東カリマンタン州
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州の標語: Ruhui Rahayu "Semoga Tuhan Memberkati" 多様性の中の団結 | |
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州都 | サマリンダ |
知事 | Awang Faroek Ishak |
面積 | 245,237.80 km² |
人口 | 350万8012人(2014年) |
人口密度 | 27/km² |
民族 |
ジャワ (29.55%), ブギス (18.26%), バンジャール (13.94%), ダヤク (9.91%), クタイ (9.21%), そのほか 19.13% |
宗教 |
イスラム (85.2%), キリスト教 (13.9%), ヒンドゥー教 (0.19%), 仏教 (0.62%) (2000) |
言語 | インドネシア語, バンジャール語, ダヤク語, クタイ語 |
時間帯 | WIB (UTC+7) |
ISO | ID-KI |
公式サイト | www.kaltimprov.go.id/ |
東カリマンタン州(インドネシア語:Kalimantan Timur, 略:Kaltim)は、インドネシアの州。州都はサマリンダ。カリマンタン (ボルネオ島のインドネシア側) にあるインドネシアの5州のひとつである。面積はパプア州についでインドネシアの州で二番目に大きい。人口は302万8487人(2010年国勢調査)。人口の多い地域として、州都のほかバリクパパンやクタイ県などがある。2012年、北部の県が北カリマンタン州として分離した。
行政区分
東カリマンタン州は10の県と4つの市部で分けられている。2012年、マリナウ県、ブルンガン県、タナ・ティドゥン県、ヌヌカン県、タラカン市が北カリマンタン州として分離した。
県
- パシール県 - (タナー・グロゴ)
- 北プナジャム・パスール県 - (ペナジャム)
- 西クタイ県 - (センダワール)
- クタイ・カルタネガラ県 - (テンガロン)
- 東クタイ県 - (サンガッタ)
- ブラウ県 - (タンジュン・レデップ)
市
旧東カリマンタン州(現北カリマンタン州)
歴史
この州はインドネシアにおける最も古いヒンドゥー王国クタイ王国があったことで知られている。クタイ王国の存在は、石碑(インドネシア語: Prasasti)の発見によって明らかになり、クタイ王ムラワルマン(Mulawarman)がヒンドゥー教を崇拝した記録が記されている。現在、実物の石碑はジャカルタの国立博物館に収蔵されており、パッラワ文字とサンスクリット文字で書かれている。複製をサマリンダの州政府庁で見ることができる。
熱帯雨林
州の抱える大きな問題は違法伐採である。現在では、豊かな熱帯雨林は、北部のカヤンムアラン国立公園(Kayan Mentarang National Park)などに残る。
経済
東カリマンタン州経済は、石油、天然ガス、石炭、金などの天然資源に頼っている。バリクパパンには、第二次世界大戦以前にオランダが建設した石油精製工場がある。大戦中に破壊されたが、インドネシア政府によって再建された。 そのほかの産業は、農業と観光業である。東カリマンタン州の観光地は、ブラウ県のデラワン諸島(Derawan Islands)、マヌカン県のカヤン・ムンタラン国立公園(Kayan Mentarang National Park)、バリクパパン市のワニ園、プナジャム県の鹿園、サマリンダ市のダヤク族パムパン村などがある。 州経済発展の大きな障害は交通インフラストラクチャーにあり、州内の輸送は海岸の都市やマハカム川(Mahakam)流域をつなぐ貨物船による輸送に頼っている。
外部リンク
- 東カリマンタン州政府(インドネシア語)
- インドネシア統計局(BPS)東カリマンタン州支局(インドネシア語)