宮城テレビ放送

提供: miniwiki
2018/8/1/ (水) 14:31時点における2001:268:c0a6:53bf:5950:3e54:ea4f:a3b2 (トーク)による版 (沿革)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索
宮城テレビ放送
放送対象地域 宮城県
ニュース系列 NNN
番組供給系列 NNS
略称 MMT
愛称 ミヤテレ
ミヤギテレビ
呼出符号 JOMM-DTV
呼出名称 ミヤギテレビデジタルテレビジョン
開局日 1970年10月1日
本社 〒983-8611
宮城県仙台市宮城野区日の出町
1-5-33
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 4
デジタル親局 仙台 24ch
アナログ親局 仙台 34ch
ガイドチャンネル 34ch
主なデジタル中継局 涌谷 24ch
主なアナログ中継局

気仙沼 37ch
女川 57ch
登米 56ch
石巻 55ch
栗駒 36ch
秋保 39ch
白石 36ch
柴田船迫 43ch

ほか
公式サイト http://www.mmt-tv.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社宮城テレビ放送(みやぎテレビほうそう、Miyagi Television Broadcasting Co., Ltd.)は、宮城県放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。

概要

通称・コールネームはミヤギテレビ(デジタルテレビジョン)、愛称は『ミヤテレ』。NNNNNS系列フルネットで、東北地方に於ける日本テレビ系列の基幹局である。

本社スタジオは仙台市宮城野区日の出町。営業・事業部門は別に仙台市青葉区一番町仙台第一生命タワービルに拠点を置いている。

コールサインJOMM-DTV(仙台 24ch)、リモコンキーIDはキー局の日本テレビと同じ「4」。

カメイ株式会社の持分法適用関連会社であり、同社の代表取締役名誉会長が代表取締役会長を務めている。

東北地方の日本テレビ系列局では最後発ではあるが、東北ブロック基幹局として、東北6県(一部は新潟県も含む)ネットの番組をいくつか制作している。

開局当初のMMTはANNに加盟していたが、東北地方の日本テレビ系列局のうち、同様にかつてANNに加盟していた福島中央テレビテレビ岩手とは違い、朝日新聞テレビ朝日との資本関係は今日に至るまで一切ない。

宮城県内のテレビ局で唯一、社名に「テレビ」がつく[1]

略称の変遷

開局当初の略称は「MTB」、その後、コールサインと親局のアナログチャンネルである34から「mm34」に変更[2]。現在の略称である「MMT」1985年から使われている。ただし、ニュース番組などのタイトルに略称は用いていない[3]

本社・支局所在地・関連会社

  • 本社・演奏所 - 〒983-8611宮城県仙台市宮城野区日の出町1-5-33
  • 営業局・事業局 - 宮城県仙台市青葉区一番町4-6-1 第一生命タワービル14F
  • 東京支社 - 東京都中央区築地1-12-22 コンワビル4F
  • 大阪支社 - 大阪府大阪市北区堂島2-2-2 近鉄堂島ビル[4]14F
  • MTS 株式会社ミヤギテレビサービス - 仙台市宮城野区日の出町1-5-33 宮城テレビ放送内

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[5][6][7][8]

2016年3月31日

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数
3億円 12億円 500円 600,000株
株主 株式数 比率
カメイ 135,000株 22.50%
読売新聞グループ本社 120,000株 20.00%
日本テレビ小鳩文化事業団 108,000株 18.00%
日本テレビ放送網 064,000株 10.66%
宮城県 060,000株 10.00%
亀井文行 [9] 048,000株 08.00%

過去の資本構成

沿革

ネットワークの移り変わり

移行された番組は、日本テレビ系列は仙台放送から同系列を引き継いだ為、仙台放送9:東北放送1であった。一方でNETテレビ系列は、東北放送が相当数放送していた関係で、東北放送8:仙台放送2であった。ただし『モーニングショー』など一部のワイドショー番組などは仙台放送で一時期放送された後に東北放送へ移行していた為、実際は東北放送5:仙台放送→東北放送3:仙台放送2である。

日テレ・NETクロスネット時代のプライムタイムの番組編成

社史・記念誌

  • ミヤギテレビ10年史(宮城テレビ放送10周年記念事業実行委員会社報編集委員会 編) 1980年発行、647ページ。
  • ミヤギテレビ20年のあゆみ(宮城テレビ放送社史編集委員会 編) 1991年発行、52ページ。
  • ミヤギテレビ30年のあゆみ(ミヤギテレビ開局30周年記念委員会総務広報小委員会 企画編集) 2000年10月発行、138ページ。

主な番組

自社制作番組

県域放送
東北6県が16歳以下の選抜チームを編成し、毎年10月に宮城県サッカー場で行われるサッカーのトーナメント大会。大株主のカメイグループが冠スポンサーで、毎年2009年まで準決勝、決勝戦を宮城ローカルで放送。2010年はダイジェスト放送。
詳しくは同項を参照。
全国放送

東日本大震災により休止中の番組

日本テレビ系列の番組

制作局の表記のない番組は日本テレビ制作。

テレビ東京系列の番組

制作局の表記のない番組はテレビ東京制作。

その他・他制作局

  • マダムイベコのめぢからよ!(月曜 25:29 - 25:34)
  • サンリオ男子(金曜 25:59 - 26:29)
  • 映画の王様(土曜 24:55 - 26:50 内容により放送時間は異なる。)
主に洋画を中心とした映画が放送されるが、ルパン三世などの邦画も放送されることがある。
  • ~鉄路の旅~ローカル列車で巡るあの町・この町(日曜 25:25 - 25:35)
  • 仙台ノ学園文化祭実行委員会(日曜 25:35 - 25:45または日曜 26:00 - 26:10)

終了した番組

自社製作番組

()内は当時放送されていた日時。

ニュース

テレビ東京系列の番組

アニメ

その他

KHB開局まで放送していたNETテレビ(現:テレビ朝日)系列の番組

★印はVTRネット、無印は同時ネット

MTB・mm34時代にネットされていた日本テレビ系列の番組

◇の番組はMMTになってからもネット。☆は現在も放送中。

開局時に移行した番組

日本テレビ系列

仙台放送から
東北放送から

NETテレビ系列

東北放送から

★印は一時期仙台放送でも放送されていた番組

ほか

仙台放送から

アナウンサー

男性

女性

元アナウンサー(50音順)

男性

  • 沖津省己(1970年入社、元アナウンス部長、民謡番組など担当[20]
  • 木村賢治(1991年入社、現:報道記者)
  • 日高充(現:テレビ東京所属、現在はアナウンサーではない)
  • 水本豊(1991年入社、現:営業部)
  • 三雲茂晴(1986年入社、2012年より報道制作局へ異動、報道制作局次長・情報センター長)
  • 竹鼻純(1972年入社、2008年定年退職後、2012年9月までミヤギテレビ解説委員、現在はベガルタ仙台役員)
  • 安斎義勝(開局当時MTB時代に在籍、元アナウンサー、アナログ放送終了時の特別エンディングのナレーター担当)

女性

スタジオ

  • Uスタジオ
宮城県(東北)で、仙台放送についで2番目に大きいスタジオ。2005年12月1日地上デジタルテレビ放送の開始によりこのスタジオが地上デジタル放送対応になり、「OH!バンデス」で使われるようになった。2008年10月からは「月刊 元気一番"生"テレビ」のリモートサブにも使われている。その前からも「ちょっとブレイクタイム」で使用していた。2010年4月からは「ミヤテレスタジアム」のセットも設置して、共同で使用している。
  • Jスタジオ
2005年11月30日まで「OH!バンデス」で使用していたスタジオ。地デジ開始後も「月刊 元気一番"生"テレビ」のリモートサブとしてしばらく使用されていた。現在は「ちょっとブレイクタイム」で使用されている。2009年11月29日放送の「おしゃれイズム」(ゲストは東北楽天岩隈久志投手)ではこのスタジオが使われたが、ハイビジョン放送設備が無いため標準画質での収録だった。
  • Nスタジオ
ミヤギテレビ情報センター(ニュースセンター)内にある報道専用のスタジオ。NNNミヤギテレビニュースミヤギnews every.を除く、全国ニュースのローカルパート部分で使用されている。

情報カメラ

送信所

デジタルテレビ

日本テレビ系列のリモコンキーID地図

アナログテレビ 2012年3月31日停波

完全移行以前に廃止されたアナログ中継局

  • 女川浦宿 45ch(2001年3月31日廃局)

オープニングとクロージング

  • 開局~1985年9月30日
  • 1985年10月1日略称変更後~1996年3月
    • オープニング 松島 BGMはフランク・ミルズの「詩人と私」。この曲はJRT四国放送の前のクロージングでも使われていた。
    • クロージング 引き続き上記の映像を使用(1988年頃まで)。1989年頃からはBGMはそのまま仙台市内の夜景映像に変更された。[25]
  • 1996年4月2001年9月
    • オープニング 松島の映像はそのまま、BGMと冒頭のコールサインと『ミヤギテレビ(ロゴ)34ch仙台』のクレジット部分を変更。変更以降のBGMは不明。(イージーリスニング系)
    • クロージング 仙台市内の夜景映像とBGMはそのまま、冒頭のコールサインと『ミヤギテレビ(ロゴ) 34ch仙台』のクレジット部分を変更。[26]
  • 2001年10月~?
    • ミテのうたバージョン(作曲:菅野よう子 唄:SAMPLY RED)アナログとデジタルではアニメーションの構成及び歌のアレンジが異なる)。またアナログ版では、マスコットのミテのアニメーションと背景の色(OPは黄色、CLは青)が違う。また、アナログ版OPでは冒頭に『おはようございます。JOMM-TV、こちらはミヤギテレビです。ただいまからミヤギテレビの放送を開始いたします。今日もミヤギテレビの番組でお楽しみください』というナレーションが入り、その途中からミテのうたに入る格好となっていた。
  • 2018年現在オープニング及びクロージングは廃止されている。夜明け前をイメージした映像とだよんをバックにコールサインのナレーションのあと日テレNEWS24のロゴの静止画を流して、日テレNEWS24の放送に入る。またメンテナンスなどで中止の場合は上記のアニメを流して日テレNEWS24「○○○○のため日テレNEWS24はお休みです。」または「本日都合により「○○」を休止します。ご了承下さい。」と表示されカラーバーに移る。オープニングも日テレNEWS24の放送が終了した後にそのまま番組に移る為オープニング及びクロージングの放送はない。
  • 2012年3月31日アナログ特別クロージング
    • チャールズ・チャップリンの『スマイル』をBGMとし、まず開局当初のモノクロテストパターン(MTB時代、初期のロゴ入り)の再現を出し「JOMM-TV ミヤギテレビ」のテロップを表示した後、開局当時の記念番組の映像を流し、宇宙空間をイメージしたグラフィックで宮城テレビの歴代の自社制作番組のオープニングタイトルを映し出し、そのまま本社屋までランドサットから降下。本社屋に到着後は本社建物のアップと画面左上に「mm34」時代のモノクロテストパターンを沿え、最後にブラックバックでテストパターンを残し、「長い間ありがとう、そして、これからも… ミヤテレ(現ロゴ)」の字幕を入れて、停波
    竹鼻純アナウンサーのナレーションは「JOMM-TV、こちらはミヤギテレビです。1970年10月より放送してまいりました、地上波アナログ放送は、本日をもって終了いたします。引き続き、デジタル放送でお楽しみ下さい。まもなく、アナログ放送を終了いたします。今まで本当にありがとうございました。そしてこれからも、ミヤテレで…」。

東日本大震災による番組編成


脚注

  1. ただし、英文社名も含めれば仙台放送も社名に「Television」がつく(Sendai Television Incorporated)。
  2. 略称に親局のアナログチャンネル番号を用いた放送局は、宮城テレビ放送の他に富山県富山テレビ放送(T34。後にBBT)や新潟県新潟テレビ21(NT21。後にUX)の例がある。
  3. 例:「NNNミヤギテレビニュース」など。なお、1990年前後の一時期には「NNN MMTニュース」が使われていた。また、1996年頃までOPやEDでは「MTB」が、使われていた。
  4. 系列局では、日本テレビ放送網日本海テレビジョン放送の支社も入居。
  5. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2016』 コーケン出版、2016-11-25、243。
  6. 日本民間放送連盟 『日本放送年鑑'78』 洋文社、1978-12、128。
  7. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992-11、191。
  8. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003-11、196。
  9. 宮城テレビ放送 社外取締役
  10. 10.0 10.1 宮城テレビ放送 代表取締役社長
  11. 11.0 11.1 11.2 11.3 11.4 11.5 11.6 宮城テレビ放送 非常勤取締役
  12. 12.0 12.1 宮城テレビ放送 専務取締役
  13. 宮城テレビ放送 監査役
  14. 宮城テレビ放送 取締役副社長
  15. 宮城テレビ放送 代表取締役会長
  16. 系列局側でクレジットを出す場合は「ミヤギテレビ」表記を使用する例がある。実例として、2016年6月11日のプロ野球「楽天 vs 広島」を広島テレビとの2局ネットで中継した際、実況と映像は同時ネットしたが、テロップ類は両社で別々に表示したためか、広島テレビ側では「ミヤギテレビ」のロゴを使用した(前年に広島主催の同カード中継した際はの制作協力クレジットは「ミヤテレ」のロゴ表記だった)。また、自社でも「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」の大会ロゴやニュースサイトなどでは引き続き「ミヤギテレビ」のロゴを使用している。
  17. なお、ミテは、ミヤギテレビの公式サイトで当面の間見ることができた。
  18. ミヤギテレビ開局30周年記念委員会総務広報小委員会 企画・編集 『ミヤギテレビ30年のあゆみ』 宮城テレビ放送、2000年、34,130頁。 
  19. なおNTV版『キユーピー3分クッキング』はMTB開局後も引き続き仙台放送でネットされたが1975年6月28日をもって終了。のちTBCで自社製作版がスタートしている(現在TBCではCBC版が放送中)。
  20. ラジオ石巻・FM764のつぶやき(1) 民謡の魅力を伝えて
  21. 黒沼真里 - ぐっどもーにんぐ
  22. 藤村由紀子 - ぐっどもーにんぐ
  23. 育児休暇中であった安斎の穴埋めとなるべく契約アナとして入社。当初は安斎の育休期間内の穴埋め勤務だったが安斎が2011年4月に仕事復帰した。しかし、2010年10月に深井が産休・育休期間に入ってしまったため、2012年3月まで勤務した。
  24. http://www.mmt-tv.co.jp/mmttower/
  25. これにより「夜のしおり」という単独のミニ番組を放送するようになった。その中で「今日も遅くまでミヤギテレビ(ロゴ)ご覧頂きありがとうございました。またあした。JOMM-TV」という字幕が表示された。終了後はそのままの流れでクロージングに入ってた。
  26. オープニング・クロージングともに白い背景をバックに紺色で「JOMM-TV」と書かれた静止画と、静止画(なおオープニングとクロージングで静止画の画像が異なる。)をバックに親局のクレジットが書かれたものに変更された。また同時に長年あったMTBの表記と音声多重放送のコールサインの表記が廃止された。

外部リンク


過去(MTB→mm34時代)