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西部ガス



西部ガス株式会社(さいぶガス、: Saibugas Co., Ltd.、登記上の商号は西部瓦斯株式会社)は、福岡市博多区千代に本社を置く福岡市を筆頭に北部九州主要都市をエリアとする一般ガス事業者であり、東京ガス大阪ガス東邦ガスと共に大手都市ガス4社として報道に用いられる。災害対策基本法に基づく指定公共機関の指定(平成20年6月24日内閣府告示第240号発布時)は他3社に比べ遅れた。

沿革

前身は九州内の主要中小ガス会社を統合した「西部合同瓦斯(さいぶごうどうガス)」。これが統合・分離を繰り返しながら一度現在の東邦ガスに統合され、昭和に入って再独立・発足した。また九州内に多くある中小ガス会社を順次傘下に収めたり吸収合併したりしており、かつての営業エリアを取り戻しつつある。

  • 1930年昭和5年) - 東邦瓦斯株式会社九州支店が分離独立。西部瓦斯株式会社を設立。
  • 1943年(昭和18年) - 北九州を営業区域とした九州瓦斯株式会社と合併。
  • 1949年(昭和24年) - 福岡証券取引所上場。
  • 1950年(昭和25年) - 大阪証券取引所上場。
  • 1974年(昭和49年) - 東京証券取引所1部上場。
  • 1986年(昭和61年) - 天然ガス転換開始。
  • 2005年平成17年) - 天然ガス転換完了。
  • 2008年(平成20年) - バイオガスの受け入れ申し込み開始。
  • 2009年(平成21年) - 子会社久留米ガスを設立し、久留米市企業局から事業を引き継ぐ。これにより福岡県の3大都市をグループとしてカバー。
  • 2012年(平成24年) - 西部ガス硬式野球部を結成。
  • 2013年(平成25年)5月 - 福岡中央魚市場の株式を取得し子会社化[1]。(91%)
  • 2014年(平成26年)11月7日 - ひびきLNG基地の運用を開始[2]
  • 2015年(平成27年)3月 - ひびきLNG基地の稼働に伴い、北九州市のガス製造所「北九州工場」を廃止[3]
  • 2015年(平成27年)6月 - ひびきLNG基地の稼働に伴い、福岡市のガス製造所「福北工場」を廃止[3]
  • 2016年(平成28年)4月 - 電力小売り自由化に伴い、家庭向けの電力販売事業に参入。逆に翌年、九州電力が福岡・北九州エリアで家庭向けのガス小売りに参入。共に互いのインフラを利用する。
  • 2017年(平成29年)2月 - 東京証券取引所第1部上場の不動産会社である株式会社エストラストを連結子会社化。

キャッチフレーズ

企業キャッチフレーズ
  • 『人、街、地球を快適に。』
  • 『エネルギーはベストミックスへ』
  • 『ガスがひらく、あたらしいくらし。』
このキャッチフレーズを用いたCMには、宮脇咲良HKT48)が起用されている[4][5][6]
ガス機器販売用キャッチフレース
『ガスにおまかせ!』
松中信彦(CM放送時福岡ソフトバンクホークス所属)・林恵子夫妻がイメージキャラクターを務めていた。

営業エリア

※は、域内で別事業者が供給するエリアがある市町村。太字は、主要営業所がある地域。

福岡県
玄界灘沿いの地域はエリアが連続しており、これがひびきLNG基地への拠点集約にも繋がった。
長崎県
熊本県

このほか、子会社により久留米市大牟田市で都市ガス事業が行われている。

関連会社

連結子会社

  • 株式会社エストラスト(東証1部・3280)
  • 西部ガスエネルギー株式会社
  • 西部ガス興商株式会社
  • 西部ガス・カスタマーサービス株式会社
  • 西部ガス情報システム株式会社
  • 西部ガス設備工業株式会社
  • 西部ガステクノソリューション株式会社
  • 西部ガスライフサポート株式会社
  • 西部ガスリアルライフ北九州株式会社
  • 西部ガスリアルライフ福岡株式会社
  • 西部ガスリアルライフ熊本株式会社
  • 西部ガスリビング株式会社
  • SGキャピタル株式会社
  • 九州ガス圧送株式会社
  • 筑後ガス圧送株式会社
  • エスジーレンタリース株式会社
  • エスジーケミカル株式会社
  • 大牟田ガス株式会社 - 西部合同瓦斯から分離・発足した経緯がある
  • 大牟田ガスエネルギー株式会社
  • 株式会社八仙閣
  • 江田工事株式会社
  • 株式会社ファイブ
  • 九州八重洲株式会社
  • 久留米ガス株式会社 - 久留米市が廃止した市営ガスの受け皿
  • ひびきエル・エヌ・ジー株式会社
  • 北九州管工株式会社
  • 福岡中央魚市場株式会社
  • 株式会社TERASO
  • エネ・シード株式会社
  • エネ・シードひびき株式会社
  • エネ・シードNOK株式会社
  • エネ・シードネクスト株式会社
  • 株式会社アンペレーナ

持分法適用会社

備考

  • 本社ビルの低層部(地下1階から3階)は子会社の西部ガス興商が運営する貸会議室・飲食店・銀行(西日本シティ銀行千代町支店)の入居するオフィスビル「パピヨン24[7]となっている。2階には多目的ホールパピヨン24ガスホール」(可動式客席503席)があり、各種公演に用いられるほか、HKT48西鉄ホールと併用する形で本拠地劇場として使用することがある。
  • かつて、シーサイドももちに炎などを使ったアートを展示する施設「西部ガスミュージアム」があった[8]1989年平成元年)に同所で開催されたアジア太平洋博覧会の恒久施設の1つとして知られていたが、2003年(平成15年)3月に閉館した。跡地には西部ガスライフサポートによる24階建ての老人ホームと分譲住宅(積水ハウス)を併設した高層建築物を建設着工している。
  • 2004年(平成16年)12月22日、中華料理店「八仙閣」の全株式を買収してグループ傘下に収め、炎と料理を実演し「ガスの優位性」をPRしている。
  • 毎年マリンメッセ福岡にて「ガスならできる展」を開催している。その他、営業エリア内各地で「ガスフェア」を開催している。
  • 地域代理店として「西部ガスリビングメイト」があり、開閉栓や料金受付、ガス配管工事をしている。
  • 新規事業として無農薬水耕野菜の栽培事業を行なう「エスジーグリーンハウス」を2007年(平成19年)4月3日に設立、北九州市若松区響町においてリーフレタスの栽培を開始した。
  • 本社内に在福岡ドイツ連邦共和国名誉領事事務所がおかれている。
  • 同社の安全啓発CM「ガスを正しく安全に」には、大阪ガス所属の元陸上競技選手である朝原宣治が出演している(大阪ガスのオリジナルCMより、社名を差し替えて放映している)。
  • 2012年4月に硬式野球部(西部ガス硬式野球部)を設立。監督には杉本泰彦(元日通監督)、またコーチには香田誉士史(元駒澤大学附属苫小牧高等学校監督)を迎えた。
  • マスコットキャラは「ガスぼうや」。[9]

脚注

  1. 寺田剛(2014年7月30日). “西部ガス:売上高14.3%増 5期連続増収、料金値上げなどで”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. 寺田剛、石田宗久(2014年11月8日). “ひびきLNG基地:本格運用開始−−西部ガス”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  3. 3.0 3.1 組織改正について(西部ガス、2015年3月13日)
  4. 宮脇が所属するHKT48は、2017年秋から本社ビル『パピヨン24』のガスホールで劇場公演を行っている
  5. ガスがひらく、あたらしいくらし。|西部ガス”. 西部ガス. . 2017閲覧.
  6. “HKT48、史上最年少で快挙 フレッシュメンバーにサプライズ発表<私たち、こんなに大きくなったっちゃん!セットリスト>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2017年7月27日). https://mdpr.jp/music/detail/1703539 . 2017閲覧. 
  7. パピヨン24”. 西部ガス興商. . 2017閲覧.
  8. 西部ガスミュージアム 来場者200万人達成”. 西部ガス (2002年12月26日). . 2017閲覧.
  9. http://www.saibugas.co.jp/home/lifestyle/gasboya/

外部リンク

テンプレート:日本ガス協会