バスを利用すると差額の17円と深夜運賃の227円の合計244円が精算される。
- また、360円区間のモットクパスを購入すると、運賃が370円以上であっても差額の精算を行わず、全線フリー定期券として高速バス・深夜急行バス・イベントバス・コミュニティバス等を除く京王バスの一般路線バス全線を利用できる。
- モットクパスは段階的に京王線の一部の定期券売り場で発売を開始したが、2018年6月1日から通勤定期の継続定期のみではあるが、一部駅の自動券売機で発売するようになった。
- 深夜バスに乗車する場合は、設定区間を超える分の差額運賃のほかに、乗車区間の普通運賃相当額(IC運賃)を追加運賃としてPASMO・Suicaのチャージ(SF)から精算される。
- 紙式の定期券は記名式と持参人式(通勤定期のみ)を発売している。原則として、武相地区は利用区間が指定されており、都区内地区はフリー定期券として発売する。
- なお、モットクパス発売以降、紙式定期券は他社との共通定期券を発売していない窓口での発売を順次終了し、2013年以降は新宿駅・渋谷駅周辺で紙式の定期券の購入はできなくなった。
- 通勤定期券利用者に同伴する家族が土・日・祝日、お盆休み、年末年始期間中に利用する場合は1乗車現金100円(紙式定期券利用者が定期券区間外を利用する場合も1乗車現金100円)で利用できる休日家族割引を実施している。
その他
キャラクター
2014年に京王バスの公式キャラクターが誕生した。バスの形をした双子のキャラクターである。このキャラクターの愛称は公募により「ピンポン」と「パンポン」に決定した。これには車内ブザーの「ピンポン」と、車内放送で流れる「ピン・ポン・パン・ポ~ン」の覚えやすくなじみやすい意味が込められている。「ピンポン」は京王電鉄バスのカラー(アイボリーに赤青ライン)、「パンポン」は京王バスのカラー(白と青)である。着ぐるみの形で様々なイベントに参加して京王バスをPRしている。ゆるキャラグランプリにも出場している。
特別仕様ナンバープレート
- ラグビーワールドカップ2019仕様
京王バス東と京王バス中央は「ラグビーワールドカップ2019」の試合会場である「東京スタジアム」の所在地である調布市や隣市である府中市を運行しているバス20両に「ラグビーワールドカップ2019」の特別仕様ナンバープレートを順次取付、使用すると発表(2017年6月22日)。京王バス東の調布営業所と京王バス中央の府中営業所の所属車両が対象となる。主な使用路線は、調布駅・飛田給駅~味の素スタジアム・多磨駅系統他、府中市コミュニティバス「ちゅうバス」各系統、武蔵小金井駅・府中駅・調布駅~羽田空港系統、調布駅~成田空港系統。
注釈
- ↑ 大規模イベント時にメッセ発のみ運行
- ↑ 大規模イベント時にメッセ発のみ運行
- ↑ 2016年5月8日までは降車場所は従来どおり新宿駅西口。
- ↑ 2013年3月31日までは親会社の阪急バスが担当していたが、同年4月1日より同社に移管された。
- ↑ フェリー経由であれば、1989年7月14日開業のエディ号が存在した。
- ↑ 過去には純正車体のほか富士重工業製の車体も導入していた。
- ↑ 大型路線車「エアロスター」においては、三菱ふそうバス製造(当時:三菱自動車バス製造)に一本化されるまでは、当時の三菱自動車工業名古屋製作所大江工場製の車体(エアロスターM)を導入していた。
- ↑ いすゞとの統合車種である日野・ブルーリボンIIや日野・レインボーIIは導入されている。
- ↑ 一方、系列の西東京バスでは現在もいすゞ車が導入されている反面、日産ディーゼルのバス製造販売終了後も一般路線用の三菱ふそう車は2014年まで導入がなかった状況である。
- ↑ 京王線の6000系電車も同じカラーに変更した。
出典
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 『バスジャパン ニューハンドブックシリーズ 27 京王電鉄 京王バス 西東京バス』 BJエディターズ/星雲社、1994年。ISBN 4-7952-7783-4。
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- ↑ 【仙台石巻線】平日はますますお得に!運賃改定を実施(7/25~)(2014年7月2日 京王バスニュース)
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- ↑ Wi2 300、京王路線バスでサービス開始 -ワイヤ・アンド・ワイヤレス 2012年3月21日
- ↑ バス車内での公衆無線LANサービスを路線バス全車両に導入します - 京王電鉄プレスリリース 2012年3月21日
- ↑ 京王の路線バス車内で無線LAN(Wi-Fi)サービスを利用できます - 京王電鉄バス
参考文献
- 『バスジャパン BJハンドブックシリーズS 86 京王バス 西東京バス』 BJエディターズ/星雲社、2001年。ISBN 978-4-434-19866-3。
- 『バスジャパン BJハンドブックシリーズR 62 京王電鉄バス 西東京バス』 BJエディターズ/星雲社、1997年。ISBN 978-4-434-10234-9。
- 『バスジャパン BJニューハンドブックシリーズ 27 京王電鉄 京王バス 西東京バス』 BJエディターズ/星雲社、1994年。ISBN 4-7952-7783-4。
- 『バスラマ・インターナショナル 60号 バス事業者訪問58 京王電鉄・京王バス』 ぽると出版、1969年。ISBN 4-938677-60-1。
- 『バスグラフィック 17号 特集 2013年京王のバス・電車、開業100周年!京王のバスで行こう!』 ネコ・パブリッシング、1981年。ISBN 978-4-7770-1358-6。
- 『京王の電車・バス 100年のあゆみ』 ネコ・パブリッシング、1984年。ISBN 978-4-7770-1497-2。
- 『京王帝都電鉄三十年史』 京王帝都電鉄総務部、1971年。
関連項目
- 京王電鉄・京王グループ
- 中央高速バス - 京王電鉄バスグループを中心とする高速バス
- 西東京バス - 京王電鉄バスグループに属する
- 多摩バス - 西東京バスの子会社。分社化後再合併されて現存せず
- 京王自動車 - 京王グループのタクシー会社。送迎バス事業も行う
- 新宿高速バスターミナル・京王八王子高速バスターミナル - かつて存在した京王の高速バスターミナル
- 日産ディーゼル・RN/EN - 当社と日産ディーゼル工業が共同開発した小型バス
- 京王れーるランド - 日産ディーゼルRN(D79784号車)の保存車両展示がある
- 東急バス - 大東急離脱後に路線を譲受
- 神奈川中央交通 ・関東バス・国際興業バス - かつて前身会社を傘下に収めていた
- 新宿西口バス放火事件 - 当社の車両が被害に遭った
外部リンク
- バスナビ.com 京王バス・西東京バス
- 京王電鉄バスグループ(公式サイト)
- 会社要覧・京王ハンドブック - 京王グループ公式サイト
- 京王電鉄50年史 - 京王グループ公式サイト