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アイヌ語

アイヌ語
アイヌ イタㇰ
発音 IPA: [ai̯nu itak̚]
話者数 1996年の調査で15人[1]、2007年の調査で10人[2]
言語系統
孤立した言語
  • アイヌ語
言語コード
ISO 639-1 なし
ISO 639-2 ain
ISO 639-3 ain
SIL AIN
消滅危険度評価
北海道アイヌ語 極めて深刻
樺太アイヌ語 消滅
千島アイヌ語 消滅 (UNESCO)
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アイヌ語(アイヌご、アイヌ語ラテン文字表記:Aynu itakアイヌ語仮名表記:アイヌ・イタㇰ

アイヌ民族の言語。平取 (ひらとり) ,様似 (さまに) ,釧路,旭川などの北海道方言と,第2次世界大戦後,サハリン (樺太) から北海道に移住した引揚者による稚咲内 (わっかさくない) や常呂 (ところ) の樺太方言がある。千島方言はすでに絶滅。他の方言もごく少数の古老が記憶しているだけで,滅びる寸前にある。他言語との親族関係は未確立。人称接辞による主格活用,目的格活用,両者を合せた抱合的活用があるのが特色。たとえば,沙流 (さる) 方言では,nukar「見る」に二人称複数主格の人称接辞'eci-が接合した形式'eci-nukarは「あなたがたが見る」を意味し,一人称単数目的格の人称接辞'en-が接合した形式'en-nukarは「私を見る」を意味する。「あなたがたが私を見る」は'eci-'en-nukarで表わされる。アイヌ語に入った日本語は tuki (杯) ,puta (ふた) など多数。日本語に入ったアイヌ語はそれほど多くなく,「ラッコ」 rakko,「トナカイ」 tonakkayなど。北海道から東北地方にかけての地名にはアイヌ語起源のものがあり,かつてのアイヌ語の分布領域を示している。生保内 (おぼない) ,長内 (おさない) などのナイは nay (沢) ,苫辺地 (とまべち) ,馬淵 (まべち) ,登別 (のぼりべつ) などのベチ,ベツは pet (川) からきたものである。

脚注

  1. UNESCO Atlas of the World's Languages in Danger
  2. Bradley, D. Languages of Mainland South-East Asia (2007) In O. Miyaoka, O. Sakiyama, and M. E. Krauss (eds.), The vanishing languages of the Pacific Rim, pp. 301–336. Oxford Linguistics. Oxford: Oxford University Press.


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