対馬空港
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対馬空港(つしまくうこう、英: Tsushima Airport)は、長崎県対馬市(対馬)にある地方管理空港。愛称は対馬やまねこ空港[1]。
概要
標高97mの白連江山の山頂を切り開いて[2]、滑走路は対馬中央部の上島と下島の間の地峡部を横断するように建設されている。長崎県内初の山岳空港である。また、当空港はORCの就航地としては最北端の空港でもある。
年間利用客数は、国内258,348人(2014年度)[3]。
沿革
- 1975年 - 滑走路1,500mにて供用開始。全日本空輸が福岡空港線を開設。運航機材はYS-11。その後、日本近距離航空(NKA、現エアーニッポン(ANK))に移管。
- 1976年8月 - 週2往復で長崎線が開設される。
- 1977年10月 - 長崎線が毎日2往復の就航となる。
- 1983年 - 滑走路1,900mに延伸。4月1日、ジェット旅客機(ボーイング737-200)が就航。新ターミナルビル供用開始。
- 2003年8月31日 - エアーニッポンが長崎空港線から撤退。翌日からオリエンタルエアブリッジ(ORC)が長崎空港線に就航。
- 2003年9月16日 - 株式会社同仁化学研究所所属のプロペラ機ソカタTB21(JA74KU)が滑走路32手前の斜面に墜落し、乗員3名が死亡した[4]。
- 2004年に全日本空輸グループが運航の共同引き受けによりANA便名に統一したため、これ以降福岡線の運航主体はグループ内で何度か移管されている。
- 2005年10月 - 福岡線の昼間一部便がDHC8-Q400による運航となり増便された[5]。
- 2007年11月 - 福岡線が増便前と同じボーイング737-500による4往復に減便。
- 2009年7月 - 韓国のコリアエクスプレスエアにより国際チャーター便が運航。
- 2013年4月1日 - 気象庁福岡航空測候所対馬空港出張所が閉所。気象観測・通報業務は航空機安全運航支援センターへの委託となる[6]。
- 2018年4月1日 - 福岡FSCのリモート空港となり、国土交通省大阪航空局対馬空港出張所は閉所。
施設
就航路線
航空会社名が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航するコードシェア便。
航空会社 | 就航地 |
---|---|
全日本空輸 (ANA) *ANAウイングスの機材・乗務員で運航する便あり |
福岡空港 |
オリエンタルエアブリッジ (ORC)・全日本空輸 (ANA) | 長崎空港 |
かつての定期就航路線
アクセス
運行本数・運賃・経路等の詳細は、該当項目や公式サイトにて最新情報を確認されたい。
- 対馬交通
- 南部の厳原方面、北部の仁位・比田勝方面への便がある。
脚注
- ↑ “対馬空港の愛称が決まりました”. 対馬市 (2008年2月20日). 2007年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2008-2-20閲覧.
- ↑ “対馬空港”. 管内空港の現況と出先機関. 国土交通省大阪航空局. . 2013閲覧.
- ↑ “管内空港の利用状況概況集計表(平成26年度速報値)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省大阪航空局
- ↑ 「航空事故調査報告書 (PDF) 」、航空・鉄道事故調査委員会、2004年11月、. 2015-8-26閲覧.
- ↑ 「対馬-福岡間の航空便が増便 (PDF) 」 、『広報つしま』2005年11月号、対馬市、2005年11月、 15頁、. 2013閲覧.
- ↑ 財団概要一般財団法人 航空機安全運航支援センター
外部リンク
- 対馬空港(対馬空港ターミナルビル)
- 長崎県土木部港湾課
- 長崎県対馬振興局対馬空港管理事務所(空港管理者)