海岸 (東京都港区)
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海岸 | |
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— 町丁 — | |
座標: 東経139度45分43.75秒北緯35.65265度 東経139.7621528度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 港区 |
地区 | 芝地区(一丁目) 芝浦港南地区(二〜三丁目) |
面積[1] | |
- 計 | 1.13km2 (0.4mi2) |
人口 (2017年(平成29年)12月1日現在)[2] | |
- 計 | 6,369人 |
等時帯 | 日本標準時 (UTC+9) |
郵便番号 | 105-0022(一〜二丁目)[3] 108-0022(三丁目)[4] |
市外局番 | 03[5] |
ナンバープレート | 品川 |
※座標は竹芝桟橋付近[6] |
海岸(かいがん)は、東京都港区の地名。現行行政地名としては海岸一丁目から海岸三丁目。住居表示実施済み区域である。海岸一丁目は芝地区総合支所管内、海岸二・三丁目は芝浦港南地区総合支所管内に属している。 郵便番号は一〜二丁目が105-0022(銀座局管区)[3]、三丁目が108-0022(高輪局管区)[4]。
Contents
地理
東京都港区西部の東京港に面した沿岸に位置する。町域の大部分が「隅田川口改良計画」の東京湾埋立1・2号地および「東京港修築事業計画」の埋立8号地にあたり、四方を運河や海に囲まれる。 町域の北は運河を挟んで中央区浜離宮庭園に接し、北西の一部は東新橋に接する。西は浜松町および芝浦に、南は港南に接する。東は東京港に面し、対岸は中央区豊海町である。町域の大部分を倉庫・企業の事業所・工場などが占めており住宅は少ないが、ゆりかもめが開通して以来、竹芝駅周辺を中心にホテルや商業施設が立ち並ぶようになった。
歴史
現在の海岸の町域は、海岸一丁目を除いて以前はほとんどが東京湾の浅瀬であった。
- 1678年(延宝6年) - 老中・大久保忠朝が芝金杉の地(現在の海岸一丁目)を拝領し、屋敷を構える。幕末までの間に、この屋敷の周辺に藩邸・御鷹場・鉄砲訓練場が置かれた。
- 1868年(明治元年) - 東京府の成立に伴い東京府の所属となる。
- 1872年(明治5年) - 芝浜崎町が成立し、また屋敷は有栖川宮邸となる。
- 1876年(明治9年) - 有栖川宮邸が芝離宮となる。
- 1878年(明治11年) - 芝区成立に伴い、東京府芝区芝浜崎町となる。
- 1889年(明治22年)5月1日 - 東京市成立に伴い、東京市芝区芝浜崎町となる。
- 明治末期 - 隅田川口改良工事が始まり、そのとき浚渫された土砂を使って海岸地区の埋め立てが開始される。
- 1911年(明治44年)5月1日 - 町名より「芝」の冠称が除去され、芝区浜崎町となる。
- 1913年(大正2年)7月 - 隅田川口改良工事によってできた芝浦海岸埋立地に日出町が起立される。以後、周辺に竹芝町・芝浦町などが次々と起立される。
- 1930年(昭和5年)8月1日 - 芝浦駅が開業する。
- 1936年(昭和11年) - 芝浦海岸埋立地一帯の町域統廃合が実施され、浜崎町・竹芝町に芝浜松町の一部などを統合して海岸通一丁目が成立する。また、日出町が海岸通二丁目に、芝浦町一丁目が海岸通三丁目となる。
- 1938年(昭和13年)3月1日 - 芝浦海岸埋立地に海岸通四丁目が起立される。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 高浜町地先の埋立地に海岸通五丁目と海岸通六丁目が起立される。
- 1947年(昭和22年) - 芝区が赤坂区・麻布区と合併して新たに港区が成立。それに伴い、町名に「芝」の冠称がつき、東京都港区芝海岸通となる。
- 1965年(昭和40年)3月1日 - 芝海岸通に住居表示が実施され、芝海岸通一丁目 - 芝海岸通四丁目に現在の海岸一丁目-海岸三丁目が成立する[7]。同時に芝海岸通五・芝海岸通六丁目はそれぞれ港南三丁目・港南四丁目となる[7]。
- 1985年(昭和60年)3月1日 - 芝浦駅が廃止となる[8]。
町名の変遷
実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町ともその全域) |
---|---|---|
海岸一丁目 | 1965年3月1日 | 芝海岸通一丁目 |
海岸二丁目 | 芝海岸通二丁目 | |
海岸三丁目 | 芝海岸通三丁目、芝海岸通四丁目 |
世帯数と人口
2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
海岸一丁目 | 1,354世帯 | 2,027人 |
海岸二丁目 | 445世帯 | 812人 |
海岸三丁目 | 2,412世帯 | 3,530人 |
計 | 4,211世帯 | 6,369人 |
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
海岸一丁目 | 全域 | 港区立御成門小学校 | 港区立御成門中学校 |
海岸二丁目 | 全域 | 港区立芝小学校 | 港区立三田中学校 |
海岸三丁目 | 全域 | 港区立芝浦小学校 | 港区立港南中学校 |
交通
鉄道
道路
施設・名所
海岸一丁目
- 旧芝離宮恩賜庭園
- 東京都立芝商業高等学校
- 四季劇場(JR東日本アートセンター四季劇場[春]・JR東日本アートセンター四季劇場[秋])
- ホテルインターコンチネンタル東京ベイ
- ホテルアジュール竹芝
- 島嶼会館
- 竹芝駅
- 竹芝埠頭
- 東京ガスビルディング
- 東京ガス本社
- 東海汽船本社
- シナネンホールディングス本社
- 汐留ビルディング
- 汐留芝離宮ビルディング
- T&Dホールディングス本社
- 太陽生命保険本社
- 大同生命保険本社
- T&Dフィナンシャル生命保険本社
海岸二丁目
海岸三丁目
ギャラリー
- IMG 1614 rainbow bridge Tokyo.JPG
レインボーブリッジ(芝浦側から)
- Shiodome Building.JPG
海側から汐留ビルディングと東京都立芝商業高等学校
- Intercontinental-tokyobay.jpg
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(日の出桟橋側から)
- Ogasawaramaru at Takeshiba pier.JPG
竹芝埠頭と隅田川
脚注
- ↑ “平成22年国勢調査による各総合支所管内別の町丁目別面積・昼夜人口等”. 港区 (2015年2月19日). . 2018閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 “各月1日現在の各総合支所管内別の町丁目別人口・世帯数(平成14年~平成29年)”. 港区 (2017年12月6日). . 2018閲覧.
- ↑ 3.0 3.1 “郵便番号”. 日本郵便. . 2018閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 “郵便番号”. 日本郵便. . 2018閲覧.
- ↑ “市外局番の一覧”. 総務省. . 2018閲覧.
- ↑ Google Earthより
- ↑ 7.0 7.1 1965年(昭和40年)6月15日自治省告示第91号「住居表示が実施された件」
- ↑ 1985年(昭和60年)2月28日日本国有鉄道公示第155号「駅の廃止」
- ↑ “港区立小・中学校通学区域一覧表”. 港区 (2015年4月1日). . 2018閲覧.
関連項目
外部リンク
東新橋 | 浜離宮庭園 | |||
浜松町 | 北 | (東京港) | ||
西 海岸 東 | ||||
南 | ||||
芝浦 | 港南 |