佐野駅

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佐野駅
配線図
富田駅 堀米駅


JR1 2 東武1 2


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岩舟駅 佐野市駅


佐野駅(さのえき)は、栃木県佐野市若松町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東武鉄道である。

概要

佐野厄除け大師門前町として栄えた佐野市の代表駅である。JR東日本の両毛線と、東武鉄道の佐野線が乗り入れ、接続駅となっている。橋上化以前の旧駅舎は「関東の駅百選」に選定された昭和初期の洋風木造建築であり、両毛線の他の主要駅にも同様の建築が見られた。旧駅舎はまた駅前広場が存在しない特異な形式であった。

歴史

ファイル:両毛線旧佐野駅19961006.jpg
改築前の駅舎(1996年10月06日)

駅構造

橋上駅舎を有し、南北を連絡する自由通路が設置されている。北口にはエレベーター、南口にはエレベーターとエスカレーターが設置されている。

改札口はJR・東武で分離されている。JR側の改札口は自動改札機が設置されたが、東武側の改札口は2014年3月までは有人通路のみであり、PASMOSuica利用客用の簡易改札機(読み取り機)が設置されていた。東武の乗車券類には「入鋏省略」と印字され、入場時に改札を受ける必要がなかった。この形態は自動改札機のない東武の多くの有人駅でみられるが、2014年3月に自動改札機が設置され、ICの読み取り機は撤去された。


JR東日本

島式ホーム1面2線を有する地上駅である。以前は2面3線の複合式ホームだったが、橋上駅舎開業時に1番線を廃止し、島式ホーム旧2・3番線を新1・2番線とした。小山寄りに使われなくなった旧1番線のホームと駅名標が残っている。

発車メロディは1・2番線ともに新宿駅などで使用中の「遠い青空V1」の音色違いである「遠い青空V2」が使用されている。ただし、2017年9月16日に放送設備が更新され、自動放送は、「巌根·館山型」となり、発車メロディも1番線は「キッズステーション」2番線は「海辺の散歩」に変更された。

足利駅管理で、JR東日本ステーションサービス2015年6月30日まではJR高崎鉄道サービス)が受託する業務委託駅。以前は直営駅(駅長配置)で、岩舟駅を管理していた。指定席券売機が設置されている。

駒形駅-当駅は単線、当駅-岩舟駅は複線である。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 両毛線 上り 桐生高崎方面
2 下り 栃木小山方面

岩舟方に渡り線があり、小山方面への折り返しは可能である。桐生方面への折り返しは不可能であり、折り返しをする場合は岩舟の中線で折り返す。毎年8月に開催される足利花火大会の多客臨時列車のうち、一部は当駅が始発・終点となっている。


東武鉄道

島式ホーム1面2線を有する地上駅である。駅番号はTI 34。特急「りょうもう」の停車駅。

2009年平成21年)6月6日ダイヤ改正で館林駅 - 佐野市駅間の区間列車1往復が当駅まで延長された。そして2017年4月21日からは、当駅止まりの終電は葛生駅まで行くようになった。

日中はJR両毛線との接続が考慮されており、中には10分前後停車するものもある。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 TI 佐野線 上り 館林方面
2 下り 葛生方面

1番線のみ6両編成対応しているため、1日1往復の特急は1番線に発着する。 1・2番線とも上り下り両方面に発着できる。

利用状況

  • JR東日本 - 2017年度(平成29年度)の一日平均乗車人員3,600人である[4]
  • 東武鉄道 - 2016年度(平成28年度)の一日平均乗降人員3,493人である[5]。佐野線の途中駅では第1位。

近年の一日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別一日平均乗降・乗車人員
年度 JR東日本 東武鉄道
一日平均
乗車人員[6]
一日平均
乗降人員[7]
一日平均
乗車人員[6]
1998年(平成10年) 3,937
1999年(平成11年) 3,685
2000年(平成12年) 3,840 3,557
2001年(平成13年) 3,790 3,359
2002年(平成14年) 3,655 3,212
2003年(平成15年) 3,737 3,404
2004年(平成16年) 3,607 3,210
2005年(平成17年) 3,523 3,026
2006年(平成18年) 3,381 2,989
2007年(平成19年) 3,381 3,139
2008年(平成20年) 3,295 3,192 1,654
2009年(平成21年) 3,281 3,032 1,572
2010年(平成22年) 3,271 2,936 1,518
2011年(平成23年) 3,315 2,935 1,495
2012年(平成24年) 3,319 3,067 1,559
2013年(平成25年) 3,542 3,199
2014年(平成26年) 3,496 3,232
2015年(平成27年) 3,529 3,426
2016年(平成28年) 3,584 3,493
2017年(平成29年) 3,600

駅周辺

南口から駅前通り(栃木県道215号佐野停車場線)を200mほど進むと佐野市役所である。南口は中心市街地側であるが、郊外の国道50号佐野バイパス東北自動車道佐野藤岡ICの交点付近の佐野新都市エリアに佐野プレミアム・アウトレットイオンモール佐野新都市などの大型店舗が開業してからは、中心市街地の空洞化が顕著である。

城山口はそのまま城山公園へ通じており、毎年4月にはさくら祭りが開催される。また城山口から北西方向徒歩約8分の場所に栃木県立佐野高等学校および栃木県立佐野高等学校附属中学校がある。

佐野日本大学高等学校および佐野日本大学中等教育学校は、佐野駅からは自転車で25分と遠いが、北口から徒歩5分程度の場所にスクールバス乗り場を設けているため、多くの生徒が当駅で下車する。

公的施設

ファイル:Sano Exchange Plaza Palport 1.JPG
佐野駅前交流プラザ ぱるぽーと

郵便局・金融機関

路線バス

  • 関東自動車
  • 佐野市営バス「さーのって号」
    • 基幹線 植野町・高萩町・イオンモール佐野新都市・佐野新都市バスターミナル行き
    • 基幹線(道の駅たぬま経由)葛生駅・葛の里壱番館行き
    • 基幹線(栃本経由)葛生駅・葛の里壱番館行き
    • 名水赤見線 赤見支所・さくらの里行き
    • 名水赤見線 運動公園循環
    • 犬伏かたくり線 犬伏上町公民館前・かたくりの里行き
    • 犬伏新都市線 犬伏上町公民館前・佐野新都市バスターミナル行き
    • 犬伏みかも線 犬伏上町公民館前・みかも山公園西口・イオンモール佐野新都市行き
    • 犬伏循環線 犬伏上町公民館前・高砂町駐車場行き

隣の駅

東日本旅客鉄道
両毛線
富田駅 - 佐野駅 - 岩舟駅
Tōbu Tetsudō Logo.svg 東武鉄道
TI 佐野線
  • 特急「りょうもう」停車駅
普通
佐野市駅 (TI 33) - 佐野駅 (TI 34) - 堀米駅 (TI 35)

脚注

  1. 「連絡線使用開始」『官報』1903年6月24日(国立国会図書館デジタル化資料)
  2. 「鉄道記録帳2003年4月」、『RAIL FAN』第50巻第7号、鉄道友の会、2003年7月1日、 22頁。
  3. “JR高崎支社 14駅に新型券売機”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2006年3月17日) 
  4. JR東日本:各駅の乗車人員(2017年度) 2018年(平成30年)7月16日閲覧。
  5. 駅情報(乗降人員) | 企業情報 | 東武鉄道ポータルサイト 2016年11月6日閲覧。
  6. 6.0 6.1 栃木県統計年鑑
  7. 各種報告書 - 関東交通広告協議会

関連項目

外部リンク

テンプレート:両毛線 テンプレート:東武佐野線