平内町
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平内町(ひらないまち)は、青森県東津軽郡の夏泊半島に位置する町である。
江戸時代には黒石藩の飛び地として盛岡藩と隣接していた[1]。
ホタテ養殖の発祥地。夏泊半島の他白鳥の飛来地である浅所海岸や夜越山スキー場など自然レジャー・観光施設が多い。
Contents
地理
町の東西を貫く国道4号、青い森鉄道線(旧・東北本線)の沿線付近に人口が集中する。小湊川の下流にある小湊周辺には町役場が置かれている。町の南部は山地になっている。
隣接している自治体
名前の由来
- 平内という名前の由来は、アイヌ語のピラ・ナイからといわれている。ピラは崖を意味し、ナイは川を意味する。峡谷を流れる川という意味がある。
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 村制施行により、中平内村、東平内村、西平内村がそれぞれ誕生。
- 1928年(昭和3年)10月1日 - 中平内村が小湊町として町制施行。
- 1955年(昭和30年)3月31日 - 小湊町、東平内村、西平内村の1町2村が合併して、平内町が誕生する[1]。
行政
地域
行政
- 東地区館
- 西地区館
人口
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、9.86%減の11,142人であり、増減率は県下40市町村中25位。
平内町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
高等学校
- 県立
- 私立
中学校
- 平内町立小湊中学校
- 平内町立東平内中学校
- 平内町立西平内中学校
小学校
- 平内町立小湊小学校
- 平内町立山口小学校
- 平内町立東小学校
所管警察署
産業
漁業
- 小湊漁港
- 浪内漁港
- 茂浦漁港
- 稲生漁港
- 東田沢漁港
- 白砂漁港
- 清水川漁港
- 狩場沢漁港
郵便
- 小湊郵便局(集配局) (84020)
- 清水川郵便局 (84150)
- 東田沢郵便局 (84180)
- 西平内郵便局 (84187)
金融機関
交通
鉄道
バス
高速バス
路線バス
道路
港湾
- 小湊港 - 付近に日本鉄道が開業前に一時期終着駅を設置する構想を打ち出したほか、1946(昭和21)年7月1日から1949(昭和24)年7月15日まで函館港との間で青函連絡船の補助航路としての小湊航路が開設されていた[1]。
観光
名所・旧跡
- 浅虫夏泊県立自然公園
- 夜越山森林公園
- 椿山海水浴場
- 椿山海岸(日本の渚百選)、大島
- 小湊のハクチョウおよびその渡来地(海岸一帯〔夏泊半島全体にわたる〕)国特別天然記念物[2]
- 浅所海岸(ハクチョウ飛来地)
- 椿山(ツバキ自生北限地帯)〔東田沢字小湊越〕国天然記念物[3]
- 藩境塚(南部・津軽境界塚)、県史跡[4]
- 平内町歴史民俗資料館〔小湊字小湊〕[5]
祭事
- 白鳥まつり(毎年2月、浅所海岸)
- 夜越山洋ランまつり(毎年3月)
- 椿とサボテン祭り(毎年5月)
- ひらない夏まつり(8月15日、16日)
- AOMORI ROCK FESTIVAL(2012年より毎年夏、夜越山スキー場特設ステージ)
- ほたての祭典(毎年10月)
出身有名人
- 高橋竹山(津軽三味線奏者)
- 細川亨(プロ野球選手・東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 佐々木多門(銀行家・経済学者・高橋是清と床次竹二郎私設顧問・ロンドン・タイムズ東京通信員)
- 畑井新喜司(生物学者)
- 蝦名賢造(財政学者)
- 下山天(映画監督)
- 佐々木一成(クロスカントリースキー選手)
- 千葉信哉(アルペンスキー選手)
- 飯田美花(プロレスラー)
- 畑山綾乃 (元岩手朝日テレビアナウンサー)
脚注
関連項目
外部リンク
典拠レコード: