ペンケトー

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ペンケトー
所在地 北海道釧路総合振興局
位置 東経144度12分0秒北緯43.4625度 東経144.2度43.4625; 144.2
面積 0.3 km2
周囲長 3.9 km
最大水深 39.4 m
平均水深 14.0 m
貯水量 0.006 km3
水面の標高 520 m
成因 堰止湖
淡水・汽水 淡水
湖沼型 -
透明度 - m
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ファイル:Lake pennke.jpg
航空機から見下ろしたペンケトー
ファイル:Soukodai.jpg
双湖台から見えるパンケトー(左上)とペンケトー(右下)

ペンケトー北海道東部、釧路市にある淡水湖である。ペンケトーの湖水はパンケトー阿寒湖を経て、最終的には阿寒川に流出する。 国道241号双湖台から遠望可能である。双湖台から見られるペンケトーの形は北海道の形に似ていると言われる。 以前は交通困難地に指定されていたが、現在は交通困難地から外されている。しかし、現在も陸路で湖に接近するのはパンケトー以上に困難であり、熊が出没し危険である。

地理

雄阿寒岳の東麓に広がる湖である。

  • 流入河川 :双岳台川、双湖台川
  • 流出河川 :上イベシベツ川を通じてパンケトーに流出する。

歴史

  • 成因は土砂の堆積による川の堰き止め(具体的な説明は堰止湖を参照)である。かつては現在の阿寒湖パンケトーと一体で古阿寒湖を形成していたが、土砂の堰き止めにより3つの湖に別れたと考えられている。
  • 湖の名前の由来はアイヌ語のペンケ・トー(=上の・湖)に由来。ペンケトーに対し下流のパンケトーはアイヌ語のパンケ・トー(=下の・湖)に由来する。

自然

  • 湖への接近が困難で人があまり立ち入らず、湖の周辺は原生林のままになっている。
  • 湖の周辺は阿寒国立公園の特別保護地区に指定され、開発は厳しく制限されている。
  • ヒグマの生息地である。

湖岸への到達手段

前田一歩園財団が管理している阿寒湖の西岸の林道が唯一の湖岸到達手段である。漁協による湖の利用や学術調査等の目的を除いて、林道への車輌の乗り入れは禁止されている。また、林道終端から湖岸までは整地された道が存在しないため、徒歩で進む必要がある。但し、ヒグマに襲撃される危険がある。長い林道の終端にあるため、パンケトー以上に接近が困難である。

利用

湖岸への到達自体が非常に困難であるため、基本的に利用されていない。

関連項目