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菊池市

きくちし
菊池市
地方 九州地方
都道府県 熊本県
団体コード 43210-5
面積 276.85km2
総人口 47,277[編集]
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 171人/km2
隣接自治体 熊本市山鹿市阿蘇市合志市
菊池郡大津町
大分県日田市
外部リンク 菊池市ホームページ (日本語)
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菊池市(きくちし)は、熊本県北部に位置するである。

地理

熊本県の北部を流れる菊池川の上流、熊本市から北東約25kmの場所に位置し、市域中央部から南西部は熊本平野の北東端にあたる。大宰府府官の流れをくむ菊池氏の本拠地・隈府(わいふ)を中心に市街地が形成されている。

東部は阿蘇外輪山の天然生広葉樹で覆われ、野鳥の宝庫。その間を縫う清冽な菊池川の源流が大小の瀬と渕と滝をつくり菊池渓谷をなしている。菊池渓谷は日本名水百選にも選ばれており、夏でも平均水温が13度で避暑地として知られ、毎年4月の山開き以後30 - 40万人の人が訪れる。この一帯の国有林は、1965年には九州で初めて自然休養林に指定されている。

北部は大分県と隣接している。

気候

  • 気温 - 最高38.8℃(2013年(平成25年)8月21日)、最低-9.9℃(1981年(昭和56年)2月27日
  • 最大降水量 - 352ミリ(1980年(昭和55年)8月29日
  • 最大瞬間風速 - 23.0メートル(2014年(平成26年)6月4日
  • 夏日最多日数 - 172日(2005年(平成17年))
  • 真夏日最多日数 - 102日(2013年(平成25年))
  • 猛暑日最多日数 - 23日(1994年(平成6年))
  • 熱帯夜最多日数 - 21日(2013年(平成25年))
  • 冬日最多日数 - 89日(1984年(昭和59年))
菊池の気候資料
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 20.4(68.7) 23.8(74.8) 24.7(76.5) 31.0(87.8) 35.3(95.5) 35.7(96.3) 38.0(100.4) 38.8(101.8) 36.2(97.2) 32.9(91.2) 26.7(80.1) 23.0(73.4) 38.8(101.8)
平均最高気温 °C (°F) 9.9(49.8) 11.7(53.1) 15.3(59.5) 20.8(69.4) 25.3(77.5) 27.9(82.2) 31.2(88.2) 32.6(90.7) 29.3(84.7) 24.1(75.4) 18.1(64.6) 12.6(54.7) 21.57(70.82)
平均最低気温 °C (°F) -1.2(29.8) 0.0(32) 3.3(37.9) 8.0(46.4) 13.1(55.6) 18.3(64.9) 22.6(72.7) 22.8(73) 18.8(65.8) 11.6(52.9) 5.6(42.1) 0.5(32.9) 10.28(50.51)
最低気温記録 °C (°F) -9.0(15.8) -9.9(14.2) -6.9(19.6) -3.4(25.9) 1.8(35.2) 7.0(44.6) 14.3(57.7) 15.1(59.2) 5.1(41.2) -0.2(31.6) -3.9(25) -7.8(18) -9.9(14.2)
降水量 mm (inches) 58.1(2.287) 77.6(3.055) 132.0(5.197) 138.4(5.449) 186.1(7.327) 372.1(14.65) 371.6(14.63) 173.6(6.835) 169.0(6.654) 79.8(3.142) 79.1(3.114) 51.7(2.035) 1,889.1(74.374)
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 8.1 8.2 11.9 10.3 10.4 13.3 12.6 10.1 9.7 6.9 7.2 7.1 115.8
日照時間 128.2 139.8 156.3 179.6 179.8 131.7 174.2 203.3 177.2 187.4 154.1 145.0 1,956.6
出典: 気象庁

隣接している自治体・行政区

地名

平成の大合併で合併した地区は旧町村名を従来の大字の前に冠している。

  • 片角(旧隈府町)
  • 玉祥寺(旧隈府町)
  • 袈裟尾(旧隈府町)
  • 隈府(旧隈府町)
  • 亘(旧隈府町)
  • 小木(旧竜門村)
  • 班蛇口(旧竜門村)
  • 雪野(旧竜門村)
  • 竜門(旧竜門村)
  • 木庭(旧河原村)
  • 下河原(旧河原村)
  • 藤田(旧河原村)
  • 出田(旧花房村)
  • 木柑子(旧花房村)
  • 広瀬(旧花房村)
  • 北宮(旧菊池村)
  • 大琳寺(旧菊池村)
  • 長田(旧菊池村)
  • 西寺(旧菊池村)
  • 野間口(旧菊池村)
  • 深川(旧菊池村)
  • 村田(旧菊池村)
  • 赤星(旧戸崎村)
  • 今(旧戸崎村)
  • 森北(旧戸崎村)
  • 四町分(旧水源村)
  • 原(旧水源村)
  • 市野瀬(旧迫間村)
  • 大平(旧迫間村)
  • 重味(旧迫間村)
  • 豊間(旧迫間村)
  • 西迫間(旧迫間村)
  • 木野(旧城北村→菊鹿村)
  • 稗方(旧城北村→菊鹿村)
  • 米原(旧城北村→菊鹿村)
七城町
  • 小野崎(旧清泉村)
  • 亀尾(旧清泉村)
  • 蘇崎(旧清泉村)
  • 橋田(旧清泉村)
  • 林原(旧清泉村)
  • 加恵(旧加茂川村)
  • 清水(旧加茂川村)
  • 甲佐町(旧加茂川村)
  • 菰入(旧加茂川村)
  • 新古閑(旧加茂川村)
  • 砂田(旧加茂川村)
  • 高島(旧加茂川村)
  • 荒牧(旧砦村)
  • 台(旧砦村)
  • 岡田(旧砦村)
  • 瀬戸口(旧砦村)
  • 高田(旧砦村)
  • 流川(旧砦村)
  • 辺田(旧砦村)
  • 水次(旧砦村)
  • 山崎(旧砦村)
旭志(旧旭志村)
  • 伊萩(旧旭野村)
  • 弁利(旧旭野村)
  • 伊坂(旧北合志村)
  • 小原(旧北合志村)
  • 新明(旧北合志村)
  • 麓(旧北合志村)
  • 尾足(旧護川村)
  • 川辺(旧護川村)
泗水町
  • 住吉(旧泗水村)
  • 富納(旧泗水村)
  • 豊水(旧泗水村)
  • 永(旧泗水村)
  • 福本(旧泗水村)
  • 吉富(旧泗水村)
  • 田島(旧田島村)
  • 南田島(旧田島村)
  • 亀尾(旧清泉村→七城村)

歴史

7世紀後半に、九州防衛のための古代山城の一つ、鞠智城(きくちじょう)が築かれた。平安時代の『倭名類聚抄』では「菊池」と書いて「久々知」(くくち)と訓じている。

隈府を本拠とする菊池氏は、南北朝時代には後醍醐天皇の皇子・征西将軍宮懐良親王を奉じて大宰府に進出し、九州中部・北部における南朝方の一大勢力となった。室町時代には薩南学派の祖である桂庵玄樹儒学を説くなど、文化的発展も見せた。

江戸時代には、菊池地方は穀倉地帯として知られ、菊池米(肥後米)は、播州米・備州米とともに最高級の品質とされ大坂堂島の米相場を決定する際の基準とされていた。菊池川河口近くの高瀬(現・玉名市)も、熊本藩最大の米の積出港として栄えた。

近現代

  • 1889年4月1日 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の町村が発足。
    • 菊池郡隈府町・菊池村・河原村・水源村・竜門村・迫間村・花房村・戸崎村・加茂川村・砦村・旭野村
    • 合志郡清泉村・田島村・泗水村・北合志村・護川村
  • 1896年4月1日 郡制施行により、合志郡を菊池郡に編入。
  • 1954年11月1日 【新設合併】加茂川村・砦村・清泉村→七城村
  • 1955年4月1日 【新設合併】田島村・泗水村→泗水村
  • 1956年
    • 5月1日 【新設合併】旭野村・北合志村→旭志村
    • 8月1日 【編入】護川村川辺・尾足→旭志村(同時に護川村の他の地区は大津町に編入)
    • 9月1日 【新設合併】隈府町・菊池村・河原村・水源村・竜門村・迫間村・花房村・戸崎村→菊池町
  • 1957年2月1日 【編入】鹿本郡菊鹿村稗方→菊池町
  • 1958年8月1日 【市制施行】菊池町→菊池市
  • 1961年4月1日 【町制施行】泗水村→泗水町
  • 1968年11月1日 【町制施行】七城村→七城町
  • 1989年6月1日 菊池郡七城町が鹿本郡鹿本町と境界変更。
  • 1990年3月1日 菊池郡旭志村と同郡泗水町が境界変更。
  • 1990年6月1日 菊池郡七城町が鹿本郡菊鹿町と境界変更。
  • 1992年3月1日 菊池郡七城町が鹿本郡鹿本町と境界変更。
  • 1992年6月1日 菊池郡泗水町が同郡西合志町と境界変更。
  • 1992年12月1日 菊池郡泗水町が同郡西合志町と境界変更。
  • 1993年4月1日 菊池郡泗水町が鹿本郡植木町と境界変更。
  • 1997年3月1日 菊池市と菊池郡旭志村が境界変更。
  • 1997年6月1日 菊池郡旭志村が同郡大津町と境界変更。
  • 1997年6月1日 菊池郡旭志村と同郡泗水町が境界変更。
  • 1997年9月1日 菊池郡泗水町が同郡西合志町と境界変更。
  • 1998年6月1日 菊池郡旭志村が同郡大津町と境界変更。
  • 1998年9月1日 菊池市と菊池郡旭志村が境界変更。
  • 1999年9月1日 菊池郡泗水町が同郡合志町と境界変更。
  • 2002年9月1日 菊池市と菊池郡旭志村が境界変更。
  • 2005年3月22日 【新設合併】菊池市、菊池郡七城町・旭志村・泗水町→菊池市
  • 2006年1月1日 菊池郡大津町と境界変更。
  • 2012年11月、旧泗水町住民らによって提出された「泗水町の独立を求める要望書」が市議会で否決。

行政

市役所

歴代市長

国の機関

県の機関

経済

産業

  • 市内総生産 1789.8億円(2011年度)

江戸時代以来の米どころであり、菊池米は、「七城のこめ」が全国の名産米を集める料理新聞社「クックメール」主催の米の食味会において1996年1998年と2度に渡り全国1位に輝いている。また、財団法人日本穀物検定協会主催の食味ランキングにおいても「熊本 城北」産のヒノヒカリがこの品種としては全国で初めて2001年度に(その後2005年度、2008年度~2015年度にも)最高ランク「特A」を受賞している。

他にもメロンゴボウシイタケ等の栽培や畜産が盛んである。2006年の農業産出額は282.4億円で、熊本県では八代市に次いで第2位、うち畜産は熊本県では第1位、全国の市町村中でも第5位である(なお2007年以降、農林水産省は市町村レベルの農業産出額統計を作成していない)。

西日本最大の酪農地帯で果物栽培も盛んであるため市内にオリジナルのアイスクリーム等を製造・販売する店が多く現れ、菊池アイスと銘打って毎年夏にキャンペーンを展開するようになっている。

第二次産業としては、自動車および電子機器関連工場が多く立地する。2012年の製造品出荷額等は1504.5億円で、熊本県では熊本市菊陽町大津町八代市合志市に次いで第6位である。

1954年温泉が湧出してからは温泉街としても栄えたが、男性客、団体客中心の歓楽的な性格が強い。そのため、旅館の女将らが中心となって「おしどり夫婦の里」と銘打って、「わいふ(隈府、ワイフ=妻)の湯」「美肌の湯」としてうち出している。

  • 産業別従事者比率(%)
    • 第一次産業:20.5
    • 第二次産業:29.1
    • 第三次産業:50.3

菊池市に本社を置く主な企業

菊池市に事業所を置く主な企業

姉妹都市・提携都市

地域

人口

菊池市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

教育

高等学校

公立
私立

中学校

市立

小学校

太字の学校は標準服がある。

市立

交通

最寄り空港は熊本空港(阿蘇くまもと空港)。

鉄道

バス

かつてはJR九州バス山鹿線の路線バスが運行していたが、2006年3月1日に廃止され、路線は産交バス・熊本電鉄バスにそれぞれ譲渡された。

道路

一般国道
主要地方道
一般県道
道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名所・旧跡・観光スポット

百選

菊池市出身の有名人

公人・実業家・文化人・芸能人

スポーツ選手

架空の人物

脚注

関連項目

外部リンク