東経129度線

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東経129度線（とうけい129どせん）は、本初子午線面から東へ129度の角度を成す経線である。北極点から北極海、アジア、太平洋、オーストラリア、インド洋、南極海、南極大陸を通過して南極点までを結ぶ。東経129度線は西経51度線と共に大円を形成する。

通過する国・地点

東経129度線は、北極点から南極点まで南に向かって以下の場所を通っている。


地理座標 国土・領土・領海 備考
東経129度0分北緯90度 東経129度90; 129 (北極海) 北極海
東経129度0分北緯77.35度 東経129度77.35; 129 (ラプテフ海) ラプテフ海
東経129度0分北緯73.1度 東経129度73.1; 129 (ロシア) ロシアの旗 ロシア レナ川デルタを通過
東経129度0分北緯49.45度 東経129度49.45; 129 (中華人民共和国) 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 黒龍江省
吉林省（東経129度0分北緯43.517度 東経129度43.517; 129 (吉林省)から）
東経129度0分北緯42.1度 東経129度42.1; 129 (北朝鮮) 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮 両江道
咸鏡北道 - 両江道と咸鏡北道の境界と何度か交わる
咸鏡南道
東経129度0分北緯40.467度 東経129度40.467; 129 (日本海) 日本海
東経129度0分北緯37.717度 東経129度37.717; 129 (韓国) 大韓民国の旗 韓国 江原道
慶尚北道
慶尚南道
蔚山広域市
慶尚南道
釜山広域市
東経129度0分北緯35.067度 東経129度35.067; 129 (東シナ海) 東シナ海 対馬海峡 — 日本の旗 日本・対馬（下島）（東経129度10分北緯34.133度 東経129.167度34.133; 129.167 (対馬)）の西を通過
東経129度0分北緯32.967度 東経129度32.967; 129 (日本) 日本の旗 日本 五島列島（中通島、若松島、椛島）
東経129度0分北緯32.733度 東経129度32.733; 129 (東シナ海) 東シナ海
東経129度0分北緯28.833度 東経129度28.833; 129 (日本) 日本の旗 日本 吐噶喇列島（上ノ根島、横当島）
東経129度0分北緯28.783度 東経129度28.783; 129 (東シナ海) 東シナ海
東経129度0分北緯27.8度 東経129度27.8; 129 (日本) 日本の旗 日本 徳之島
東経129度0分北緯27.683度 東経129度27.683; 129 (太平洋) 太平洋  インドネシア・ハルマヘラ島（東経128度54分北緯0.217度 東経128.9度0.217; 128.9 (ハルマヘラ島)）の東を通過
東経129度0分北緯1.917度 東経129度1.917; 129 (ハルマヘラ海) ハルマヘラ海
東経129度0分南緯1.333度 東経129度-1.333; 129 (セラム海) セラム海
東経129度0分南緯2.817度 東経129度-2.817; 129 (インドネシア)  インドネシア セラム島
東経129度0分南緯3.35度 東経129度-3.35; 129 (バンダ海) バンダ海
東経129度0分南緯8.2度 東経129度-8.2; 129 (インドネシア)  インドネシア セルマタ島(Sermata)
東経129度0分南緯8.267度 東経129度-8.267; 129 (ティモール海) ティモール海
東経129度0分南緯14.867度 東経129度-14.867; 129 (オーストラリア) オーストラリアの旗 オーストラリア 西オーストラリア州・ノーザンテリトリー境界
西オーストラリア州・南オーストラリア州境界（東経129度0分南緯26度 東経129度-26; 129 (西オーストラリア州・南オーストラリア州境界)から）
東経129度0分南緯31.683度 東経129度-31.683; 129 (インド洋) インド洋 オーストラリア当局は当海域が南極海の一部である旨を主張している[1][2]
東経129度0分南緯60度 東経129度-60; 129 (南極海) 南極海
東経129度0分南緯66.983度 東経129度-66.983; 129 (南極大陸) 南極大陸 オーストラリア南極領土 - オーストラリアの旗 オーストラリアが領有権主張

オーストラリア

ファイル:129th meridian Aus.svg
オーストラリアでは、東経129度線が西オーストラリア州の東の境になっている。

オーストラリアでは、東経129度線が西オーストラリア州の東の境になっており、ノーザンテリトリー・南オーストラリア州と接する。西オーストラリア州の境界とノーザンテリトリー・南オーストラリア州の境界の交点は南緯26度であり、その地点はサーベイヤー・ジェネラルズ・コーナー（English版）と呼ばれている。[3]

出典

  1. ↑ Darby, Andrew (2003年12月22日). “Canberra all at sea over position of Southern Ocean”. The Age. http://www.theage.com.au/articles/2003/12/21/1071941610556.html . 13 January 2013閲覧. 
  2. ↑ “Indian Ocean”. Encyclopaedia Britannica. . 13 January 2013閲覧.
  3. ↑ Porter, John, Surveyor-General of South Australia (April 1990). “AN HISTORICAL PERSPECTIVE - Longitude 129 degrees east, and why it is not the longest, straight line in the world”. National Perspectives: 32nd Australian Surveyors Congress Technical Papers 31 March - 6 April 1990. Canberra: The Institution: Eyepiece - Official Organ of The Institution of Surveyors, Australia, W.A. Division. pp. 18-24. Porter 

関連項目



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