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椿本チエイン


株式会社椿本チエイン(つばきもとチエイン、英称:Tsubakimoto Chain Co.)は、大阪府大阪市北区中之島に本社を置く日本の企業である。

概要

チェーン、自動車部品、マテハンの3事業を手掛ける1917年創業の老舗機械メーカー。グループ全体では精機事業も含めた4事業を展開。産業用チェーンでは世界シェア1位を誇り、生産ラインを担うコンベヤ用や船舶エンジン用、産業機械用、エスカレーター用など多種多様に幅広い用途で使われるチェーンを製造。動力ある所"つばき"あり。と言われている。

自動車エンジン用タイミングチェーンドライブシステムでも世界シェア1位で、トヨタ自動車日産自動車スズキなど国内メーカーは勿論、北米や欧州、アジアなど世界中の自動車メーカーに部品を供給している。国産車の78%に椿本製のタイミングチェーンが搭載されている。

マテハン事業では自動車工場向け搬送設備や仕分け装置、無人搬送機など工場のFAシステムを中心に事業を行っている。自動車塗装ライン搬送システムや新聞巻取紙給紙システムにおいて、国内シェアトップ。

京都府京田辺市および埼玉県飯能市兵庫県加西市に工場がある。 グループ全体で、日本を含むアジアオセアニア欧州北米南米の各地域の主要国に、77 カ所に及ぶ製造販売拠点を持っている。

姉妹会社に椿本興業がある。(創業者が兄弟であるため「姉妹会社」と称して、活発な取引と若干の人材交流があるが、連結決算等の所謂「親子会社」の関係ではない)

沿革

  • 1917年(大正6年)12月 - 大阪市大淀区(現・北区)で創業。創業初期は自転車用チェーン製造。
  • 1928年 (昭和3年)8月 - 自転車用チェーンの製造をやめ、機械用チェーンの製造に専念。
  • 1940年 (昭和15年)5月 - 大阪市鶴見区に本社工場を建設。
  • 1941年(昭和16年)1月 - 「株式会社椿本チヱィン製作所」として会社設立。
  • 1949年(昭和24年)5月 - 東京証券取引所及び大阪証券取引所に上場。
  • 1953年(昭和28年)9月 - ローラーチェーンJIS認定を受ける。
  • 1958年(昭和33年)4月 - 自動車用タイミングチェーンの量産を開始。
  • 1965年(昭和40年)10月 - ボルグ・ワーナー社(米国)と合弁会社椿本モールス(株)を設立。
  • 1966年(昭和41年)10月 - パワーシリンダー、小形ギヤモートルの発売を開始。
  • 1970年(昭和45年)1月 - 「株式会社椿本チヱィン製作所」から現社名に変更。
  • 1970年(昭和45年)1月 - 京都工場竣工。
  • 1971年(昭和46年)2月 - アメリカにTsubakimoto USA, Inc.(現・ U.S.Tsubaki Holdings,Inc.)社設立。
  • 1975年(昭和50年)2月 - 歯付ベルトの発売を開始。
  • 1982年(昭和57年)8月 - 兵庫工場竣工。
  • 1985年(昭和60年)2月 - リニアモータ式高速搬送コンベヤを開発。
  • 1986年(昭和61年)9月 - 米・ユニオンチェーンを買収。北米での現地生産を開始。
  • 1988年(昭和63年)3月 - つばきモニタリングシステム発売。
  • 1990年(平成2年)4月 - 本社工場近隣で開催の国際花と緑の博覧会にゴールデンベル・パビリオンを出展。
  • 1993年(平成5年)1月 - 伊・メガディン社と提携し、ウレタンベルトを発売。
  • 1998年(平成10年)7月 - 自動車エンジン用サイレントタイミングドライブチェーンを発売。
  • 2001年(平成13年)6月 - 京田辺工場竣工。チェーン工場(大阪市鶴見区)を全面移転。
  • 2002年(平成14年)4月 - 椿本チエイン精機事業ユニットと椿本エマソンを合併し、ツバキエマソンを設立。精機事業を移管。
  • 2004年(平成16年)
    • 6月 - 役員執行制度を導入。
    • 8月 - 中国に「椿本鏈条貿易(上海)有限公司」を設立。
    • 12月 - 国内の全事業所がISO 14001認証を取得。
  • 2006年(平成18年)
    • 4月 - 山久チヱイン株式会社(現・ツバキ山久チエイン株式会社)を連結子会社化。
    • 4月 - 創業90周年。ブランドメッセージ「Innovation in Motion」を制定。
  • 2008年(平成20年)6月 - チェーン噛合い式直線作動機構を開発、「つばきジップチェーンリフタ」を販売開始。
  • 2009年(平成21年)9月 - 韓国に自動車部品の製造・販売会社「Tsubakimoto Automotive Korea Co.,Ltd.」を設立。
  • 2010年(平成22年)2月 - 独・Kabelschlepp GmbHを買収、連結子会社化。
  • 2012年(平成24年)
    • 1月 - 中国に産業用チェーンの製造会社「椿本鏈条(天津)有限公司」を設立。
    • 9月 - 米・メイフラン・ホールディングスグループの事業を取得、連結子会社化。
    • 9月 - インドネシアに販売会社「PT. Tsubaki Indonesia Trading」、マテハンの製造会社「PT. Tsubaki Indonesia Manufacturing」を設立。
    • 10月 - メキシコに自動車部品の製造・販売会社「Tsubakimoto Automotive Mexico S. A. de C. V.」を設立。
  • 2013年(平成25年)10月 - ツバキエマソンを100%子会社化、ツバキE&Mに社名変更。
  • 2015年(平成27年)
    • 10月 - 吹田市江坂に大阪北営業所を開設、京都工場および大阪支社のマテハン事業部門等を集結。これにより京都工場は椿本チエインの工場としては消滅し、関連会社の株式会社ツバキE&Mの専用工場となった。

事業拠点

国内拠点

海外拠点

米国 - 12社、欧州 - 17社、アジアオセアニア - 30社。
アジアオセアニア欧州北米南米の各地域の主要国に、59ヶ所の製造販売拠点。

支社・営業所

支社

営業所・出張所

サービスセンター

(マテハン事業部の納入設備の保守拠点であり、他の事業部門の製品は取り扱わない。)

グループ会社

  • 株式会社椿本カスタムチエン
  • 株式会社椿本スプロケット
  • 株式会社椿本鋳工
  • 椿本西日本株式会社
  • 株式会社椿本バルクシステム
  • 株式会社椿本マシナリー
  • 椿本メイフラン株式会社
  • 株式会社ツバキE&M
  • 株式会社ツバキサポートセンター
  • ツバキ山久チエイン株式会社
  • 株式会社北海道椿本チエイン
  • 新興製機株式会社

姉妹会社

  • 椿本興業株式会社
  • 株式会社ツバキ・ナカシマ

関連項目

外部リンク