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明石市(あかしし)は、近畿地方の中部、兵庫県南部の明石海峡に面する都市で、兵庫県東播磨県民局に区分されている。中核市に指定されている。
本項では市制前の名称である明石郡明石町(あかしちょう)についても述べる。
Contents
地理
- 兵庫県の南側かつ淡路島の北側に位置し、その島が望める場所である。東西に長く、瀬戸内海(播磨灘)に面している自治体である。古代から阪神と播磨を結ぶ陸上交通、本州から淡路島を経て四国に通じる海上交通の重要な拠点になっており、明石海峡大橋開通前は明石フェリーが玄関口であった。また、源氏物語の舞台地でもある。
- 日本標準時の町として知られる。日本標準時は明治初期は京都伏見を基準地点としたが、明治19年より国際的に地球の経度・360度を24分割する15度の倍数を基準とすることとなり、日本では東経135度が日本標準時子午線と定められ、線上の明石が「子午線のまち」として定着した。子午線上の明石市立天文科学館には、日本標準時を刻む大時計が設置されている。[注釈 1][1]
隣接する自治体・行政区
市境はほとんどの部分が神戸市でわずかに残る西側を播磨町、加古川市、稲美町で分けている。
神戸市への通勤率は29.6%である(平成22年国勢調査)。
行政
市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
官選明石市長 | ||||
1 | 三輪信一郎 | 1919年(大正8年)11月1日 | 1920年(大正9年)12月13日 | |
2 | 相川茂郷 | 1921年(大正10年)10月12日 | 1922年(大正11年)7月13日 | |
3 | 山脇一次 | 1922年(大正11年)7月15日 | 1924年(大正13年)10月8日 | |
4 | 磯野鶴太郎 | 1925年(大正14年)7月22日 | 1937年(昭和12年)6月7日 | |
5 | 青木雷三郎 | 1937年(昭和12年)6月8日 | 1946年(昭和21年)11月13日 | |
公選明石市長 | ||||
6 | 辻猛 | 1947年(昭和22年)4月6日 | 1951年(昭和26年)4月4日 | |
7 | 田口政五郎 | 1951年(昭和26年)4月25日 | 1955年(昭和30年)2月3日 | |
8 | 丸尾儀兵衛 | 1955年(昭和30年)3月13日 | 1967年(昭和42年)4月29日 | |
9 | 吉川政雄 | 1967年(昭和42年)4月30日 | 1971年(昭和46年)4月5日 | |
10 | 衣笠哲 | 1971年(昭和46年)4月27日 | 1983年(昭和58年)6月11日 | |
11 | 小川剛 | 1983年(昭和58年)7月24日 | 1991年(平成3年)7月23日 | |
12 | 岡田進裕 | 1991年(平成3年)7月24日 | 2003年(平成15年)4月30日 | |
13 | 北口寛人 | 2003年(平成15年)5月1日 | 2011年(平成23年)4月30日 | |
14 | 泉房穂 | 2011年(平成23年)5月1日 | 現職 |
不祥事
2018年6月、明石市役所は、自庁の部長級職員が部下に対して常軌を逸した暴力行為を行っていたと発表した。当該職員は依願退職したが、刑事告訴はされていない。 [2]。
明石市議会
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は幹事長または団長) |
---|---|---|
真誠会 | 10 | ◎山崎雄史、井藤圭湍、寺井吉広、坂口光男、深山昌明、辰巳浩司、穐原成人、三好宏、千住啓介、林健太 |
公明党 | 6 | ◎尾倉あき子、松井久美子、国出拓志、梅田宏希、絹川和之、佐々木敏 |
未来市民 | 6 | ◎遠藤恒司、永井俊作、丸谷聡子、出雲晶三、北川貴則、中西礼皇 |
日本共産党 | 2 | ◎辻本達也、楠本美紀 |
民主連合 | 3 | ◎宮坂祐太、尾仲利治、久枝陽一 |
スマイル会 | 1 | ◎家根谷敦子 |
青風会 | 1 | ◎大西洋紀 |
2016年(平成28年)5月1日現在。
兵庫県議会(明石市選挙区)
- 定数:4名
- 任期:2015年(平成27年)6月11日~2019年(平成31年)6月10日
氏名 | 会派名 | 当選回数 |
---|---|---|
松本隆弘 | 自由民主党 | 4 |
伊藤勝正 | 公明党・県民会議 | 2 |
樽谷彰人 | 維新の会 | 1 |
北口寛人 | 自由民主党 | 2 |
2015年の改選時(統一地方選挙)は、立候補者数が7人だったため選挙が行われた。投票率は41.61%だった[3]。
衆議院
氏名 | 会派名 | 当選回数 |
---|---|---|
西村康稔 | 自由民主党 | 5 |
市の出先機関(市民センター・サービスコーナー)
- 大久保市民センター・魚住市民センター・二見市民センター
- 明舞サービスコーナー・明石駅市民サービスコーナー・西明石サービスコーナー・高丘サービスコーナー・江井島サービスコーナー
- 明石郵便局:673-00xx、673-08xx、673-85xx、673-86xx、673-87xx、651-21xx
- 明石西郵便局:674-00xx、674-85xx、674-86xx、674-87xx、651-24xx
- 明石警察署
- 兵庫県自動車運転免許試験場・免許更新センター
- あかし保健所
- あかし動物センター
国の機関
人口
平成30年3月1日現在の人口は296,714人(明石市ホームページより)。 近年、人口減少傾向にあったが、平成25年から連続で増加に転じている。
明石市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
広袤(こうぼう)
国土地理院地理情報によると稲美町の東西南北それぞれの端は以下の位置で、周囲は60.4kmで東西の長さは15.6km、南北の長さは9.4kmである。[4] 気候
地域町丁・大字本庁地区
大久保地区明石市に編入される前の旧・大久保町の範囲である。
魚住地区明石市に編入される前の旧・魚住村の範囲である。
二見地区
歴史
姉妹都市、友好都市・交流都市姉妹都市友好都市交流都市「うみのまち 明石」、「やまのまち 養父」として交流協定を結び、毎年、両市で市民交流が行われており、2005年5月15日に交流協定を締結した。 津名郡東浦町、淡路町、北淡町と「明石・北淡路海峡交流懇話会」を1998年10月21日に設立し、2005年4月1日に津名郡が五色町を除く全域が合併し、淡路市になったことから「明石市、淡路市海峡交流懇話会」に改称する。 市旗・市章市旗
市章
司法裁判所 立法同市に本社を置く企業産業明石は戦前から飛行機産業が盛んで、現在も飛行機製造メーカーや電子部品メーカーがある。阪神工業地帯、播磨臨海工業地帯の1つである。企業誘致に成功し、二見町南二見(通称:人工島)にある二見臨海工業団地には多くの企業が立地し、外国人労働者も多い。
金融指定金融機関:三井住友銀行(旧・太陽神戸銀行→さくら銀行)・三菱UFJ銀行(旧・三和銀行→UFJ銀行)2行による輪番制 病院
教育大学・短期大学高等専門学校高等学校中学校小学校国立公立特別支援学校廃止された学校交通鉄道計画中の鉄道バス
かつては明石市交通部(明石市営バス)が市内を運行していたが、2012年3月17日に廃止され、路線は神姫バス・山陽バスにそれぞれ譲渡された。 道路港湾海上交通
マスメディア名所・旧跡神社
寺院
博物館城跡公園その他
かつてあった施設伝統行事・伝統芸能など
文化施設
名産品
2016年12月に東京で開催されたB-1グランプリスペシャルに明石市として出展。「あかし玉子焼ひろめ隊」を中心としたPRによりゴールドグランプリを獲得し、明石市が「行きたいまち 住みたいまち 応援したいまち」ナンバーワンに選ばれた。 目前の播磨灘は、古来から好漁場として知られ、特に明石タコといかなごは、全国的な名品として著名。市街地の中心にある魚の棚商店街(通称「うおんたな」)などでは、様々な海産物を購入できる。 観光資源明石海峡大橋は、神戸市垂水区から架かっている。ちなみに明石大橋は国道2号が明石川を渡る橋である。 阪神・淡路大震災
明石に関連する有名人出身人物
明石ゆかりの人物
明石市を舞台とした作品
脚注注釈出典
参考文献
関連項目
外部リンク
典拠レコード:
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