北浦和駅
北浦和駅(きたうらわえき)は、埼玉県さいたま市浦和区北浦和三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。駅番号はJK 44。
乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線である(詳細は路線記事および鉄道路線の名称参照)が、当駅には電車線を走る京浜東北線電車のみが停車し、旅客案内では「東北(本)線」とは案内されない。
Contents
歴史
- 1936年(昭和11年)9月1日 - 鉄道省の駅として開業[1]。
- 当駅は近隣住民の請願によって設置された。当時の住所は浦和市大字針ヶ谷(後に北浦和町→北浦和)だった。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカード「Suica」の利用が可能となる。
駅構造
みどりの窓口(営業時間 7:00 - 21:00)、自動改札機、指定席券売機を設置している。かつては、みどりの窓口に隣接してびゅうプラザが設置されていたが、閉店となった。
プラットホームと改札階、および東口、西口と改札階を連絡するエレベーターのほか、プラットホーム改札外の東西口階段には上り方向のみエスカレーターが設置されている。 京浜東北線内で高架工事などが行われた際に当駅始発着の列車が運行されるが南浦和駅とは異なり、折り返し設備などは無い。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 京浜東北線 | 南行 | 上野・東京・横浜・大船方面 |
2 | 北行 | 与野・大宮方面 |
発車メロディ
2007年10月1日から、2番線の発車メロディにさいたま市歌『希望(ゆめ)のまち』が使用されている[2]。
利用状況
2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は52,872人である。
JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)50,793 | |
1991年(平成 | 3年)52,078 | |
1992年(平成 | 4年)52,288 | |
1993年(平成 | 5年)52,002 | |
1994年(平成 | 6年)51,412 | |
1995年(平成 | 7年)50,646 | |
1996年(平成 | 8年)50,422 | |
1997年(平成 | 9年)49,775 | |
1998年(平成10年) | 49,611 | |
1999年(平成11年) | [JR 1]48,914 | [* 1] |
2000年(平成12年) | [JR 2]49,182 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 3]48,976 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 4]49,621 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 5]50,030 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 6]49,592 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 7]49,706 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 8]50,097 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 9]50,438 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 10]50,616 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 11]50,492 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 12]50,286 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 13]49,524 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 14]49,958 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 15]50,727 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 16]50,459 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 17]51,647 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 18]52,330 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 19]52,872 |
駅周辺
当駅周辺では駅のすぐ西側を国道17号と国道463号(併用区間)が、東側を旧中山道(埼玉県道65号さいたま幸手線)がそれぞれ鉄道に並行して南北に走っており、それぞれの周囲に近隣型の商業地区が形成されている。東側には埼玉県立浦和高等学校やさいたま市立浦和中学校・高等学校、浦和ルーテル学院小学校・中学校・高等学校が立地、西口からは埼玉大学・埼玉県立常盤高等学校・埼玉県立浦和北高等学校などの教育機関方面へのバス路線が発着しており、これらの学校へ通う生徒、学生の利用も多い。また、それらの生徒向けの学習塾なども多く立地する。西口から国道17号を南下するとほどなく埼玉りそな銀行本店やさいたま市役所に到達し、当駅西側の商店街は浦和駅西側の商業地区、官庁街と連続していると見ることもできる。さいたま市立病院へは東口バスターミナルから頻繁にバスが運行されている。
西口のロータリー端に西口開設記念碑があり、第4代日本国有鉄道総裁・十河信二の名前が刻まれている。西口から徒歩すぐに立地する北浦和公園は、大規模な音楽噴水で有名なスポットである。
東口
- 北浦和ターミナルビル
- さいたま市立北浦和図書館
- 北浦和駅前郵便局
- さいたま市水道局本庁舎
- さいたま市北浦和インフォメーションセンター(レッズスクエア) - 北浦和駅市民の窓口、観光案内所、市民サロンを設置。
- 浦和総合運動場
- さいたま市駒場スタジアム
- さいたま市青少年宇宙科学館
- 浦和駒場体育館
- 埼玉県立浦和高等学校
- 浦和ルーテル学院小学校・中学校・高等学校
- さいたま市立浦和中学校・高等学校
- さいたま市立北浦和小学校
- さいたま市立針ヶ谷小学校
- さいたま市立木崎小学校
- さいたま市立本太小学校
- さいたま市立本太中学校
- 北浦和ゴルフセンター
- 埼玉県道65号さいたま幸手線
- 埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線
西口
- 埼玉メディカルセンター
- 北浦和公園
- 埼玉りそな銀行
- 本部・さいたま営業部(旧埼玉銀行本部・本店営業部)
- 北浦和西口支店
- テクノシティ浦和
- 日本年金機構北関東・信越ブロック本部、浦和年金事務所
- 国際交流基金日本語国際センター
- NTT東日本さいたま新常盤ビル
- 東京電力埼玉支店
- イオン北浦和店
- 二木屋
- 国道17号(中山道)
- 国道463号(埼大通り)
- 埼玉県道155号さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線(森林公園自転車道)
- さいたま市立常盤中学校
- さいたま市立常盤北小学校
- さいたま市立常盤小学校
- さいたま市立仲町小学校
- さいたま市立大戸小学校
- 埼玉大学教育学部附属幼稚園
- 浦和常盤十郵便局
- ハローワーク浦和(公共職業安定所)
- 埼玉県浦和合同庁舎
バス路線
以下の路線が乗り入れ、国際興業バス、東武バスウエスト、西武バスによって運行されている。
東口
0番乗り場は駅前ロータリー内に、8番乗り場は北浦和駅東口交差点の先(モスバーガー向かい)に、1・3・5番乗り場は東口ロータリーから約100メートル以上東へ離れた埼玉県道64号さいたま岩槻線沿いにある、クイーンズ伊勢丹が入居する北浦和ターミナルビルの外周部にあるバスターミナルから発着している。
国際興業バスは、始発 - 9時台および16時台 - 終車までは0番乗り場を使用するが、10時台 - 15時台までは3番乗り場を使用するため駅前ロータリーへは乗り入れない。
元々、北浦和ターミナルビルは東武バスの「北浦和駅停留所」として埼玉県道64号さいたま岩槻線を経由する系統の平地の折返場であったが、1998年頃より周辺の再開発が行われ、北浦和ターミナルビルと隣接する高層マンション「ハイムプラザ北浦和」が2001年12月に竣工した。
このため、停留所名は、東武バスは旧来からの北浦和駅、国際興業バスは北浦和駅東口と区別するため北浦和ターミナルビルとなっている。
- 0番のりば
- 1番のりば
- 3番のりば
- 国際興業バス(西浦和営業所)
- 浦51-3:総合グランド経由 浦和駅東口行き
- 国際興業バス(さいたま東営業所)
- 北浦50-3:本太中学校・与野駅東口経由 さいたま新都心駅東口行き
- 東武バスウエスト(大宮営業事務所)
- 浦44:領家住宅・さいたま新都心駅東口経由 大宮駅東口行き
- 5番のりば
- 東武バスウエスト(岩槻営業所)
- 岩01:御蔵騎西屋前・宮下経由 岩槻駅行き
- 岩02:御蔵騎西屋前経由 宮下行き
- 岩02:東新井団地・御蔵騎西屋前経由 宮下行き
- 岩03:東新井団地行き
- 岩04:御蔵騎西屋前経由 宮下行き(浦和駅発)
- 岩05:東新井団地行き(浦和駅発)
- 8番のりば
- 東武バスウエスト(天沼・岩槻営業所)
- 浦31・岩04・岩05:常盤二丁目経由 浦和駅西口行き
西口
1・2・3番乗り場は駅前ロータリー内に、5番乗り場は北浦和駅入口交差点手前に、7番乗り場は北浦和駅入口交差点の先(北浦和公園前)にある。
- 1番のりば
- 国際興業バス(西浦和営業所)
- 北浦80:大戸・西堀経由 西浦和車庫行き
- 2番のりば
- 国際興業バス(西浦和営業所)
- 新都01:陣屋・白鍬電建住宅経由 さいたま新都心駅西口行き
- 北浦04:陣屋経由 白鍬電建住宅行き
- 北浦81:新中里三丁目止まり
- 3番のりば
- 5番のりば・7番のりば(どちらの乗り場からも乗車可能)
隣の駅
脚注
- ↑ 記念スタンプ「逓信省告示第2115号」『官報』1936年8月31日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ↑ さいたま市の歌「希望(ゆめ)のまち」 - さいたま市(2013年12月24日更新、2015年2月4日閲覧)
出典
- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
- ↑ 各駅の乗車人員(1999年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ↑ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- 埼玉県統計年鑑
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ↑ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
関連項目
外部リンク
- ■ 京浜東北線・根岸線
- (大宮 - 東京間 : 東北本線、東京 - 横浜間 : 東海道本線、横浜 - 大船間 : 根岸線)
大宮 - さいたま新都心 - 与野 - 北浦和 - 浦和 - 南浦和 - 蕨 - 西川口 - 川口 - 赤羽 - 東十条 - 王子 - 上中里 - 田端 - 西日暮里 - 日暮里 - 鶯谷 - 上野 - 御徒町 - 秋葉原 - 神田 - 東京 - 有楽町 - 新橋 - 浜松町 - 田町 - 品川 - 大井町 - 大森 - 蒲田 - 川崎 - 鶴見 - 新子安 - (八王子方面<<)東神奈川 - 横浜 - 桜木町 - 関内 - 石川町 - 山手 - 根岸 - 磯子 - 新杉田 - 洋光台 - 港南台 - 本郷台 - 大船