ANA Cargo
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株式会社 ANA Cargo(エイエヌエイ・カーゴ) は、日本の航空貨物事業会社である。貨物航空機は全日本空輸、エアージャパン、日本貨物航空が運航しており、貨物航空会社ではない。
貨物航空機は、主に全日本空輸が運航している。成田-ソウル線はエアージャパンによる運航でコードシェア運航を実施、成田-那覇間の一部は日本貨物航空 (NCA) の貨物機(ボーイング747)をチャーターしていた。
沿革
2013年10月1日、全日本空輸 (ANA) のANA貨物事業室と、ANAロジスティクサービス株式会社の業務を統合する目的で設立された[1]。2014年4月1日から営業開始した[2]。
保有機材
ANA Cargo 保有機材
- ボーイング767-300F : 4機
- うち1機は中古機
- ボーイング767-300BCF : 8機
- 元ANA運用旅客型改修機
- ボーイング 777 Freighter型機 - アジア・中国と北米間の航空貨物需要逼迫により2019年度から2機導入で運用予定(発注はANAホールディングス)[3]。
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運用路線網
主に、ボーイング767-300の貨物型機(12機)により運航しているが、一部路線では、旅客機(ボーイング777-300、ボーイング787)を貨物スペースのみ深夜定期運用(ベリー便)している。
那覇空港を深夜時間帯のハブ空港としており[4]、東京/羽田、東京/成田、名古屋/中部、大阪/関西の国内4地点と、アジアのソウル/仁川、上海/浦東、広州、青島、大連、天津、厦門、台北/桃園、バンコク/スワンナプーム、シンガポール[5][6]、ジャカルタの12地点を結んでいる。
また、国内貨物定期便として、東京/羽田、大阪/関西、札幌/新千歳、佐賀の4地点に運航していて[4][7]、2018年6月4日から九州エリアの半導体や自動車産業などの製造業が集積し、貨物需要が増加している北九州路線を関西/北九州/那覇で片道週5便新たに開設予定[8][9]。
脚注
- ↑ 貨物事業会社「株式会社ANA Cargo」が始動します 全日本空輸株式会社 2013年12月24日付
- ↑ 新たな事業会社ANA Cargo、2014年4月から営業開始 FlyTeam 2013年12月24日付
- ↑ ボ-イング777F型機の導入を決定
- ↑ 4.0 4.1 フレイター便時刻表 ANA Cargo
- ↑ 沖縄貨物ハブおよび貨物便ネットワークの拡充について(5月14日?) ANA Cargo 2014年4月30日付
- ↑ ANA、沖縄―シンガポール便就航 国際貨物事業 琉球新報 2014年5月15日付
- ↑ ANA、航空貨物事業会社「ANAカーゴ」を新設…羽田・成田からの貨物便ネットワークを拡充 レスポンス 2013年12月25日付
- ↑ 2018年度夏ダイヤにおける貨物便路線変更について(3月25日~)
- ↑ ANA Cargo、6月に北九州路線を開設 関西/北九州/那覇線で片道週5便