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*[[1549年]](天文18年)伴対島守忠光が先祖を祀る六地蔵供養塔を湯西川温泉慈光寺内に建立。<ref>六地蔵供養塔は、湯西川温泉で最も古い建立物として、日光市の重要文化財に指定されている。</ref> | *[[1549年]](天文18年)伴対島守忠光が先祖を祀る六地蔵供養塔を湯西川温泉慈光寺内に建立。<ref>六地蔵供養塔は、湯西川温泉で最も古い建立物として、日光市の重要文化財に指定されている。</ref> | ||
* [[1951年]]([[昭和]]26年)[[10月]]、[[川治温泉]] - 湯西川温泉間、[[東武バス]]運行開始<ref name="nenpyou">[http://www.city.nikko.lg.jp/profile/rekishi/kuriyama.html 旧栗山村歴史年表] 日光市ホームページ 更新日:2010年9月1日</ref>。 | * [[1951年]]([[昭和]]26年)[[10月]]、[[川治温泉]] - 湯西川温泉間、[[東武バス]]運行開始<ref name="nenpyou">[http://www.city.nikko.lg.jp/profile/rekishi/kuriyama.html 旧栗山村歴史年表] 日光市ホームページ 更新日:2010年9月1日</ref>。 | ||
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2018/8/12/ (日) 11:58時点における最新版
湯西川温泉(ゆにしかわおんせん)
栃木県日光市(旧下野国)の日光国立公園内にある温泉である。温泉地名の由来ともなった湯西川(一級河川利根川水系)の渓谷沿いに旅館や民家が立ち並ぶ温泉地。
泉質・効能
泉質
アルカリ性単純温泉。無色透明、無味無臭で含まれる成分が少なく、刺激が弱いため、利用範囲が広い温泉。肌にもやさしいので高齢者に向く。泉温25度以上なので、病後回復期の療養や外傷後の療養にも適す。
効能
動脈硬化、火傷、筋肉痛、高血圧症、切り傷、神経痛、慢性皮膚疾患、打ち身、捻挫、腰痛、糖尿病、疲労回復、月経障害、痔、四十肩、五十肩、関節痛、冷え性、慢性婦人疾患に効果がある。飲用では胃腸虚弱に良い。
- ※効能はその効果を万人に保障するものではない
温泉街
温泉街
湯西川温泉の旅館のほとんどは渓谷に面した露天風呂を設置している。
郷土料理は季節により、湯西川で捕れるイワナ・ヤマメ・ニジマス等の川魚、山菜や舞茸・チタケ(チチタケ)等のキノコ類などの山の幸が味わえる。また、旅館によっては、野鳥・鹿・熊・山椒魚(サンショウウオ)など珍しい郷土料理が堪能できる。「ばんだいもち」といううるち米でついた餅を「ばんだい汁」や「じんごろう味噌」などで食べる郷土料理がある。温泉街の飲食店では手打ちの「日光そば」が味わえる。 昔は茅葺き屋根の民家を利用した土産物屋や食事処が河畔の遊歩道沿いに並び、温泉街の一部を形成していた。
共同浴場
混浴の共同浴場、「薬師の湯」があり、200円で入浴可能である。薬師の湯の対岸、橋の上からよく見える場所に無料露天風呂「薬研の湯」と足湯がある。日光市湯西川水の郷観光センターでは露天風呂などを設営した温泉施設がある。また、温泉地からは離れているが、湯西川温泉駅(道の駅湯西川)にも併設された温泉施設がある。
歴史
湯西川の先祖は平忠実(平忠房が改名したと言われている)が落ち延びたとされ、平家の落人伝説の残る集落で知られている。温泉の発祥は天正元年で400余年の歴史があり、平家の落人の子孫が発見されたと伝わっている。追討から逃れ、身を潜める山村生活を営み生きるため、この地では今もなお端午の節句に鯉のぼりを揚げない、たき火をしない(煙を立てない)、鶏を飼わないなど独自の風習が残っている。
年表
- 1549年(天文18年)伴対島守忠光が先祖を祀る六地蔵供養塔を湯西川温泉慈光寺内に建立。[1]
- 1951年(昭和26年)10月、川治温泉 - 湯西川温泉間、東武バス運行開始[2]。
- 1970年(昭和45年)、高松宮宣仁親王来訪。
- 1986年(昭和61年)10月、会津鬼怒川線開通。湯西川温泉駅竣功[2]。
- 2011年(平成23年)7月18日、日光市湯西川水の郷観光センターオープン。温泉施設・売店・飲食、湯西川くらし館を併設。
交通アクセス
- 鉄道
- 東武鬼怒川線経由野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅から日光交通のダイヤルバスで約30分。
- 自動車
- 東北自動車道宇都宮IC経由日光宇都宮道路今市ICから国道121号(会津西街道)を鬼怒川温泉方面へ。五十里湖の湯の郷トンネル左折、栃木県道249号黒部西川線へ。