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言語

言語(げんご)logos; language

人間に固有な意思伝達手段で,社会集団内で形成習得され,意思の相互伝達と抽象的思考を可能にし,社会・文化活動を支えるもの。また,社会の全体像を反映すると同時に文化全般を特徴づけるもので,共同体の成員は言語習得を通じて社会的学習と人格形成を行う。ソシュール以来,共同体の用いる言語体系をラング,個人の言語活動をパロールという。外的形式としての言語は,音声言語とこれを前提とする文字言語とに分れ,思考の発展は後者に負うところが大である。音声言語は発話と了解から成り,言語単位 (音素,形態素,単語) をもとに音韻体系,文法体系 (形態体系,統辞法) を構成する。音韻と意味,文字と音韻・形態素・単語の連合は社会習慣による。言語の数は 2500~3500とされ,分岐的 (祖語-語族,方言) 発達と統一的 (共通語志向) 発達の2傾向を示す。これら自然言語に対し,国際語 (エスペラントなど) や,ことに理論的普遍言語 (諸科学に共通) を人工語という。近代以降の世界と人間の記号化の進行とともに自然科学の諸分野では記号言語への接近が目立つが,記号に還元されない言語の本質についての省察は言語哲学の興隆をもたらしている。




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