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九州産交バス


九州産交バス株式会社
Kyushu Sanko Bus Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 産交バス
本社所在地 日本の旗 日本
860-0068
熊本県熊本市西区上代四丁目13番34号
設立 2006年4月1日
業種 陸運業
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
外部リンク www.kyusanko.co.jp
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産交バス株式会社
Sanko Bus Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 ※九州産交バス本社に同じ
設立 1991年2月6日2005年4月1日天草産交熊北産交熊南産交産交観光バスが合併)
業種 陸運業
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
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九州産交バス株式会社(きゅうしゅうさんこうバス、英称:Kyushu Sanko Bus Co., Ltd.)とは、熊本県熊本市近郊の路線バスと熊本県内から各都市への高速バス等を中心に運営するバス事業者。2015年10月1日からは貸切バスの運営も行っている。九州産業交通ホールディングス傘下。ここでは、九州産業交通の頃に地域毎にて分社化され、後に合併して設立された「産交バス株式会社」についても記載する。

両社とも略称は産交バス(さんこうバス)。本社は熊本県熊本市西区熊本営業所内に所在。資本金9,000万円。

沿革

ファイル:Kyushusanko Bus 32.JPG
一般路線車(ノンステップバス)
ファイル:Sanko-bus1933.jpg
一般路線車(中型車)
ファイル:Kyusanko-Ushio.jpg
一般路線車(小型車・リエッセのBDG-RX6JFBA型)
ファイル:Isuzu ERGAmio KyushuSanko.JPG
一般路線車(小型車・エルガmioのKK-LR233E1型)
ファイル:Kyushusanko bus04.jpg
熊本空港リムジンバス
  • 1942年8月17日 - 九州産業交通株式会社設立。
  • 1991年3月 - 九州産業交通から「天草産交」・「熊北産交(ゆうほくさんこう)」・「熊南産交(ゆうなんさんこう)」を地域毎に分社化し、本体は主に熊本市近郊の路線バスと高速バスの事業に専念する。
  • 2005年4月1日 - 分離子会社の天草産交・熊北産交・熊南産交が合併して産交バス株式会社となり、産交観光バスから路線バス事業を合併会社に営業譲渡。
  • 2006年4月1日 - 九州産業交通が「九州産業交通ホールディングス株式会社」に商号変更して事業持株会社へ移行すると同時に、同社が直轄して運行していた路線バス・高速バス等の事業を分割して「九州産交バス株式会社」を設立。同時に組織改正がおこなわれ、前年に発足した産交バス株式会社と貸切専業部門の九州産交観光株式会社ならびに整備部門の九州産交整備株式会社は九州産交バスの100%子会社として、新体制の下で事業を再スタートする。
  • 2007年10月1日 - 熊本市上代4丁目に新社屋落成。これまで同市桜町の九州産業交通ホールディングス本社内に同居していた九州産交バス・産交バス本社を新社屋に移転。同時にこれまで同市春日にあった中央営業所(田崎車庫、現在はヤマダ電機テックランド熊本春日本店)と同市小島下町にあった小島営業所(小島産交、現在は当社貸切バス事業本部)が統合して熊本営業所(西部車庫)として新社屋敷地に移転し営業開始。
  • 2015年10月1日 - 子会社で貸切バス専業部門の九州産交観光を当社に経営統合。九州産交バス貸切バス事業部となる。

乗合バス営業所一覧

九州産交バスおよび産交バスの乗合バス営業所はバスの行き先案内などで○○産交と呼ばれることがある。たとえば、松橋営業所へ向かうバスは松橋産交行きと案内される。ただし、熊本営業所に向かうバスは西部車庫行き、天草営業所は産交車庫前と案内される。また一般の路線バス車両のリアガラスの左下には、「熊本」「八代」「木山」「松橋」といったステッカーが貼り付けてあり、所属営業所がひと目で分かるようになっているが、最近は各営業所も新規(中古車も含む)、転属ステッカーを貼り付けていない。

なお、本社・熊本営業部においては2007年10月1日開設時より熊本営業所とした1つの営業所としてすべての路線を運営していたが、2012年4月1日の組織改正において業務ごとに分割された。また、子会社の産交バスにおいても一部営業所においては地区ごとに営業部を設けている。

九州産交バス直轄

産交バス

現在、路線バスの分離子会社は同社のみ。

主なバスターミナル

※上記営業所とは別。

廃止された営業所

  • 中央営業所: 熊本市西区春日
    • 2007年9月30日で廃止。熊本営業所へ移転。
  • 小島営業所: 熊本市西区小島下町
    • 2007年9月30日で廃止。熊本営業所へ移転。ただし、跡地は当社の貸切バス事業本部・熊本営業所(かつての九州産交観光本社)として引き続き入居しているため、バス停としての小島産交は現在もある。
  • 荒尾営業所: 荒尾市荒尾・南用尺区
    • 2006年12月1日廃止。玉名営業所と統合。 2005年4月1日に解散した荒尾市交通局(荒尾市営バス)の一部が移管されたものである。荒尾市交通局は解散時に車両・路線を産交バスに譲渡した。
  • 菊池営業所菊池市隈府

一般路線バス

同社直轄路線および子会社である産交バスの路線を合わせると、ほぼ県下全域にネットワークを持つ。路線バスを運営する分離子会社として、天草産交(天草・牛深)、熊北産交(荒尾・玉名、高森)、熊南産交(八代・水俣・人吉)、産交観光バス(菊池・阿蘇・小国・三角)の4社があったが、2005年4月1日付けで合併し、産交バスとして統合された。

路線バスの車両は、熊本都心部などでは大型車がほとんどで、それ以外の地域では中型車が比較的多い。また、乗客の極端に少ない路線や、山間部のローカル線では小型車を使用することがほとんどで、小型車は主にレインボーリエッセポンチョエルガミオの四種類が存在するが、最も保有台数の多いリエッセのBDG-RX6JFBA型を使うことが多い(右上の写真の車両)。最近では自家用マイクロタイプのローザ・リエッセⅡも導入している。また、近年一部地域において新規に開設した路線(これまで路線バス空白地域だった区間など)においては一般乗用車タイプのワンボックスカートヨタ・ハイエースコミューター〈12人乗り〉)が使用されている。

路線の詳細については各営業所の記事を参照のこと。

都市間バス

熊本県内の主要都市間を結ぶ快速バスと、主に他県の主要都市へ向かう特急バスからなる。高速道路を経由する特急バスは、とくに高速特急と呼ばれる。また、本渡線においては2011年3月12日より超快速バスも運行開始した。

このほか過去においては急行バス(福岡、杖立、高森、三角、日奈久線等)、準急バス(杖立、高森、山鹿、本渡線等)も存在したが、現在は上記四種だけである。

下記の路線のほか、九州国際観光バスから引き継いだ九州横断バスも運行している。

快速バス

特急バス・高速バス

高速バスにおいては、熊本交通センターを発着する路線の他、同センターを経由しない八代(新八代駅)発着便と福岡発着便がある。

カッコ内は共同運行会社。

熊本発着

九州産交バス側の担当ならびに共同運行会社の熊本側運行支援業務は全て本社・熊本営業部高速バス営業所。★は夜行便。

八代発着

運行ならびに八代における共同運行会社への運行支援業務(待機・休憩・折返し整備等)は産交バス八代営業所が担当。

福岡発着

いずれも運行は本社・熊本営業部高速バス営業所が担当。車両は、フェニックスにおいては宮崎へなんぷう号として、黒川線においては福岡へひのくに号としてそれぞれ熊本から送り込みをおこなう。

空港線

熊本市内 - 熊本空港間リムジンバス
西部車庫 - 熊本駅前 - 熊本交通センター - 熊本県庁前 - グランメッセ熊本前 - 熊本空港(阿蘇くまもと空港)
  • このほか、高森線(たかもり号)も、熊本市内は空港リムジンバスと同じバス停において停車する。

定期観光バス

  • 九州横断バス(1号-8号): 熊本 - 阿蘇 - 黒川温泉・由布院・別府
    • 九州国際観光バスが担当していたが、同社の解散に伴い2000年より当社に継承された。以前は長崎 - 雲仙・島原 - 熊本を経て別府まで運行されていたが、2004年に同区間の運行が廃止され現在の運行ルートとなる。
  • 阿蘇定期観光バス:阿蘇山・阿蘇神社・大観峰

周遊バス

貸切バス

ファイル:Kyushu Sanko Kanko - Kumamoto 22 ka 3252.JPG
貸切車
撮影時は「フェニックス号」続行便として使用中

かつては子会社である九州産交観光によって運行されていたが、2015年10月1日の会社統合により現在は当社にて貸切バス事業も行っている。

営業所

このほか熊本県内においては八代松橋大津山鹿玉名人吉水俣及び福岡県大牟田市に車両拠点がある。

なお、イベントなどで多くの乗客が見込まれると主催者が判断した場合、手続きを経て一般路線バスの車両を「貸切」または「臨時バス」として使用されることもある。

コミュニティバス

一部の自治体において下記のコミュニティバスの運行を受託している。

過去に運行していた路線

この項では、運行撤退・廃止・休止・運行終了した路線について記す。高速・特急・快速・急行・準急バスほか空港線その他特殊路線のみ述べる(一般路線バスについては各営業所記事を参照)。

高速バス

特急・快速バス

原則、県外路線は特急、県内路線は快速となっていた。おゝあそ号さつま号が例外。1980年代ころまで運賃とは別に特急または快速料金の設定があった。1970年代の特急快速料金は30円。ひのくに号ありあけ号は座席指定だった。他の路線は、乗車券購入時に番号が書かれた乗車整理券が配られ、その順番で乗車していた。

  • ビジネス特急 ひのくに号: 熊本 - 山鹿 - 久留米 - 福岡(西日本鉄道と共同運行・国道3号線経由)
  • ビジネス特急 ありあけ号: 熊本駅 - 玉名 - 諫早 - 長崎(長崎県営バス島原鉄道と共同運行・長洲港 - 多比良港間有明フェリーを利用)
  • 観光特急 おゝあそ号: 熊本駅 - 阿蘇山西駅、熊本駅 - 阿蘇山東駅
  • 特急 本渡 - 阿蘇山西駅: 本渡 - 熊本駅 - 阿蘇山西駅
  • 特急 荒尾 - 阿蘇山東駅: 荒尾 - 玉名 - 熊本駅 - 阿蘇山東駅
  • 快速 かじか号: 熊本駅 - 大津 - 阿蘇 - 杖立温泉
  • 快速 たかちほ号: 熊本駅 - 大津 - 高森(高森で宮崎交通の延岡行きと接続していた。)
  • 快速 みいけ号: 熊本 - 荒尾・大牟田(本村経由と長洲港経由があった。)
  • 快速 なぎさ号: 熊本 - 八代 - 水俣、水俣百間港(開設当初、熊本 - 八代駅間ノンストップ、夏場は季節運行で湯の児温泉まで一部運行していた。)
  • 快速 ひなぐ号: 熊本 - 宮原 - 八代 - 日奈久(君ヶ渕駐車場)(なぎさ号廃止後新設された。)
  • 快速 しらぬい号: 熊本 - 松橋 - 八代・八代港(宮原経由と鏡経由があった。)
  • 快速 第2しらぬい号: 山鹿 - 熊本 - 宮原 - 八代港
  • 快速 やつしろ号: 熊本 - 宮原 - 八代 (1978年(昭和53年)しらぬい号廃止の後、1985年(昭和60年)頃に復活した八代快速)
  • 快速 さつま号: 八代 - 水俣 - 川内(南国交通との共同運行)
  • 快速 みなと号: 熊本 - 三角港(三角港から大浦港、本渡港、島原港行きの航路便と接続)
  • 快速 おおうら号: 大浦港 - 本渡(開設当初、大浦港 - 本渡間ノンストップ)
  • 特急 熊本空港 - 高千穂線: 熊本空港 - 五ヶ瀬/河内・上野 - 高千穂(宮崎交通と共同運行)
  • 快速 うしお号: 本渡 - 宮地岳 - 一町田 - 久玉 - 牛深港
  • 快速 光の森号、山鹿・平山温泉号: 阿蘇くまもと空港 - 光の森駅 - 山鹿温泉 - 平山温泉

急行、準急バス

準急バスは区間急行のものも存在した。

  • 急行: 熊本 - 山鹿 - 久留米 - 福岡(西日本鉄道との共同運行、ビジネス特急ひのくに号の急行版)
  • 準急: 熊本駅 - 日置 - 山鹿線
  • 急行: 熊本駅 - 阿蘇 - 杖立線( 快速かじか号の急行版、大観峰経由と瀬の本経由とがあった。大観峰経由は準急もあった。1往復であるが産山行き急行もあった。)
  • 急行: 熊本駅 - 大津 - 高森線( 快速たかちほ号の急行版、1往復であるが馬見原行きもあった。)
  • 急行: 杖立 - 阿蘇登山急行(内牧、阿蘇駅経由で阿蘇山西駅行きと瀬の本、宮地駅経由で阿蘇山東駅行きがあった。)
  • 急行: 内牧 - 阿蘇駅 - 阿蘇登山急行(阿蘇山西駅行きと東駅行きがあった。)
  • 急行: 高森 - 南阿蘇登山道 - 阿蘇山西駅(南阿蘇登山道が開通するまでは立野経由で運行)
  • 急行: 熊本 - 大牟田線( 快速みいけ号の急行版、本村経由と長洲港経由とがあった。)
  • 急行: 熊本 - 八代駅 - 日奈久線(八代市役所経由)
  • 急行/準急: 熊本 - 赤瀬 - 三角港線( 快速みなと号の急行、準急版、宇土市役所経由、準急は宇土市役所まで急行、宇土市役所から普通)
  • 急行: 三角港 - 松島 - 本渡線
  • 準急: 熊本 - 松島 - 本渡線( 快速あまくさ号の準急版、熊本市内から岩谷入口まで急行、岩谷入口から本渡までは普通)
  • 急行: 本渡 - 牛深線( 快速うしお号の急行版、ただし、快速ができたのは、急行がなくなった後)
  • 急行: 本渡 - 下田温泉線
  • 急行: 人吉 - 小林線( 宮崎交通との共同運行)

空港線

その他の休・廃止路線

※ 詳細はこちらを参照

車両

日本国内の4メーカーの車種は全て導入しているが、いすゞ車と日野車の比率が高い。地域柄、西日本車体工業製の車体架装車も多い。このほか、観光・高速路線・空港リムジン用にヒュンダイ製バスといった輸入車も保有。かつては路線用にネオプラン製バスも保有していたが、2014年3月までに廃車となっている。

路線車

路線車は1970年代までは地元車体メーカーの松本車体や永田ボデーなどが架装を行うケースも多く、純正車体も導入していたため、大変バラエティに富んでいた。また、1990年頃までは貸切車からの格下げ車が多く、中扉増設や前面方向幕取付けなどイズミ車体による大規模な転用改造を行なった車両が大変多く見られた。この他、阿蘇山の観光路線用に、マウントカーという特殊な仕様のバスを導入していたり、トヨタ自動車がかつて製造していた大型バスを、同社の撤退まで山形交通と共に多数購入していた事でも知られる。

その後、貸切車からの格下げはエンジン出力の差が大きくなってきたことやハイデッカー化の進行から行なわれなくなってきており、現在の路線車は新車または移籍車での導入である。近年はノンステップバスも導入されているが、その中でも特筆すべきものとしては、1998年に導入されたネオプラン・セントロライナーN4011で、日本の路線バス車両としては数少ない輸入車であったが、最後の1台が2014年2月に運用離脱・廃車された。

熊本都市圏では系統番号の導入に即し、後面の行先表示も大型化した(熊本市営や熊本電鉄バスも同様)。1999年以降の新車及び、近年の移籍車にはLED方向幕が採用されている。

かつては創業以来長きにわたり新車での導入を推進してきた当社であったが、近年においてはコスト削減の面からか、子会社を含む大半の営業所において経年を迎えた車両の置き換えには本州大都市などにおいて使用されていた他事業者からの移籍車による導入となっており、新車はごく稀にしか購入されなくなっている。

2018年に環境省の委託プロジェクト「EVバス、トラックの普及拡大を可能とする大型車用EVシステム技術開発」に協力するため、路線車の一台を電気自動車に改造、「よかエコバス」の愛称で熊本市内の路線で実証運行が行われている[3][4]

主な中古車の移籍元

車両は基本的に熊本都市圏を運行する路線では一般路線向け大型車(中扉仕様)、道幅が狭い道路等を走行する路線をはじめ熊本都市圏に乗り入れない県内各地のローカル路線においてはいすゞ・ジャーニーKを中心とした中型車や日野・リエッセなどの小型車が幅広く用いられている。

2012年5月頃より、路線車の多くはドライブレコーダーを導入しており、走行時には車内外における全ての状況が映像データとして記録されるようになっている。また、2013年4月からは熊本都市圏を運行する九州産交バス所属車(山鹿営業所を除く)においてau Wi-Fi SPOTサービスを開始した(auIDを持つすべてのスマートフォンタブレット端末・ノートPC等の接続が可能。au以外のユーザーが利用する場合は事前に契約が必要)。

一般路線バスのカラー
1950年代のカラーは白をベースに赤のラインが入ったもの(映画「空の大怪獣ラドン」に写っている)
1960年代に入り車体の下半分が前から後ろにかけて藤色のカラーとなる(これも、映画「三大怪獣地球最大の決戦」に写っている)
1970年代は肌色を基調に横に青や赤のラインが入ったものとなる(球磨郡山江村のボンネットバス「マロン号」のカラー)。
現在の車体色は青色と白色のツートンカラー。熊本空港移転の際に、空港専用バスのカラーを一般公募したもので、その後一般車にも用いている。子会社は発足当時より車両の塗装は産交本体と同一の塗装とし、視覚的に産交本体と同一の印象を持たせる施策を行っている。一般路線車は、車体の社名表記も本体か子会社か問わず「産交バス」「産交」になっている(高速バスや観光バスは「九州産交」)。
ノンステップバス、リフト付きバス(現存せず)は青系のラッピング塗装で、熊本の自然をイメージしたイラストとなっている。

長距離路線車

ここで言う長距離路線車とは、空港リムジンバスを除く、一般道のみで主要都市間を結ぶ路線(あまくさ号など)や九州横断バスで使用される車両のことを指す。

長距離路線車において、かつては一般路線車をベースにした大型標準床仕様だが、前乗り前降りのトップドア(1扉)車で側窓も大型の引き違い窓、車内はリクライニング機構で背面には灰皿・小物入れが付いた4列(横2+2列)配置で中央通路側に補助席を設けたハイバックシートを備えるなど、長距離乗車に適した一般観光タイプ仕様であった。このタイプの車両は過去に数多く導入され、その多くは県内完結の快速バスや一部の特急バス(ありあけ号など)に使用されていた。大半は新車での導入であったが、貸切車を塗装変更した上でワンマン機器を取り付けた改造転用車もあった。

だが、このタイプの車両は1990年の購入を最後に導入されなくなり、その後は県内完結の快速路線が次々と廃止されたのに伴ってその大半が中扉増設などの改造が施され一般路線車に格下げられた。やがてこれらを含む車両も経年化により2010年頃までには離脱している。

現在では、すべて高速用路線車や観光バスなどから転用されたハイデッカー車が使用されている。そのほとんどは当社ならびに系列貸切事業者からの転用または県外他事業者からの移籍車両であるが、この他に新車として韓国からの輸入車であるヒュンダイ・ユニバースも2017年までにあわせて6台導入されている。

長距離路線用車両のカラー
かつては上述の一般路線用カラーと同じものであった。過去には各路線ごとのオリジナルの絵柄が描かれたヘッドマークを取り付けるサボ受けが設置されていたが、後年では愛称名のみの表示となっていた。現在は後述の高速用路線車と同じデザインであるが、「あまくさ号」・「たかもり号」には専用車として分かりやすくするため愛称名が書かれたステッカーが貼られている。

空港線

空港リムジンバスは、窓に「空港線」「空港専用」の表示がされた車両。ベース車は前述の長距離用路線車と同じ観光バスタイプ車で、一般路線シャーシのトップドア車のほか、高速バス・観光バスなどから転用されたハイデッカー車もある。過去においては前から7列目より最後列までコの字型にロングシートが採用されていた(別称:サロンバスとも呼ばれていた)が後に廃止され、現在では当初からの車内左前方に荷物置き場が設置されている以外は一般観光車両と同じ全席リクライニングシートとなっている。また、2008年より空港リムジンバスとしては珍しいノンステップバス(日野PKG-KV234N2、西日本車体工業ボディ、一般路線用のノンステップバスと同じ中乗り前降り)も投入されている。

空港線車両のカラー
  • かつては上述の通り、現在の一般路線塗装が採用され、尚且つ車体には飛行機のイラストが描かれたステッカー(1985年頃からは飛行機のデザイン+「空港専用」の文字を大きく表示)が貼られていたが、1989年導入車より白を基調に裾部をグレー、境目にオレンジのラインを通し、矢の模様が入ったデザインで、車体の前・後面と側面に『AIRPORT LIMOUSINE』と表記された専用カラーリングとなっている。かつては「あまくさ号」の一部便が阿蘇くまもと空港まで乗り入れていた関係上、同路線の一部車両にもこのカラーリングが適用されていたが、現在は空港への乗り入れが廃止された事もあって、このカラーリング自体は残されつつも『AIRPORT LIMOUSINE』のロゴは消去されている。
  • 2015年以降に導入された新型車両より、白地に紺・紫・赤・オレンジの4色を用いた「不死鳥」を象ったデザインに変更され、熊本のゆるキャラである「くまモン」・阿蘇くまもと空港のキャラクターである「あそらくん」・産交バスのキャラクターである「産太くん」といった3体キャラクターの絵柄が車体に描かれている。

高速車

ここで言う高速車とは、サンライズ号やひのくに号など高速道路を経由して県外主要都市間とを結ぶ路線に使用される車両を指す。長距離路線車と同様、ベース車は観光タイプ車であるが、車内にはトイレが設置されている事(一部車両を除く)や、路線によっては3列シート(昼行便は2+1列・夜行便は3列独立)であるのが特徴で、全車ともETC高性能無線機を搭載している。

高速車については基本的に国産4メーカーでの導入とはなっているが、現在は日野車の割合が大半を占め、次いで三菱車となっている。いすゞ車も少数ながら在籍している。さらに2016年には高速車としては初となるヒュンダイユニバースが導入された。過去には日デ(現:UD)車もあったが、現存していない。因みに車体シャーシについては、メーカー純正車体(ジェイバス車体も純正扱いとする)と西工車体のどちらも導入しているが、現在は純正車体がほとんどである。また、かつては夜行高速バスと「フェニックス号」はスーパーハイデッカー車、それ以外の路線は基本的にハイデッカー車での導入であったが、2008年以降の新車は昼行・夜行用ともハイデッカー車で購入されている。また、高速車両としては九州圏内において現行型日野セレガ(ADG-RU1ESAA・2005年式)をいち早く導入した事も有名である。

かつて1990年代における高速バス開設ブーム時期においては、全車に車内公衆電話[5]・テレビ(ビデオ映画)・マルチステレオ(音楽サービス)などの設備やおしぼり・飲み物(コーヒー・お茶)・情報誌(Full Fullくまもと)サービスなども備えられていたが、現在はビデオ(DVD映画)サービスが一部の路線で残っている以外はすべて廃止されている。その反面、最近では一部車両において新たに携帯電話スマートフォン等の携帯端末充電用コンセントを各座席に設置したり、除菌設備やWi-Fi公衆無線LAN)などを備えるなど、時代のニーズに合わせた設備は今後においても順次導入されつつある。

高速車のカラー
  • 夜行車両は、サンライズ号運行開始時に採用されたデザイン(共同運行の近鉄バスも当初は同じデザインだった)を、他の路線にも流用した。このカラーリングは当初夜行路線のみであったが、のちに昼行高速車をはじめ九州横断バスや県内快速バスなど幅広く流用されており、当社における第二のシンボルマークとなっている。かつて夜行路線専用カラーだった頃は各路線毎の愛称を車体に大きく表記されていたが、現在は他路線との汎用を意識してか、愛称に代わり全車「Kyu San Ko」のロゴをレタリングした上で一般路線車と同様に側面・後面方向幕を設置している。
  • 昼行車両は、かつては各路線別でバラエティに富んでいた。現在導入されている車両は前述の通り夜行車両と同じデザインであるが、旧年式車ではかつての路線別デザイン(ひのくに号など)が残る。

教習車

新人教育、または社員教育用車両である。

かつては営業車両の貸切及び快速車両の中扉増設車の経年車をワンマン機器の搭載は勿論、教育機材を追加設置した上で教育車両専用への塗装、白ナンバーへ変更となり、営業車両と区別を図っていた。 近年では一般低床車両が主で、現在は松橋営業所最終配属の三菱ふそう・エアロスターM(九州産交では一台のみの新規導入車(KC-MP617M)でLED改造取付車)と阪東自動車から教育車として導入した日野・ブルーリボンHU、そして、かつて新製導入時は天草営業所において快速「あまくさ号」で使われたのち熊本営業所において空港専用リムジンバスに転用された日野ブルーリボンシティ(初代セレガマスク)の3台が在籍している。日野ブルーリボンシティについては、前扉で観光仕様のままの転用は初である。過去には松橋営業所・砥用駐在所に最終配属していた旧空港専用リムジンバス(日野ブルーリボンHU)の中扉増設車もあったが、廃車となっている。 また、阪東自動車からの車両は水色と紺色の教習車専用色になったものの、残りの2台については一般路線用カラー・空港リムジン色のまま、白ナンバーに変更となった位で、方向幕に「教習車」と記載している以外は営業車との区別はあまりない。

3台とも熊本営業所(西部車庫)に配置している。

貸切車

2015年10月からは貸切バスも運営するようになった事から、4列シート(横2+2列 全席リクライニングシート)を備えた観光タイプの貸切車も多数保有する事となった。新車が導入される2018年3月以前の車両は全て九州産交観光からの移管である。基本的に国産4メーカーとも取り揃えるが、割合としてはいすゞ車・UD車がもっとも多く、次いで日野車である。三菱車は小型車のみで、過去には大型車も配置されていたが路線車に改造または廃車となっている。

  • スーパーハイデッカー車両(定員:45人乗り)
※また、50人乗り車(サロン式仕様)もある
  • ハイデッカー車両(定員:55人乗り ※45席+補助シート10席)
  • 中型車両(定員:40人乗り ※33席+補助シート7席)
  • 小型マイクロ車両(定員:26人乗り)
貸切車のカラー
貸切車のカラーについては、分社化以前(九州産業交通直営時代)より赤色と白色のツートンカラー(一般路線バスの青色のデザインを赤色にしたもの)が使用され、分社化された頃には社章と「九州産交」の表記を金色のエンブレムで取り付けられていた(通称:サンシャインゴールドとも呼ばれた)。現在のカラーは、上部が青・下部が白を基調とし、中間には太い赤色のラインを通した「火の国」をイメージしたデザインで、側面・後面には高速車と同様の「Kyu San Ko」のロゴがレタリングされた専用カラーとなっており、1991年導入車より採用されたものである。

乗車券・乗車カード

ファイル:Sanko-bus-stop.jpg
一般路線バス停の例(玉名市・市役所前バス停))

現在使用可能な乗車券・乗車カード

熊本地域振興ICカード

2015年4月1日より運用開始。イメージキャラクターにくまモンが採用され、通称・くまモンのIC CARDまたはくまモンカードとも呼ばれる。実質的に後述の回数券TO熊カードの後継的なカードで、2016年3月31日まではTO熊カードと併用という形で両方のカードが使用できた。当カードは、従来TO熊カードを使用していた熊本都市圏を運行する当社グループ及び熊本県内他事業者(熊本電気鉄道熊本バス熊本都市バス)運行の一般路線バスをはじめ、熊本空港専用リムジンバスや、天草線「あまくさ号」・高森線「たかもり号」・福岡線「ひのくに号」・延岡線「たかちほ号」といった一部の都市間バスに加え、かつてはTO熊カードが使えなかった産交バス路線(熊本都市圏に乗り入れない地域を運行する路線)や、大分線「やまびこ号(産交便のみ)」・九州横断バスでも使用出来る[6]。また、熊本市電においては諸般の事情により同年8月から使えるようになった。電子マネー機能も有しており、バス運賃のほか加盟店の店舗における支払いなどでも使える。チャージはバス車内の他、窓口や加盟店店舗・チャージ機により1,000円~30,000円までの間であればできるが、車内におけるチャージでは残高が20,000円を超えている場合では不可。

2016年3月23日からは熊本市電が導入している「でんでんnimoca」との相互利用が可能となり、さらにはJR九州と連携し同社が導入している「SUGOCA」ならびに「SUGOCA」と相互利用している全国10社交通系ICカード(「Suica」・「PASMO」など)との片利用が可能[7]。各種カードの車内でのチャージも出来る[8]

定期券

定期券は、一般の通勤定期券・通学定期券のほか、熊本市内において昼間専用(9:30 - 17:00)のフリー定期券『ゆうing(自分専用)』・『Bフリーパス(無記名式の持参人式定期券)』や、熊本駅新水前寺駅からの乗継ぎに便利な『駅からパス』も使用できる。また、熊本電鉄バス路線と乗継が可能な『他社間乗継ぎ定期券』も販売されている。これらは、2015年8月31日より前述の熊本地域振興ICカード(くまモンのIC CARD)に搭載されるようになり、『ICカード定期券』として販売されるようになった[9]。このため、従来からの紙式定期券は販売が終了し、全てICカード定期券へと移行している[10]

これ以外にも、都市間バスの中では唯一福岡線に『ひのくに号定期券』がある(産交便・西鉄便共通)。

各種乗車券

その他、下記の乗車券等が使用できる。

各社共通1日乗車券「わくわく1dayパス」
2010年3月31日発売開始、4月1日より利用可能。利用可能エリアの産交バス・熊本電鉄路線バス電車熊本都市バス及び熊本市電全線を有効期間の1日間(0時 - 25時)において何度も自由乗降可能。深夜バスや臨時バスにも利用可能だが、高速バス特急バス・快速バス・九州横断バス空港リムジンバスならびに定期観光バスや一部のコミュニティバス、その他各事業者が指定したバスには利用できない。また熊本バスが運行する路線バスは利用できない(東バイパスライナーを除く)。券種としては、1dayパスの区間指定(1)・区間指定(2)・熊本県内版の計3種類ある。かつては1dayパスの区間指定(1)の区間を2日間連続して使用できる各社共通2日乗車券「わくわく2dayパス」も販売されていたが、2014年度末で販売が終了・廃止となった。
過去においては当社専用の1日フリー乗車券(熊本市内版・熊本県内版)が販売されていたが、上述の各社共通の1日乗車券「わくわく1dayパス」と2日乗車券「わくわく2dayパス」の発売開始に伴い販売が終了し、同年8月31日を以って使用出来なくなった。
サンコーパス65
65歳以上が対象のフリー定期券。ひのくに号ぎんなん号においては本券を提示することにより半額にて乗車できる(共同運行会社便にも適用)。
新天草乗り放題きっぷ
天草諸島全域(上天草市天草市苓北町)において2日間または3日間乗り放題のフリー乗車券。
あまくさ号での熊本 - 三角西港<三角産交>区間から往復での利用も可。
SUNQパス全九州版・北部九州版・南部九州版
九州内ほとんどのバス(運営委員会加盟のバス事業者のバス)が3日間ないし4日間乗り放題となるフリー乗車券。
熊本県内の一般路線バスと県内完結の快速バス・空港リムジンバスは全券種使用可能。
都市間バスでは、ひのくに号ぎんなん号黒川温泉線(いずれも福岡県発着)・りんどう号長崎県発着)・やまびこ号九州横断バス(いずれも大分県発着)については、全九州版と北部九州版のみ使用可能。
なんぷう号たかちほ号B&Sみやざき号(いずれも宮崎県発着)・きりしま号鹿児島県発着)については、全九州版と南部九州版のみ使用可能。 ※2018年4月1日より
福岡県と宮崎県を結ぶフェニックス号においては、全九州版のみ使用可能。
本州向け夜間高速バス・定期観光バス(九州横断バスを除く)ならびに一部の自治体におけるコミュニティーバス(キャロッピー号菊陽町)・行長しゃん号宇土市))においては、全券種いずれも使用不可。
期間限定キッズパス
小学生を対象としたフリー定期券
主に7月20日頃 - 8月末日の夏季休業期間において発売ならびに使用できる
当初は産交バスのみの利用であったが、熊本電鉄の電車・バスにも使用可能となり、2009年度からは熊本市営バス熊本バス(一部区間)、熊本都市バスでも利用可能となる。

販売・利用が終了した乗車券・乗車カード

回数券

一般路線バスにおいては、回数券を古くから導入していた。かつては当社専用とされていたが、1990年頃からは共通回数券とし、熊本県内の他社(熊本市交通局・熊本電気鉄道・熊本バス)と共通使用できるようになった。熊本都市圏を運行する当社ならびに前出3社のバス事業者においては、1997年から1999年にかけて、共通回数券に代わるものとして熊本県内4事業者共通のTO熊カードが導入されて以降(後述)は九州産交バス各営業所での販売を徐々に中止し、完全導入後において廃止された。共通回数券廃止後においては、TO熊カードが使えない地域(熊本都市圏に乗り入れない路線)を運行する産交バス車内ならびに県内各営業所(熊本営業所を除く)において当社専用回数券として販売されていた。券種としては、1000円券(100円×11枚、120円×8枚+40円… 他)・2000円券(200円×11枚)・3000円券(300円×11枚)・10円単位を集めたミックス券、このほか学生を対象とした通学回数券などがあった。

だが、これらの回数券は前述の熊本地域振興ICカード(くまモンのIC CARD)の導入ならびに全国交通系ICカードとの片利用開始に伴い、2015年8月31日に販売を終了し、2016年3月31日をもって廃止となった。[11](ただし、各コミュニティバス専用の回数券は除く)。

なお、都市間バスにおいては各路線ごとにスーパー回数券(4枚綴り)として現在も販売されている。

TO熊カード

前述のとおり、熊本都市圏を運行する路線においては1997年から1999年にかけて上記の共通回数券に代わるものとして、磁気式のバスカード(TO熊カード)が導入され、九州産交バスの全営業所ならびに産交バスの一部営業所のカードリーダーが設置された車両において使用できた。一般路線バス以外にも熊本空港専用リムジンバスや天草線「あまくさ号」・高森線「たかもり号」でも使用できたほか、福岡線「ひのくに号」・延岡線「たかちほ号」といった一部都市間バスでも使用可能だった(いずれも産交便のみ。また、予約制の都市間バスや定期観光バスなどでは使用できなかった)。

前述の熊本地域振興ICカード導入により、回数券と同様に、2015年8月31日に販売が終了し、2016年3月31日をもって廃止された。

運賃表示器

運賃表示器は1989年頃において熊本都市圏を運行する路線車ならびに高速車などはそれまでの幕式からデジタル方式に変更され、1995年までには残る子会社の車両など全車においてデジタル方式に切り替えられた。メーカーは小田原機器製である。なお、デジタル運賃表示器の導入当初は次の運賃区界停留所名(次に運賃が切り替わる停留所名)を表示していたが、1992年からは次停留所名(車内案内と同時に次の停車停留所名に自動で切り替わる)が表示される方式に変更されている。また、2009年以降に導入(移籍車を含む)された高速車や空港リムジンバスなどにおいては液晶2画面式の運賃表示機が導入されている(こちらは指月電機製が使用されている)。

運賃箱

運賃箱は、いずれも小田原機器製である。

通常型(RX-FA-I型)
元々は子会社を含む全車に設置されていたが、熊本都市圏を運行する車両においては前述のTO熊カード導入と同時に後述の運賃自動読み取り式(RX-FA2型)に変更、さらに2015年4月1日に熊本地域振興ICカード(くまモンのIC CARD)の導入にあわせて子会社の車両を含め大半の車両が通常型のRX-NZS型または運賃自動読み取り式のRX-FAN型に変更されており、現在RX-FA-I型を搭載しているのはバスカードが使えない一部車両などごく僅かとなっている。自動両替機能(千円札ならびに500円100円50円硬貨のみ)が付いている。筐体水色
通常型(RX-NZS型)
2015年4月1日に熊本地域振興ICカード(くまモンのIC CARD)の導入にあわせて、前述のRX-FA-I型に替わって、2014年12月から順次子会社を含む一部車両に設置されている。筐体色は青と青紫色。
運賃自動読み取り方式(RX-FA2型、RX-FAN型)
熊本都市圏を運行する車両においては、TO熊カード導入に合わせて従来のRX-FA-I型からRX-FA2型に変更された。九州のバス事業者では長崎バスに次ぐ2番目の導入である。整理券には、感熱紙バーコードが印字されていて、バーコード式整理券を運賃箱に投入すると運賃が表示され、硬貨や回数券等を運賃箱に挿入すると、投入額が表示される。運賃と投入額が合わなければ警告音が鳴り、不正防止に役立っている(運賃と投入額が合えば精算完了音が鳴る)。なお熊本都市圏を運行しない一部車両にも導入されている。筐体色は茶色。2000年代後半頃からはRX-FAN型の導入も見られるようになり、さらには2015年4月1日に熊本地域振興ICカード(くまモンのIC CARD)の導入にあわせ、これまでのRX-FA2型からRX-FAN型に順次変更している。筐体色は青と青紫色。

バス以外の事業

以前は本体1社直営体制であったためロープウェイ事業もおこなっていたが、2006年4月1日持株会社に移行ならびに分社化により、現在は九州産業交通ホールディングス傘下の「九州産交ツーリズム株式会社」によって阿蘇山上の阿蘇山西駅-火口西駅間で、阿蘇山ロープウェーを運営している。

過去には、阿蘇山東駅-火口東駅間の仙酔峡ロープウェイ及び本渡市(現:天草市)において天草海上ロープウェイも運営していた。天草海上ロープウェイは系列の天草海洋レジャーランド(現在は系列を離れ天草アレグリアガーデンズ)内のホテル・水族館側と対岸の展望台・自然動物公園側との間を結ぶ本渡海水浴場上空を跨ぐ形で設置されていた。

脚注

  1. 熊本都市圏路線再編計画「南部・東部地区のダイヤ改正について」 産交バスポータルサイト内
  2. “東部地区 バス路線網再編(認可申請中)に伴う運行方針について” (PDF) (プレスリリース), 九州産交バス, (2015年9月4日), http://www.kyusanko.co.jp/sankobus_top/sites/all/themes/SankobusTop/pdf/20150904_tobu.pdf . 2015閲覧. 
  3. EVバス運行のご案内”. 九州産交バス. . 2018閲覧.
  4. 環境省委託事業 中型電気バス(2018年)”. ピュース (2018年1月30日). . 2018閲覧.
  5. さらに夜行便においては1994年導入車から全国の事業者でも珍しい車内公衆FAXも搭載されていた時期もあり話題になった。
  6. ただし、人吉周遊バス「じゅぐりっと号」と、トヨタ・ハイエース(まめバス)を使用する人吉地区の尾曲線・涼水戸温泉前線・小柿公民館前線・七地線および水俣市の水俣駅前~葛彩館線においては車両の都合上機器の搭載が出来ないため使用不可。また、座席予約指定制の都市間バスや定期観光バスにおいても使用出来ない。
  7. “熊本県内路線バス(電鉄電車含む)における「SUGOCA」等の全国相互利用10社の交通系ICカード利用サービス開始について” (PDF) (プレスリリース), 九州産交バス, (2016年2月1日), http://www.kyusanko.co.jp/sankobus_top/sites/all/themes/SankobusTop/pdf/ICCARD20160323-2.pdf . 2016閲覧. 
  8. ただし、各店舗に設置してある「くまモンのIC DARD」専用チャージ機での「nimoca」・「Suica」などのチャージは出来ない。
  9. 8/31『くまモンのIC CARD』に定期券導入! ICカード定期券により、通勤通学がますます便利になります! (PDF)
  10. ただし、同社間であっても直接目的地へは行けず途中乗継が必要な区間における定期券はICカードには対応していないため、この場合は従来の紙式定期券での利用となる。
  11. TO熊カード・回数券の終了のお知らせ (PDF) - 九州産交バス・産交バス、2015年6月15日

関連項目

外部リンク

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