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玄武岩

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玄武岩(げんぶがん、: basalt[1]

暗灰色 (色指数 40~70) の苦鉄質火山岩。溶岩や浅所貫入岩として産し,地球上で最も量の多い火山岩。特に,ほとんどすべての海洋底は玄武岩によってできている。陸上でも,インドのデカン高原など,広大な溶岩台地を形成することがある。火星や金星 (地球型惑星) にも多量に存在する。玄武岩の名は兵庫県豊岡市の玄武洞に由来し,六角柱状の節理の集まった状態がカメの甲羅のような観を呈することによる。一般に緻密で斑状組織を示す。斑晶はカルシウムに富む斜長石,輝石,橄欖石で,石基は細粒の斜長石,輝石,磁鉄鉱の微晶からなるものが多い。化学組成によって,二酸化ケイ素成分が多く(飽和または過飽和) ,アルカリ成分 (酸化カリウム+酸化ナトリウム) の乏しいソレアイト質玄武岩と,二酸化ケイ素が少なく (不飽和) アルカリ成分 (酸化カリウム+酸化ナトリウム) に富むアルカリ玄武岩に分けられる。さらにアルミナ Al2O3 に富み,その他の点で前2者の中間的性質をもつ高アルミナ玄武岩を区別することもある。マントルの橄欖岩の部分融解によって玄武岩質本源マグマが発生するが,その深さの違い,部分融解の程度の違いなどを反映して,いろいろな玄武岩が生じるものと考えられる。



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  1. 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年。ISBN 4-8181-8401-2。