京丹後市
京丹後市(きょうたんごし)は、京都府北部に位置する市。丹後半島の大部分を占めている。
Contents
概要
京都府の最北部に位置しており、市制施行時点の人口は約67,000人だった。旧峰山町役場に市役所が置かれたほか、その他の5つの旧町役場はそれぞれ市役所庁舎となった。現在の京丹後市は全域がかつての久美浜県に含まれる。
市域を京都丹後鉄道宮豊線が横断し、市名「京丹後」を冠する駅としては京丹後大宮駅がある(2015年3月まで丹後大宮駅)。同線には網野駅、久美浜駅、峰山駅と旧町名を名乗る駅も存在する。なお、高速道路や地域高規格道路などは敷設されていない。
確実な記録がある世界で最高齢の男性である木村次郎右衛門を始め、2013年2月時点で100歳以上の長寿者が全国平均の約2.5倍となる60人在住している[1]。市では同年齢以上を「健康大長寿」と称したうえで、これを活かした自治体や医療関係者および市民向けのシンポジウム「健康大長寿のさとづくり全国交流会」を2008年11月に初めて開催した[2]。また、2013年度からは食習慣を調査し市民向けに広報するとともに「長寿のまち」としてアピールするとしている[1]。2016年3月には市と京都府立医科大学が長寿に関する研究を行う施設を京丹後市立弥栄病院内に共同で設置し、京都府立医科大学附属北部医療センターとも連携して市内の高齢者を対象とした調査が10年間かけて行われる予定となっている[3]。
旧町の概要
合併による市制施行により、中郡、竹野郡、熊野郡は消滅したが、旧町名は大字として住所表記に残された。峰山町、大宮町が中郡、網野町、丹後町と弥栄町が竹野郡、久美浜町が熊野郡であった。
- 峰山町 - 京極高知が築いた丹後藩の伝統を伝える峰山藩があった。丹後半島の中心に位置し、「天女の羽衣伝説」で知られる。
- 大宮町 - 小野小町の伝説で知られる。
- 網野町 - 日本海に面し、鳴き砂の浜である琴引浜などの海水浴場がある。丹後ちりめんの生産が盛んである。
- 久美浜町 - 兵庫県との県境に位置し、日本海に面した町で町内では温泉も湧いている。兵庫県豊岡市との府県境をまたいだ合併話も出たことがある。
- 丹後町 - 近畿地方最北端の経ヶ岬と、そこに立つ灯台がある。また、難読地名の「間人(たいざ)」は「間人ガニ」で知られる。
- 弥栄町 - 丹後半島のほぼ中央に位置し、細川忠興の妻・ガラシャ幽閉の地。京丹後市内最大の病院である「京丹後市立弥栄病院」(旧:弥栄町国民健康保険病院)がある。
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京丹後市久美浜庁舎
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京丹後市役所大宮庁舎
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京丹後市役所丹後庁舎
地理
山地
- 主な山
- 主な峠
- 七竜峠(網野町)
- 引原峠(網野町)
- 比治山峠(峰山町・久美浜町)2000年に国道312号の新トンネル(比治山バイパス)が開通したため、峠と呼ばれることは少なくなった。旧道は柵で封鎖してあり地元の人しか立ち入りできない。
- 河梨峠(久美浜町)
- 大内峠(大宮町)与謝野町へと続く府道53号線。
河川
- 主な河川
湖沼
- 主な湖
海岸
- 砂丘
- 砂浜
- 砂州
- 岬
盆地
断層
隣接する市町村
人口
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、5.87%減の59,044人であり、増減率は府下26市町村中20位、36行政区域中30位。
京丹後市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
日本海に面する市域一帯には、峰山町に扇谷遺跡、途中ケ岡遺跡、弥栄町に奈具遺跡など弥生時代の大遺跡があり、日本海側における文化の一大中心地であったと見られる。古墳時代の4世紀中頃には、網野町に日本海側最大の前方後円墳である網野銚子山古墳(全長198メートル)、丹後町に神明山古墳(全長190メートル)が築かれた。当時は独自の王国があったとの説もある(丹後王国を参照)。
峰山町丹波は8世紀始めには丹波国丹波郡丹波里といわれたところで、丹波国の中心地であったと見られる。その後、713年に丹後国が分置され、丹後国となった。
主要な延喜式内社としては多久神社(峰山町丹波)、大宮売神社(大宮町周枳)、竹野神社(丹後町宮)、奈具神社(弥栄町舟木)、網野神社(網野町網野)などが鎮座する。
関ヶ原の戦いの功績により丹後全域が京極高知の領国(丹後藩)となった。その後、高知の三子により3藩に別れ(丹後三分割)、峰山には京極高通により峰山藩が置かれる。宮津藩京極家は改易、舞鶴藩京極家は但馬へ転封となる中、峰山藩京極家は丹後の所領を幕末まで守り通し、京極高知の丹後藩の伝統を伝える存在として知られた。また、峰山藩京極家からは幾人もの若年寄が出て、江戸幕府の中枢で活躍した。
現在の久美浜町には久美浜代官所が置かれ、山陰地方の天領を統轄した。のち、幕末から明治の一時期には久美浜県が設置され、県庁が同代官所跡に置かれたこともある。
江戸時代中期には京都の西陣織を参考にした「丹後織」が峰山藩で生まれ、以後丹後ちりめんなどがこの地の名産となった。
沿革
- 1927年(昭和2年)3月7日 - 北丹後地震が起こり、旧峰山町では人口の1/4が亡くなるなど、壊滅的な被害を出した。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 市制施行。
- 2015年(平成27年)3月2日 - 国によるまち・ひと・しごと創生総合戦略(地方創生)の政策に向けた市の創生総合戦略(人口・産業・観光・教育などの目標)を全国に先駆けて発表した[4][5]。
- 2016年(平成28年)3月26日 - 競艇場外発売場「ボートレースチケットショップ ミニボートピア京丹後」が開業。京都府内では2番目の競艇場外発売場である。
市名の由来
市名は丹後国に由来する。平成の大合併において、京都府内では既存の市名との重複を避けるためもあって「京」を冠する所が多いが、当市の場合は合併する自治体の中に「丹後町」があったため、他町への配慮からか重複がないにもかかわらず「京」を冠している。一般的に都市名の重複を避ける等のために冠する側になる旧国名が、冠される側になった珍しい例である。
政治
行政
- 市長
- 市長:三崎政直(2016年5月16日就任、1期目)
- 歴代市長
議会
司法
- 裁判所
県の機関
- 出先機関
- 京都府丹後広域振興局 - 2010年、日経グローカル誌の「議会改革度ランキング」で全国1位に選出された。2015年7月、特産品等の販売促進や観光誘客のために、三大都市圏の1つである愛知県名古屋市に京丹後市名古屋事務所を開設した。
施設
警察
- 本部
- 大型交番
- 網野交番(京丹後市網野町網野)
- 久美浜交番(京丹後市久美浜町)
- 交番
- 署所在地(京丹後警察署内)
- 峰山交番(京丹後市峰山町杉谷)
- 駐在所
- 宇川駐在所(京丹後市丹後町久僧)
- 大宮駐在所(京丹後市大宮町口大野)
- 海部駐在所(京丹後市久美浜町橋爪)
- 川上駐在所(京丹後市久美浜町金谷)
- 神野駐在所(京丹後市久美浜町浦明)
- 橘駐在所(京丹後市網野町木津)
- 黒部駐在所(京丹後市弥栄町黒部)
- 郷駐在所(京丹後市網野町郷)
- 河辺駐在所(京丹後市大宮町河辺)
- 五箇駐在所(京丹後市峰山町五箇)
- 佐濃駐在所(京丹後市久美浜町佐野)
- 島津駐在所(京丹後市網野町島津)
- 丹後駐在所(京丹後市丹後町間人)
- 丹波駐在所(京丹後市峰山町丹波)
- 常吉駐在所(京丹後市大宮町下常吉)
- 豊栄駐在所(京丹後市丹後町成願寺)
- 三重駐在所(京丹後市大宮町三重)
- 湊駐在所(京丹後市久美浜町湊宮)
- 弥栄駐在所(京丹後市弥栄町和田野)
- 派出所
- 丹後町警備派出所(京丹後市丹後町上野)
消防
- 本部
- 消防署
- 峰山消防署(峰山町丹波826-1)
- 分署
- 網野分署(網野町網野3030)
- 久美浜分署(久美浜町甲山1523-18)
- 分遣所
- 竹野川分遣所(丹後町大山681-1)
医療
- 主な病院
図書館
- 主な図書館
- 京丹後市立図書館
- 京丹後市立峰山図書館
- 京丹後市立あみの図書館
- 京丹後市大宮図書室
- 京丹後市立丹後図書室
- 京丹後市弥栄図書室
- 京丹後市立久美浜図書室
- 京丹後市たちばな会館図書室(あみの図書館分室)
文化施設
- 主な文化施設
郵便局
- 主な郵便局
- 郵便番号
- 峰山郵便局:627-00xx、627-85xx、627-86xx、627-87xx、629-25xx、627-01xx
- 丹後郵便局:627-02xx
- 網野郵便局:629-31xx、-32xx
- 久美浜郵便局:629-34xx、-35xx
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
国内
- 提携都市
国家機関
厚生労働省
- 京都労働局
財務省
- 国税庁
防衛省
法務省
- 京都地方法務局
検察庁
- 京都地検 宮津支部
裁判所
その他
経済
商業
- 主な商業施設
- アンテナショップ
- 2006年(平成18年)11月、財団法人丹後地域地場産業振興センター(アミティ丹後)が丹後地方の地場産品の展示普及事業として京丹後市大宮町三坂の国道312号線沿いにアンテナショップ「特産品ショップ あるでぇ丹後」をオープンしたものの、2008年9月に閉店した。
- 2007年(平成19年)7月、京丹後市の魅力発信事業補助金を受け、財団法人丹後地域地場産業振興センター(アミティ丹後)が京都市上京区の堀川商店街にアンテナショップ「ホッと丹後」をオープンした。丹後地方の特産品や加工品などを販売していたが、入居するテナントの耐震化工事などの関係から、2018年2月に閉店した[6]。
マスメディア
新聞
マスメディアのうち3社が、市内に取材拠点を置いている(50音順)。
放送
峰山町西山には峰山中継局があり、京丹後市内の一部地域に向けてテレビ・FM放送を送信している。また久美浜町には難視地域を対象としたサテライト局がある(2011年7月24日に運用終了したアナログ放送では網野町浜詰、丹後町間人、同町徳光にもあった)。京丹後市を拠点とする放送局として、コミュニティ放送の京丹後コミュニティ放送(FMたんご、峰山町丹波)があり、久美浜町と丹後町の一部を除く地域で聴取できる。 テレビチャンネル・ラジオ周波数については京丹後市内テレビ・FM中継局を参照。
- 2009年12月1日 - 市内全域をサービスエリアとするケーブルテレビACTV京丹後局が開局[7]。FMラジオ4局、AMラジオ3局(FM変換)も再送信されており、区域外のサンテレビ、Kiss FM KOBEも市内全域で再放送されている。
- 2014年現在のケーブルテレビ加入戸数は約50%、インターネットのみの加入を含めると約70%が加入。旧町別では峰山町22.2%、大宮町26.7%、網野町51.7%、弥栄町53.1%、久美浜町81.6%、丹後町97.0%となっている[8]。
- 中継局
ケーブルテレビ・ラジオ周波数(ACTV京丹後局)[9]
リモコンキーID | テレビ放送局名 | デジタル | アナログ | ラジオ放送局名 | 周波数 |
---|---|---|---|---|---|
3 | SUNサンテレビジョン | 26 | 3 | Kiss FM KOBE | 87.9MHz |
11 | ACTV京丹後局 | 27 | 11 | NHK大阪第1放送(AM) | 77.8MHz |
NHK大阪第2放送(AM) | 78.0MHz | ||||
KBS京都放送(AM) | 78.5MHz |
教育
少子化による児童数減少の影響から学校再配置計画が進められている[10]。合併時の2004年時点では小学校は31校あったが、少子化で2018年2月現在は19校に減少。閉校・統合に伴う移転による小学校跡地・施設は14か所ある。市は同年4月に2校、2019年春には更に2校の小学校統合を計画している。市は既存施設を使い産業振興や地域活性化を図るとしている[11]。
大学
- 京都工芸繊維大学京丹後キャンパス
高等学校
- 府立
- 京都府立峰山高等学校
- 京都府立峰山高等学校弥栄分校
- 京都府立網野高等学校
- 京都府立網野高等学校間人分校
- 京都府立久美浜高等学校
中学校
- 市立
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小学校
- 市立
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幼稚園
- 主な幼稚園
- 峰山幼稚園
- 網野幼稚園
- 丹後幼稚園
自動車学校
- 京都府峰山自動車学校
- 網野自動車教習所
廃校
- 丹後町立豊栄小学校力石分校(1971年閉校)
- 弥栄町立野間小学校味土野分校(同上)
- 網野町立木津小学校(1972年閉校)
- 網野町立浜詰小学校(同上)
- 丹後町立上宇川小学校(1975年閉校)
- 丹後町立下宇川小学校(同上)
- 丹後町立下宇川小学校袖志分校(同上)
- 丹後町立竹野小学校此代分校(同上)
- 大宮町立三重小学校(1980年閉校)
- 丹後町立虎杖小学校(1991年閉校)
- 京丹後市立三津小学校(旧網野町・2012年閉校)
- 京丹後市立網野南小学校(旧網野町・2014年閉校)
- 京丹後市立郷小学校(同上)
- 京丹後市立溝谷小学校(旧弥栄町・2014年閉校)
- 京丹後市立鳥取小学校(同上)
- 京丹後市立黒部小学校(同上)
- 京丹後市立野間小学校(同上)
- 京丹後市立竹野小学校(旧丹後町・2012年閉校)
- 京丹後市立大宮第二小学校(旧大宮町・2013年閉校)
- 京丹後市立大宮第三小学校(同上)
- 京丹後市立田村小学校(旧久美浜町・2013年閉校)
- 京丹後市立神野小学校(同上)
- 京丹後市立湊小学校(同上)
- 京丹後市立川上小学校(旧久美浜町・2014年閉校)
- 京丹後市立海部小学校(同上)
- 京丹後市立佐濃小学校(同上)
- 京丹後市立高龍中学校(旧久美浜町・2013年閉校)
- 京丹後市立間人中学校(旧丹後町・2014年閉校)
- 京丹後市立宇川中学校(同上)
- 京丹後市立橘中学校(旧網野町・2015年閉校)
- 京丹後市立吉原小学校(旧峰山町・2016年閉校)
- 京丹後市立五箇小学校(同上)
交通
鉄道
中心となる駅:峰山駅
2011年6月18日より、65歳以上の市民は京都丹後鉄道(2015年3月までは北近畿タンゴ鉄道)全線を上限200円で利用できる「高齢者上限200円レール」社会実験を行っている。当初は土曜・日曜・祝日のみの適用だったが同年10月より毎日利用可能となる(お盆と年末年始は除く)。2012年10月からは京丹後市に加え宮津市・与謝野町・伊根町にも拡大。65歳以上の住民が対象で、特急は対象外。
バス
市内全域を、丹後海陸交通(丹海バス・本社:京都府与謝野町)が担当している。また、弥栄町・久美浜町・大宮町(2008年より)・丹後町(2014年より)には京丹後市営バスが運行されている。
2006年10月1日より、丹後海陸交通との協働により、市内の一部地域にて「上限200円バス」の運行を開始した。2007年10月1日からは丹海バスの上限200円の運行エリアを市内全域に拡大したほか、市営バスでも上限200円として運行を開始。2013年10月1日からは、京丹後市に加え宮津市・与謝野町・伊根町にも運行エリアを拡大している。
2014年7月14日より、新たに丹後町にて市営バスの実証運行を開始した。電話による予約運行(デマンドバス)で、必要とする区間を運行するもの。予約受付とバス運行は丹後町のNPO法人が行う[12]。
- 路線バス
- 丹海バス
- 海岸線、間人線、弥栄網野砂丘線、久美浜線、与謝の海病院線、延利線、峰山線
- 大阪梅田・京都駅方面高速バス
- 京丹後市営バス
- 市営バス弥栄延利線、市営バス久美浜線、市営バス豊栄竹野線、市営バス宇川線
道路
- 高速道路
- 一般国道
港湾
- 主な港
名所・旧跡・観光スポット
峰山エリア:旧中郡
大宮エリア:旧中郡
網野エリア:旧竹野郡
- 郷村断層 - 1927年の北丹後地震で出来た断層、国の天然記念物
- 網野銚子山古墳 - 国の史跡
- 琴引浜 - 国の名勝、天然記念物
- 夕日ヶ浦(浜詰海水浴場) - 日本の夕陽百選
- 最北子午線塔 - 子午線最北点
- 静神社 - 静御前生誕の地
- 京丹後市立網野郷土資料館
- せせらぎ - 網野山村体験交流センター(2014年3月31日をもって休館)
丹後エリア:旧竹野郡
- 間人エリア
- 丹後松島 - 日本三景の一つ「松島」に似ていることから「丹後松島」と呼ばれる。
- 屏風岩 - 屏風のようにそびえ立つ高さ13mもある奇岩
- 袖志の棚田 - 日本の棚田100選
- 神明山古墳(国の史跡)
- 経ヶ岬 - 京都府及び近畿地方の最北端
- 道の駅てんきてんき丹後
- 京都府碇高原総合牧場
弥栄エリア:旧竹野郡
- 京都府農業公園
- 道の駅丹後王国「食のみやこ」(旧丹後あじわいの郷ゆーらぴあ)
- 丹後半島自然公園スイス村 - レジャースポット
- 細川ガラシャ夫人の碑
- 大田南5号古墳
久美浜エリア:旧熊野郡
- かぶと山公園 - 久美浜湾を一望(山陰海岸国立公園)
- 神谷太刀宮神社 - 式内社。
- 本願寺 - 本堂は重要文化財。
- 如意寺 - 関西花の寺めぐり、第七番札所
- 豪商 稲葉本家 - 国の登録有形文化財
- 宗雲寺
- 道の駅くみはまSANKAIKAN
- 小天橋 - 日本三景「天橋立」に似ていることから名づけられた(山陰海岸国立公園)
- 小天橋海水浴場 - 全長約6km、関西屈指のロングビーチ、日本の水浴場88選
- 箱石浜、葛野浜、蒲井浜
温泉
市内各所で天然温泉が湧出しており温泉施設が豊富である。
祭事・催事
- 主な祭事・催事
- 百度打ち(2月第1日曜日)
- スイス村スキー場まつり(2月中旬)
- 京丹後ちりめん祭(4月上旬の土曜日・日曜日)
- 金刀比羅神社春祭(4月上旬)
- はだしのコンサート(6月上旬)
- やさか納涼祭(7月)
- 小浜離山弁天祭(7月中旬)
- 間人みなと祭(7月25日)
- 水無月祭り(7月30日)
- 京丹後市 ドラゴンカヌー選手権大会(8月上旬)
- フェスタ『飛天』in京丹後(8月上旬)
- 千日会観光祭(8月9日)
- 夕日ヶ浦納涼花火大会・盆踊り(8月15日)
- パンプキンフェスティバル(9月上旬)
- 歴史街道丹後100kmウルトラマラソン(9月中旬)
- あみの八丁浜ロードレース大会(10月)
- 久美浜まるかじりまつり (10月)
- おおみや生き活きフェスタ(秋)
- 京丹後商工際(11月)
- 久美浜カキ・魚まつり(12月第1日曜日)
- 久美ナリエ(年末年始)
- 丹後王国「月例祭」(毎月第3日曜日)
- 金刀比羅神社「こんぴら手づくり市」(3月~12月第3日曜日)
京丹後市を舞台にした作品
- Dの複合 - 松本清張の小説。市内の木津温泉などを舞台とし、著者が執筆時に宿泊した旅館も市内に現存する。1993年にフジテレビ系列でテレビドラマ化された。
- オトンの宝物 -(2007年、NHK大阪)
- 漁煙鴎雨集 - 1911年。「久美浜風藻」と改題し、 2012年に太平書屋より再編・刊行。
- 遺品整理人 谷崎藍子5 - 2015年7月27日、MBS・TBS系列で放送。
- 大和コロニー ~フロリダに「日本」を残した男たち~ 著者:川井龍介 2015年8月初版
出身有名人
- 安達朋博(ピアニスト・弥栄町)
- 井尻薫(レーシングドライバー・久美浜町)
- 井上謙二(オリンピックレスリング競技選手・網野町)
- 岡井崇之(社会学者、奈良県立大学准教授・丹後町)
- 岡本真也(プロ野球選手・網野町)
- 寒川進(アテネパラリンピック1600mリレー銅メダリスト・網野町)
- 木村次郎右衛門(長寿世界一、確実な記録がある史上最高齢の男性・丹後町)
- 京極高久(若年寄・峰山藩)
- 京極高備(若年寄・峰山藩)
- 京極高富(若年寄・峰山藩)
- グーフィ森(音楽プロデューサー・網野町)
- 小池隆生(JRA騎手・峰山町)
- 志水見千子(陸上競技選手・網野町)
- 高谷惣亮(レスリング日本代表・網野町)
- 太川陽介(タレント・大宮町)
- 田中敏昭(プロ野球選手・網野町)
- 田村しげる(作曲家・峰山町)
- 中邑真輔(プロレスラー、WWE所属・峰山町)
- 中村とうよう(音楽評論家・峰山町)
- 成知由梨(タレント・丹後町)
- 野村克也(プロ野球選手・プロ野球監督、名誉市民[13]・網野町)
- 浜田翔子(タレント・久美浜町)
- 浜田コウ(タレント・久美浜町)
- 平井嘉一郎(ニチコン株式会社創業者・大宮町)
- 平田好宏(ファイテン社長・網野町)
- 平林初之輔(文芸評論家・弥栄町)
- 広瀬新太郎(プロ野球選手・峰山町)
- 松本重太郎(実業家・丹後町)
- 山副芳樹(ミュージシャン、Yacht.元メンバー・弥栄町)
- UNCHAIN(歌手、ロックバンド・峰山町)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 長寿の食、世界一に学べ 京丹後市が115歳木村さんら分析 - 京都新聞(2013年2月23日付、同年4月18日閲覧)
- ↑ 「第1回健康大長寿のさとづくり全国交流会」を京丹後市で初開催 (PDF) (報道資料) - 京丹後市(2008年9月10日付、2013年4月18日閲覧)
- ↑ “100歳以上多い京丹後市、医大が10年かけ調査へ”. 読売新聞. (2016年2月1日) . 2016閲覧.
- ↑ 京丹後市まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」及び「総合戦略」を策定しました
- ↑ 「全国第1号」の総合戦略=地方創生で―京都府京丹後市
- ↑ 「ホッと丹後」28日閉店へ 京都、府北部の特産品販売 - 京都新聞・2018年2月27日
- ↑ ブロードバンド、全域で利用可能 京丹後市で接続開始式 - 京都新聞・2009年12月2日
- ↑ 金田琮仁京丹後市議会議員 活動報告書 2014.5 2014年05月18日
- ↑ 京都府京丹後市のケーブルテレビサービス提供で施設を許可 - 近畿総合通信局・2009年11月17日
- ↑ 廃校を地域のシンボルに カフェや博物館、工房…京都 - 読売新聞・2013年11月27日
- ↑ 閉校校舎の活用広がる 京都・京丹後、部署移設や企業進出も - 京都新聞・2018年2月4日
- ↑ 広報きょうたんご 平成26年6月25日発行号 2ページ
- ↑ ノムさん、故郷で思わず涙 京丹後市から名誉市民贈呈 - 朝日新聞・2009年11月21日
外部リンク