「紀元前12世紀」の版間の差分
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千年紀: | 紀元前2千年紀 |
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世紀: | 前13世紀 - 紀元前12世紀 - 前11世紀 |
紀元前12世紀(きげんぜんじゅうにせいき)は、西暦による紀元前1200年から紀元前1101年までの100年間を指す世紀。
Contents
できごと
紀元前1200年代
- 紀元前1200年頃
紀元前1190年代
- 紀元前1195年頃 - 地中海東岸の諸都市が「海の民」に破壊される。
- 紀元前1194年 - トロイア戦争の始まり(伝承に基づくエラトステネスの計算による)。
- 紀元前1192年頃 - 殷の武丁が死去(紀元前1250年頃 - (夏商周年表プロジェクトによる))。
- 紀元前1190年頃
紀元前1180年代
- 紀元前1186年 - エジプト第19王朝の終わり。第20王朝の開始。
- 紀元前1184年 - トロイア滅亡により、トロイア戦争が終わる(伝承に基づくエラトステネスの計算による)。
- 紀元前1181年頃 - エジプト王ラムセス3世がリビュア人の侵入を撃退。
紀元前1170年代
- 紀元前1178年頃 - エジプト王ラムセス3世がデルタの戦いで「海の民」連合軍に勝利する。
- 紀元前1175年頃 - エジプト王ラムセス3世がリビュア人の侵入を再び撃退。
紀元前1150年代
- 紀元前1159年頃 - アイスランドのヘクラ火山第三期噴火。
- 紀元前1158年頃 - エラム王シュトルク・ナフンテ1世がバビロンを陥落させカッシート朝を滅ぼす。
- 紀元前1157年頃 - ラムセス3世支配のエジプトのデール・エル・メディーナで建築職人によるストライキが発生(記録上最古のストライキ)。
- 紀元前1155年頃 - エジプト王ラムセス3世が暗殺され、暗殺の首謀者である王子ペンタウアーが処刑される。
紀元前1140年代
- 紀元前1141年頃 - エジプト王ラムセス5世死去。ミイラの調査からラムセス5世は世界最古の天然痘の罹患者だったことが判明している。
紀元前1120年代
- 紀元前1126年頃 - 伝承ではアテナイ王テュモエテスの死によりテセウス王家が断絶。アテナイ王にピュロス王家のメラントスが即位。
- 紀元前1125年頃 - イシン第2王朝のネブカドネザル1世王が即位( - 紀元前1104年)。
- この王は在世中にエラムを攻撃し、カッシート朝滅亡以来奪われていたマルドゥク神像をバビロンに持ち帰る。
- アッシリア王アッシュール・レシュ・イシ1世とも戦うがめぼしい戦果は得られず敗北する。
紀元前1110年代
- 紀元前1115年頃 - アッシリア王ティグラト・ピレセル1世が即位( - 紀元前1077年頃)。
- 即位から5年間は領土拡大政策により、旧ミタンニ領のフルリ人を服属させ、地中海まで進軍。
- 紀元前1112年頃 - 殷の文丁が即位。文丁は帝乙・比干・箕子の父でもある。
紀元前1100年代
人物
- ヨシュア - ヘブライ人の士師・モーセの後継者
- シュッピルリウマ2世 - ヒッタイト王国の最後の王(在位前1215年/10年 - 前1190年頃)
- ラムセス3世 - エジプト第20王朝のファラオ(在位前1186年 - 前1155年)
- シュトルク・ナフンテ1世 - エラム王国の王(在位前1185年頃 - 前1155年頃)
- プリアモス - トロイア最後の王(在位? - 前1084年?)
- メラントス - アテナイ王(在位前1126年 - 前1089年)
- ネブカドネザル1世 - イシン第2王朝(バビロン第4王朝)の王(在位前1125年頃 - 前1104年頃)
フィクションのできごと
脚注
注釈
出典
参考文献
- エリック・H・クライン著 安原和見訳 『B.C.1177 - 古代グローバル文明の崩壊』 筑摩書房、2018年。ISBN 978-4-480-85816-0。