市川市
市川市(いちかわし)は、千葉県北西部の葛南地域に位置する市。旧東葛飾郡(葛飾郡)。千葉県では人口第3位。東京都特別区部への通勤率は46.5%(平成22年国勢調査)。
Contents
概要
市川市は、江戸川および旧江戸川をはさんで東京都の隣、都心から15km-20km圏内に位置し、東京都心のベッドタウンとして発展している。
市中央部(西部)は、国道14号、総武線、京成線を軸として、閑静な高級住宅地としての一面、文教都市としての一面、市の行政及び商業の中心としての一面がある。市川、真間、菅野、新田、平田、八幡などは市の木であるクロマツも多く静かなたたずまいであり、これらの地区は戦前から東京都心(神田・日本橋・京橋など)、東京下町(本所、深川、柳橋、浅草橋など)の富豪が別荘を構え、戦後もお屋敷街を形成する高級住宅地となっている[1]。過去には永井荷風、幸田露伴(次女の幸田文、孫の青木玉も同居)、北原白秋など数多くの文人が好んで住み、市川に関する記述がある作品も多く、これら文人の足跡が市民団体や市などの手で「市川文学の散歩道」として残されている。この周辺には国立大学を始め、私立の大学、高等学校、中学校、小学校が多数存在する文教都市となっている。市川駅及び本八幡駅周辺は、タワーマンションや商業施設、企業が立ち並び商業地として発展している。本八幡駅周辺は、市役所などの市の施設が多く立地する行政の中心にもなっている。
南部は、東京メトロ東西線沿線が区画整備された道幅の広い市内では比較的新しい住宅地として開けており、京葉線、国道357号(首都高速湾岸線・東関東自動車道)沿線の湾岸部が工業地となっていて、様々な企業の工場及び倉庫が立ち並ぶ物流の拠点となっている。
北部から東部にかけて北総線、武蔵野線沿線に豊かな自然が残っており、市の名産品である梨畑が広がっている。
市全域が歴史のある町のため、上述の閑静な高級住宅地や史跡、古刹なども数多く残されている一方で近年は車社会となり、狭く入り組んでいる路地が多いことなど不都合となっている箇所も多く、人口の増加に伴う開発が課題となっている。
2018年6月2日に開通した国道298号及び東京外環自動車道により、弱点であった南北間の交通の便が向上した。
子供会活動を通じて行われたキックベースボールの発祥の地であるほか、ジャパンラグビートップリーグのクラブチームであるNTTコミュニケーションズシャイニングアークスの本拠地でもある。
地理
千葉県の北西部にあり、市の西部は江戸川と旧江戸川を挟んで東京都江戸川区と接している。北部は松戸市、東部は船橋市、北東部は鎌ケ谷市と接し、南部は浦安市、東京湾と接する。東京都心からは15km-20km圏内に位置する。市の南部は海抜2m程度の平野で、北部は海抜20m程度のなだらかな台地となっている。最高点は国府台地先、里見公園内で30.1m。最低点は福栄地先で0.1mとなっており、一部で海抜ゼロメートル地帯が広がる。
市域
- 広袤(こうぼう):東西8.2 km 南北13.4 km
自然
歴史
市川市域は、縄文時代の昔より栄えた地域で、市内には堀之内貝塚、姥山貝塚、曽谷貝塚等多数の貝塚があり、その集中度は国内最大級である。また、律令時代には市域に下総国の国府が置かれた。市内の真間に手児奈という絶世の美少女がいたという伝説があり、そのうわさは遠く都にまでとどき万葉集に詠まれるほど有名で、当時は東国(関東)を代表する地域だった。
市川の地に人が住みはじめた歴史は古く、市内北部の台地上には、旧石器時代の遺跡がいくつかある(丸山遺跡、権現原遺跡、今島田遺跡等)。また、貝塚等縄文時代の遺跡は約60箇所にのぼる。さらに、弥生時代の遺跡も何箇所かある(須和田、杉ノ木台、小塚山、宮久保、国府台等)。
市川市の中でも、国府台より広がる高台は、常に市川一帯の歴史を担ってきた。古墳時代初めには小集落ができた(北根、前原、鳴神山、杉ノ木台)。古墳はこのときはまだない。その後、この高台上にも多くの古墳が築かれた。法皇塚古墳(東京医科歯科大構内)、弘法寺古墳(真間山弘法寺敷地内)、明戸古墳(里見公園内)の3基の前方後円墳のほか、国府台近辺だけで約30箇所の古墳があったと推定されている(国府台古墳群)。
その後、国府台に律令制により国府が置かれ、下総国の中枢となった。10世紀には平将門の乱に巻き込まれ、12世紀には石橋山の合戦に敗れて安房国に落ち延びた源頼朝が、上総広常と下総国府で合流して軍勢を立て直した。15世紀には太田道灌が国府台に仮陣を置き、その弟の太田資忠が国府台城を築城した。16世紀には、国府台城は、里見義堯ら里見氏と後北条氏との間で2度にわたり戦われた国府台合戦の舞台となった。
戊辰戦争の際には、江戸を脱出した大鳥圭介が率いる旧幕府陸軍が、国府台に集結した。これに土方歳三らの新撰組も合流した。すぐに大鳥・土方らは宇都宮を経て日光へ向かったが、その後、別の旧幕府軍(撤兵隊)と官軍の戦いが、この台地下の市川から船橋にかけて戦われた(市川・船橋戦争)。
また、1875年(明治8年)には、教育機関の最高学府として国府台大学校計画(この計画は岩倉使節団 に随行して欧米諸国の大学校を調査してきた田中不二麿を中心に「欧米二通ズ真ノ高等大学校」の実現を目指して計画されたもので、現在の東京大学とは別の教育機関として構想されたものだった。)が持ち上がり、具体的な案もまとまり、土地の買収も進められていたが諸事情により実現しなかった。
さらに1885年(明治18年)には都心からのアクセスがよく、渡河訓練をはじめ、各種訓練に適した立地に恵まれていたことから、大学校用地跡に陸軍教導団が置かれた。教導団は1899年(明治32年)に廃止されたが、その後、陸軍の野砲兵連隊・国府台陸軍病院などが置かれ、市川は軍都として栄えた。
終戦後、陸軍の広大な土地は、国立国際医療研究センター国府台病院(旧・国府台陸軍病院)、国府台スポーツセンター、東京医科歯科大学、千葉商科大学、和洋女子大学、筑波大学附属聴覚特別支援学校、千葉県立国府台高等学校、市川市立第一中学校、千葉県血清研究所の各施設に変わった。
国府台以外の地区については、八幡地区が寛平年間(西暦889年~898年)に創建された葛飾八幡宮を中心に発展し、中山地区が文応元年(西暦1260年)に創建された中山法華経寺の門前町として発展した。江戸時代には、市川地区、八幡地区に佐倉街道(成田街道)の宿場町である市川宿、八幡宿があり、五街道の1つである日光街道の支線として道中奉行の支配下に置かれた。成田街道の別ルートである日本橋から海路を経るルートとして行徳地区にも宿場町があり、江戸川水運の中心地として発展した。
斎藤月岑の江戸名所図会には、葛飾八幡宮及び八幡の藪知らずが、歌川広重の名所江戸百景には、「真間の紅葉 手古那の社継はし」「鴻の台とね川風景」が描かれている。
年表
- 1934年(昭和9年)11月3日 - 東葛飾郡市川町、八幡町、中山町、国分村が合併し、市川市が発足した。千葉県内では千葉市、銚子市についで3番目の市制施行である。
- 1949年(昭和24年)11月3日 - 東葛飾郡大柏村を編入。
- 1955年(昭和30年)3月31日 - 東葛飾郡行徳町を編入。
- 1956年(昭和31年)10月1日 - 東葛飾郡南行徳町を編入。
- 1992年(平成4年) - 日本で最初に「駅前放置自転車対策条例」(平成4年12月条例第27号)を施行した。
- 2007年(平成19年)4月27日 - 同年2月の議会での「政令指定都市検討促進決議」を受け、市川市、船橋市、松戸市、鎌ケ谷市が、この圏域の将来的な選択肢の一つとして、合併や政令指定都市への移行に関する共同研究を目的とした「東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会」[2](2008年9月1日現在の4市推計人口1,649,569人)を設立した。同研究会は2009年3月研究報告書を出した。この研究報告により合併のメリットがさほど見いだせないことがわかり、中央においても合併論が下火になったこともあり、合併推進論は全く語られなくなった。
- 2008年(平成20年)10月26日 - 市で初めての還暦式が行われた。地方自治体が催す式典としては先陣の一つとされる。
- 2017年(平成29年)度 - 新第2庁舎が竣工予定。
市川市名の由来
市川町、八幡町、中山町、国分村の3町1村の合併の際、協議案として市名には旧町村名を使用しないこととして、「江東市」、「東葛市」、「下総市」、「北総市」、「総府市」などの候補が挙げられたが[3]、名称が決まらず、業を煮やした市川町代表が大反対。総武線秋葉原駅には「両国・市川・千葉方面」という案内があり、市川という地名が既に一般の人々に馴染み深く、縦と横に「市川市」と書き、どこから読んでも市川市でわかりやすいという語呂の良さから「市川市」を提案したが市川町以外の反対にあい、話し合いが縺れて一時は合併話が一度暗礁に乗りかけるも、各町村間で何度も何度も協議を重ねた末、1934年9月に市名が「市川市」に決定し、「各町村の要望の実現に努める」といった条件で市役所等市の中枢施設は地理的中心の旧八幡町に置かれた[4] 。
市川の名称は市西端に流れる江戸川が当時東国一の川であったことから一の川が訛ったとする説、江戸川の河岸に川舟が集まり定期的に市が開かれていたことに由来するという説の2つが有力で、市川の地名が初めて登場するのは『義経記』。石橋山の戦いで敗れ安房で再起した源頼朝が、軍勢を率いて下総の松戸庄市河に達するという記述がある。
人口
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減を見ると、1.65%増の481,732であり、増減率は県下54市町村中11位、60行政区域中14位。
市川市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
- 財政は豊かであり、地方交付税のうち財源不足の自治体に交付される普通交付税の交付を受けていない。
- 職員給与が国家公務員よりも高く、2014年の地方公務員給与実態調査の結果によると全国7位であり、ラスパイレス指数(国家公務員の給与を100とした場合の地方公務員の給与水準)は103.4(全国平均は98.6)。
- 職員の採用試験を有料とし、申込みに際して受験料を徴収している。こうした職員採用試験の受験料の徴収について総務省は「自治体が自治体職員採用試験で受験者から受験料を取るのは、地方自治法の規定に違反する。」という見解を出している。地方自治法第二百二十七条は、住民票交付など住民に利益を与える事務では手数料を徴収できると規定しているが、総務省は「自治体職員の採用試験は、自治体のための事務であり徴収はできない。」としている。
- 人事院勧告に従い、市役所職員採用の年齢・学歴などによる制限を事実上撤廃し、59歳まで出願可能とした。
- 1997年(平成9年)から、行政サービス向上の一環として全国初の仕組み、あらかじめ市役所に電話で住民票を申請し、午前中申請なら同日午後4時以降、自分の近所の公共施設や消防署、コンビニエンスストア、市内の商店などで住民票が受け取れる「取次所」を設けていた。受け取りの際、認め印と受取人を確認する4桁の暗証番号が必要となっていた。(このサービスはコンビニエンスストアのマルチコピー機を用いた交付サービスに移行する形で、2010年(平成22年)3月16日正午までの受付分で終了した。)
- 個人市民税納税者等が納める税のうち、その1%の相当額を自ら任意に希望指名して地域づくりの主体であるボランティア団体やNPOなど、市民の自主的な活動に対してその団体の事業費(運営費を除く)に当てるよう要請することができるという、全国初の1%支援制度(市民活動団体支援制)がある。2005年(平成17年)度に開始され、2007年(平成19年)から3団体まで支援できる団体数を拡大し、納税者以外が地域ポイントも振り当てられるよう条例改正をした。NHKでテレビ放送されたEUハンガリー国のパーセント法がヒントとなっている[5]。
- 地方自治法第252条の22第1項に定める政令による中核市になる要件を満たしているが、今のところ中核市にはなっていない。
- 健康都市推進協議会(2003年(平成15年)12月24日発足)により市民(委託された健康都市推進員などによる)と協働で2004年(平成16年)11月にWHO健康都市を宣言し取り組んでいる。2008年(平成20年)10月に健康都市連合国際大会が開催され、「健康都市市川宣言」[6] を採択した。
- 2009年(平成21年)9月11日 - 市議会は市民の意見も参考に条例改正を可決し、2010年(平成22年)4月から路上などの犬の糞の放置や不始末と空き缶のポイ捨てに過料2,000円を科すとした。これらの過料は日本で初めてとされる[7]。
- 2010年(平成22年)10月23日-24日 - 市政戦略会議は公募市民を12人含む30人の委員により20事業25項目を対象とした初めての事業仕分けを行った[8]。
市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
官選市川市長 | ||||
1 - 3 | 浮谷竹次郎 | 1934年(昭和9年)12月6日 | 1940年(昭和15年)4月28日 | |
4 | 稲内清二 | 1940年(昭和15年)6月11日 | 1941年(昭和16年)10月7日 | |
5 | 林幸司 | 1942年(昭和17年)7月1日 | 1943年(昭和18年)12月5日 | |
6 | 高橋統閭 | 1944年(昭和19年)3月5日 | 1946年(昭和21年)11月11日 | |
公選市川市長 | ||||
7 - 8 | 浮谷竹次郎 | 1947年(昭和22年)4月9日 | 1955年(昭和30年)5月1日 | |
9 | 織田智 | 1955年(昭和30年)5月2日 | 1956年(昭和31年)2月15日 | |
10 - 12 | 浮谷竹次郎 | 1956年(昭和31年)3月25日 | 1964年(昭和39年)12月15日 | |
13 | 浮谷元吉 | 1965年(昭和40年)1月31日 | 1965年(昭和40年)12月12日 | |
14 - 15 | 富川進 | 1966年(昭和41年)1月30日 | 1974年(昭和49年)1月29日 | |
16 | 鈴木忠兵衛 | 1974年(昭和49年)1月30日 | 1977年(昭和52年)12月11日 | |
17 - 21 | 高橋國雄 | 1977年(昭和52年)12月25日 | 1997年(平成9年)12月24日 | |
22 - 24 | 千葉光行 | 1997年(平成9年)12月25日 | 2009年(平成21年)12月24日 | |
25 - 26 | 大久保博 | 2009年(平成21年)12月25日 | 2017年(平成29年)12月24日 | |
27 | 村越祐民 | 2018年(平成30年)4月22日 | 現職 |
警察
消防
- 市川市消防局
- 東消防署
- 西消防署
- 南消防署
- 北消防署
国の機関
- 国立国際医療研究センター 国府台病院
- 千葉家庭裁判所 市川出張所
- 市川簡易裁判所
- 市川区検察庁
- 千葉地方法務局 市川支局
- 東京税関 東京航空貨物出張所
- 東京国税局 市川税務署
- 千葉労働局 市川公共職業安定所
- 日本年金機構 市川年金事務所
- 関東地方整備局 首都国道事務所市川相談所
- 自衛隊千葉地方協力本部 市川募集案内所
市の施設
- 市川市役所
- 市川市立図書館 - 蔵書数約110万冊を誇る。[11]
- 市川市動植物園
- 万葉植物園
- 市川自然博物館 - 1989年(平成元年)10月24日開館[13]。千葉県内初の自然博物館で[14]、開館時には動植物の標本を約2,000点収蔵していた[15]。
- 市川考古博物館
- 市川歴史博物館
- 市川市文化会館
- 国府台公園 - 陸上競技場、体育館、道場、テニスコート、野球場等の総合スポーツセンター。
- 市川市市民プール - 日本水泳連盟公認の50mプール、開閉式屋根付きの25mプール、流水プール、滑り台付き子どもプール、幼児プール等を完備。
- 市川市クリーンセンター
- 市川市斎場
- 市川市霊園
議会
市議会
- 定数:42名
- 任期:2015年(平成27年)5月2日〜2019年(平成31年)5月1日
- 議長:岩井清郎(みらい、7期)
- 副議長:松永鉄兵(緑風会、3期)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表) |
---|---|---|
創生市川 | 10 | ◎加藤武央、鈴木雅斗、小泉文人、田中幸太郎、松永鉄兵 、稲葉健二、荒木詩郎、松永修巳、金子正、岩井清郎 |
公明党 | 8 | ◎堀越優、久保川隆志、中村よしお西村敦、浅野さち、宮本均、大場諭、松葉雅浩 |
自由民主党 | 5 | ◎佐藤ゆきのり、ほそだ伸一、青山ひろかず、中山幸紀、かいづ勉 |
日本共産党 | 5 | ◎金子貞作、髙坂進、清水みな子、廣田德子、桜井雅人 |
無所属の会 | 5 | ◎越川雅史、長友正徳、増田好秀、湯浅止子、松本のり子 |
新しい流れ | 4 | ◎守屋貴子、石原よしのり、かつまた竜大、佐藤義一 |
清風会 | 3 | ◎竹内清海、石原みさ子、松井努 |
維新の党・花の会 | 2 | ◎三浦一成、片岡きょうこ |
※2015年5月22日現在。
1968年、新潟県三条市と共に日本で初めての児童手当を支給した。
千葉県議会(市川市選挙区)
- 定数:6名
- 任期:2015年(平成27年)4月30日〜2019年(平成31年)4月29日
氏名 | 会派名 | 当選回数 |
---|---|---|
赤間正明 | 公明党千葉県議会議員団 | 5 |
坂下しげき | 自由民主党千葉県議会議員会 | 2 |
守屋貴子 | 立憲民主党千葉県議会議員会 | 1 |
岡田幸子 | 日本共産党千葉県議会議員団 | 3 |
鈴木衛 | 自由民主党千葉県議会議員会 | 3 |
プリティ長嶋 | 千葉県民の声 | 2 |
※2015年4月30日現在。
衆議院
- 任期 : 2017年(平成29年)10月23日 - 2021年(平成33年)10月22日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
千葉県第5区(市川市の一部、浦安市) | 薗浦健太郎 | 自由民主党 | 4 | 選挙区 |
千葉県第6区(市川市の一部、松戸市) | 渡辺博道 | 自由民主党 | 7 | 選挙区 |
生方幸夫 | 立憲民主党 | 6 | 比例復活 |
経済
農業
1993年(平成5年)時点で地理学者の森本健弘によれば、市川市は不耕作農地率が関東地方の大都市周辺部では高いが、集約的な農業的土地利用がなされている[16]。2006年(平成18年)の千葉県青果物生産出荷統計によれば、梨の生産高・産出額は千葉県内第一位[17]。千葉県における梨栽培発祥の地(1769年に川上善六が創始)でもある[18]。「市川のなし」と「市川の梨」が2007年(平成19年)8月地域団体商標に登録された。
主な企業
本社・本店
- 京葉ガス
- デイリーヤマザキ
- 東京ベイ信用金庫
- 京成電鉄
- 京成バス
- 京成トランジットバス
- 市川交通自動車
- 京成自動車工業 - 日本のテレビ局放送中継車のほとんどの製造を行っている。
- 市進ホールディングス(市進学院、市進予備校など)
- 市川エフエム放送 - コミュニティFM放送局。
- アマゾンジャパン・ロジスティクス
- コベルコ教習所
- 虎の穴
拠点
- 山崎製パン 総合クリエイションセンター - 中央研究所、総合研修所、飯島藤十郎社主記念LLCホール、並びに宿泊施設を備えた食の最先端技術と文化創造の拠点。
- TDK テクニカルセンター - グローバルR&Dの拠点。
- アマゾンジャパン 市川FC - 配送拠点。
- 楽天 RFC市川Ⅰ・RFC市川Ⅱ - 配送拠点。
事業所
- NTTロジスコ 千葉物流センター
- ジェイアール東日本物流
- 総合研修センター
- 京葉流通センター
- クボタ 市川工場
- 日新製鋼 塗装・構造部材研究所
- フジパン 千葉工場
発祥・創業
- 山崎製パン - 1948年(昭和23年)市川市で創業。現在、JR市川駅前には直営店のヤマザキプラザ市川などが入っている創業35周年記念の「サンプラザ35ビル」が建っており、その近隣には、山崎製パングループの福利厚生施設であり一般利用ができるビジネスホテル・観光ホテルとしての客室を備えた「山崎製パン企業年金基金会館」が建っている。
- サイゼリヤ - 1973年(昭和48年)市川市で創業。現在、八幡の1号店は記念館として保存されている。
- ユニデンホールディングス - 1966年(昭和41年)ユニ電子産業として市川市で創業。
その他
- ニッケコルトンプラザ - 日本毛織の中山工場跡地にあるショッピングモール。「ニッケ鎮守の杜」の「おりひめ神社」が残る。
漁業
- 市川漁港
- 行徳漁港
姉妹都市・提携都市
- ガーデナ市(アメリカ合衆国 カリフォルニア州)
- 楽山市(中華人民共和国 四川省)
- メダン市(インドネシア共和国 北スマトラ州)
- 1989年11月4日姉妹都市提携
- ローゼンハイム市(ドイツ連邦共和国 バイエルン州)
- 原州市(大韓民国 江原道)
地域
住宅団地
再開発事業
本八幡駅北口地区
- 本八幡キャピタルタワー(1999年(平成11年)11月竣工、地上24階地下2階。市川市初の高層ビル)
- プリームスクエア本八幡(2003年(平成15年)2月竣工、地上24階地下2階)
- ガレリア・サーラ(2009年(平成21年)3月竣工。地上34階地下2階。市川市初の優良建築物等整備事業[19])
- グランドターミナルタワー本八幡(2013年(平成25年)5月竣工、地上40階地下2階[20])
市川駅南口地区
交通
道路
路線バス
- 京成バス
- 京成バスシステム
- 京成トランジットバス
- 東京ベイシティ交通
- 市川市コミュニティバス
- 羽田空港リムジンバス 市川駅南口〜羽田空港(京成トランジットバス、東京空港交通)
鉄道路線
東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 総武快速線 : - 市川駅 -
- 中央・総武線(各駅停車) : - 市川駅 - 本八幡駅 - (下総中山駅) -
- 下総中山駅の所在地は船橋市だが、市川市に接するように存在している。
- 武蔵野線 : - 市川大野駅 -
- 京葉線 : - 市川塩浜駅 - 二俣新町駅 -
東京地下鉄(東京メトロ)
- 新宿線 : - 本八幡駅
- HS 北総線 : - (矢切駅) - 北国分駅 - (松飛台駅) - 大町駅 -
- 矢切駅の所在地は松戸市だが、市川市に接するように存在している。
- 松飛台駅の所在地は松戸市だが、駅施設は市川市と松戸市にまたがって存在している。
- 中心となる駅 本八幡駅
※市役所や多くの行政施設の最寄り駅は、JR本八幡駅、都営地下鉄本八幡駅、京成八幡駅だが、JTB時刻表では市川駅が中心駅と記載されている。
※東京23区外では唯一、東京の地下鉄2社(東京地下鉄と東京都交通局)の路線を有している。[注 1]また、東京の地下鉄2社(東京地下鉄と東京都交通局)の路線の内、地下路線及び地下駅を有しているのも東京23区外で唯一である。[注 2]
港湾
観光・祭事
史跡
- 堀之内貝塚 - 国の史跡。
- 姥山貝塚 - 国の史跡。
- 曽谷貝塚 - 国の史跡。
- 八幡の藪知らず - 「足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」という神隠しの伝承や慣用句としても有名。斎藤月岑の江戸名所図会に描かれている。
- 里見公園 - 国府台城の跡地。
- 千葉県血清研究所建物跡 - 明治37年以前の建設と推測される旧陸軍の赤レンガの建物が残る。市民や学者などから保存を求める運動が起こり「赤レンガを守る会」が県に保存を要望している。
社寺
- 下総国分寺 - 国の史跡。
- 法華経寺 - 国宝2件、国の重要文化財6件を有する。
- 葛飾八幡宮 - 武神であることから平将門、源頼朝、太田道灌、徳川家康等、多くの関東武士の信仰を集めた。斎藤月岑の江戸名所図会に描かれている。
- 手児奈霊神堂 - 万葉集に詠まれる絶世の美女手児奈を祀っている。歌川広重の名所江戸百景に弘法寺から見た風景が真間の継橋と共に描かれている。
- 白幡天神社
- 妙行寺
- 弘法寺 - 歌川広重の名所江戸百景にこちらから望む手児奈霊神堂と真間の継橋が描かれている。
その他の名所
- 宮内庁新浜鴨場 - 宮内庁が管理する伝統的な狩猟を行う場所。この場所で皇太子徳仁親王が皇太子徳仁親王妃雅子に求婚された。
- 千葉県立現代産業科学館
- 文学の散歩道[21]
- 三番瀬 - 浦安市から習志野市にかけて広がる干潟。
- 市川野鳥の楽園「行徳近郊緑地」
- 大柏川第一調節池緑地
- 国分川調節池
- 式場病院 - 日本で最初の庭園式精神科病院。バラ園で有名。
- 市川市東山魁夷記念館
- 木内ギャラリー - 木内重四郎の別邸の一部である洋館を復元したもの[22]
- クリーンスパ市川 - 天然温泉を使用した日帰り入浴施設。
- 法典の湯 - 化石海水タイプの温泉を使用しており、露天風呂の一部の浴槽では源泉掛け流しを行っている。
- 大慶園
宿泊施設
- 山崎製パン企業年金基金会館
- 市川グランドホテル
- ジェイホテル本八幡
祭事
- 市川市民納涼花火大会 - 1985年(昭和60年)から毎年7月下旬から8月上旬に江戸川河川敷で開催される。同一の大会を対岸の東京都江戸川区では「江戸川区花火大会」と呼ぶ。2009年には、合計人手人数が139万人を超え、花火大会としては日本一の観客動員数を記録した。
文化財
- 市内の国宝一覧
番号 | 種別 | 名称 | 所在地 | 所有者又は管理者 | 指定年月日 | 備考 |
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1 | 典籍 | 観心本尊抄 附 添状1巻 春日山蒔絵筥 1合 | 中山二丁目10番1号 | 法華経寺 | 昭和27年3月29日 | 文永十年卯月廿五日奥書 |
1 | 〃 | 立正安国論 | 中山二丁目10番1号 | 法華経寺 | 昭和27年3月29日 | 文永六年十二月八日書写奥書 |
- 市内の重要文化財(国指定)一覧
番号 | 種別 | 名称 | 所在地 | 所有者又は管理者 | 指定年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 建造物 | 法華経寺五重塔 | 中山二丁目10番1号 | 法華経寺 | 大正5年5月24日 | 元和8年建立 |
2 | 〃 | 法華経寺法華堂 附 棟札5枚 | 中山二丁目10番1号 | 法華経寺 | 大正5年5月24日 | 室町時代後期 |
3 | 〃 | 法華経寺四足門 | 中山二丁目10番1号 | 法華経寺 | 大正5年5月24日 | 室町時代後期 |
4 | 〃 | 法華経寺祖師堂 附 棟札11枚 | 中山二丁目10番1号 | 法華経寺 | 大正5年5月24日 | 延宝6年建立 |
5 | 絵画 | 絹本著色十六羅漢像 | 中山二丁目10番1号 | 法華経寺 | 明治37年2月18日 | 元時代 |
6 | 〃 | 絹本著色日蓮聖人像 | 中山三丁目10番4号 | 浄光院 | 昭和27年7月19日 | 鎌倉時代 |
7 | 古文書 | 日蓮自筆遺文 附 蒔絵聖教箱2合 | 中山二丁目10番1号 | 法華経寺 | 昭和42年6月15日 | 鎌倉時代 |
- 市内の史跡(国指定)一覧
番号 | 種別 | 名称 | 所在地 | 所有者又は管理者 | 指定年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 史跡 | 堀之内貝塚 | 堀之内二丁目2899番地他 | 市川市・他 | 昭和39年7月6日 | 縄文時代後期・晩期。馬蹄形貝塚。 |
2 | 〃 | 姥山貝塚 | 柏井町1195番地他 | 市川市 | 昭和42年8月17日 | 縄文時代中期及び後期。 |
3 | 〃 | 下総国分寺跡 | 国分三丁目20番1号他 | 国分寺・他 | 昭和42年12月27日 | 法隆寺式伽藍配置 |
4 | 〃 | 下総国分尼寺跡 | 国分四丁目17番1号他 | 市川市・他 | 昭和42年12月27日 | 無し |
5 | 〃 | 曽谷貝塚 | 曽谷二丁目438番地1他 | 市川市・他 | 昭和54年12月22日 | 縄文時代後期。大規模な馬蹄形貝塚。 |
- 市内の登録有形文化財一覧
番号 | 種別 | 名称 | 所在地 | 所有者又は管理者 | 登録年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 建造物 | 西洋館倶楽部(渡辺家住宅) | 新田 | 個人 | 平成11年7月8日 | 昭和2年竣工。木造3階建。 |
- 市内の千葉県指定文化財は千葉県指定文化財一覧を参照のこと。
- 市川市指定文化財は市川市指定文化財一覧を参照のこと。
文化
市の歌
市川市歌
1949年(昭和24年)制定。歌詞は公募による。
市川賛歌
市歌の詞に描かれた風景と実情が時代とともに変化してきたことから、1999年(平成11年)に市川賛歌制作市民委員会の要請により作曲された。
作詞家・作曲家とも日本を代表する重鎮だが、詞中にある言葉のユニークさから2ちゃんねるをはじめとする一部のネットコミュニティで爆発的に受け、同じ顔ぶれの作詞作曲による福島県立清陵情報高等学校校歌とともに有名となった。
出身著名人
- 清水達也(作曲家)1981年(昭和56年)3月1日市川市生まれ。
- 境川浪右衛門(大相撲力士・第14代横綱)1841年5月28日下総国葛飾郡生まれ。1887年(明治20年)9月16日没。
- 大蛇潟大五郎(大相撲力士・前頭)1862年12月生まれ。1916年1月9日没。
- 若嶌權四郎(大相撲力士・第21代横綱)1876年(明治9年)1月19日千葉県葛飾郡生まれ。1943年(昭和18年)10月23日没。
- 稲葉嶽光之助(大相撲力士・前頭)1897年(明治32年)11月7日生まれ。1978年(昭和53年)5月7日没。
- 中野孝次(作家)1925年(大正14年)1月1日市川市須和田生まれ、2004年(平成16年)7月16日没。
- 石井庄八(レスリング選手、戦後初のオリンピック金メダリスト)1926年(大正15年)2月16日生まれ、1980年(昭和55年)1月4日没。
- 房錦勝比古(大相撲力士)1938年(昭和11年)1月3日千葉県東葛飾郡南行徳村(現市川市)生まれ。1993年(平成5年)7月21日没。
- 守屋浩(歌手)1938年(昭和13年)9月20日生まれ。市川市新田で育つ。市川小学校出身。
- 式場壮吉(レーサー)1939年(昭和14年)2月9日市川市生まれ。
- 鹿内孝(俳優)1941年(昭和16年)2月25日市川市生まれ。
- 浮谷東次郎(レーサー)1942年(昭和17年)7月16日市川市生まれ。1965年(昭和40年)8月21日没。
- 花田力(実業家。京成電鉄第10代社長)1944年(昭和19年)1月15日市川市生まれ。
- 加藤智久(実業家。レアジョブ創業者・元社長)。
- 奈良橋陽子(作詞家・演出家・英語教育家)1947年(昭和22年)6月17日市川市生まれ。
- 國見山兼初(大相撲十両力士)1948年(昭和23年)3月31日市川市生まれ。
- きたろう(俳優)1948年(昭和23年)8月25日市川市生まれ。
- 鮫島有美子(声楽家・ソプラノ歌手)1952年(昭和27年)1月8日生まれ。幼時より市川市に育ち、真間小学校出身。
- 猪口邦子(国会議員・大学教授)1952年(昭和27年)5月3日市川市生まれ。
- 星野道夫(写真家)1952年(昭和27年)9月27日市川市生まれ。
- 金沢明子(民謡歌手)1954年(昭和29年)10月25日市川市生まれ。
- 小堺一機(タレント)1956年(昭和31年)1月3日市川市生まれ。
- 安藤優子(ニュースキャスター)1958年(昭和33年)11月19日市川市生まれ。
- 池田さとみ(漫画家)1960年(昭和35年)11月8日市川市生まれ。
- いしかわこうじ(絵本作家)1963年(昭和38年)10月4日市川市生まれ。
- 浜岡賢次(漫画家)1965年(昭和40年)市川市生まれ。
- TAIJI(ベーシスト)1966年(昭和41年)7月12日市川市生まれ。
- kyo(D'ERLANGERのボーカリスト) 1967年(昭和42年)2月4日市川市生まれ。
- 小城ノ花昭和(大相撲力士)1967年(昭和42年)11月18日市川市生まれ。
- 坂崎千春(絵本作家)1967年12月29日市川市生まれ。
- yukihiro(L'Arc〜en〜Cielのドラマー)1968年(昭和43年)11月24日市川市生まれ。
- 高橋義生(総合格闘家)1969年(昭和44年)3月13日市川市生まれ。
- 丸山茂樹(プロゴルファー)1969年9月12日市川市生まれ。
- ちはる(タレント)1970年(昭和45年)3月24日市川市生まれ。
- つみきみほ(女優)1971年(昭和46年)4月13日市川市生まれ。
- 小城錦康年(大相撲力士)1971年7月8日市川市生まれ。
- 櫻井智(声優)1971年9月10日市川市生まれ。
- 闘牙進(大相撲力士)1974年(昭和49年)7月4日市川市生まれ。
- 木村茂(元プロ野球選手)1975年(昭和50年)11月8日市川市生まれ。
- 相川亮二(元プロ野球選手)1976年(昭和51年)7月11日市川市生まれ。
- 五十嵐圭(あいテレビアナウンサー)1976年8月11日市川市生まれ。
- 八角剛史(Jリーグ選手、ギラヴァンツ北九州)1985年(昭和60年)4月20日市川市生まれ。
- 茶野隆行(元プロサッカー選手、元サッカー日本代表)1976年11月23日市川市生まれ。
- NOSAWA(プロレスラー)1976年12月17日市川市生まれ。
- 石黒新平(ニッポン放送アナウンサー)1977年(昭和52年)1月18日市川市生まれ。
- 西尾由佳理(元日本テレビアナウンサー、現在はフリーアナウンサー)1977年7月25日市川市生まれ。
- B・N・F(個人投資家)1978年(昭和53年)3月5日市川市生まれ。
- 須田都古(バスケットボール選手、元JOMOサンフラワーズ)1978年3月7日市川市生まれ。
- 小出涼子(名古屋テレビアナウンサー)1978年6月12日市川市生まれ。
- G.G.佐藤(元プロ野球選手)1978年8月9日市川市生まれ。
- 藤田真奈美(フリーアナウンサー)1979年(昭和54年)9月24日市川市生まれ。
- 押切もえ(ファッションモデル)1979年12月29日市川市生まれ。
- 寿里(男性ファッションモデル、俳優。相川亮二の弟、千葉県立市川南高等学校卒業) 1981年(昭和56年)2月16日市川市生まれ。
- 阿部勇樹(サッカー選手、浦和レッドダイヤモンズ所属&FIFAワールドカップ2010 日本代表選手) 1981年(昭和56年)9月6日市川市生まれ。
- 水卜麻美(日本テレビアナウンサー) 1987年4月10日市川市生まれ。
- 橋本真人(サッカー-選手、サウルコス福井) 1989年10月12日市川市生まれ。
- 島川俊郎(Jリーグ選手、ヴァンフォーレ甲府) 1990年(平成2年)5月28日市川市生まれ。
- 三宅諒(フェンシング選手、オリンピックフルーレ団体銀メダリスト) 1990年12月24日市川市生まれ。
- 佐藤慎之介(Jリーグ選手、ロアッソ熊本)1991年(平成3年)5月9日市川市生まれ。
- 前田敦子(元AKB48)1991年(平成3年)7月10日市川市生まれ、市川市立新浜小学校・市川市立第七中学校卒業[23]。
- 上村彩子(TBSアナウンサー)1992年(平成4年)10月4日市川市生まれ。
- 重石邑菜(女優)2000年(平成12年)5月12日市川市生まれ。
- ノリミツ・オオニシ(新聞記者・ニューヨーク・タイムズ東京支局長)市川市生まれ。
- 清水英克(JRA調教師)
- 斉藤美絵子(ミュージカル俳優、バレエダンサー)
- 海宝あかね(ミュージカル俳優)
- 海宝直人(ミュージカル俳優)
- 愛月ひかる(宝塚歌劇団宙組男役)
市川に由縁がある著名人
- 木内重四郎(官僚政治家) - 晩年、真間に移り住み、最期まで暮らす。
- 木川田一隆(経営者財界人) - 元東京電力(株)社長、 元経済同友会代表幹事(1960年〜1975年)-新田に在住した。
- 幸田露伴(小説家) - 戦後、菅野に移り住み、最期まで暮らす。
- 永井荷風(小説家) - 1946年(昭和21年)1月に菅野、1957年(昭和32年)3月に八幡町(現:八幡)と移り住み、最期まで暮らす。
- 北原白秋(詩人・童謡作家) - 1916年(大正5年)5月から6月末まで、真間の亀井院で過ごす。
- 郭沫若(中国の政治家・文学者) - 1928年(昭和3年)から1937年(昭和12年)まで、須和田に住む。楽山市との友好都市締結のきっかけとなった。
- 早川雪洲(俳優)
- 東山魁夷(日本画家)- 市川市名誉市民。1945年(昭和20年)から50年以上に渡り、最期まで市川市中山で過ごす。
- 幸田文(小説家・随筆家)- 戦後、市川市に移り住み、父幸田露伴の最期を看取る。その様子を随筆「菅野の記」「葬送の記」などに描く。
- 岡晴夫(歌手)- 「憧れのハワイ航路」で有名な人気歌手。八幡に、昭和20年代から最期まで住んでいた。
- 安岡章太郎(小説家)- 幼時(大正末期)に市川に住む。市川を描いた作品も何作かある。
- 五井昌久(宗教家) - 市内に白光真宏会を設立。
- 山下清(画家) - 市川市内の養護施設「八幡学園」でちぎり絵と出会い才能を開花させる。
- 式場隆三郎(精神科医・医学博士) - 山下清の発見者・後援者、式場壮吉の伯父、式場病院創設者。
- 山本夏彦(随筆家・編集者) - 1951年(昭和26年)から2002年(平成14年)に亡くなるまで、八幡で暮らす。1998年(平成10年)市川市民文化賞受賞。
- 五木寛之(小説家) - 1955年(昭和30年)頃から2年ほど北方町で暮らし、近くの中山競馬場へ通う。その頃の暮らしを「風に吹かれて」などの随筆に描いている。
- 佐田の山晋松-横綱時代並びに年寄退任後、市川在住。
- 軍司育雄(弁護士)- 元日本弁護士連合会副会長。市川市在住で市川市個人情報保護審査会会長等。
- 井上ひさし(小説家・劇作家) - 永井荷風に憧れ、1967年(昭和42年)から1987年(昭和62年)まで国分、北国分で過ごす。市川市文化振興財団理事長。
- あずさ欣平(声優・演出家) - 永井荷風宅の又隣に居住していた。
- さだまさし(シンガーソングライター) - かつて居住していた。
- ささきいさお(歌手・俳優・声優・ナレーター) - 欠真間在住。
- 長門正貢(日本郵政社長、ゆうちょ銀行元社長、シティバンク銀行元会長)
- プリティ長嶋(千葉県議会議員・ものまねタレント) - 市川在住。2007年(平成19年)4月の市川市議会議員選挙にてトップ当選。1期務めた後、2011年(平成23年)4月の千葉県議会議員選挙にて市川市選挙区から当選。
- 伊東一雄(野球解説者、愛称「パンチョ伊東」) - 小学生の頃から最期まで市川に住む。市川小、市川一中卒。
- ヨネスケ(落語家・タレント) - かつて居住していた。
- 古今亭菊之丞(落語家) - 平成14年NHK新人演芸大賞・落語部門大賞受賞。国分高校卒。
- ジャガー(ロック歌手・ローカルタレント・会社社長) - 市川市八幡を中心に活動。
- 崔岩光(ソプラノ歌手) - 2000年(平成12年)から在住。2009年(平成21年)市川市文化親善大使。
- 中村正人(ミュージシャン、ドリームズ・カム・トゥルーのリーダー) - 市川一中、国府台高校卒。
- 矢口壹琅(プロレスラー、ミュージシャン、俳優) - 小学校高学年から高校まで市川に住む。(真間小学校、市川二中)
- 華原朋美(歌手、昭和学院小学校卒)
- 高橋英樹(俳優) - 私立市川高校卒。
- 高木美保(タレント・コメンテーター) - 和洋国府台女子高校卒、和洋女子大学中退。
- にしおかすみこ(お笑い芸人) - 国分小学校・和洋国府台女子高校卒。
- 伊藤淳史(俳優) - 国府台高校卒。
- 後藤真希(歌手) - 子供の頃、よく本八幡に遊びに来ていた。その縁で初ソロライブを市川市文化会館で行う。
- エド・はるみ(お笑い芸人) - 日出学園中学・高校卒。
- 山岡聡子(スノーボードハーフパイプ選手) - 和洋女子大学卒。
- 小川眞由美(女優) - 和洋女子大学短期大学部卒。
- 佐藤寿人(Jリーグ選手、元サッカー日本代表) - 市川南高校卒。
- CHIHARU(TRFのダンサー) - 和洋国府台女子高校卒。
- 吉田裕史(指揮者) - 東邦音楽大学特任准教授、大学院講師。 現在は、イタリアに在住しマントヴァ歌劇場音楽監督を務める。国府台高校卒。
- 乙川優三郎(作家) - 2002年第127回直木賞受賞。国府台高校卒。
- 真保裕一(作家) - 国府台高校卒。
- 滝口順平(声優・ナレーター) - 市川工業高校卒。
- 平沼定晴(プロ野球元千葉ロッテマリーンズ選手) - 千葉商科大学付属高等学校で選抜高等学校野球大会に出場、プロ入り。
- 瞳みのる(元ザ・タイガースのメンバー) - ザ・タイガース解散後、居住していたことがある。
- 仲谷明香 (声優・元AKB48) - 一時期在住。市川市立第七中学校在学中では前田敦子とは同級生。出身は盛岡市。
- 多賀新(銅版画家) - 市川市在住。
- 小島貞二(相撲評論家・演芸評論家) - 市川市名誉市民。1947年(昭和22年)から2003年(平成15年)に亡くなるまで中山で暮らす。
市内の学校
大学
高等学校
- 市川高等学校(※中高併設)
- 昭和学院高等学校(※中高併設)
- 不二女子高等学校
- 日出学園高等学校(※中高併設)
- 国府台女子学院高等部(※中高併設)
- 和洋国府台女子高等学校(※中高併設)
- 千葉商科大学付属高等学校
- 公立高等学校については千葉県高等学校一覧#市川市を参照のこと。
中学校
- 市川中学校(※中高併設)
- 昭和学院中学校(※中高併設)
- 日出学園中学校(※中高併設)
- 国府台女子学院中学部(※中高併設)
- 和洋国府台中学校(※中高併設)
- 公立中学校については千葉県中学校一覧#市川市を参照のこと。
小学校
- 昭和学院小学校
- 日出学園小学校
- 国府台女子学院小学部
- 公立小学校については千葉県小学校一覧#市川市を参照のこと。
関連項目
脚注
注釈
出典
- ↑ 千葉県市川市
- ↑ “東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会”. . 2008閲覧.
- ↑ 市川市勢総攬
- ↑ 「広報いちかわ」1500号より
- ↑ 茶野順子. “パーセント法基礎講座”. 笹川平和財団. . 2009閲覧.
- ↑ “健康都市市川宣言 (PDF)”. 市川市 (2008年10月25日). . 2008閲覧.
- ↑ 読売新聞2009年9月12日13S版31面
- ↑ 広報いちかわ2010年12月18日No.1407、4・5面
- ↑ 市川市|プロフィール
- ↑ 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻、歴代知事編纂会、1983年。『朝日新聞』。
- ↑ 市川市立図書館|市川市立図書館利用案内
- ↑ “待望の行徳図書館が完成 市川市 装い新たにあすオープン”. 千葉日報 (千葉日報社): p. . (1989年4月14日)
- ↑ “身近な自然、再認識 二十四日オープンした市川自然博物館の初代館長 作田修二さん”. 読売新聞 (読売新聞社): p. . (1989年10月29日)
- ↑ “市川に県内初の自然博物館が誕生 身近な自然を再発見 24日からオープン”. 千葉日報 (千葉日報社): p. . (1989年10月22日)
- ↑ “自然博物館が完成 24日オープン 動植物標本が2千点 市川”. 毎日新聞 (毎日新聞社): p. . (1989年10月20日)
- ↑ 森本健弘(1993年)"千葉県市川市柏井町四丁目における不耕作農地の形成と農業経営"地理学評論Ser. A(日本地理学会).66(9):515-539.(517ページより)
- ↑ 林容史"東京新聞:放射性物質未検出「市川の梨」出荷へ 吉報に市長ら初物味わう"東京新聞、2011年7月30日(2011年8月8日閲覧。)
- ↑ 千葉県"梨「ちば旬鮮図鑑」 "(2011年8月8日閲覧。)
- ↑ 優良建築物等整備事業とは、国土交通省
- ↑ 地上41階建てで約370戸の住宅が入る共同施設の建設(平成20年度着工予定) 店舗、業務、住宅の用途
- ↑ 文学の散歩道
- ↑ 施設案内木内ギャラリー
- ↑ 2012年8月24日発売『前田敦子 AKB48卒業記念フォトブック『あっちゃん』』(講談社)P.18。
外部リンク
- 行政
- [{{#property:P856}} 公式ウェブサイト]
- 観光
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東京都江戸川区 | 北 | 船橋市 | ||
西 市川市 東 | ||||
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