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インド

ヒンディー語の正式名称भारत गणराज्य(ラテン文字転写: Bhārat Gaṇarājya、バーラト・ガナラージヤ、英語: Republic of India)

面積 316万6414km2
人口 12億5523万(2013推計)
首都 ニューデリー(デリー

南アジアの中央部を占める国。インド連邦 Union of Indiaとも呼ばれる。政体は連邦共和国で,28州と 7直轄地からなり,中央 に連邦政府,州に州政府をもつ。国土は,ヒマラヤ山脈をはじめ諸山脈が走る北端部から,全人口の約 3分の1が住むガンジス川流域平野を経て,インド洋に突き出す高原状のインド半島と,洋上のアンダマン諸島ニコバル諸島,ラクシャディープ諸島などの諸島に及ぶ。典型的な熱帯季節風気候で,3~5月の乾燥暑季,6~10月中旬の雨季,10月下旬~2月の乾燥冷涼季の三つの季節がある。前2500年頃,北西部のジャムナ川流域と西部のカティアワール半島周辺に及んだインダス文明を別にすれば,インドの歴史は前1500年頃からのアーリア人の侵入に始まる。その後,古代ヒンドゥー王朝時代,中世のイスラム王朝時代,近世のイギリス統治時代を経て,1947年8月独立。独立後,数次にわたる経済開発のための 5ヵ年計画により工業化を目指し,鉄鋼,機械,化学などの基幹産業が発達。1990年代末から IT(情報技術)産業が急速に発展,高い経済成長を達成し,BRICSと呼ばれる新興国の一角をなすにいたった。ムンバイ(ボンベイ),コルカタ(カルカッタ)周辺の工業地帯のほか,内陸部にも工業都市が形成されている。しかし,伝統的なカースト制度により,貧富の差はきわめて大きい。おもな輸出品は石油精製品,宝石・宝飾品,化学製品,ジュート製品,茶,綿製品など。人口は中国に次ぎ世界第 2位で,その約 72%がヒンドゥー教徒(ヒンドゥー教),約 12%がイスラム教徒,そのほかはキリスト教徒,シク教徒,仏教徒,ジャイナ教徒などである。国内には方言を含めて 800種以上の言語があり,そのうち 22種が憲法で認められている。公用語はヒンディー語。補助公用語として英語が用いられる。独立以来,カシミールの帰属をめぐってパキスタンとの対立が続き(インド=パキスタン紛争),1962年には中国との国境紛争(中印国境紛争)も表面化した。国内でも各カースト間,ヒンドゥー教徒,イスラム教徒間の対立が根強い。(インド史