加島駅
加島駅(かしまえき)は、大阪府大阪市淀川区加島三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)JR東西線の駅である。駅番号はJR-H48。駅シンボルは当駅付近に「島」のつく地名が多く存在することから、その「島」に打ち寄せる波をイメージした「青海波」である。駅南側は西淀川区に接している。
東海道本線(JR神戸線)の塚本駅 - 尼崎駅間の線路敷の直下に位置する。この駅の出入り口は東海道本線の線路両脇にあり、東海道本線を走行中の列車からも確認できる。
Contents
歴史
- 1996年(平成8年)5月16日 - 駅名を「加島駅」に決定。仮駅名は「竹島駅」であった[1]。
- 1997年(平成9年)
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2008年(平成20年)3月15日 - おおさか東線の放出駅 - 久宝寺駅間の部分開業によるダイヤ改正に伴い、新設された直通快速の停車駅となる。
- 2010年(平成22年)6月5日 - 乗客の男性が先頭車両同士の連結部から線路に転落し、そのまま発車した列車により重傷を負う事故が発生[2]。
- 2011年(平成23年)3月8日 - JR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システム導入。接近メロディ導入。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始する。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地下駅で、ホーム有効長は8両編成分である。改札口およびコンコースは地下1階、ホームは地下2階となる。当駅のホームはカーブ上にある。
改札口は1か所。駅出口は北口(淀川区加島側)と南口(西淀川区竹島側)がある。北口にはロータリーとバスターミナルなども設けられているが、南口は住宅地に面した細い路地にあるため、駐輪場程度の設備しかない。南口は「加島駅」の表記が一切なく「竹島西口」・「竹島東口」となっている。
北新地駅が管理している直営駅で、ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。また、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に所属している駅である。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | H JR東西線 | 下り | 尼崎・宝塚・三ノ宮方面 |
2 | 上り | 北新地・京橋・四条畷方面 |
ダイヤ
日中時間帯は1時間あたり8本(区間快速と普通が4本ずつ)停車する。朝夕は本数が多くなる。当駅は営業列車での通過列車は設定されていない。
利用状況
大阪府統計年鑑[3]によると、一日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 4,941 |
1998年 | 5,566 |
1999年 | 5,900 |
2000年 | 6,259 |
2001年 | 6,477 |
2002年 | 6,699 |
2003年 | 7,146 |
2004年 | 7,067 |
2005年 | 7,193 |
2006年 | 7,361 |
2007年 | 7,404 |
2008年 | 7,497 |
2009年 | 7,351 |
2010年 | 7,508 |
2011年 | 7,779 |
2012年 | 8,023 |
2013年 | 8,132 |
2014年 | 8,272 |
2015年 | 8,570 |
2016年 | 8,746 |
駅周辺
駅開業までは鉄道空白地帯であったため、加島地区と大阪駅の間には多くの路線バス便が運行されていた。当駅開業後も路線バス便は運行されているが、開業以前より本数は少なくなっている。
- 大阪市立東淀工業高等学校
- 淀川加島郵便局
- ヤマダ電機テックランド淀川店
- 田辺三菱製薬
- 香具波志神社
- アステラス製薬加島事業所(旧・藤沢薬品)
バス路線
北口付近に加島駅前停留所、南口南側の竹島公園付近に竹島三丁目停留所がある。
加島駅前停留所
阪急バス18系統梅田行と大阪シティバス97号系統大阪駅前行は同一ルート(阪急バスの梅田停留所と大阪シティバスの大阪駅前(北口)停留所もほぼ同じ位置)である。
なお逆方向(加島駅前行)は梅田/大阪駅前 - 中津六丁目間でルートが異なる(阪急バスは大淀南一丁目・大淀中一丁目経由、大阪シティバスは往復とも済生会病院経由)。
竹島三丁目停留所
その他
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 加島駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道