コロンビア大学
Columbia University Columbia University in the City of New York | |
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ラテン語名称:Universitas Columbiae Neo Eboracensis [1] | |
校訓 | In lumine Tuo videbimus lumen (羅) |
創立 | 1754年 |
学校種別 | 私立 セメスター制 |
運営資金 | 96億3900万ドル(2015年)[2] |
学長 |
リー・ボリンジャー 理事長 ジョナサン・シラー Jonathan Schiller |
副学長 | ジョン・ヘンリー・コーツウォース |
教職員 | 3,806人(2014年秋; フルタイム)[3] |
学生 |
27,942人 (1,928人の学位未取得者を除く; 2014年秋)[4] |
学部生 | 8,410人(2014年秋)[4] |
大学院生 | 19,532人(2014年秋)[4] |
所在地 |
西経73度57分43秒北緯40.8075度 西経73.96194度 |
キャンパス | 都市型, 面積299エーカー (1.21 km2) |
機関紙 | コロンビア・デイリー・スペクテイター |
スポーツ | 31競技チーム |
スクールカラー | コロンビア・ブルーと白 |
マスコット | コロンビア・ライオンズ |
運動競技 |
NCAA Division I – アイビー・リーグ, EARC MAISA (セーリング) |
所属提携 |
AAU URA 568グループ NAICU |
ウェブサイト | www.columbia.edu |
コロンビア大学(英語: Columbia University)は、米国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区に本部を置く、アイビー・リーグに属する私立大学。正式名称は、Columbia University in the City of New York。イギリス植民地時代(1754年)に英国国王ジョージ2世の勅許によりキングスカレッジとして創立され、全米で5番目に古い。
世界屈指の名門大学としてノーベル賞受賞者を101名輩出するなど全世界から多くの優秀な研究者、留学生が集まっている。卒業生はあらゆる分野の第一線で活躍しており、これまで34名の各国の大統領・首相や28名のアカデミー賞受賞者等を輩出している。最近の著名な卒業生は米第44代大統領バラク・オバマ。
大学のモットーは、"In Thy light shall we see the light"("In lumine Tuo videbimus lumen")。旧約聖書・詩編36編9節(Psalm 36:9)の"in thy light shall we see light"(我らは汝の光によりて光を見ん。)を元にしている。
Contents
歴史
イギリス(グレートブリテン王国)のジョージ2世による憲章の勅許により1754年、5番目(勅許ベース)の大学キングズカレッジとして創立された。憲章はその勅許が合衆国憲法の制定より早いため、憲法に優先するという解釈もある。合衆国独立後コロンビア大学と改称された。大学のロゴは王冠。
設立当初は教授一人(サミュエル・ジョンソン)学生8人でスタートした。当初のキャンパスはウォール街付近のトリニティ教会 (ニューヨーク市)敷地内にあった、その後現在ロックフェラー・センターがある場所に移転し、さらに同地を売却して現在のモーニングサイドキャンパスに移転した。
X線写真、FM放送、360度カメラ、カーミット (プロトコル)、MPEG2技術等は、同校工学部の研究成果の一例である。医学教育の歴史も古く、米国初のM.D.(Doctor of Medicine)学位が同校メディカル・スクールから授与された。政治学科は世界初、人類学科の設置は米国初である。
第二次世界大戦中、ナチスドイツが先に原子爆弾を開発することに危機感を抱いたレオ・シラードがアインシュタインを説得し、当時のルーズベルト大統領に原爆開発を促す手紙(「アインシュタイン=シラードの手紙」)を書かせたことがきっかけとなって、マンハッタン計画がスタートした。同僚のエンリコ・フェルミ(ノーベル物理学賞受賞)等と共に米国初の原子核分裂に成功する(1939年)。実験が行われたPupin Hall(物理学部の校舎)は、合衆国歴史的建造物に指定されており、ここで行われた研究により、10人がノーベル物理学賞を受賞している。レーザーやメーザー、MRIの技術もここで開発された。
1912年にジョーゼフ・ピューリツァーの寄付によりジャーナリズム大学院が設立された。同校は、現在に至るまでアイビーリーグ唯一のジャーナリズム大学院である。ピューリッツァー賞およびduPont-Columbia Award(放送ジャーナリズム関係)の選考委員会が同校に設置されており、毎年4月に受賞者が発表される。日本の早稲田大学で2008年に設置されたジャーナリズムコースは、コロンビア大学をモデルとしている。
映画「いちご白書」、「ゴーストバスターズ」、「スパイダーマン」、小説「ムーンパレス」などの舞台ともなっている。
キャンパス
キャンパスは大きく三つあり、マンハッタンの北西部、ハドソン川沿いに南北に広がるリバーサイド公園とモーニングサイド公園に挟まれた高台であるモーニングサイド・ハイツにあるメインキャンパス(36エーカー)と、同じくハドソン川沿いのジョージワシントン橋近くの高台であるワシントンハイツにある医学部、歯学部、公衆衛生学部等の医学系の大学院、付属病院、研究施設等が集中するメディカル・センター(20エーカー)そして、プロードウェイ125丁目から北西に展開するマンハッタンヴィルキャンパス(17エーカー)で構成される。
メインキャンパスの正門はブロードウェイ116丁目に位置し、そこから東西にキャンパスを横切るカレッジ・ウォークと呼ばれる並木道を進むと、左手にロウ・プラザと呼ばれる広場があり、右手にはギリシャ風のバトラー・ライブラリーが見える。ロウ・プラザの中央の階段の中ほどに大学のシンボルの一つであるAlma Mater(ラテン語で我らの母=母校)像が鎮座している。Alma Mater像の真後ろ、キャンパスのほぼ中央にローマ風のドームであるロウ・ライブラリーがあり、突然古代ローマ時代にタイムスリップしたような錯覚に陥る。ロウ・プラザを中心に校舎、学生寮がシンメトリーに整然と配置されており、設計(Beaux-Arts形式)はMcKim, Mead and White社により手掛けられた。現在、メインキャンパスの北西に隣接するManhattanville地域で大規模なキャンパス拡張計画が進行中である。
大学の周辺には、付属校であるティーチャーズ・カレッジ(教育学部)、バーナード・カレッジ(リベラルアーツ・カレッジ、女子大学、セブン・シスターズの一校)や提携校であるユニオン神学校、ユダヤ教神学院、また、Bank Street College of Education、マンハッタン音楽学校などの教育施設が隣接しており、そのアカデミックな雰囲気からモーニングサイド・ハイツは「米国のアクロポリス」とも呼ばれている。大学所有の建物は70を超え、教職員、大学院生及びその家族用に所有するアパートの数は7,800戸に上る。近隣には、グラント将軍の墓や、ゴシック様式のカテドラルとしては世界最大規模である聖ヨハネ大聖堂、さらには、世界最大のカリヨン(組み鐘)で知られるリバーサイド教会などのランドマークがあり、ニューヨーク市の観光スポットの一つとなっている。モーニングサイド・ハイツは、2010年度Princeton Review Top College RankingのBest College Town部門で全米1位にランクされた。
歴史的建造物
- Schermerhorn Hall
- 現代遺伝子科学の基礎となる研究でノーベル医学賞(1933年)を受賞したトーマス・ハント・モーガンの研究室(「蝿の部屋(Fly Room)」として有名)がある。彼の弟子および孫弟子のうち5人が後にノーベル医学賞を受賞している。また、ここは、フランツ・ボアズにより米国初の人類学課が1899年に設けられた場所でもある。
- Havemeyer Hall
- 化学学課の建物で、ここで行われた研究により、これまで7人の教授がノーベル化学賞を受賞している。この中の309番教室は、Grand Lecture Hallと呼ばれる木造の階段教室(330席)で、多くの映画のシーンに登場している。
- St.Paul's Chapel
- ロウ・ライブラリーの西側に位置するチャペルで、ニューヨーク市歴史建造物に指定されている。結婚式やミニコンサートにも使用されている。
- Casa Italiana
- 1991年より、イタリア政府との契約によりイタリアン・アカデミーが設置されており、両国間の文化交流のセンターとしての機能も果たしている。イタリアン様式の建物は、ニューヨーク市歴史的建造物に指定されている。
- Buell Hall
- 1913年よりメゾン・フランセが設けられており、大学キャンパス内のフランス文化施設としては米国最古である。
- Mathematics Hall
- 世界屈指の数学関係の図書館があり、1776年のハーレム・ハイツの戦いでジョージ・ワシントン率いるContinental Armyがイギリス軍に勝利した場所でもある。その記念碑がブロード・ウェイに面した建物の側面に埋め込まれている。
- Philosophy Hall
- エドウィン・アームストロングがFM放送の技術を開発した場所として、合衆国史跡に指定されている。建物の前の中庭にオーギュスト・ロダンの銅像「考える人」が設置されている。
- Miller Theater
- 700人収容のコンサート・ホールでVarsity Showや各種コンサート、劇などに使用される。一般公開もされている。
- Alma Mater像
- Alma Mater像は、リンカーン記念館のリンカーン像やハーバード大学のジョン・ハーバード像も手がけたDaniel Chester French作の銅像で、ローマ神話の知恵と工芸を司る女神ミネルヴァの像である。作者は、鳥の剥製を趣味としていたこともあり、多くの作品に「フクロウ」を隠したことでも知られており、実際に、Alma Mater像の衣の裏にフクロウのレリーフが隠されている。学部生の伝説として、最初にフクロウを見つけた者がその学年の卒業生総代(Valedictorian)になるとのジンクスがある。
- Low Memorial Library
- Seth Low学長(後にNY市長)を記念して建てられた図書館。ドーム屋根は、総大理石造りのドームとして米国最大規模である。建築物としての重要性で合衆国史跡に指定されている。
- The Steps
- Low Memorial Library前の階段/広場で、“Urban Beach”とも呼ばれる。バチカンにあるラファエロのフレスコ画“The School of Athens”をモデルとして設計された。
その他キャンパス・施設
- Lamont-Doherty Earth Observatory:(Palisades,New York,地球科学関連の研究施設 157エーカー)
- Nevis Laboratories:(Irvington,New York、素粒子物理、原子物理学、天体物理学、RARAF等の研究施設 60エーカー)
- ゴダード宇宙科学研究所:(ブロードウェイ112丁目、NASAと共同運営の宇宙科学の研究施設)
- Baker Field:(マンハッタン・Inwood、複合スポーツ施設、26エーカー、Wien Stadium -17,000席、サッカースタジアム-3,500席、野球場-500席、ソフトボール場-200席、ボート・ハウス)
- Reid Hall:(フランス・パリ、分校)
- Arden House:(Harriman,New York、会議場、主にビジネススクールのExecutive Education Programに使用されている。1966年に合衆国史跡に指定された。)
- オンライン・キャンパス・ツアー
- 近隣の主要外部研究施設
- ブルックヘブン国立研究所:(Longisland,New York、キャンパスから車で約1時間半の距離にある)
- プリンストン高等研究所:(Princeton,New Jersey、キャンパスから車で約1時間20分の距離にある)
- ベル研究所:(Murrey Hill,New Jersey、キャンパスから車で約45分の距離にある)
- IBM-トーマス・J・ワトソン研究所:(Hawthorne,New York、キャンパスから車で約35分の距離にある)
- メモリアル・スローンケタリング癌センター:(Manhattan,New York、キャンパスから車で約15分の距離にある。医学部卒で1989年ノーベル生理医学賞受賞のハロルド・ヴァーマスが現在所長を務めている)
キャンパス間移動
各キャンパス間には専用のシャトルバスサービスが運行しており、大学関係者は無料で自由に往来できるシステムとなっている。
The "C Rock"
マンハッタン島の最北端、ハドソン川とハーレム川が合流する地点を流れるスパイテン・ダイヴィル川の岸壁の岩に巨大なアルファベットのCが描かれている。CはColumbiaの頭文字Cを表しており、スクールカラーである白い縁取りにコロンビア・ブルーで塗られている。ここは、ボート部の練習場でもあり、ニューヨークの観光名所の一つとなっている。対岸のインウッドパーク(公園)からよく見える。
組織
コロンビア大学は、学部レベルの3つのカレッジと大学院レベルの13のスクールから構成されている。最も歴史の古いColumbia Collegeは、創立以来229年間、男子校であったが、1983年から男女共学制に移行した。学部レベルの工学系は、School of Engineering and Applied Sciencesに属し、Columbia Collegeとは別の組織となっている。人文科学、社会科学、理学系はColumbia Collegeに属する。Teachers Collegeは、2011年US News&World Report、America's Best Graduate Schoolsランキングで全米2位にランクされている。
学部と大学院(設立年代順)
- 学部:Columbia College(教養学部), The Fu Foundation School of Engineering and Applied Science(工学部), School of General Studies(教養学部)
- 大学院:芸術大学院, 医学大学院, 経営大学院, 法科大学院, 建築大学院, ジャーナリズム大学院, 国際公共政策大学院, 人文科学・社会科学・自然科学大学院, 工科大学院, 公衆衛生大学院, 歯科大学院, 看護大学院, 社会福祉大学院, 教育学大学院
学部
- Columbia College(1754) {リベラル・アーツの四年制大学。高校在学中の現役受験生か、高校卒業から同校受験までの間に学業が中断された期間が合計1学年未満の者が対象。編入学は欠員が出た場合のみ。他大学に2学年以上、又は国外の大学に1学年以上在籍した場合は受験不可。外国人留学生も受験可。}(学生数:4,644人、合格率:5.8% - 2017年)
- The Fu Foundation School of Engineering and Applied Science(1864) {四年制の工学部(理学系はコロンビアカレッジに属する)。学齢制限はないが、他大学に2学年以上、又は国外の大学に1学年以上在籍した場合は受験不可。外国人留学生も受験可}(学生数:1,619人、合格率:5.8% - 2017年)
- School of General Studies(1947) {リベラル・アーツの四年制大学。Columbia Collegeとは入試制度が異なるが、他大学に2学年以上在籍し、又は国外の大学に1学年以上在籍した者、特に高校卒業から同校受験までの間に学業が合計1学年以上中断された者が対象である。大学としてはnontraditional(非伝統的)な生徒が対象であると謳っている。人種や年齢だけでなく歩んできた人生のユニークさを重要視している。候補者は高校卒業後、軍隊、役者、起業、身体障害や病気などを要因として正式に学士を入手していない者が多い。世界180ヶ国から集まる生徒の平均年齢は29歳であり、Columbia Collegeの生徒と同一の授業、単位、卒業審査を受ける。この制度によりコロンビア大学は世界最高峰の多様性を維持している。元々Columbia Collegeには学齢制限や性別の制限(80年代初頭まで)があり、GI Bill施行に伴い第二次大戦の帰還兵に大学教育を提供する為の学校として設立された。また、学士号取得者を対象とした医科大学院進学準備過程は、全米最古かつ最大規模である。}(四学年の総学生数:2,446人 - 2016年)
大学院
- College of Physicians and Surgeons (1767)
- School of Law(ロー・スクール、1858)
- Graduate School of Arts and Sciences (1880)
- School of Nursing (1892)
- School of Architecture, Planning and Preservation (1896)
- School of Social Work (1898)
- School of Journalism(ジャーナリズム大学院、1912)
- Graduate School of Business(コロンビア・ビジネス・スクール、1916)
- School of Dental and Oral Surgery (1917)
- Mailman School of Public Health (1921)
- School of International and Public Affairs(国際公共政策大学院、1946)
- School of the Arts (1948)
- School of Continuing Education (2002)
提携教育機関
- Teachers College(全米最古、かつ最大の教育学大学院、1886)
ティーチャーズカレッジはコロンビア大学の教育学部の役割を務めている。 The Faculty of Teachers College serves as the University's Department of Education
- バーナード・カレッジ(Barnard College)(女子大、1889)、セブン・シスターズ (大学)の一校
バーナードカレッジとティーチャーズカレッジは提携機関である一方、コロンビア大学の正式な学部/院の一部である。 Two affiliated institutions – Barnard College and Teachers College – are also Faculties of the University.
大学病院
- New York-Presbyterian University Hospital of Columbia and Cornell:コーネル大学メディカル・スクールと共同運営の大学病院。2016年US News&World Report、America's Best Hospitalsランキングで総合6位(大学病院では総合3位)にランクされている。特に、リウマチ科(2位)、脳神経外科(3位)、精神科(3位)、心臓外科(3位)、腎臓科(4位)、糖尿内科(5位)に定評がある。
付属病院
- St. Luke's-Roosevelt Hospital Center
- Harlem Hospital Center
- 他にNew York State Psychiatric Instituteおよび国内17病院、海外4病院と提携している。
付属学校
- The School at Columbia University(2003年に開校した幼稚園から中学までの一貫校で、大学教職員の子弟用に設立された)
グローバルセンター
研究費等(2017年会計年度)
- 基金(Endowment)(US$100億)
- 外部からの委託研究費(US$10億)
- 大学が所有する特許等のライセンス収入(US$139百万→全米1位)
- 大学が所有する特許等のライセンス契約数(600件)
- 大学が所有する特許件数(1,200件)
- 技術ライセンスを供与したスタートアップ企業数(150社)
- 学科数:69(Departments/Divisions)
- 講座数:6,350
- リサーチ・インスティチュートの数:80
- リサーチ・センターの数:175
他校との提携関係
カレッジ
- ジュリアード音楽院:Dual Degree Program, Exchange Program
- パリ政治学院:Dual Degree Program
- オックスフォード大学:交換留学制度
- ケンブリッジ大学:交換留学制度
ビジネススクール
Executive Program
- ハーススクールオブビジネス(カリフォルニア大学バークレー校)
- ロンドン・ビジネス・スクール(イギリス)
- 香港大学・ビジネス・スクール(香港)
交換留学制度
- Indian Institute of Management - Ahmedabad
国際公共政策大学院
グローバル・パブリック・ポリシー・ネットワークに参加、以下の大学院とDual Degree Program等で提携関係にある。
- ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(イギリス)
- パリ政治学院(フランス)
- 東京大学公共政策大学院
- シンガポール国立大学リー・クァン・ユー公共政策大学院
ロースクール
Dual Degree Program(米国弁護士協会公認のプログラムとしては、米国初である)
交換留学制度
- 11カ国13大学と提携
交換教授制度
図書館
米国屈指のアカデミック・ライブラリー・システムとして、22の図書館に1,344万冊、640万枚のマイクロフィルム、2,600万冊の原稿、10万本以上のビデオやDVD、20万件近い公文書等を有している。そのうち50万冊は館内閲覧のみの稀少本として所蔵されている。利用者数は年間300万人。
中でも、建築・芸術関係のAvery Architectural and Fine Arts Libraryは、同分野で米国最大の規模を誇る(所蔵数:40万冊)。Law School Libraryは、蔵書数で国内2位、特に外国の法律、国際法関連のコレクションが充実している(所蔵数:100万冊)。C.V.Starr East Asian Libraryは、アメリカ国内屈指の東アジア関係専門の図書館で、日本、中国、韓国合せて65万冊、4,000種類の新聞・雑誌等の定期刊行物を有する。
他には、バトラー図書館や生物学図書館、化学図書館、地質学図書館、物理学天文学図書館、数学科学図書館、リーマン社会科学図書館、ワトソン経済経営学図書館などがある。
コロンビア大学出版会
- 学術関係の書籍出版を目的として1893年に創立。
- 定期出版物として、「コロンビア百科事典」(The Columbia Encyclopedia)(1935年創刊)やThe Columbia Lippincott Gazetteer of the World(1952年創刊)などがある。
学生
3つある学部課程のカレッジのうち最も歴史の古いコロンビア・カレッジ(1754年創立)は、ニューヨーク市の治安の改善の影響もあって、近年、人気が急上昇しており、毎年志願者数の記録を更新している。2017年の合格率は、ハーバード大学に次いで、全米3位、5.84%であった。全講座の80%で20人以下を維持、1919年から続いているコア・カリキュラムと称する全員必修の教養課程に特徴があり、また、医学・自然科学分野のノーベル賞受賞者輩出数で全米1位を誇る。
ニューヨーク市に位置していることのメリットは計り知れないものがあり、豊富な文化・芸術・娯楽・スポーツ施設等へのアクセスは、コロンビアの学生・教職員にとって大きな魅力となっている。コロンビアの学生の特典の一つとして、MOMA等の主要ミュージアム(30館)へ無料で入館できる点や、市内に多く存在する史跡・建造物を直接訪れて行われる野外授業、国連本部や各種報道機関・様々な企業でのインターンシップ等の機会が豊富なこと(約1,000件(2012年))点などが挙げられる。ニューヨーク市そのものがキャンパスの一部とも言える。
音楽学部とジュリアード音楽院の提携プログラムにより、ジュリアードの授業や学位を受けることができる制度や、カレッジの3年生を対象としたオクスフォードとケンブリッジへの留学制度等もコロンビア大生の特典の一つとなっている。また、主に語学研修を中心とした世界54カ国200機関との海外留学プログラムも魅力の一つとなっている。
学生統計
2016年秋季現在の学生数は、31,317名(大学院22,605、学部8,712)。留学生比率は33%に達する。 フルタイムの教職員数は3,999名で、教職員一人当たりの学生数は7.83人である。
留学生の出身国は、144カ国に上り、上位5カ国は、中国、インド、韓国、カナダ、フランスである。生存しているOBは、世界189カ国で329,692人を数える。
ランキング
コロンビア大学は国内外の各種ランキングにおいて常に上位に位置し、国際的な一流教育、研究拠点としての位置を不動のものとしている。常に米国大学ランキングでトップ5にランクインし、世界大学ランキングではトップ10に入り、米国を代表する世界的な名門大学として不動の地位を保っている。
主要世界大学ランキング
- Wall Street Journal/Times Higher Education College Rankings:第2位(2018年)[1]、第5位(2017年)
- US News & World Report-America's Best Colleges(学部課程のみ):第3位(2018年)[2]/第5位(2017年)/第4位(2016年)
- The Top American Research Universitiesランキング:第1位タイ(11年度)[3](過去11年間連続第一位タイを維持)
- Wall Street Journal/Times Higher Education College Ranking (18年度): 第2位(全米)/第2位 (アイビーリーグ内)[4]
- News Week:The Top 25 Best Schools for Future Powerbrokers:第3位 [5]
- The Consus Group:Composit College and University Rankings:第4位(08年度) [6]
- CWUR世界大学ランキング: 第6位 (16年度)[7]
- ARWU世界大学ランキング: 第7位[5]
- QS World University Rankings: 第10位(11年度)[8]
- TIMES世界大学ランキング: 第10位(11年度) [9] / 第11位(10年度) / 第11位(09年度)
- Internet-based College and University Rankings by The Global Language Monitor:第2位(09年度)[10]
- Faculty Scholarly Productivity Index:総合第3位、分野別ランキングで全ての分野(47分野)で10位以内にランクされている。(07年度) [11] [12]
- Forbes National University Rankings:第6位(07年度) [13]
- 上海交通大学世界大学ランキング: 第7位(09年度) [14] /第9位(05年度) /第10位(03年度)
- Performance Ranking of Scientific Paper for World Universities:第10位(09年度)/第13位(08年度)/第9位(07年度)[15]
- NEWSWEEK世界大学ランキング: 第10位(06年度) [16]
スポーツ・サークル・伝統
学生運営の新聞・雑誌等
- WKCR(学生FMラジオ局):世界最古のFMラジオ局。
- Columbia Review:米国で最も古い学部生運営の文学評論誌。
- Columbia Daily Spectator:米国で2番目に古い学生新聞。
- CTV:米国で2番目に古い学生TVステーション。
- Columbia Law Review:購読数(全米3位)、引用数(全米2位)。
サークル
- The Varsity Show
- 毎年開催される学生制作のミュージカルショーで、最も伝統のあるサークル(1894年創設)の一つ。リチャード・ロジャース、オスカー・ハマースタイン2世、ロレンツ・ハート、ハーマン・ウォークなどのブロードウェイ・ミュージカルで活躍した著名作曲家、作詞家、劇作家を輩出している。
- The Columbia University Orchestra
- 1896年創設の学生オーケストラで、継続して活動している大学オーケストラとしては、全米最古である。
- Columbia Model United Nations in New York
- 架空の国際危機を想定して、国連会議をシミュレーションするイベント。毎年、キャンパスで開催される。
他に約300のサークルがある。
スポーツ
- ボート部:大学で最も歴史の古いスポーツクラブで、1878年に英国以外の大学として最初にヘンリー・ロイヤル・レガッタで優勝した。
- レスリング部:米国初の大学レスリング部。
- フットボール部:米国で3番目に大学間試合に参加、最初の対戦相手は、ラトガース大学であった。1934年のローズ・ボウルでスタンフォード大学に勝って優勝した。アメリカ・フットボール殿堂メンバーとしてSid Luckman(シカゴ・ベアーズのクウォーターバック)、やLou Little(ローズ・ボウル優勝時のコーチ)等を輩出した。ホームグラウンドのWien Stadiumは、「フットボールを観戦する場所として米国で最も美しい場所の一つ」とされている(Sports Illustrated Magazine)。
- フェンシング部:全米クラスのチームを有する。NCAA優勝(26回、44種目)、Ivy League優勝(リーグ最多の男子32回、女子7回)
- サッカー部:Ivy League優勝(男子はリーグ3位の9回)
- 2006年度に年間のアイヴィーリーグ優勝数としては、最多記録の5種目を達成した。(フェンシング男女、テニス男子、サッカー女子、ゴルフ女子)
スポーツチーム:
- 正規チーム数(31)、名称(Columbia Lions)、ライオンの着包の愛称(Roar-Ree)
- 同好会チーム数(30)
オリンピック・メダリスト
- これまでに、45人(2012年現在)がオリンピックに出場(うち23人がフェンシング)、うち13人が26個のメダルを獲得(フェンシング-5、水泳-14、ボート-2、陸上-3、体操-1、スケート-1)。
- ジェニー・トンプソン(水泳選手として4回連続オリンピック出場、女子最多の金メダル8個、銀メダル3個、銅メダル1個獲得)
- Cristina Teuscher(College卒、2000年):水泳(自由型)選手として、2回連続オリンピック出場。金メダル(1996年)と銅メダル(2000年)を獲得。全米で最も優れた大学女子スポーツ選手に与えられるHonda-Broderick Cupをアイビーリーグで初めて受賞(2000年)。
- Trent Dimas(GS卒):男子体操選手として、1992年に鞍馬で金メダル獲得。
- ステフェン・マクノウスキー(男子カヌー選手として、1948年のロンドン大会で、金と銀メダル獲得)
- ベンジャミン・スポック(医学部を首席で卒業、1929年):ボート選手として、1924年のパリ大会で金メダル獲得。
- マーカス・ハーリー(1904年のセントルイス大会で、自転車選手として金4個、銅1個を獲得)
- ジャック・メディカ(1936年のベルリンオリンピックで競泳選手として金1個、銀2個を獲得)
- マキシー・ロング(1900年のパリ大会で、陸上男子400メートル競走で金メダル獲得)
- ティモシー・ゲーブル(2002年ソルトレイクシティオリンピック男子シングル銅メダリスト。1998年、史上初めて4回転サルコウに成功した。)
- Caryn Davies(女子ボート選手として、2012年ロンドン(金)、2008年北京(金)、2004年アテネ(銀)を獲得)
プロスポーツ: これまでに、NFL(アメフト-33人)、MLB(野球-21人)、NBA(バスケ-6人)を輩出。
アメリカ野球殿堂
- モンテ・ウォード(College 1886):投手として150勝、歴史上2人目の完全試合達成。選手組合結成に貢献。(ニューヨーク・ジャイアンツ)
- エディ・コリンズ(College 1907):現役25年で3300安打以上。通算犠打記録保持者(フィラデルフィア・アスレチックス、シカゴ・ホワイトソックス)
- ルー・ゲーリッグ(College 1923):連続試合出場2130回は50年間記録を維持した。グランドスラム23回は未だに破られていない。(ニューヨーク・ヤンキース) 彼の功績を讃え、MLBがルー・ゲーリッグ賞を創設した。
伝統行事
- First Year March
- 新入生のオリエンテーション期間中の行事の一つで、Lerner Hall(学生会館)の裏口から一旦キャンパスの外に出てブロードウェイ116丁目の正門から再びキャンパスに入ることにより、「正式」にコロンビア生となる儀式。
- Naked Run
- 毎年10月にTrack Teamのイニシエーション儀式に一般学生も参加して"Roar Lion Roar"という応援歌を歌いながら裸でキャンパスを一周する行事。
- Orgo Night
- 有機化学(Organic Chemistry)の試験の前日、夜中の12時にコロンビア大学マーチング・バンド(学生バンド)がButler Libraryで真面目に試験勉強をしている学生の邪魔をする目的で、30分間、演奏(騒音を立てる)したり、大学関連のジョークを披露する。その後、楽隊は、Hartley,Wallach,John Jay等の学部生寮を襲い、最後にバーナード・カレッジ(女子大)の寮の下で、紙くずや水の入った風船の雨を浴びるという伝統行事。
- Primal Scream
- 各学期の期末試験中の日曜日の夜中12時にストレス発散で学生が寮の窓からキャンパスに向かって大声で叫び声を上げる伝統行事。同様の伝統は、ハーバード大学、コーネル大学、スタンフォード大学等にもある。
- Yule Log Ceremony
- 独立戦争前から始まったとされる伝統儀式で、クリスマスシーズンにContinental Armyの軍服を着た学生の一群がキャンパス中央の日時計からJohn Jay Hallのラウンジ内の暖炉まで薪を運び、クリスマスキャロルの歌声の中で、薪に火をつける。その際、カレッジのOBであるClement Clarke Moor(1798年卒)の詩「A Visit From St.Nicholas」とFrancis Pharcellus Church(1859年卒)の詩「Yes,Virginia,There is a Santa Claus」が朗読される。
- Joyce Kilmer Memorial Annual Bad Poetry Contest
- 1908年卒の詩人ジョイス・キルマーに因んで、The Philolexian Societyが主催する詩の朗読コンテスト。最もウィットに溢れかつ最悪の詩の作者に対してPoet Laureateの称号が与えられる。
- Tree-Lighting Ceremony
- 1998年から始まった新しい行事で、12月初旬、期末試験が始まる直前の週に、College Walkの並木に飾られたデコレーションライトを点灯する儀式。キャンパス中央の日時計に学生が集まり、複数のアカペラ・コーラス・グループのパフォーマンスと学長や来賓のスピーチを聞く。ココアが無料で振る舞われる。ライトは2月28日まで点灯される。
- Home Coming
- 学部主催の卒業生の同窓会で卒業後5年ごとに開かれる。その際アメフトの試合を観るのが慣例となっており、通常、対戦相手はプリンストン・タイガースである。コロンビア大学マーチング・バンドは、ライオンズがタッチダウンする度に応援歌「Roar,Lion,Roar」を演奏し、ファーストダウン毎に「Who Owns New York?」を演奏する。ハーフタイムでは、OBが全員起立して校歌「Sans Souci」を斉唱する。
世界とコロンビア大学
ニューヨーク市という世界都市(人的、情報、文化交流のセンター)に位置する大学として、米国でも最も国際化が進んだ大学の一つである。これまで、34名(2012年現在)の各国の大統領や首相を輩出し、歴史的に多くの海外出身の学者、研究者、留学生を受け入れてきた伝統を有する。2007年9月現在の海外出身の学者、研究者、留学生の総数は、9,813名(家族を含む)に達し、この数は、全米の大学で2位に位置する。海外出身(153カ国)の教授・研究員の出身国上位5カ国は、中国、フランス、日本、ドイツ、イタリアで、留学生のそれは、中国、インド、韓国、カナダ、フランスである。学術的にも、国際分野に強みを有しており、2014年US News&World Report: America's Best Graduate Schools Rankingsで、国際法(2位)、国際経済(3位)、国際政治(4位)、国際ビジネス(5位)にランクされている。また、フィナンシャル・タイムズのGlobal MBA Rankings 2007で世界2位にランクされており、同EMBA Rankings 2008では、ビジネススクールのGlobal Executive MBA Program(ロンドン・ビジネススクールとの共同プログラム)が世界1位にランクされている。また、上海交通大学のAcademic Ranking of World Universities 2009では、世界7位(米国内6位)にランクされている。また、同Academic Rankings of World Universities by Broad Subject Fields-2009では、社会科学(4位)、経済・経営学(4位)、医学・薬学(5位)、生命・農業科学(9位)、自然科学・数学(10位)にランクされている。国際関係学では、2005年 Foreign Policy Magazineに拠ると、全米で博士課程(全般)が2位、修士課程(政策分野)が5位にランクされている。また、National Research Councilによって行われたランキング(1995年)では、大学院プログラムの総合ランキングで全米8位であった。ロースクールも非常に評価が高く、「New Yorkの3大ロースクール(コロンビア大学、ニューヨーク大学、フォーダム大学)」の一つであり、2012年のU.S. News & World Report誌のランキングでは、J.D.は4位に、AUAP LL.M Rankingsでは、LL.M.が4位にランクされている。
- 地域研究
7つの地域研究所と12のリサーチセンターで、全世界をカバーしており、この数は、全米最多である。中でも、Harriman Institute(ロシア研究所)は、米国最古かつ最大規模であり、Weatherhead East Asian Institute(東アジア研究所)と共に、世界的にもトップ水準を誇る。また、アメリカで唯一、日本経済を専門としたトップ水準の研究所、Center on Japanese Economy and Business (日本経済経営研究所)がある。
- World Leadership Forum
毎年、9月、国連総会が開催されるタイミングを利用して、同総会に参加する各国の大統領、首相、外相等をキャンパスに招待して、シンポジウムを開催している。
教員・主な出身者
ノーベル賞受賞者
卒業生や教授陣にノーベル賞受賞者が多いことで知られ、日本初のノーベル賞受賞者湯川秀樹もコロンビア大学助教授として在任中の受賞である。卒業生、教授、研究員等を含めた累計受賞者数は、2018年10月現在で103名に達する(en:Nobel Prize laureates by university affiliation)。うち卒業生は41名(*)(うち19名は教授等としても在籍)1998年から2008年迄の過去10年間で17名(経済学賞4名、医学賞4名、化学賞3名、物理学賞3名、平和賞2名、文学賞1名)の受賞者、うち8名が教授在任中を輩出している。2014年10月現在で、13名(経済-3名、物理-3名、医学-3名、化学-1名、文学-1名、平和-2名)の在籍者中10名が現役教授職に就いており、この数は、全米1位である。コロンビア大学は、在籍1年未満、客員教員、在籍中の研究が直接受賞に関係しない受賞者を公式数字に含めないので、公式受賞者数は84名であるが、それらを含めた総受賞者数は、103名に達する。(*)中退3名を除く
メディアに登場したコロンビア大学
- 映画「卒業 (1967年の映画)」の主人公ベン(ダスティン・ホフマン演じる)は、コロンビア大学院に入学予定の設定。テーマソングの「サウンド・オブ・サイレンス」と「ミセス・ロビンソン」は、サイモン&ガーファンクルが作詞・作曲したもの。「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」は、コロンビア大で建築学を専攻していたアート・ガーファンクルのためにサイモンが書いた曲で、1970年リリースされたアルバム「明日に架ける橋」に収録された。
- 映画「いちご白書」(小説「いちご白書」に基づく)の著者および主人公は、コロンビアの学部生。「『いちご白書』をもう一度」は、1975年にリリースされたフォーク・デュオ「バンバン」の歌で、ユーミン(松任谷由実)がこの映画を題材に彼らのために作詞・作曲した名曲で、その後多くのアーティストがカバーしている。
- 映画「マラソンマン」の主人公ベーブ(ダスティン・ホフマン演じる)は、コロンビアで歴史学専攻の大学院生。
- 映画「Caine Mutiny」の主人公Willie Keithは、第二次大戦中、コロンビア学部在学中に海軍に志願入隊する。
- 映画「ゴーストバスターズ」の主人公(ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス演じる)は、コロンビア大学「超心理学部」をクビになった元研究者である。
- 映画「スパイダーマン2」のスパイダーマンは、コロンビアの学部生。実験室で遺伝子操作を受けた蜘蛛に噛まれてスパイダーマンに変身する。コロンビア大学モーニングサイドハイツ・キャンパスがロケに使用された。
- 映画「クイズ・ショウ」(実話に基づく)の主人公は、実在したコロンビア英文学部講師(Charles Van Doren)がモデル。
- 映画「小説家を見つけたら」は、作家サリンジャーをモデルとしている。
- 映画「ザ・ロック」の主人公スタンリー・グッドスピード博士(ニコラス・ケイジ演じる)は、コロンビア大学部卒。
- 映画「マンハッタン・ラプソディ」の主人公(バーブラ・ストライザンド演じる)は、コロンビア大教授。
- 映画「10日間で男を上手にフル方法」のAndie Anderson(Kate Hudson演じる)は、ジャーナリズム大学院卒。
- 映画「ルイーズに訪れた恋は…」の主人公ルイーズ・ハリントン(ローラ・リニー演じる)はコロンビア大学の入学審査担当職員、彼女の恋人 スコット・ファインスタウト(トファー・グレイス演じる)は大学院受験生、前夫ピーター・ハリントン(ガブリエル・バーン演じる)は物理学部教授である。物理学部の屋上にあるラザフォード天文台がロケに使用された。
- 映画「夫たち、妻たち」の主人公(ウッディ・アレン演じる)は、バーナードカレッジの教授で、教え子の女学生と恋に陥る。
- 映画「ニューヨーク・ミニット」の主人公ジェーンは、性格が全く正反対の双子姉妹の姉。憧れのコロンビア大学を目指して奨学金試験を受験するためニューヨークへ向かうが・・・
- 映画「Real Women Have Curves」の主人公アナは、ストーリーの最後に晴れて奨学金を得て、コロンビア大学に入学する。
- 映画「I Think I Love My Wife」のRichard Cooper(Chris Rock演じる)は、ビジネススクール卒。
- 映画「最後の恋のはじめ方」の主人公Alex Hitchinson(Will Smith演じる)は、コロンビア卒。バトラー図書館がロケに使われた。
- 映画「打撃王 (映画)」は、ルー・ゲーリッグ(コロンビア学部卒)の伝記映画。
- 映画「17歳の処方箋」(Igby Goes Down)の主人公Igbyaの兄は、コロンビア大生。
- 映画「The Sisterhood of the Traveling Pants」のEricは、コロンビア大生。
- 映画「恋する履歴書」(原題:Post Grad)のアダム・デイヴィス(声:細谷佳正)は、ロースクールに入学する。
- 映画「マイファミリー・ウェディング」(原題:Our Family Wedding)の主人公マーカス・ボイド(声:田中宏樹)は、コロンビア大医学部卒。ボランティアとしてラオスに行く予定。
- 映画「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」マギーの恋人で人類学者ジョン・ハーディングの妻は、コロンビア大教授。
- 映画『夜の蝶』(1957年(昭和32年)、大映、原作川口松太郎)の主人公、白沢一郎(演じたのは山村聡、コロンビア大学卒の前国務大臣。イラン石油輸入権を持ち政界に多大な力を持つ富豪の実業家)のモデルは白洲次郎である。
- テレビシリーズ「ロー&オーダー」の検事ジェイミー・ロスは、ロースクール卒。
- インド映画「Ta Ra Rum Pum」のヒロイン(ラーニー・ムカルジー演じる)は、音楽を専攻するコロンビア大学部生の設定。
- テレビシリーズ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」の メドウ・ソプラノは、コロンビア学部生。
- テレビシリーズ「ふたりは友達? ウィル&グレイス」の主人公ウィルとグレースは、二人ともコロンビア卒で、学部時代に初めて知り合う。
- テレビシリーズ「LOST」のJack Shephard(マシュー・フォックス演じる)は、コロンビアの医科大学院卒。
- テレビシリーズ「恋するマンハッタン」の姉役Valerie Tylerはコロンビア卒。
- テレビシリーズ「たどりつけばアラスカ」の主人公Dr.Joel Fleishman(Rob Morrow演じる医者)は、コロンビア卒。
- テレビシリーズ「愉快なシーバー家」のCarol Seaver(Tracy Gold演じる)は、コロンビア学部生。
- テレビシリーズ「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」のDr.Erica Noughtonは、コロンビアで臨床心理学博士号取得。
- テレビシリーズ「Saved By The Bell」のJessie Spanoはコロンビア大生。
- テレビシリーズ「ママと恋に落ちるまで」のMarshall Eriksenは、ロースクール在校生。
- テレビシリーズ「キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き」の主人公は、コロンビアの学生。
- テレビシリーズ「ザ・ホワイトハウス」の主席報道官は、後に、コロンビア大学教員に就任する。
- テレビシリーズ「コミ・カレ!!」の主人公は、コロンビア大学卒であると学歴詐称する。
- テレビシリーズ「CSI:マイアミ」のティム・スピードル (Tim "Speed" Speedle) / ロリー・コクレーン (声:竹田雅則): 足跡の発見・分析を得意とする。フロリダ州立大学でアメリカンフットボールのクォーターバックとして活躍したが、怪我の為に断念、コロンビア大学で生物学の学位を取得し、CSIに加入した。愛称は「スピード」。
- テレビシリーズ「ゴシップガール」は、セシリー・フォン・ジーゲザーの小説を原作とした米国のテレビドラマ。主人公セリーナ・ヴァンダーウッドセン(ブレイク・ライブリー演じる)〔声:甲斐田裕子〕とその友人ブレア・ウォルドーフ(レイトン・ミースター演じる)〔声:弓場沙織〕、ネイト・アーチボルド(チェイス・クロフォード演じる)〔声:中川慶一〕は、シリーズ4で、コロンビア大学に進学する。
- テレビシリーズ「医龍-Team Medical Dragon-」の霧島軍司は、コロンビア大学付属病院胸部心臓外科客員教授。
- テレビシリーズ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」の登場人物、Derek Shepard 医師とMark Sloan 医師は、二人ともコロンビア大学医科大学院卒。
- テレビシリーズ「Dr.HOUSE」のEric Foreman 医師は、コロンビア大学部卒、また、James Wilson 医師は、コロンビア大学医科大学院卒。
- テレビシリーズ「モダン・ファミリー」のMitchell Pritchettは、コロンビア法科大学院卒。
- テレビシリーズ「名探偵キャサリン」(山村美紗の推理小説「キャサリンシリーズ」を原作としたテレビシリーズのヒロインキャサリン・ターナーは、米国副大統領のひとり娘でコロンビア大出身のビジネスウーマンで、浜口一郎は、同大留学経験者。
- テレビシリーズ「嫉妬の香り」(辻仁成の小説を原作としたテレビドラマシリーズ)の萩原智恵子は、クロードブランシュの社長令嬢で、コロンビア大MBA。
- テレビシリーズ「名探偵御手洗潔シリーズ」『摩天楼の怪人』では、20歳そこそこの若さでコロンビア大助教授となる。
- テレビシリーズ「せいせいするほど、愛してる」(原作漫画北川みゆき)の主人公三好海里は、コロンビア大でMBA取得。
- テレビシリーズ「アンブレイカブル・キミー・シュミット」の主人公キミ―は、コロンビア大に進学する。
- テレビドラマシリーズ「ラストホープ」の登場人物 大森真治は、コロンビア大の遺伝子研究者であった。
- テレビドラマシリーズ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」の藤堂誠(あおば市議会議員)は、コロンビア大留学経験者。
- 韓国のテレビシリーズ「シークレット・ガーデン (テレビドラマ)」の主人公 Kim Joo-wonは、コロンビア大卒。
- マーベル・コミック「デアデビル」の主人公は、ロースクールを首席で卒業。
- マーベル・コミックの「プロフェッサーX」ことFrancis Xavierは、コロンビア大学で人類学博士号取得の設定。
- 小説『陪審法廷』(楡周平作)の主人公牧田研一(被告)の弁護士デニス・ロビンソンは、コロンビア大学卒。
- 小説「プラダを着た悪魔」のリリーは、コロンビア大学でロシア文学を専攻する大学院生。
- 小説『ショーン・ディロン』(ジャック・ヒギンズ作)の登場人物ハリー・パーカーは、コロンビア大学卒のニューヨーク市警刑事。殺人捜査班のチーフであり、パソコンの専門家でもある。
- 小説「The Blindfold」(2008年Siri Hustvedt著)のヒロインは、コロンビア大学院生。
- 小説「The Au Pairs」(Melissa de la Cruz著)のMara Watersは、ダートマスを蹴ってコロンビアに入学する。
- 大沼紀子の小説「真夜中のパン屋さん」の主人公、暮林陽介は、コロンビア大学院卒。NHK BSプレミアムでテレビ化された。
- 楡周平の小説陪審法廷に登場する弁護士デニス・ロビンソンは、コロンビア大卒。
- 伊達邦彦(だて くにひこ)は、日本のハードボイルド・推理作家大藪春彦が著したアクション小説群に登場する架空の人物、スパイで、コロンビア大学の博士課程を中退した。
- ボーン・コレクター (小説)に登場するメル・クーパーの恋人グレタは、コロンビア大学高等数学科教授である。
- 西村京太郎の推理小説に登場する探偵左文字進(さもんじ すすむ)は、コロンビア大学で犯罪心理学を学んだ。
- 至道流星のライトノベル「羽月莉音の帝国」に登場する「宋」は、北京大、東大、コロンビア大学院で学んだスーパーエリート。
- 成田美名子の漫画『ALEXANDRITE』(アレクサンドライト)は、コロンビア大学が舞台である。
- 氷川へきるのアニメぱにぽにの登場人物レベッカ宮本は、10歳でコロンビア大学の博士号を取得したという触れ込みで桃月学園に赴任してきた超天才でハーフのちびっこ先生。しかし、コロンビア大学の博士号を取得したというのは嘘で、本当はMIT (マサチューセッツ工科大学) で学位を3つ取得しただけ。
- 吉田秋生の漫画「カリフォルニア物語」の登場人物スウェナ・ランバートは、コロンビア大学に進学する。
- 樹なつみのアニメ「花咲ける青少年」の登場人物ユージィン・アレキサンドル・ド・ヴォルカンは、コロンビア大学に留学中である。
- 宮川匡代の漫画「林檎と蜂蜜」(りんごとはちみつ)の登場人物、大西 朋生(おおにし ともき)は、再び弁護士を目指すことを決意、会社を辞めコロンビア大学に入学し勉強し直す。
- コンピュータゲーム『グランド・セフト・オート』『グランド・セフト・オートIII』『グランド・セフト・オート・アドバンス』『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス『グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ』『グランド・セフト・オートIV』『グランド・セフト・オート・チャイナタウンウォーズ』に登場するリバティーシティは、アメリカ合衆国の架空の大都市。モデルはニューヨーク市、唯一の大学Vespucci Universityは、コロンビア大学がモデルである。
キャンパスは、その美しさと荘厳な雰囲気から多くの映画やテレビのロケに使われている。これまで57作の映画に登場したり、ロケに使用された。以下はコロンビア大学のキャンパスをロケに使った映画の一例である。
- レナードの朝
- エターナル・サンシャイン
- 世界中がアイ・ラヴ・ユー
- ハンナとその姉妹
- 最後の恋のはじめ方
- 愛についてのキンゼイ・レポート
- 打撃王 (映画)
- マルコムX
- ゴーストバスターズ
- ゴーストバスターズ2
- モナリザ・スマイル
- スパイダーマン (映画)
- スパイダーマン2
- プロデューサーズ
- ステイ
- 私がクマにキレた理由
- ウエスト・サイド物語 (映画)
- プリティ・プリンセス
- ノース 小さな旅人
- ニューヨーク・ミニット
- マラソンマン (映画)
- 近距離恋愛
- 光の旅人 K-PAX
- 魔法にかけられて
- 奇跡のシンフォニー
- アルタード・ステーツ/未知への挑戦
- アクロス・ザ・ユニバース (映画)
- クルージング (映画)
- 刑事 (1968年の映画)
- 小説家を見つけたら
- 夫たち、妻たち
- 17歳の処方箋
- キル・ユア・ダーリン
- マンハッタン (映画)
- マンハッタン・ラプソディ
- プレミアム・ラッシュ
- クイズ・ショウ
- アリスのままで
- ザ・ロック (映画)
- ザ・ワーズ 盗まれた人生
- セッション (映画)
- ストーンウォール (映画)
- 人生万歳!
その他
- 米国初のスポーツ試合のテレビ中継は、1939年5月17日にNBCテレビによりコロンビア大学のBaker Fieldで放映された対プリンストン戦の野球試合であった。プロ野球試合中継第1号は、その5ヶ月後であった。
- トリヴィア(Trivia)という言葉は、1960年代、カレッジの学生であったEd GoodgoldとDan Carlinskyが「College Bowls」という大学間クイズ・コンテストを創設した際、使用し一般化したものである。
- ロバート・サーマン教授(インド/チベット仏教研究)は、米国人初のチベット仏教僧の資格者で、彼の娘は、女優のユマ・サーマンである。
- アラスカ州のコロンビア氷河とコロラド州のマウント・コロンビアは、コロンビア大学の名称から命名された。
- 米国最古の日刊紙とされているニューヨーク・ポスト紙は、1801年にアレクザンダー・ハミルトンが創業した。また、米国最古の銀行(Bank of New York)も1784年に彼が創業した。
- メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)映画のライオンは、1928年、当時の副社長(Journalism School在籍)がコロンビア大学のマスコットからヒントを得て、採用した。
- メディカル・スクールの学生ラウンジには、ラフマニノフが使っていたとされるグランドピアノがある。
- モーニングサイド・キャンパスの地下にトンネル網が張巡らされており、各建物が地下で繋がっている。その規模は、モスクワのクレムリン宮殿、MITに次いで世界3位とされている。
- リバーサイド・パーク内の「グラント将軍(第18代大統領ユリシーズ・グラント)の墓」は、北米最大規模である。
- エックス線の発見で第一回ノーベル物理学賞(1901年)を受賞したヴィルヘルム・レントゲンは、コロンビア大学物理学科教授就任のためニューヨーク行きの船の切符購入直後、第一次世界大戦が勃発し、渡米できなくなり、断念した。
- 1923年、電気素量の計測と光電効果の研究によりノーベル物理学賞を受賞したロバート・ミリカンは、カリフォルニア工科大学の創設に貢献し、同校初代学長を務めた。
- 共鳴法による原子核の磁気モーメントの測定法の発見により、1944年、ノーベル物理学賞を受賞したイジドール・イザーク・ラービは、ブルックヘブン国立研究所およびCERN(欧州原子核研究機構)の創設に主導的役割を果たした創設者の一人でもある。
- 『異邦人』(1942年)や『ペスト』(1947年)等の代表作で1957年ノーベル文学賞を受賞したアルベール・カミュは、1946年のコロンビア大学での講演で、現代に蔓延する物質崇拝に警鐘を鳴らした。
- 1965年ノーベル物理学賞を受賞したリチャード・P・ファインマンは、コロンビア・カレッジを受験したが、1930年代当時アイヴィーリーグを中心に設けられていた「ユダヤ人学生上限枠」のため、不合格となり、MITに入学した。
- 日本文学教授のエドワード・G・サイデンステッカーは、『雪国』、『千羽鶴』など5作品の英訳を通じて、日本人初のノーベル文学賞受賞者である川端康成の同賞受賞(1968年)に大きく貢献した。川端自身も「ノーベル賞の半分は、同氏のものだ」と発言した。
- コロンビア大学医科大学院教授(疫学)Myrna M. Weissmanの夫は、遺伝情報の解読とそのタンパク質合成への役割の解明で1968年ノーベル生理医学賞を受賞したマーシャル・ニーレンバーグである。
- 1973年ノーベル平和賞を受賞したヘンリー・キッシンジャーは、1977年、フォード政権の退陣と共に国務長官を退任した。その際、コロンビア大学からの教授就任の誘いを受諾したが、学生の激しい反対運動に遭い、就任を断念した。
- 1977年、放射線免疫測定技術の開発でノーベル生理医学賞を受賞したロサリン・ヤローは、ニューヨーク市立大学在学中にコロンビア大学生化学部長ルドルフ・ショーエンハイマーと生化学者マイケル・ハイデルバーガー(1967年アメリカ国家科学賞受賞者)の秘書を務めたことがある。彼女は、女性として初のガードナー国際賞(1971年)の受賞者でもある。
- 元経済学科教授カール・ポランニーの甥は、化学反応素過程の動力学的研究への貢献により1986年ノーベル化学賞を受賞したジョン・ポラニーである。
- 1996年ノーベル経済学賞を受賞したウィリアム・ヴィックリーは、1950年シャウプ使節団のメンバーとして来日、シャウプ勧告に貢献した。当時は、コロンビア大学経済学科講師であった。
- オルハン・パムク(2006年ノーベル文学賞受賞)の著書「The Black Book」とアカデミー賞受賞映画「カポーティ」の脚本(俳優ダン・フッターマン作)は、バトラー図書館で書かれた。
- ジョージ・ワシントン(アメリカ合衆国初代大統領)は、1789年5月16日、大統領就任式の翌週にコロンビア大学卒業式に来賓として出席した。義理の息子のJohn Parke Custisは、キングスカレッジ(コロンビアカレッジの旧称)中退者である。
- 65名の歴史学者の評価による「歴代合衆国大統領ランキング」(2017年11月C-SPAN発表)に拠ると、歴代43人中、コロンビア大出身者は、フランクリン・ルーズベルト(3位)、セオドア・ルーズベルト(4位)、ドワイト・アイゼンハワー(5位)、バラク・オバマ(12位)であった。ちなみに、1位は、アブラハム・リンカーン、2位は、ジョージ・ワシントンであった。
- コロンビア大学(旧称キングス・カレッジ)は、植民地時代、全米で英国国王の勅許によって設立された二つの大学の一つである。もう一校は、バージニア州のウィリアム・アンド・メアリー大学(1693年創立)である。
- アレクサンダー・ハミルトンは、1804年7月11日、政敵アーロン・バー副大統領(プリンストン大学第二代学長の息子)との決闘(en:Burr–Hamilton duel)に敗れ、その翌日49歳の若さで他界した。
- アルフレッド・ヒッチコックは、1939年のコロンビア大学での講義で、自身の映画を説明するときにしばしば使った『マクガフィン』という言葉の意味を説明した。
- 毎年5月、コロンビア大学の卒業式を記念して、当日の夜、エンパイア・ステート・ビルディングがスクールカラーのコロンビアブルーと白にライトアップされる。
関連項目
脚注
- ↑
- ↑ As of June 30, 2015. “U.S. and Canadian Institutions Listed by Fiscal Year (FY) 2015 Endowment Market Value and Change in Endowment Market Value from FY 2014 to FY 2015”. National Association of College and University Business Officers and Commonfund Institute (2016年). . 2016閲覧.
- ↑ “Full-time faculty distribution by school/division, Fall 2004-Fall 2014”. Columbia University Office of Planning and Institutional Research (2015年3月19日). . 2015閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 4.2 “Full-time, part-time headcount and full-time equivalent enrollment by degree status, Fall 2014”. Columbia University Office of Planning and Institutional Research (2014年9月9日). . 2014閲覧.
- ↑ http://www.shanghairanking.com/World-University-Rankings/Columbia-University.html