樹木希林
樹木 希林(きき きりん、1943年1月15日[1][2] - )は、日本の女優。戸籍名、内田 啓子[2]、旧姓:中谷[2]。また、旧芸名は悠木 千帆[2](ゆうき ちほ、初代)。東京市神田区(現・東京都千代田区)出身[2]。
夫はロック歌手の内田裕也。間に娘・内田也哉子(エッセイスト、本木雅弘夫人)がいる。夫の内田とは長く別居を続けている[3]。
父は薩摩琵琶奏者・錦心流の中谷襄水(辰治)[2][1]。妹も薩摩琵琶奏者の荒井姿水(昌子)。その息子も薩摩琵琶奏者の荒井靖水で、妻の荒井美帆(箏・二十五絃箏奏者)とDuoで活動している。
Contents
来歴・人物・エピソード
母は神保町でカフェ「東宝」を経営していた[4][1]。市ヶ谷にある千代田女学園に入学後、演劇部に在籍し、その傍ら薬剤師を目指していたが、大学受験直前にスキーで足を怪我したため、大学進学を断念した[5]。
1961年に文学座付属演劇研究所に入り[2]、「悠木千帆」名義で女優活動をスタートする[1]。当時は後年のイメージからは想像しづらい若者ファッションで街を闊歩していた[1]。1964年に森繁久彌主演のテレビドラマ『七人の孫』にレギュラー出演し、一躍人気を獲得した[1][6][7]。1965年に文学座の正座員となるが、1966年に文学座を退団[2]した後も、個性派女優として多くのドラマ、映画、舞台に出演する。20代の頃から老人の役を演じ、出演するドラマ、映画などでは老け役が当たり役だった。
1974年にTBSで放送されたドラマ『寺内貫太郎一家』で、小林亜星が演じた主役の貫太郎の実母を演じた[1]。実年齢は小林より10歳以上若く、頭髪を脱色し「老けメイク」を施し、当時30代前半のまだまだ若い手との不自然さを隠すため、劇中は指ぬき手袋を外さなかった。本作品の劇中において、寺内家の母屋でドタバタ騒ぎが始まると、自分の住む離れに駆け込み、仏壇の横に貼られた沢田研二のポスターを眺めて「ジュリーィィィ!!」と腰を振りながら悶えるシーンが話題となる。
1977年4月1日、『日本教育テレビ』(NETテレビ)から『全国朝日放送』(テレビ朝日)への局名・会社名称変更を記念して放送された、特別番組『テレビ朝日誕生記念番組・わが家の友だち10チャンネル・徹子のナマナマ10時間半完全生中継』の中のオークションコーナーで、「売る物がない」との理由で自身の芸名「悠木千帆」を競売にかけた。名前は2万200円で世田谷の飲食店店主に売却され、自らは「樹木希林」に改名。売却された旧名は飲食店店主から無償で2004年に女優の山田和葉に譲渡された(悠木千帆 (2代目) も参照)。
ドラマ『ムー』『ムー一族』で共演した郷ひろみとのデュエットで「お化けのロック」「林檎殺人事件」をリリース、大ヒットした。
1979年1月、『ムー一族』の打ち上げパーティーが行われ、樹木は最後のスピーチを務めたが、その中で番組プロデューサー久世光彦と「近松屋のともこ」役の女優のぐちともこが不倫関係にあり、この時既にのぐちが妊娠8か月であった事を暴露したことから、スキャンダルに発展し騒動となる。関係者の間では「公然の秘密」とされていたが、この場で久世は全てを認め、後に正式離婚し、のぐちと再婚している。久世はこの騒動の影響もありTBSを退社、制作会社「カノックス」を設立する。久世とは結局、1996年放送のドラマ『坊ちゃんちゃん』まで絶縁状態となったが、樹木には周囲と険悪な関係になりながらも「久世さんがああした状況の中でなし崩しにショボショボしていくのが耐えられなかった」、「2人の気持ちを軽くしてやろうと思った」との真意があった。また、こうした場での暴露を非難する声に対しても「ああいう見せかけの優しさが久世さんをダメにした」と反論している[8]。
1964年に俳優の岸田森と結婚するが、1968年に離婚[9]。1973年10月に内田裕也と再婚するが[3]、1年半で別居し[10]、その後別居生活を続けている[3][11]。1981年、内田が無断で離婚届を区役所に提出するも、樹木は離婚を認めず、離婚無効の訴訟を起こし勝訴した[12]。その後は1年に1回連絡を取り合う程度の関係となったが[12]、2005年1月、乳癌が判明して摘出手術を受けたことを機に連絡は1か月に1回となり、以降毎年1月は一緒にハワイで過ごすようになったという[13]。内田との間に1人娘の内田也哉子がいる[9]。
1979年から1984年、ピップエレキバンのCMでの横矢勲ピップフジモト会長(当時)[14]との掛け合いは人気を集めた。また、フジカラーのCMに出演し、(1980年頃には、お見合い写真を現像しにきた客役の樹木と写真屋の店員役の岸本加世子との「美しい人はより美しく、そうでない方は『そうでない場合は?』それなりに映ります」というやり取りも話題となった)「綾小路さゆり」の役名で25年以上出演し続け、2002年には消費者の好感度が最も高い女性CMタレント1位に輝いた。
2003年1月に網膜剥離で左目を失明したことを2004年1月に発売した長嶋茂雄との対談本『人生の知恵袋』で明かす[9][15]。
2007年には、「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ2007」に2人の孫と共に出演し、「イマジン」の日本語訳歌詞などを朗読した。
2013年3月8日の第36回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。そのスピーチにおいて、全身がんであることを告白したが[16]、2014年1月16日に1年半ぶりのガン治療が終了したことを会見で公表している[17]。
2018年8月13日、大腿骨を骨折したため同月15日に緊急手術を行った。翌16日に予定していた生放送の出演は見送り、電話出演にて状況を報告した[18]。
出演
テレビドラマ
- 大江戸捜査網(東京12チャンネル)
- 金曜ドラマ 悪魔のようなあいつ(TBS)
- 水曜劇場 時間ですよ(TBS)
- ナショナル劇場 七人の孫(TBS)
- 丸出だめ夫(1966年、日本テレビ)
- 風 第31話「虫けら野郎」(1968年、TBS)
- 銭形平次 第101話「翡翠を持つ女」(1968年、フジテレビ)
- 素浪人 花山大吉 第54話「初恋の味は苦かった」(1970年、NET)
- プレイガール 第40話「勇み肌芸者衆」(1970年、東京12チャンネル)
- おさな妻(1970年、東京12チャンネル)
- ザ・ガードマン 第342話「教育ママの狂った大競走!」 - 川端弘子 役、第347話「すごーい奥さんの飛行機爆破作戦」(1971年、TBS)
- シークレット部隊 第4話「連休はハレンチ一家で大冒険」(1972年、TBS)
- 火曜日の女シリーズ いとこ同士(1972年、日本テレビ)
- 鉄平と順子(1972年、日本テレビ / 国際放映) - 鉄平の姉・まさよ 役
- リンコ(1997年、日米共作、NHK) - ハタおばさん 役
- 水曜劇場 寺内貫太郎一家(TBS)
- 水曜劇場 ムー(TBS)
- 水曜劇場 ムー一族(TBS)
- ばあちゃんの星(TBS)
- 水曜劇場 さくらの唄(TBS)
- 水曜劇場 せい子宙太郎(TBS)
- 気まぐれ天使(日本テレビ)
- 気まぐれ本格派(日本テレビ)
- ゆうひが丘の総理大臣(日本テレビ)
- あさひが丘の大統領 (日本テレビ)
- 半七捕物帳 第25話「十五夜御用心」(1979年9月18日、テレビ朝日)
- 探偵物語 第9話「惑星からきた少年」(1979年、日本テレビ) - 誘拐一味のボス 役
- 影の軍団シリーズ(1980 - 1982年・1985年、関西テレビ)
- 結婚したい女(1981年、毎日放送) - カメヨ
- 日本悪妻に乾杯!(1981年、毎日放送) - 松木ヒミコ
- 岡っ引どぶシリーズ(1981年 - 1991年、フジテレビ) - お仙
- 探偵同盟(フジテレビ)
- カムバック・ガール(毎日放送) - 能見鳥子
- 女捜査官シリーズ(ABC)
- 遠山の金さん(テレビ朝日) - お千親分
- 終りに見た街(テレビ朝日)
- 外科医 城戸修平(TBS) - 野口ふく 役
- 火曜サスペンス劇場 松本清張スペシャル・一年半待て(1984年、日本テレビ) - 高森たき子
- 風にむかってマイウェイ(1984年、TBS) - 原富子
- 翔んでる警視(1986年、TBS)
- 日本語歳時記・大希林(NHK教育テレビ)
- 必殺仕事人意外伝 主水、第七騎兵隊と闘う 大利根ウエスタン月夜(ABC)
- 先生のお気に入り!(TBS)
- はだかの刑事(日本テレビ)
- ママ母戦争(1990年、よみうりテレビ) - 松原多恵 役
- 花と竜(1992年、TBS)
- はみだし刑事情熱系(1996年-2003年、テレビ朝日) - 松尾菊枝特任巡査部長 役
- 味いちもんめ(1995年、テレビ朝日)
- 味いちもんめII 京都編(1996年、テレビ朝日)
- '97新春ドラマスペシャル 味いちもんめ(1997年、テレビ朝日)
- '98新春ドラマスペシャル 味いちもんめ(1998年、テレビ朝日)
- '2011新春ドラマスペシャル 味いちもんめ(2011年、テレビ朝日)
- '2013ドラマスペシャル 味いちもんめ(2013年、テレビ朝日)
- 月曜ドラマスペシャル「ダンスパートナー連続殺人 社交ダンス界に渦まく欲望と嫉妬」(1996年8月19日、TBS)
- 東芝日曜劇場 輝け隣太郎(TBS)
- 硝子のかけらたち(TBS)
- あさひが丘の大統領(日本テレビ) - 小関もも子 役
- 連続テレビ小説 はね駒(1986年、NHK)
- 大河ドラマ 翔ぶが如く(1990年、NHK) - 天璋院付き老女・幾島役
- 連続テレビ小説 君の名は(1991年、NHK) - 深野柳子 役
- ダウンタウン探偵組'91(朝日放送)
- 鬼ユリ校長、走る!(関西テレビ)
- 大河ドラマ 葵 徳川三代(2000年、NHK) - お福(春日局) 役
- ドラマ人間模様 夢千代日記(NHK)
- ドラマ人間模様 続・夢千代日記(NHK)
- ドラマ人間模様 新・夢千代日記(NHK)
- 台所の聖女(NHK)
- 僕たちの戦争(TBS)
- 日中合作ドラマ 鑑真号物語(1989年、フジテレビ)
- 美空ひばり物語(1989年、TBS)
- 坊っちゃんちゃん(1996年、TBS) - 清・クロ(二役) 役
- 天の瞳(2000年、テレビ朝日)
- 菊次郎とさき(2001年、テレビ朝日) - 北野うし 役
- 世にも奇妙な物語 「BLACK ROOM」(2001年) ‐ 湯ノ本カズコ
- 向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難〜(2001年、日本テレビ)
- テレビ50年ドラマ特別企画 向田邦子の恋文(2004年、TBS)
- 和田アキ子 特別企画ドラマ ザ・介護番長(2005年、TBS)
- 僕たちの戦争(2006年、TBS)
- 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(2006年、フジテレビ) - 方南町の大家 役
- 松本清張 点と線(2007年、テレビ朝日) - 小林安子 役
- 約束〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜(2012年6月30日、東海テレビ) - 奥西勝の母・タツノ 役
- このミステリーがすごい! ベストセラー作家からの挑戦状(2014年12月29日、TBS) - 大森キリカ 役
- いとの森の家(2016年2月21日〈前編〉・2月28日〈後編〉、NHK総合テレビ)
映画
- 殿方御用心(1966年) - 倉石松子 役
- 三匹の狸(1966年) - みどり 役
- 続・酔いどれ博士(1966年) - フミコ 役
- 湖の琴(1966年、東映) - 巣雲加代 役
- 旅路(1967年) - 室伏千枝 役
- 続・大奥(秘)物語 (1967年) - あや 役
- 尼寺(秘)物語(1968年) - 法順尼 役
- 兄貴の恋人(1968年) - 早苗 役
- コント55号と水前寺清子の神様の恋人(1968年) - 山上愛子 役
- クレージーの大爆発 (1969年、東宝) - 立花房子 役
- 男はつらいよ フーテンの寅(1970年、松竹) - 旅館の女中 役
- 縁結び旅行(1970年) - 関口珠子 役
- ママいつまでも生きてね(1970年) - 岡村看護婦 役
- 不良番長 口から出まかせ(1970年)
- 谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座(1971年) - 永井シゲ子役
- 喜劇 夜光族(1971年) - テツ子 役
- あゝ声なき友(1972年)
- 赤ちょうちん(1974年、日活) - 吉村クニ子 役
- 悪名縄張り荒らし(1974年) - おしげ 役
- ジャックと豆の木(1974年) - ノワール夫人 役
- あばよダチ公(1974年) - 美津子 役
- 蔵王絶唱(1974年) - 時田いま子 役
- 炎の肖像(1974年) - 食堂の女 役
- 告訴せず(1975年、東宝) - 木谷春子 役
- まむしと青大将(1975年) - 松川きく 役
- ザ・ドリフターズのカモだ!御用だ!(1975年) - とみ子 役
- ピーターソンの鳥(1976年)
- エデンの海(1976年、東宝) - お筆っあん 役
- サチコの幸(1976年) - モモエ 役
- 女教師(1977年、日活) - 横山百合子 役
- あすも夕やけ(1977年) - 松男大杉男の母 役
- はなれ瞽女おりん(1977年) - 一瀬たま 役
- ワニと鸚鵡とオットセイ(1977年、松竹) - メリー 役
- トラック野郎・突撃一番星(1978年、東映) - 石部スミ 役
- 龍の子太郎(1979年) - 山姥 役(声の出演)
- 総長の首(1979年)
- 金田一耕助の冒険(1979年) - たね 役
- 神様のくれた赤ん坊(1979年) - 子供を連れてくる女 役
- ツィゴイネルワイゼン(1980年) - キミ 役
- 看護婦のオヤジがんばる(1980年) - おさと姿 役
- 土佐の一本釣り(1980年) - ふき 役
- 帰ってきた若大将(1981年) - ともえ 役
- 野菊の墓(1981年) - お増 役
- 転校生(1982年、松竹) - 斉藤直子 役
- 刑事物語(1982年、東宝) - 矢代スミ刑事課庶務 役
- 三等高校生(1982年) - 竹久みち子 役
- 天城越え(1983年、松竹) - 土谷良作の妻 役
- ふるさと(1983年) - ヨシ 役
- クララ白書・少女隊PHOON(1985年) - ミスター・アン 役
- カポネ大いに泣く(1985年) - 立川仙枝 役
- さびしんぼう(1985年、東宝) - 雨野テルエ 役
- 夢千代日記(1985年、東映) - 菊奴 役
- 俺たちの行進曲(1985年) ※劇場未公開
- 玄海つれづれ節(1986年)
- 春駒のうた(1986年) - おさと姿 役
- 郷愁(1988年) - 上岡ミネ 役
- つる -鶴-(1988年、東宝) - 由良 役
- 風の又三郎 ガラスのマント(1989年)
- ドンマイ(1990年) - ハナコ 役
- 大誘拐 〜Rainbow kids〜(1991年、東宝) - 中村くら 役
- リトル・シンドバッド 小さな冒険者たち(1991年) - 美知子の母 役
- 戦争と青春(1991年) - 小野木悦子 役
- いつかギラギラする日(1992年) - 井村の女房 役
- ザ・中学教師(1992年) - 竹田安子 役
- 夢の女(1993年) - お松 役
- REX 恐竜物語(1993年) - CFガール 役
- さくら(1994年) - ふみ 役
- RAMPO(1994年) - 女中頭 / 根津界隈の主婦 役
- 時の輝き(1995年、松竹) - 永島 役
- 三たびの海峡(1995年) - ハルモニ 役
- 微笑みを抱きしめて(1996年) - 長野淑子 役
- 美味しんぼ(1996年、松竹) - トメ 役
- 恋と花火と観覧車(1997年) - 三田さなえ 役
- 必殺始末人(1997年、松竹) - おとら 役
- マグニチュード(1997年)
- 39 刑法第三十九条(1999年、松竹) - 長村時雨 役
- ざわざわ下北沢(2000年) - 九四郎のファンの女性 役
- 東京マリーゴールド(2001年) - 酒井律子 役
- DRUG(2001年) - 黒川大家 役
- ダンボールハウスガール(2001年) - 黒川大家 役
- ピストルオペラ(2001年、松竹) - りん 役
- リターナー(2002年、東宝) - 謝 役
- 命(2002年、東映) - 美里の母 役
- 夜を賭けて(2002年) - 高山フネ 役
- 半落ち(2004年、東映) - 島村康子 役
- 下妻物語(2004年、東宝) - 桃子の祖母 役
- ほたるの星(2004年、角川映画) - 橋本校長 役
- IZO(2004年) - イゾーの母親 役
- チェケラッチョ!!(2006年、東宝) - 南風原ちさ 役
- 赤い鯨と白い蛇(2006年) - 大原美土里 役
- 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(2007年) - オカン 役
- サイドカーに犬(2007年) - 増田トメノ 役
- 歩いても 歩いても(2008年) - 横山とし子 役
- 宮城野(2008年) - 女将 役
- 悪人(2010年) - 清水房江 役
- ゴースト もういちど抱きしめたい(2010年) - 運天五月 役
- 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇(2011年) - 占い師 役
- 奇跡(2011年、ギャガ) - 大迫秀子 役
- 朱花の月(2011年) - 拓未の母 役
- わが母の記(2012年) - 伊上八重 役[19]
- ツナグ(2012年) - 渋谷アイ子 役
- 約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯(2013年) - 奥西タツノ 役
- そして父になる(2013年)- 石関里子 役
- 神宮希林 わたしの神様(2014年)*本人に密着のドキュメンタリー映画[20]
- 駆込み女と駆出し男(2015年) - 三代目柏屋源兵衛 役
- あん(2015年) - 主演・徳江 役[6][21]
- 海街diary(2015年)- 菊池史代 役
- 海よりもまだ深く(2016年) - 淑子 役[22]
- 人生フルーツ(2016年) - ナレーション ※ ドキュメンタリー映画[23]
- 光(2017年) - 音声ガイドナレーション[24]
- モリのいる場所(2018年)[25] - 熊谷秀子 役
- 万引き家族(2018年) - 柴田初枝 役
- 日日是好日(2018年) - 武田先生 役
劇場アニメ
- 蓮如物語(1998年) - シズ 役
- ブレイブ・ストーリー(2006年) - オンバ 役[26]
- 借りぐらしのアリエッティ(2010年) - ハル役
テレビ番組
- 日本語歳時記・大希林(NHK)
- 23時ショー(NETテレビ(現:テレビ朝日)系)司会
- NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体II 脳と心(NHK)
- NHKスペシャル 病の起源(1)睡眠時無呼吸症 〜石器が生んだ病〜(NHK)
- 温故希林〜樹木希林の骨董珍道中(NHK BSプレミアム)
- 温故希林〜樹木希林の骨董珍道中 日本篇(全4回、2011年)
- 温故希林〜樹木希林の骨董珍道中 韓国篇(全3回、2012年)
- 温故希林〜樹木希林の骨董珍道中 台湾篇(全3回、2013年)
- NHKスペシャル あなたは未来をどこまで知りたいですか〜運命の遺伝子〜(2013年7月7日、NHK総合)
- 神宮希林(東海テレビ、2013年11月3日) - 東海テレビ開局55周年記念番組[27]
- 戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅(東海テレビ、2015年8月8日・10日・12日・13日・14日・15日)[28]
- 直撃!シンソウ坂上西城秀樹さん追悼特集(2018年5月24日、フジテレビ) - ナレーション[29]
CM
- 興和新薬 キャベジンコーワ『宮城県・白沢編』(1972年、悠木千帆の芸名で、森繁久彌と共演)
- ピップフジモト 『ピップエレキバン』
- 富士フイルム
- エステ de ミロード
- フットワークエクスプレス(現トールエクスプレスジャパン)(岸部一徳と共演)
- TTNet 東京電話(寺内貫太郎一家を再現)
- 味の素 『ほんだし』(田中麗奈と共演)
- 洋服の青山(三浦友和と共演)
- NICOSカード(田村正和と共演)
- ぺんてる 『筆ペン』
- 三菱自動車 『トッポBJ』(香取慎吾と共演)
- キリンビバレッジ 『キリンオレンジ』
- アサヒビール 『ファーストレディ』
- ミツカン 『金のつぶ』
- リクルート 「ゼクシィ」(2011年)夫の内田裕也との共演[11]
- 第一三共 「認知症治療」
- ソフトバンクモバイル 白戸家シリーズ
- 宝島社 企業CM(2016年) - 第33回読売広告大賞グランプリ受賞[31]
- 三井不動産リアルティ「三井のリハウス」(2016年8月 - )[32]
- そごう・西武「アドバンストモード」プロジェクトアイコン(2016年9月 - )[33]
- マスターカード「pricelessを選ぼう。」キャンペーン(2017年6月 - )[34]
レコード・CD
- お化けのロック(1977年、TBS「ムー」劇中歌、郷ひろみとのデュエット)
- 林檎殺人事件(1978年、TBS「ムー一族」劇中歌、郷ひろみとのデュエット)
- 2人のすべて(1995年、TBS「輝け隣太郎」主題歌、唐沢寿明とのデュエット。
受賞歴
- 1986年
- 2005年
- 第37回芸術選奨文部大臣賞(『はね駒』)
- 第26回ヨコハマ映画祭助演女優賞(『半落ち』)
- 第28回日本アカデミー賞優秀助演女優賞(『半落ち』)
- 2007年
- 第31回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞(『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』)
- 第20回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞(『(『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』)
- 2008年
- 2009年
- 第30回ナント三大陸映画祭最優秀女優賞(『歩いても 歩いても』)
- 第33回報知映画賞最優秀助演女優賞(『歩いても 歩いても』)
- 第51回ブルーリボン賞助演女優賞(『歩いても 歩いても』)
- 第82回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞(『歩いても 歩いても』)
- 第32回日本アカデミー賞優秀助演女優賞(『歩いても 歩いても』)
- 2011年
- 第34回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(『悪人』)
- 2012年
- 2013年
- 第36回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞(『わが母の記』[6]
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 第37回ヨコハマ映画祭 特別大賞(『あん』)[41]
- 第39回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(『あん』)[42]
- 第9回アジア太平洋スクリーンアワード 女優賞(『あん』)[43]
- 第37回ヨコハマ映画祭 特別大賞[41]
- 第42回放送文化基金賞・演技賞( 『いとの森の家』)[44]
- 第10回アジア・フィルム・アワード・特別功労賞[45]
- 2017年
- 2018年
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「prf
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「KINENOTE
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 3.0 3.1 3.2 “樹木希林、「別居50年」の内田裕也と離婚しない理由は…”. スポーツ報知. (2017年5月21日). オリジナルの2017年6月5日時点によるアーカイブ。 . 2017閲覧.
- ↑ 松井清人『オカン、おふくろ、お母さん』 文藝春秋、2006年、71-73頁
- ↑ 浜美雪『笑いの女神たち』白夜書房
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 樹木希林 (2015年10月4日). スペシャル・インタビュー 樹木希林さん. (インタビュー). TORJA. . 2016閲覧.
- ↑ このドラマで樹木は森繁の影響を強く受けたらしく、後に森繁は樹木の演技を見て「あれは俺の演技だ」と語ったという。森繁久弥『大遺言書』より。
- ↑ “(cache)【プレイバック芸能スキャンダル史】樹木希林に不倫を暴露された久世光彦”. 日刊ゲンダイ(ウェブ魚拓によるキャッシュ) (2013年3月6日). . 2013閲覧.
- ↑ 9.0 9.1 9.2 “樹木希林、「左目失明」で見せた女優魂”. SANSPO.COM. (2004年1月30日). オリジナルの2005年3月2日時点によるアーカイブ。 . 2016閲覧.
- ↑ “樹木希林 夫・内田裕也の存在に感謝「破天荒さは私のほうが…」”. Sponichi Annex. (2016年5月19日) . 2016閲覧.
- ↑ 11.0 11.1 “樹木希林告白、内田裕也が寝ているとき「刺そうと…」 黒柳徹子特番で奇跡の夫婦初共演”. 産経ニュース. (2016年7月13日) . 2016閲覧.
- ↑ 12.0 12.1 樹木希林 (2009年2月20日). 【ゆうゆうLife】向き合って 女優・樹木希林さん(66)(下)(1/3ページ). インタビュアー:竹中文. 産経ニュース.. オリジナルの2009-02-23時点によるアーカイブ。 . 2016閲覧.
- ↑ 樹木希林 (2009年2月20日). 【ゆうゆうLife】向き合って 女優・樹木希林さん(66)(下)(2/3ページ). インタビュアー:竹中文. 産経ニュース.. オリジナルの2009-02-23時点によるアーカイブ。 . 2016閲覧.
- ↑ 1986年4月25日死去。
- ↑ “左目失明の樹木希林が会見”. 日刊スポーツ. (2004年1月29日). オリジナルの2004年2月7日時点によるアーカイブ。 . 2016閲覧.
- ↑ “内田、希林に「死ぬとき俺連れて行くな」”. 日刊スポーツ. (2013年3月12日)
- ↑ “樹木希林:1年半ぶりがん治療「昨日で終了」 穏やかな笑顔見せる”. まんたんウェブ. (2014年1月16日) . 2016閲覧.
- ↑ “樹木希林が大腿骨骨折、NHK生放送番組に電話出演 - 芸能 : 日刊スポーツ” (ja-JP). nikkansports.com . 2018閲覧.
- ↑ “樹木希林、認知症の役は「やりたがる役者がいないので私に回ってくる(笑)」”. cinemacafe.net (2012年4月18日). . 2016閲覧.
- ↑ “樹木希林、人生初のお伊勢参りが映画に”. シネマトゥデイ. (2014年8月19日) . 2014閲覧.
- ↑ “樹木希林、河瀬直美新作で主演「死ぬ死ぬ詐欺みたいね」”. シネマトゥデイ. (2014年12月11日) . 2014閲覧.
- ↑ “阿部寛、今度は夢追う“ダメ中年”!? 樹木希林と親子役…是枝監督最新作『海よりもまだ深く』”. シネマカフェ. (2015年12月25日) . 2015閲覧.
- ↑ “樹木希林がナレーション担当、建築家・津端修一とその妻の暮らし追った記録映画が公開”. 映画ナタリー. (2016年10月17日) . 2016閲覧.
- ↑ “樹木希林のギャラはタダ!?「もう困った時の樹木希林というのはナシ」”. MovieWalker (2017年5月27日). . 2017閲覧.
- ↑ 小山美咲 (2017年10月10日). “山崎努&樹木希林、56年の時を経て夫婦役で初共演!”. シネマトゥデイ. . 2018閲覧.
- ↑ “ブレイブ ストーリー”. GONZO公式サイト. . 2016閲覧.
- ↑ “神宮希林”. 東海テレビ. . 2015閲覧.
- ↑ “戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅”. 東海テレビ. . 2015閲覧.
- ↑ “フジで西城秀樹さん追悼特番、坂上忍が故人ゆかりの人に直撃取材”. SANSPO.COM. (2018年5月23日) . 2018閲覧.
- ↑ 「No.1ストレートトーク」篇 樹木(15秒) Softbank
- ↑ “【樹木希林さん出演、宝島社 企業広告】「死ぬときぐらい好きにさせてよ」が「読売広告大賞」グランプリ受賞” (プレスリリース), dot.ドット 朝日新聞出版, (2016年4月18日), オリジナルの2016年5月25日時点によるアーカイブ。 . 2016閲覧.
- ↑ “「三井のリハウス」新作TVCF放映開始 〜樹木希林さんを祖母役に起用し、大切な家を売却する家族の思いを表現〜” (プレスリリース), 三井不動産リアルティ, (2016年8月19日) . 2016閲覧.
- ↑ “「年齢を受け入れて着たい服を着る」樹木希林がそごう・西武のプロジェクト新アイコンに”. Fasionsnap.com NEWS. レコオーランド (2016年9月8日). . 2016閲覧.
- ↑ “Mastercardが「pricelessを選ぼう。」キャンペーンを開始” (プレスリリース), マスターカード, (2017年6月1日) . 2017閲覧.
- ↑ “歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. . 2016閲覧.
- ↑ “樹木の「底が知れない」才能 / 映画大賞”. nikkansports.com. (2012年12月29日) . 2017閲覧.
- ↑ “東京国際映画祭“ARIGATO賞”新設、受賞者に樹木希林、広瀬すず、細田守ら”. 映画ナタリー (2015年10月15日). . 2015閲覧.
- ↑ “「第39回山路ふみ子映画賞」に是枝裕和監督の「海街diary」”. 映画.com (2015年10月18日). . 2015閲覧.
- ↑ “第7回TAMA映画賞|第25回映画祭TAMA CINEMA FORUM”. TAMA CINEMA FORUM (2015年). . 2015閲覧.
- ↑ “【報知映画賞】樹木希林、地方の体育館上映で見えた「出不精のおばあさんも映画が大好き」”. スポーツ報知 (2015年11月26日). 2015年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2017閲覧.
- ↑ 41.0 41.1 “綾瀬はるかや広瀬すずも爆笑!樹木希林の爆笑スピーチ”. Movie Walker (2016年2月7日). . 2016閲覧.
- ↑ “第39回日本アカデミー賞優秀賞決定!”. 日本アカデミー賞公式サイト. . 2016閲覧.
- ↑ “樹木希林、『あん』で初のアジア太平洋・女優賞獲得「一番の年上ということで…」”. シネマカフェ. . 2016閲覧.
- ↑ “第42回「放送文化基金賞」表彰対象について” (プレスリリース), 公益財団法人 放送文化基金, (2016年6月8日) . 2016閲覧.
- ↑ “樹木希林が第10回アジア・フィルム・アワード特別功労賞を受賞、日本人では2人目”. 映画ナタリー (2016年3月3日). . 2016閲覧.
- ↑ “樹木希林、“功労賞”受賞も「ちっとも功労していない」”. ORICON NEWS. オリコン (2017年5月16日). . 2017閲覧.
- ↑ “樹木希林、北米映画祭で受賞も「それは何ですか?」と情報知らず”. クランクイン!. ハリウッド・チャンネル (2018年5月19日). . 2018閲覧.
- ↑ “樹木希林、北米の映画祭で女優賞「75歳で“次の世”考え中だが、ほめられるのはうれしい」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2018年7月27日) . 2018閲覧.
外部リンク
- [1] - allcinema
- | sub | s=0000000452817 | -7 }}/ Kirin Kiki - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- 樹木希林 Movie Walker
- 樹木希林 - テレビドラマデータベース
テンプレート:日本アカデミー賞最優秀主演女優賞 テンプレート:日本アカデミー賞最優秀助演女優賞
テンプレート:報知映画賞主演女優賞 テンプレート:報知映画賞助演女優賞
テンプレート:日本映画批評家大賞助演女優賞 テンプレート:放送ウーマン賞