「千葉真一」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
(1版 をインポートしました)
(内容を「{{ActorActress |芸名 = 千葉 真一<br /><span style="font-size:small">''JJ Sonny Chiba''</span> |ふりがな = ちば しんいち |画像ファイル = |画像サ…」で置換)
(タグ: Replaced)
2行目: 2行目:
 
|芸名 = 千葉 真一<br /><span style="font-size:small">''JJ Sonny Chiba''</span>
 
|芸名 = 千葉 真一<br /><span style="font-size:small">''JJ Sonny Chiba''</span>
 
|ふりがな = ちば しんいち
 
|ふりがな = ちば しんいち
|画像ファイル = Sonny Chiba 1961.jpg
+
|画像ファイル =  
|画像サイズ = 200px
+
|画像サイズ =  
|画像コメント = [[ブロマイド]]([[1961年]])
+
|画像コメント =  
 
|本名 = {{読み仮名|'''前田 禎穂'''|まえだ さだほ}}<ref name = "和千永3839">[[#千葉2008|「君津のガキ大将時代」、38 - 39頁。]]</ref>
 
|本名 = {{読み仮名|'''前田 禎穂'''|まえだ さだほ}}<ref name = "和千永3839">[[#千葉2008|「君津のガキ大将時代」、38 - 39頁。]]</ref>
 
|別名義 = {{読み仮名|'''和千永 倫道'''|わちなが りんどう}}
 
|別名義 = {{読み仮名|'''和千永 倫道'''|わちなが りんどう}}
80行目: 80行目:
  
 
本名 : '''前田 禎穂''' (まえだ さだほ)<ref name = "和千永3839" />、[[芸能事務所|所属事務所]] : ''Louis and Leaves'' , 日本映像文化伝導財団。
 
本名 : '''前田 禎穂''' (まえだ さだほ)<ref name = "和千永3839" />、[[芸能事務所|所属事務所]] : ''Louis and Leaves'' , 日本映像文化伝導財団。
 
== 来歴 ==
 
=== オリンピックを目指して ===
 
[[福岡県]][[福岡市]][[博多区]][[雑餉隈]]で二男三女の長男(第二子)として生誕<ref name = "千葉流8182" />。父親は[[大刀洗町]]に在った[[陸軍飛行戦隊]]に所属する[[軍人]]で、母親は[[熊本県]]出身で学生時代に[[陸上競技]]をしていた<ref name = "千葉流8182" />。4歳の時、[[千葉県]][[君津市]]へ転居<ref name = "和千永38">[[#千葉2008|「君津のガキ大将時代」、38頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#家族]]'' )
 
 
中学生から[[器械体操]]を始め<ref name = "千葉流89">[[#千葉2010|「厳しくも愛情ある指導、体操を始めるきっかけを作ってくれた松本先生」、89頁。]]</ref>、[[近代オリンピック|オリンピック]]で[[日本の国旗|日の丸]]を掲げたいという夢を抱くようになり<ref name = kamakura/><ref name = wakita/>、[[千葉県立木更津高等学校|千葉県立木更津一高]]へ入学後、1年生で全国大会上位入賞、3年生で全国大会優勝を成し遂げた<ref name = kamakura/><ref name = samurai9596>[[#千葉2010|「オリンピックで金メダルを目指した学生時代、味わった栄光と挫折」、95 - 96頁。]]</ref>。[[1957年]]、[[日本体育大学]][[体育学部]][[体育学科]]に進学<ref name = "映画.com 日体大" /><ref name = "スポニチ 日体大"/><ref name = "日刊 日体大310">{{Cite news |url = http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20130310-1095776.html |title = 千葉真一が日体大から特別卒業認定 |newspaper = 日刊スポーツ |publisher = nikkansports.com |date = 2013-3-10 |accessdate = 2013-3-12 <!--|archiveurl = http://web.archive.org/liveweb/http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20130310-1095776.html |archivedate = 2013-3-12--> }}</ref><ref name = "デイリー 日体大1">{{Cite news |url = http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2013/03/10/0005803043.shtml |title = 千葉真一 半世紀がかりで日体大卒業 |newspaper = [[デイリースポーツ]] |publisher = DAILY SPORTS ONLINE |date = 2013-3-11 |accessdate = 2013-3-12 <!--|archiveurl = http://web.archive.org/liveweb/http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2013/03/10/0005803043.shtml |archivedate = 2013-3-12--> }}</ref>。2年生の時に<ref group = "注釈" name = "夏秋">出典により、夏または秋としている。</ref>、[[跳馬]]を練習中に着地で失敗し、腰・両膝を痛めてしまう<ref name = "映画.com 日体大"/><ref name = "スポニチ 日体大"/><ref name = "近代映画123-126">{{Cite journal |和書 |year = 1970 |month = 11 |journal = 近代映画 |volume =  |issue =  |pages = 123 - 126 |publisher = 近代映画社 }}</ref><ref name = "報知 日体大">{{Cite news |url = http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130311-OHT1T00033.htm |title = 千葉真一、57年がかりで日体大を卒業 |newspaper = [[スポーツ報知]] |publisher = [[報知新聞社]] |date = 2013-3-11 |accessdate = 2013-3-12 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20130312032223/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130311-OHT1T00033.htm |archivedate = 2013-3-12 }}</ref>。練習とアルバイトの掛け持ちで身体を酷使していたことも加わり悪化し、医者から「1年間運動禁止」と宣告された<ref name = "映画.com 日体大"/><ref name = "デイリー 日体大1"/>。1週間も練習を休めば差がつくこの時期に、選手を続けることが困難となる<ref name = "映画.com 日体大"/><ref name = "スポニチ 日体大"/><ref name = "デイリー 日体大1"/>。[[休学]]も検討したが、学費を工面できないので余儀なく退学した{{Refnest |group = "注釈" |name = 日体大 |[[日本体育大学]]は「3年以上の在籍で100単位以上の取得。その後の社会的な活躍や貢献によって、特別卒業認定証を授与する」という新たな規約を設け、千葉を特別卒業認定証第1号とし、[[2013年]][[3月10日]]に[[卒業]]を認定<ref name = "映画.com 日体大"/><ref name = "スポニチ 日体大"/><ref name = "日刊 日体大310"/><ref name = "報知 日体大"/><ref>{{Cite news |url = http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2013/03/10/1p_0005803043.shtml |title = 千葉真一 半世紀がかりで日体大卒業 (Page 2) |newspaper = デイリースポーツ |publisher = DAILY SPORTS ONLINE |date = 2013-3-11 |accessdate = 2013-3-12 <!--|archiveurl = http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2013/03/10/1p_0005803043.shtml |archivedate = 2013-3-12--> }}</ref>。在学時の成績は優が多く、教授会でも満場一致で同規約の適用を認めていた<ref name = "映画.com 日体大"/><ref name = "日刊 日体大311">{{Cite news |url = http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20130311-1096009.html |format = 紙面 |title = 千葉真一 日体大卒業「人生最高の喜び」 |newspaper = 日刊スポーツ |publisher = nikkansports.com |date = 2013-3-11 |accessdate = 2013-3-12 <!--|archiveurl = http://web.archive.org/liveweb/http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20130311-1096009.html |archivedate = 2013-3-12--> }}</ref>。}}。
 
将来を模索し始めた千葉は実家に帰る途中の[[代々木駅]]で「東映第6期ニューフェイス募集!」のポスターを偶然見かける<ref name = samurai100101>[[#千葉2010|オリンピックで金メダルを目指した学生時代、味わった栄光と挫折」、100 - 101頁。]]</ref>。地元に戻り、相談した親友も賛成してくれたことや<ref name = samurai100101/>、かつてミスタースポーツウエア・コンテストに入賞し<ref name = "近代140">[[#近代196910|「千葉真一特集」、140頁。]]</ref>、[[東映ニューフェイス]]を受験するよう勧められていたことから応募した<ref name = samurai100101/><ref name = "近代140"/>。日本体育大学で器械体操をしていた経歴を珍しがられたが、2万6千人の応募からトップの成績で合格を果たす<ref name = samurai100101/>。(⇒ ''[[#器械体操]]'' )
 
 
=== アクションスター ===
 
[[1959年]]、[[大学]]を[[中退]]して<ref group = "注釈" name = "日体大"/>、[[東映]]へ入社。男性6名・女性14名の同期生には[[亀石征一郎]]・[[新井茂子]]・[[茅島成美]]・[[太地喜和子]]・[[真山知子]]・[[都築克子]]らがおり、[[俳優座]]で6か月の研修を受けた<ref>[[#千葉2008|「そして、千葉真一になった」、60頁。]]</ref>。[[1960年]][[1月7日]]に[[テレビドラマ]]『[[新 七色仮面]]』の二代目・蘭光太郎として[[主演]][[デビュー]]し、続けてテレビドラマ『[[アラーの使者]]』にも主演した。(⇒ ''[[#変身ヒーロー]]'' )
 
 
[[1961年]]、[[中山昭二]]の代役で映画『[[警視庁物語|警視庁物語 不在証明(ありばい)]]』に出演後<ref name = "20人が証言111">[[#20人が証言|「20人が証言する裸の千葉真一」、111頁。]]</ref>、[[深作欣二]]の初監督映画『[[風来坊探偵 赤い谷の惨劇]]』に主演して、2期先輩の[[曽根晴美]]と「拳銃コンビ」の[[キャッチコピー]]で売り出された<ref>『東映の友』 [[1961年]]、[[東京国立近代美術館]]フイルムセンター4階図書室所蔵。</ref>。[[吹き替え]]なしで[[スタント]]をこなすことから<ref name = "世通ア育6162">[[#JAC特集号|「世界に通じるアクションスター育成」、61 - 62頁。]]</ref>、「アクションができる素材に演技の磨きを増せば」と期待される新人であった<ref name = "実話特報">{{Cite journal |和書 |date = 1961-2-23 |title = 東映城に羽ばたく |journal = [[週刊実話特報]] |volume = 3 |issue = 8 |pages = 3 - 6 |publisher = [[双葉社]] }}</ref>。(⇒ ''[[#アクション映画]]'' )
 
 
[[1962年]]は映画『[[事件記者シリーズ]]』の第1作『[[恐怖の魔女]]』に主演したほか、[[1963年]]には映画『[[八州遊侠伝 男の盃]]』で[[時代劇]]初出演や『事件記者シリーズ』の第2作『[[殺人鬼の誘惑]]』と『[[柔道一代シリーズ]]』第一作に主演。[[シングル]]「[[男一匹生きるなら]]」を[[発売|リリース]]して[[歌手]]デビューも果たした。(⇒ ''[[#音楽]]'' )
 
 
[[1966年]]、映画『[[カミカゼ野郎 真昼の決斗]]』([[日本映画|日]][[台湾映画|台]]合作)、映画『[[海底大戦争]]』(日[[アメリカ合衆国の映画|米]]合作)にそれぞれ主演し、国際的にも活動し始め、後に『[[東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯]]』([[1973年]]、日[[香港映画|香]][[タイの映画|泰]][[韓国映画|韓]]合作)、『[[激殺! 邪道拳]]』([[1977年]]、日香泰合作)、『[[ゴルゴ13 九竜の首]]』(1977年、日香合作)など、[[諸外国]]との共同作品に主演するきっかけになった。その合間に前年のテレビドラマ『[[暗闇五段|くらやみ五段]]』、[[遠藤実]]の自伝を映画化した『[[太陽に突っ走れ]]』、『[[子守唄シリーズ]]』、『[[河内遊侠伝]]』、『[[陸軍諜報33]]』など次々と主演していた。(⇒ ''[[#アクション映画]]'' )
 
 
[[1968年]]からテレビドラマ『[[キイハンター]]』に主演。これまで誰も見たことのないスーパーアクションで人気をさらい、'''千葉ちゃん'''の愛称で一躍国民的アイドルとして親しまれた<ref name = kamakura/><ref name = "ア芸キ">{{Cite web |url = http://www.asagei.com/9361 |title = 千葉真一、深作欣二の初監督の怒号に驚いた |accessdate = 2012-12-3 |date = 2012-11-27 |work = [[アサヒ芸能|アサ芸+]] |publisher = [[徳間書店]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20121129044436/http://www.asagei.com/9361 |archivedate = 2012-11-29--> }}</ref><ref name = "壬生智裕">{{Cite news |author = 壬生智裕 |authorlink = 壬生智裕 |date = 2013-1-13 |url = http://www.cinematoday.jp/page/N0049211 |title = 千葉真一、『仁義なき戦い』の野獣系ヤクザ・大友勝利は役者としての転機と明かす |publisher = [[シネマトゥデイ]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130116051214/http://www.cinematoday.jp/page/N0049211 |archivedate = 2013-1-16--> |accessdate = 2012-1-31 }}</ref><ref name = "映画.com 仁義">{{Cite news |date = 2013-1-12 |url = http://eiga.com/news/20130112/12/ |title = 千葉真一「仁義なき戦い」秘話披露 深作欣二監督の命日に |publisher = 映画.com <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130122013637/http://eiga.com/news/20130112/12/ |archivedate = 2013-1-22--> |accessdate = 2012-1-31 }}</ref><ref group = "注釈">[[1970年]]から放送されていた[[トヨタ・カリーナ]]の''CM'' でも、「決まってるね、千葉ちゃん!」が使われていた。</ref>。(⇒ ''[[#キイハンター]]'' ・''[[#ファン]]'' )
 
 
=== 転機 ===
 
[[1969年]]、[[オールスター|オールスターキャスト]][[映画]]『[[日本暗殺秘録]]』では[[小沼正]]に扮して[[主演]]。同年の[[京都市民映画祭]]では本作で主演男優賞を獲得<ref name = samurai3335/>。{{Main|日本暗殺秘録}}
 
 
[[1970年]]、アクション・[[擬斗]]を演じる相手や[[スタント・パーソン|スタントマン]]の不足に悩み{{Refnest |group = "注釈" |name = 講道館の鬼 |自分の役でもないのに「投げ飛ばされる」、「板にぶつかる」、「海に放り込まれる」など数々の[[スタント]]を引き受けて演じていたが<ref>「千葉真一さん [[森末慎二]]さんの若さと元気のヒミツ“年齢に負けない鮫肝油のサラサラパワー”」『[[テレビショッピング]]』 2013年、[[エバーライフ]]。</ref>、人材不足を憂いていたことも''JAC'' 設立へ繋がっていく。(⇒ ''[[#JAC]]'' )}}、[[アメリカ映画]]で活躍するような[[俳優]]・スタントマンの育成、若年層の教育に関心を持っていたことから、[[ジャパンアクションクラブ]] (''JAC'' ) を設立。(⇒ ''[[#JAC]]'' )
 
 
[[1973年]]の映画『[[仁義なき戦い 広島死闘篇]]』で演じた大友勝利はシリーズ中1, 2を争う名キャラクターとして人気をつかんでおり<ref name = "壬生智裕"/><ref name = "アサ芸仁義"/><ref name = "仁義なき戦い PERFECT BOOK">{{Cite journal |和書 |year = 2003 |title = [[仁義なき戦い]] PERFECT BOOK |journal = [[別冊宝島]] |issue = 833 |pages = 12, 30 - 31頁 |publisher = [[宝島社]] }}</ref>、後の[[ヤクザ映画]]でも「『[[仁義なき戦い]]』の千葉真一さんがやった大友勝利のような」と影響を与え続け、ヤクザ役のひな型となっている<ref name = "アサ芸深作"/>。『広島死闘篇』と同時進行で『[[柔道一代シリーズ]]』以来、10年ぶりの[[格闘技|格闘]]映画となる主演作品『[[ボディガード牙シリーズ]]』(1973年)の撮影に入り、続けて主演映画『[[殺人拳シリーズ]]』も[[クランクイン]]したため、『[[仁義なき戦いシリーズ]]』の再出演は実現しなかった<ref name = kyoken>[[#千葉2010|「狂犬のようなヤクザを演じ、悪役の妙味を知った『仁義なき戦い 広島死闘篇』、48 - 49頁。]]</ref>。これ以降は格闘映画で主演作品が[[映画製作|製作]]されていき、学生時代から[[極真会館|極真カラテ]]を修行して、[[黒帯]]を允許された技量が生かされることとなった。(⇒ ''[[#ヤクザ映画]]'' ・''[[#空手道]]'' )
 
 
=== ''Sonny Chiba'' ===
 
[[1973年]]に封切公開された[[映画]]『[[ボディガード牙シリーズ]]<ref name = "牙">{{Cite web |url = http://db.eiren.org/contents/03000000371.html |title = ボディガード牙 |accessdate = 2011-8-11 |publisher = [[日本映画製作者連盟]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20160308152523/http://db.eiren.org/contents/03000000371.html |archivedate = 2016-3-8--> }}</ref>』を皮切りに、『[[殺人拳シリーズ]]<ref name = "高平哲郎"/>』([[1974年]] - [[1976年]])、『[[地獄拳シリーズ]]<ref name = "高平哲郎"/>』(1974年)、『[[少林寺拳法 (映画)|少林寺拳法]]』([[1975年]])、『[[けんか空手シリーズ]]<ref name = shinkainin>[[#活動屋|「『新幹線』も海外で人気」、68頁。]]</ref>』(1975年 - [[1977年]])、『[[激殺! 邪道拳]]』(1977年)と、前後して『[[やくざ刑事シリーズ]]<ref name = "子守唄">{{Cite web |url = http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20160318/enn1603180830008-n1.htm |title = 【今だから明かす あの映画のウラ舞台】香港で出会った大スター 「千葉空手」生んだブルース・リーの死 (1/2ページ) |accessdate = 2016-6-27 |date = 2016-3-18 |work = ZAKZAK |publisher = 産業経済新聞社 |page = 1 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20160627094751/http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20160318/enn1603180830008-n1.htm |archivedate = 2016-06-27--> }}</ref>』([[1970年]] - [[1971年]])、『[[狼やくざシリーズ]]<ref name = "牙"/><ref name = "直100館">[[#活動屋|「直営劇場を100館へ」、26頁。]]</ref>』(1971年 - [[1972年]])、『[[麻薬売春Gメンシリーズ]]<ref name = "牙"/>』(1972年)や、[[小説]]・[[劇画]]を映画化した『[[ウルフガイ 燃えろ狼男]]』(1975年)、1977年は『[[空手バカ一代 (映画)|空手バカ一代]]』、『[[ドーベルマン刑事#映画|ドーベルマン刑事]]』、『[[ゴルゴ13 九竜の首]]<ref name = "九竜"/>』など数々の[[映画]]に[[主演]]。[[テレビドラマ]]『[[キイハンター]]』と同様の[[スタント]]に、[[空手道]]・[[拳法]]・[[器械体操]]などが加わり、アクロバティックでスリリングとシャープな演技は好評を博した<ref name = kamakura/><ref name = "高平哲郎"/><ref name = wakita/><ref name = "九竜"/><ref name = "牙"/><ref name = shinkainin/><ref name = "子守唄"/><ref name = "直100館"/><ref name = makaitensho>[[#パンフ冒険|「解説」、7頁。]]</ref><ref name = bokenshakamikaze>[[#パンフ冒険|「かいせつ」、16頁。]]</ref>。
 
 
とりわけ[[カラテ]]をメインにした格闘映画は世界的に大ヒットし<ref name = senpro/><ref name = "ライフタイム">{{Cite web |url = https://singafest.wordpress.com/page/2/ |title = Lifetime Achievement Award Tribute: Sonny Chiba |accessdate = 2015-7-29 |date = 2011-8-31 |publisher = Singafest 2011: LA's Newest International Asian Film Festival |language = [[英語]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20150729072131/https://singafest.wordpress.com/page/2/ |archivedate = 2015-7-29--> }}</ref><ref name = "シネマトリビューン">{{Cite web |url = http://cinetri.jp/report/raid0926/ |title = 『ザ・レイド』最強格闘家たちが新宿でガチバトル!Berryz工房ももちも、必殺技で参戦!? |accessdate = 2012-11-5 |date = 2012-9-27 |publisher = [[シネマトリビューン]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130124121631/http://cinetri.jp/report/raid0926/ |archivedate = 2013-1-24--> }}</ref><ref name = "香港ゴルゴ">{{Cite journal |和書 |date = 1977-9-11 |title = “ゴルゴ13”香港ロケ 千葉真一 |journal = [[週刊明星]] |publisher = [[集英社]] }}</ref><ref name = oyaji>{{Cite web |url = http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8389 |title = 親父 - 映画作品紹介 |accessdate = 2011-11-27 |publisher = [[シネマトッピクスオンライン]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20140308102825/http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8389 |archivedate = 2014-3-8--> }}</ref>、海外の著名人ファンが多い<ref name = "高平哲郎"/><ref name = gaiden737983>[[#極真外伝|「極真空手三段 千葉真一」、173, 179, 183頁。]]</ref><ref name = "アベンジャーズ">{{Cite web |url = http://www.hollywood-ch.com/news/12042608.html?cut_page=1 |title = 「アベンジャーズ」サミュエル・L.ジャクソン、役作りの参考はソニー千葉(千葉真一) |accessdate = 2012-4-27 |date = 2012-4-26 |work = ニュース |publisher = 映画がもっとおもしろくなるハリウッドチャンネル |archiveurl = https://archive.is/PL7v |archivedate = 2012-4-27 }}</ref><ref name = "タランティーノ">[[町山智浩]] [[#キルビル|「クエンティン・タランティーノ」、17 - 18頁。]]</ref><ref name = "キアヌ">{{Cite news |title = スリムボディーが復活 キアヌ・リーブス |newspaper = [[読売新聞]] |date = 2013-12-18 |author = 桜井美和 |authorlink = 桜井美和 |url = http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/celeb/20131218-OYT8T00409.html |accessdate = 2016-6-24 |publisher = [[YOMIURI ONLINE]] |archiveurl = https://archive.is/20160623191254/http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/celeb/20131218-OYT8T00409.html |archivedate = 2016-6-23 }}</ref><ref name = Keanu>{{Cite news |title = 千葉真一初対面でキアヌ大興奮、熱いリアクションに「かわいい」の声。 |newspaper = [[ナリナリドットコム]] |date = 2015-10-6 |url = http://www.narinari.com/Nd/20151034070.html |accessdate = 2015-10-6 |agency = [[ZIP!]] |publisher = [[Narinari.com]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20151006145020/http://www.narinari.com/Nd/20151034070.html |archivedate = 2015-10-6--> }}</ref>。この頃から海外では'''''[[w:Sonny Chiba|Sonny Chiba]]''''' (サニー ちば)という名前で認知されるようになる<ref group = "注釈" name = Sonny/><ref name = samurai11/><ref name = samurai51/><ref name = "高平哲郎"/>。[[アメリカ合衆国]]では最も権威のある総合情報週刊誌「''[[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|Variety]]'' 」の[[1974年]][[12月18日]]付にもこの出来事が掲載され、同誌が初めて日本映画を取り上げるという快挙を成し遂げた<ref name = brucelee>{{Cite news |title = 本家[[ブルース・リー]]をしのぐ千葉真一 |work = [[朝刊]] |newspaper = [[報知新聞]] |publisher = 報知新聞社 |date = 1974-12-27 }}</ref><ref name = variety>{{Cite journal |journal = [[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|バラエティ]] |language = [[英語]] |date = 1974-12-18 }}</ref>。(⇒ ''[[#格闘映画]]'' ・''[[#ファン]]'' )
 
 
上記以外の映画や[[テレビドラマ]]『[[ザ・ボディガード]]』、『[[ザ★ゴリラ7]]』、『[[燃える捜査網]]』、『[[大非常線]]』にも主演し、若手の育成に追われる日々となったが、1976年の映画『[[沖縄やくざ戦争]]』では[[京都市民映画祭]]の主演男優賞を受賞した。[[1977年]][[4月]]に[[ハワイ州|ハワイ]]で開催された「日本代表[[極真会館]]チーム対ハワイ代表チーム」という[[フルコンタクト空手]]の対抗戦に参戦<ref name = kamakura/><ref name = whywin8384>[[#なぜ勝つ|「“極真”だけがなぜ勝つのか」、83 - 84頁。]]</ref>。「前[[アメリカ東海岸]]空手[[チャンピオン]]のグレッグ・カーフマン」という180[[センチメートル|cm]]以上ある[[ネグロイド|黒人]]で対戦相手を、第2ラウンドに[[蹴り技#種類|二段蹴り]]で[[ノックアウト|KO]]勝ちを収めた<ref name = kamakura/><ref name = gai174176>[[#極真外伝|「極真空手三段 千葉真一」、174 - 176頁。]]</ref><ref name = whywin8487>[[#なぜ勝つ|「“極真”だけがなぜ勝つのか」、84 - 87頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#空手道]]'' )
 
 
=== ジャンルを越えた活躍 ===
 
名実共に[[日本]]を代表するアクションスターとして活躍していたが<ref name = kamakura/><ref name = "九竜"/><ref name = makaitensho/><ref name = bokenshakamikaze/>、[[1978年]]から本格的に[[時代劇]]へ進出する。[[主演]][[映画]]『[[柳生一族の陰謀]]』は[[興行収入]]30億円以上の記録的大ヒットし<ref name = "興行収入">{{Cite web |url = http://www.asagei.com/10838 |title = 西郷輝彦、深作欣二作品の萬屋錦之介に身震い |accessdate = 2013-01-31 |date = 2012-12-12 |work = アサ芸+ |publisher = 徳間書店 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130921053929/http://www.asagei.com/10838 |archivedate = 2013-9-21--> }}</ref><ref>{{Cite web |url = http://db.eiren.org/contents/03000000934.html |title = 柳生一族の陰謀 |accessdate = 2011-12-06 |publisher = 日本映画製作者連盟 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130921053854/http://db.eiren.org/contents/03000000934.html |archivedate = 2013-9-21--> }}</ref><ref name = "惹句術">{{Cite book |和書 |author = 関根忠郎 |authorlink = 関根忠郎 |coauthors = [[山根貞男]]・[[山田宏一]] |title = 惹句術:映画のこころ |year = 1986 |publisher = 講談社 |page = 90 |isbn = 406202005X }}</ref><ref>{{Cite web |url = http://www.toeich.jp/?act=program-detail&info_id=1T0000004447 |title = 柳生一族の陰謀 (2008) |publisher = [[東映チャンネル]] |archiveurl = https://web.archive.org/web/20141006113224/http://www.toeich.jp/?act=program-detail&info_id=1T0000004447 |archivedate = 2014-10-6 |accessdate = 2014-10-6 }}</ref>、[[1979年]]に[[第2回日本アカデミー賞]]の優秀助演男優賞を受賞した。[[柳生宗矩|柳生但馬守宗矩]]([[若山富三郎]])・[[宮本武蔵]]([[緒形拳]])と華麗で凄みのある[[一騎討ち]]を披露した主演映画『[[魔界転生#1981年|魔界転生]]』([[1981年]])は観客動員数200万人・[[配給収入]]10.5億円を超し<ref>{{Cite web |url = http://www.asagei.com/9406 |title = 深作欣二「千葉ちゃん、ウソって観客に思わせたら負け」 |accessdate = 2012-12-8 |date = 2012-11-29 |work = アサ芸+ |publisher = 徳間書店 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20140728002453/http://www.asagei.com/9406 |archivedate = 2014-7-28--> }}</ref><ref>{{Cite web |url = http://www.eiren.org/toukei/1981.html |title = 1981年(1月~12月) |accessdate= 2014-6-24 |work = 過去配給収入上位作品(配給収入10億円以上番組) |publisher = 日本映画製作者連盟 <!--|archiveurl = http://web.archive.org/web/20140624083550/http://www.eiren.org/toukei/1981.html |archivedate = 2014-6-24--> }}</ref>、映画『[[赤穂城断絶]]』(1978年)、『[[里見八犬伝 (1983年の映画)|里見八犬伝]]』(1983年)などにも出演。特に『柳生一族の陰謀』、『魔界転生』、[[テレビドラマ]]『[[柳生あばれ旅シリーズ]]』([[1980年]] - [[1983年]])の[[柳生三厳|柳生十兵衛三厳]]と<ref name = "一族DVD">{{Cite web |url=https://www.amazon.co.jp/dp/B000066AEO |title=商品の説明「Amazonレビュー」|accessdate=2017-6-27 |author = 的田也寸志 |authorlink = 的田也寸志 |work = 柳生一族の陰謀 (DVD) |publisher = [[Amazon.co.jp]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20170627035542/https://www.amazon.co.jp/dp/B000066AEO |archivedate = 2017-6-27--> }}</ref><ref name = "魔界に祟られた">[[佐藤雅夫]] [[#パンフ魔界|「プロダクション・ノート 魔界に祟られたスタジオ」、24 - 25頁。]]</ref><ref name = "ペリー十あば">{{Cite web |url = http://www.jidaigeki.com/forum/peri/yagyo/20080530_1800.html |title = 『柳生十兵衛あばれ旅』 JJサニー千葉、十八番の十兵衛が大暴れ! 志穂美悦子、真田広之など充実の顔ぶれ。 |accessdate = 2012-3-31 |author = ペリー荻野 |authorlink = ペリー荻野 |date = 2008-5-30 |work = ペリーのちょんまげ |publisher = [[時代劇専門チャンネル]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20160305063652/http://www.jidaigeki.com/forum/peri/yagyo/20080530_1800.html |archivedate = 2016-3-5--> }}</ref><ref name = "ペリー徳無">{{Cite web |url = http://www.jidaigeki.com/forum/peri/tagyo/20090731_1859.html |title = 『徳川無頼帳』 西城秀樹の十兵衛とJJサニー千葉が握手! 強力コンビが吉原を根城に大暴れ。 |accessdate = 2012-03-31 |author = ペリー荻野 |work = ペリーのちょんまげ |date = 2009-07-31 |publisher = 時代劇専門チャンネル <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20120331003905/http://www.jidaigeki.com/forum/peri/tagyo/20090731_1859.html |archivedate = 2012-3-31--> }}</ref><ref name="十七">{{Cite web |url = http://www.jidaigeki.com/program/detail/jd11000432.html |title = 柳生十兵衛七番勝負 |accessdate = 2012-3-31 |work = 放送作品一覧 |publisher = 時代劇専門チャンネル |archiveurl = https://web.archive.org/web/20120610061606/http://www.jidaigeki.com/program/detail/jd11000432.html |archivedate = 2012-6-10 |deadlinkdate = 2017年9月1日 }}</ref>、傑作と評価されている『[[服部半蔵 影の軍団|影の軍団シリーズ]]<ref>[[#実テ時|「ウーマンパワーの席捲」、256頁。]]</ref>』(1980年 - [[1985年]])の[[服部半蔵]]は<ref name = "服部半蔵">{{Cite web |url = http://www.jidaigeki.com/program/detail/jd11000189.html |title = 服部半蔵 影の軍団 |accessdate = 2012-6-14 |work = 放送作品一覧 |publisher = 時代劇専門チャンネル |archiveurl = http://megalodon.jp/2012-0614-1231-50/www.jidaigeki.com/program/detail/jd11000189.html |archivedate = 2012-6-14 }}</ref><ref name = "どらく">{{Cite web |url = http://doraku.asahi.com/ad/clients/jidaigeki/index.html |title = 7月1日 あなたの思い出と共にあの時代劇が甦る! |accessdate = 2012-6-14 |work = どらく |publisher = [[朝日新聞デジタル]] |archiveurl = https://archive.is/mdjfN |archivedate = 2013-4-25 }}</ref>、[[十八番]]である<ref name = "一族DVD"/><ref name = "魔界に祟られた"/><ref name = "ペリー十あば"/><ref name = "ペリー徳無"/><ref name = "十七"/><ref name = "服部半蔵"/><ref name = "どらく"/>。(⇒ ''[[#時代劇]]'' )
 
 
[[1979年]]には芸能生活20周年記念作品である映画『[[戦国自衛隊 (映画)|戦国自衛隊]]』で<ref name = "「プロダクションノート」、26頁。">[[#パンフ戦国|「プロダクションノート」、26頁。]]</ref>、主演と[[日本映画]]初の[[アクション監督]]を兼務し<ref name = senpro/>、[[配給収入]]で13.5億円のヒットをした<ref>{{Cite web |url = http://www.eiren.org/toukei/1980.html |title = 1980年(1月~12月) |accessdate= 2014-6-24 |work = 過去配給収入上位作品(配給収入10億円以上番組) |publisher = 日本映画製作者連盟 <!--|archiveurl = http://web.archive.org/web/20140624081529/http://www.eiren.org/toukei/1980.html |archivedate = 2014-6-24--> }}</ref>。その[[演出]]が評価され、1980年に[[ブルーリボン賞 (映画)#第23回(1980年度)|ブルーリボン賞]]のスタッフ賞を受賞した。[[1981年]]の主演映画『[[冒険者カミカゼ -ADVENTURER KAMIKAZE-|冒険者カミカゼ ''-ADVENTURER KAMIKAZE-'']] 』は自ら企画し<ref name = Hoshina>[[保科幸雄]]、[[#パンフ冒険|「高鳴る!冒険者たちのメロディ 燃える夢喰い男・千葉真一」、3 - 5頁。]]</ref>、前年の『[[忍者武芸帖 百地三太夫]]』と『[[吼えろ鉄拳]]』(1981年)は[[俳優]]とアクション監督を兼ね、『[[燃える勇者]]』ではアクション監督に専念。[[1989年]]の『[[将軍家光の乱心 激突]]』では再びアクション監督と俳優を兼務したが、この作品は[[第39回ベルリン国際映画祭]]に招待された。[[1990年]]には[[映画プロデューサー|プロデューサー]]と初の[[映画監督|監督]]を兼ねた映画『[[リメインズ 美しき勇者たち]]』を手がけ、アクション映画の全盛期を牽引していた。(⇒ ''[[#アクション映画]]'' )
 
 
この頃は[[演劇]]にも進出し、3年間にわたって[[満員御礼]]となる記録的な成功を収めた[[ミュージカル]]『[[ゆかいな海賊大冒険]]』([[1982年]] - [[1984年]])<ref name = "コマ酒井">[[#酔いどれ|「ごあいさつ 株式会社コマ・スタジアム専務取締役・酒井肇」、35頁。]]</ref>、『[[酔いどれ公爵]]』(1985年)など複数の作品を企画・演出・主演し、''JAC'' ミュージカルとして定期的に公演した。(⇒ ''[[#演劇]]'' )
 
 
[[1970年代]]から[[1980年代]]にかけて、テレビドラマ『[[七色とんがらし]]』(1976年)や『[[十字路 (1978年のテレビドラマ)|十字路]]』(1978年)、『[[深夜にようこそ]]』(1986年)、『[[夢に見た日々]]』(1989年)の[[ホームドラマ]]にも主演。[[1982年]]には[[楽曲]]「[[誓い(JACのテーマ)]]」を[[作詞]]、1985年には10年ぶりに[[歌手]]としてリリースした「[[曠野 (曲)|曠野]]」の[[作曲]]も手がけ、俳優・歌手に留まらない映画監督・映画プロデューサー・[[作詞家]]・[[作曲家]]など、その活躍ぶりはジャンルを越えて幅広いものであった。(⇒ ''[[#音楽]]'' )
 
 
=== 海外進出 ===
 
[[File:Sonny Chiba.jpg|thumb|left|150px|[[w:Hawaii International Film Festival|ハワイ国際映画祭]](2005年)]]
 
[[日本]]と[[諸外国]]との合作[[映画]]『[[カミカゼ野郎 真昼の決斗]]』、『[[海底大戦争]]』、『[[東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯]]』、『[[激殺! 邪道拳]]』、『[[ゴルゴ13 九竜の首]]』などに[[主演]]し、『[[武士道ブレード]]』([[1981年]]、[[イギリスの映画|英]][[アメリカ合衆国の映画|米]]合作)にも出演していたが、既述のとおり本格的な[[海外]]作品への出演を認めてもらえず、関係者に「あきらめた」と思われていた<ref name = nikkan1/>。しかし水面下のアピールや主演映画の評判などで、[[1990年]]頃から[[アメリカ映画]]の出演依頼が届き始めていた<ref name = nikkan1/>。折しも[[ロサンゼルス]]では映画『[[激突! 殺人拳]]』([[1974年]])、『[[子連れ殺人拳]]』([[1976年]])など、14本の主演格闘映画が[[リバイバル]]公開されていた<ref>{{Cite news |title = 「カラテのチバ」15年ぶりリバイバルで脚光 ハリウッド映画主演 千葉真一 再び旋風だ |newspaper = スポーツニッポン |publisher = [[スポーツニッポン新聞社]] |date = 1991-3-26 }}</ref>。(⇒ ''[[#格闘映画]]'' )
 
 
[[1991年]]、[[ジャパンアクションクラブ]] (''JAC'' ) の売却を経て、[[1992年]]にアメリカ映画『[[エイセス / 大空の誓い]]』に出演。これを機に拠点をロサンゼルスへ移して、[[アメリカ]]でも[[俳優]]活動をするようになり、[[永住権#アメリカ合衆国|グリーンカード]]も取得した<ref>[[#千葉2010|「苦しかったアメリカ移住後の最初の数年間」、246頁。]]</ref>。[[日本]]未公開作品のアクション映画もあるが、長年の経験で培ったそのアクションは高く評価されている<ref name = gai173179182183/><ref>[[#キルビル|「SONNY CHIBA プロフィール」、27頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#ハリウッド]]'' )
 
 
[[1998年]]に出演した[[香港映画]]『[[風雲 ストームライダーズ]]』では、ラスボス“雄覇(ホンパ / ホンファ)”を演じた。[[原作]]のイメージを彷彿とさせるその演技は話題に上り、翌年の第18回[[香港電影金像奨]]では、[[外国人]]として初めて[[w:18th Hong Kong Film Awards#Best Actor|優秀主演男優賞]]にもノミネートされた。[[2001年]]には[[台湾]]でも連続ドラマ化された。
 
 
[[2003年]]、友人でもある[[クエンティン・タランティーノ]]のアメリカ映画『[[キル・ビル]]』シリーズでは出演と、[[ユマ・サーマン]]、[[ルーシー・リュー]]らハリウッドスターへ[[剣術]]指導をした<ref name = killintro11>[[#キルビル|「INTRODUCTION」、11頁。]]</ref>。[[第30回サターン賞]]では『キル・ビル』で[[第30回サターン賞#助演男優賞|助演男優賞]]にノミネートされた。(⇒ ''[[#ハリウッド]]'' )
 
 
[[2005年]][[10月29日]]に開催された[[w:Hawaii International Film Festival|ハワイ国際映画祭]]では、これまでの功績を讃えた「''MAVERICK AWARD'' 」を受賞した。[[2006年]][[3月]]、[[福島県]][[会津若松市]]にある[[日新館|會津藩校 日新館]]を運営する会社の取締役に就任し、[[9月]]には映画撮影所「日新館会津撮影所 武士乃陣」をオープンさせた。
 
 
[[2007年]]には[[英国放送協会|英国放送協会 (''BBC'' )]]製作の、[[日本]]をテーマにした[[ドキュメンタリー番組]]『''[[Japanorama]]'' 』に出演。「''Densetsu'' (''Legends'' )」([[伝説]])をテーマにした回で取り上げられ、[[4月9日]]に放送された。同年の大河ドラマ『[[風林火山 (NHK大河ドラマ)|風林火山]]』に[[板垣信方]]役で出演。 [[11月]]には[[海外]]で[[通称]]としていた'''''JJ Sonny Chiba''''' (JJ サニー チバ)を日本でも使うようになり<ref name = "舞台挨拶"/><ref group = "注釈" name = Sonny/>、'''和千永 倫道'''(わちなが りんどう)の名で、[[映画監督|映画監督業]]への進出を表明した<ref name = "和千永12">[[#千葉2008|「千葉真一、引退宣言の真相」、12頁。]]</ref>。母親の旧姓・和智永(わちなが)と千葉を併せ、「人の道」を由来としたものである<ref name = "和千永12"/>。[[11月26日]]には[[厚生労働省]]から「健康大使」にも任命された<ref>{{Cite web |date = 2007-11-26 |url = http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/11/h1126-3.html |title = 「健康大使」の任命について |work = 健康局総務課生活習慣病対策室 |publisher = [[厚生労働省]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20080516044255/http://www.mhlw.go.jp:80/houdou/2007/11/h1126-3.html |archivedate = 2008-5-16--> |accessdate = 2010-10-9 }}</ref>。
 
 
[[2008年]][[10月]]から[[2009年]]3月まで[[京都造形芸術大学]]の[[教授]]を務めた。
 
 
=== 2010年以降 ===
 
[[2010年]]10月22日には[[東京]]・[[グランドプリンスホテル赤坂]]で、結婚披露宴を兼ねた芸能生活50周年記念式典を開いた。もともとは[[アントニオ猪木]]・[[池谷幸雄]]・[[石田純一]]・[[市川猿之助 (4代目)|市川亀治郎]]・[[今井雅之]]・[[内野聖陽]]・[[梅宮辰夫]]・[[岡崎二朗]]・[[ガッツ石松]]・[[川地民夫]]・[[神取忍]]・[[樹木希林]]・[[北の湖敏満]]・[[京本政樹]]・[[具志堅用高]]・[[郷田勇三]]・[[小林幸子]]・[[コロッケ (タレント)|コロッケ]]・[[高橋英樹 (俳優)|高橋英樹]]・[[竹本直一]]・[[田中好子]]・[[谷村新司]]・[[津川雅彦]]・[[十朱幸代]]・[[夏八木勲]]・[[白竜 (俳優)|白竜]]・[[張本勲]]・[[布施明]]・[[風吹ジュン]]・[[松井章圭]]・[[松坂慶子]]・[[美川憲一]]・[[三田佳子]]・[[やまさき十三]]・[[山本徳郁|山本KID徳郁]]・[[横峯良郎]]・[[ラモス瑠偉]]ら計60名を発起人とした芸能生活50周年記念式典が先に決まっていたところ、現妻と挙式や披露宴をしていなかったため、千葉の要望で記念式典と合わせて企画された<ref name = daily1>{{Cite news |url = http://www.daily.co.jp/newsflash/2010/10/22/0003551224.shtml |title = 千葉真一が結婚披露宴&芸能生活50周年式典 |newspaper = デイリースポーツ |publisher = DAILY SPORTS ONLINE |date = 2010-10-22 |accessdate = 2010-11-1 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20101024215817/http://www.daily.co.jp/newsflash/2010/10/22/0003551224.shtml |archivedate = 2010-10-24 }}</ref><ref name = nikkan2>{{Cite news |url = http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20101023-693233.html |title = 千葉真一が子供と披露宴&50周年式典 |newspaper = 日刊スポーツ |publisher = nikkansports.com |date = 2010-10-23 |accessdate = 2010-11-1 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130614094700/http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20101023-693233.html |archivedate = 2013-6-14--> }}</ref><ref name = chunichi>{{Cite news |url = http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2010102302000097.html |title = 千葉真一 家族初お披露目 結婚15年目の披露宴 |newspaper = [[中日スポーツ]] |publisher = CHUNICHI Web |date = 2010-10-23 |accessdate = 2010-11-1 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20101024205329/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2010102302000097.html |archivedate = 2010-10-24 }}</ref><ref name = daily2>{{Cite news |url = http://www.daily.co.jp/gossip/article/2010/10/23/0003551597.shtml |title = 千葉真一、嫁さんLOVE! 結婚披露宴 |newspaper = デイリースポーツ |publisher = DAILY SPORTS ONLINE |date = 2010-10-23 |accessdate = 2010-11-1 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20101024202254/http://www.daily.co.jp/gossip/article/2010/10/23/0003551597.shtml |archivedate = 2010-10-24 }}</ref><ref name = sponichi>{{Cite news |url = http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/10/23/11.html |title = 千葉真一 芸能生活50周年式典で結婚披露宴 |newspaper = スポーツニッポン |publisher = スポニチ Sponichi Annex |date = 2010-10-23 |accessdate = 2010-11-1 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20101024095722/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/10/23/11.html |archivedate = 2010-10-24 }}</ref><ref name = houchi>{{Cite news |url = http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20101023-OHT1T00013.htm |title = 千葉真一Jr. お披露目…結婚披露宴に600人が出席 |newspaper = スポーツ報知 |publisher = 報知新聞社 |date = 2010-10-23 |accessdate = 2010-11-01 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20101024151559/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20101023-OHT1T00013.htm |archivedate = 2010-10-24 }}</ref><ref name = miyaneya>{{Cite episode |title = JJサニー千葉 結婚披露宴 将来のハリウッドスター!? 息子たちの素顔 |series = 情報ライブ ミヤネ屋 |serieslink = 情報ライブ ミヤネ屋 |network = [[日本テレビネットワーク協議会|NNS]] |station = [[讀賣テレビ放送|ytv]] |airdate = 2010-10-25 |minutes = 14:32 - 14:41 }}</ref>。前半の披露宴には家族でキャンドル点灯のほか、長男の[[俳優]]・[[真剣佑]]と次男からも千葉夫妻へ[[スピーチ]]が行われた。後半の記念式典では出演した260本の[[映画]]・[[テレビドラマ]]などが順に紹介され、息子達と[[空手道]]の演武で[[空手道#型|型]]と杉板の[[試割り]]を、まな娘の[[俳優|女優]]・[[真瀬樹里]]とは[[殺陣]]を披露した。[[勝野洋]]・[[小堺一機]]・[[夏樹陽子]]らは[[花環]]を贈呈し、出席者に上記発起人ほか、[[太田昭宏]]・[[北島三郎]]・[[関根勤]]・[[高岡早紀]]・[[高橋和也]]、[[デヴィ・スカルノ]]、[[南部虎弾]]、[[ビリー・ブランクス]]、[[堀田眞三]]・[[魔裟斗]]・[[松木安太郎]]ら、多数の[[芸能人]]を含む各界から約600人がお祝いに集まった。千葉は「あっという間の50年だった。まだまだ、やり残したことがあるので精進したいと思う。[[ハリウッド]]で日本の俳優を育てたい」と新たな目標を掲げた<ref name = daily1/><ref name = nikkan2/><ref name = chunichi/><ref name = daily2/><ref name = sponichi/><ref name = houchi/><ref name = miyaneya/>。
 
 
[[2011年]]以降、芸名を日本のみ'''千葉 真一'''に戻し、海外では'''''JJ Sonny Chiba''''' としている<ref name = "アストライア"/><ref group = "注釈" name = Sonny/>。同年[[9月29日]]から[[10月2日]]にロサンゼルス・[[w:Westwood, Los Angeles|ウエストウッド]]の[[w:Majestic Crest Theatre|ビッグフット・クレスト・シアター]]にて開催された、アジア・アメリカ映画を祝す国際フィルムフェスティバル「''SINGAFEST 2011'' 」([[w:Bigfoot Entertainment|ビッグフット・エンターテインメント]]主催)では、''LIFETIME ACHIEVEMENT AWARD'' を受賞し、代表作の一つである『[[魔界転生#1981年|魔界転生]]』が上映された<ref name = "ライフタイム" /><ref name = "千歳">{{Cite news |title = 千葉真一の夢...真の日本映画をアメリカから世界へ |author = 千歳香奈子 |authorlink = 千歳香奈子 |url = http://www5.nikkansports.com/entertainment/column/chitose/archives/22158.html |newspaper = ハリウッド直送便 |publisher = nikkansports.com |date = 2011-10-04 |accessdate = 2011-10-31 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20111006051817/http://www5.nikkansports.com/entertainment/column/chitose/archives/22158.html |archivedate = 2011-10-6--> }}</ref>。授賞式には長女の真瀬樹里、長男・真剣佑、次男も駆けつけ、息子たちは空手を、千葉と真瀬は殺陣を披露し、集まった多くのファンをわかせた<ref name = "千歳"/>。同年11月、[[徳島県]][[鳴門市]]で生産・販売されている「本格焼き芋焼酎“斬”」の監修をした<ref>{{Cite web |url = http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111111/dms1111110831005-n1.htm |title = “うずしお”だけじゃない!鳴門の新観光スポットを探索 |accessdate = 2012-9-27 |date = 2011-11-11 |work = ZAKZAK |publisher = 産業経済新聞社 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20120927160057/http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111111/dms1111110831005-n1.htm |archivedate = 2012-9-27 |deadlinkdate = 2017年9月1日 }}</ref>。(⇒ ''[[#ハリウッド]]'' )
 
 
[[2013年]][[3月10日]]、[[日本体育大学]]から正式に卒業を授与され、これにより最終学歴は「日本体育大学[[体育学部]][[体育学科]][[卒業]]」となり、[[学校教育法]]第104条および[[学位規則]]第2条の規定に従って「[[学士]](体育学)」の学位が与えられた<ref group = "注釈" name = "日体大"/>。
 
 
[[2014年]]の[[テレビドラマ]]『[[おわこんTV]]』に[[主演]]し、テレビ業界のウラのウラまで知り尽くす名物社長を<ref name="7月1日おわこんTV">{{Cite web |date = 2014-6-17 |url = http://dogatch.jp/news/nhk/25957 |title = 千葉真一&小泉孝太郎がタッグ!業界ドラマ『おわこんTV』は7月1日からスタート |work = テレビ関連ニュース |publisher = [[テレビドカッチ]] <!--|archiveurl = http://web.archive.org/web/20140630091752/http://dogatch.jp/news/nhk/25957 |archivedate = 2014-10-3--> |accessdate = 2014-10-4 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20141006091028/http://dogatch.jp/news/nhk/25957 |archivedate = 2014年10月6日 |deadlinkdate = 2018年3月 }}</ref>、存在感醸し出しながらも軽いタッチで演じた<ref name = "7月1日おわこんTV" /><ref>{{Cite web |url = http://www.asagei.com/25009 |title = テリー伊藤対談「千葉真一」(1) 新ドラマでは“過去の千葉”像を捨ててみた |accessdate = 2014-10-04 |date = 2014-07-29 |work = アサ芸+ |publisher = 徳間書店 <!--|archiveurl = http://web.archive.org/web/20141004090551/http://www.asagei.com/25009 |archivedate = 2014-10-4--> }}</ref>。同ドラマは[[文化庁芸術祭賞|文化庁芸術祭参加作品]]となっている<ref name="芸術祭">{{Cite web |url = http://www.nhk.or.jp/drama/owakon/ |title = 【お知らせ】 |accessdate = 2014-10-4 |date = 2014-10-2 |work = おわこんTV |6 = プレミアムよるドラマ |publisher = [[日本放送協会|NHK]] |archiveurl = https://web.archive.org/web/20141003150240/http://www.nhk.or.jp/drama/owakon/ |archivedate = 2014-10-3 |deadlinkdate = 2017年9月1日 }}</ref>。
 
 
== 事績 ==
 
=== 変身ヒーロー ===
 
[[デビュー]]作が[[1960年]][[1月7日]]から放送された『[[新 七色仮面]]』で、次の『[[アラーの使者]]』にも主演し、まずはテレビドラマで人気を得る<ref name = "高平哲郎"/>。『新 七色仮面』は『[[七色仮面]]』から引き継がれた作品だが、蘭光太郎は[[波島進]]、七色仮面は[[スーツアクター]]が演じていた<ref>{{Cite book |和書 |author = 京本政樹 |authorlink = 京本政樹 |date = 1992-6 |title = 京本政樹のHERO考証学 |publisher = [[バンダイ]] |page = 144 |id =  |isbn = 489189234X }}</ref>。千葉真一は初代の波島が演じた古典的な仮面ヒーローとは異なるヒーロー像を作り上げ、スーツアクターも兼務した<ref name = "全怪獣怪人">{{Cite book |和書 |date = 1990-3-24 |title = [[全怪獣怪人]] |publisher = [[勁文社]] |volume = 上巻 |pages = 48 - 49 |id = C0676 |isbn = 4-7669-0962-3 }}</ref><ref name = "超人画報">{{Cite book |和書 |editor = 竹書房 / イオン編 |date = 1995-11-30 |title = 超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み |publisher = [[竹書房]] |page = 42 |id = C0076 |isbn = 4-88475-874-9 }}</ref>。その演技・[[スタント]]・[[擬斗]]は後に製作されていく[[変身 (ヒーロー)|変身ヒーロー]]を題材とした[[特撮|特撮作品]]に大きな影響を与えている<ref name="全怪獣怪人"/><ref>[[#超人画報|「七色仮面 / 新 七色仮面」、42頁。]]</ref>。『アラーの使者』も児童向け活劇だがアクションは本格的で<ref>[[#超人画報|「アラーの使者」、48頁。]]</ref>、翌年の主演映画『[[宇宙快速船]]』のアクションヒーローに繋がっていく<ref>[[#超人画報|「宇宙快速船」、53頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#アクションスター]]'' )
 
 
=== アクション映画 ===
 
[[1961年]]に[[深作欣二]]の初監督映画『[[風来坊探偵 赤い谷の惨劇]]』に主演。危ないシーンは[[スタントマン]]に任せるのが主流な時代に、「[[吹き替え]]せずにできる」と[[映画スタッフ|スタッフ]]へ言ったので、「さすが[[日体大]]だけに凄いことをやる」と評された<ref name = "世通ア育6162"/>。深作は文芸作品よりアクションものを好み「肉体こそ俳優の言葉」が口ぐせだったので{{Refnest |group = "注釈" |2013年現在、千葉真一自身は座右の銘を「肉体は永遠の言葉である」としている<ref name = "映画.com 日体大"/><ref name = "日刊 日体大311"/>。}}、第二作『[[風来坊探偵 岬を渡る黒い風]]』でも千葉を主演に据え、更に危険な吹き替え無しのスタントを演じさせた<ref name = "世通ア育62">[[#JAC特集号|「世界に通じるアクションスター育成」、62頁。]]</ref>。[[第二東映|ニュー東映]]のホープとして主演した映画『[[ファンキーハットの快男児シリーズ]]』では<ref>{{Cite web |url = http://db.eiren.org/contents/03000009141.html |title = ファンキーハットの快男児 |accessdate = 2012-2-1 |publisher = 日本映画製作者連盟 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130722195702/http://db.eiren.org/contents/03000009141.html |archivedate = 2013-7-22--> }}</ref>、[[カーチェイス]]、左右に[[開脚]]して2人の敵を同時に倒す[[跳び蹴り]]、[[体操競技|器械体操]]で培った筋骨隆々な肉体美を[[大車輪]]で披露している<ref name = kamakura/><ref name = "せんせい"/>。こののち千葉と深作は17の映画でコンビを組み、ヒットを連発していく<ref name = nikkan1/>。(⇒ ''[[#キイハンター]]'' )
 
 
深作欣二の評価とは対照的に[[高倉健]]から「アクションスターにはアクションしかできないという評価もあるから、そのイメージを世間に持たれないほうがいい」と同年にアドバイスされ、ドンパチの活劇だけでなく青春ものをやりたいなとも思っていた<ref name = "世通ア育62"/>。宣伝担当の[[福永邦昭]]は「体操で鍛え上げた肉体と抜群の運動神経で、新しいアクション俳優の誕生と騒がれたが、[[東映]]が彼を生かしきれなかった<ref name = "子守唄"/>」と振り返っており、それでも東映は映画・テレビドラマと[[ジャンル]]を問わず、アクションスターであることを千葉へ常に求めていくこととなる<ref name = wakita/>。3, 4年ほど悩んだ末、やる以上、誰にも負けない完全にアクションのできる役者に成ろうと決意した<ref name = "世通ア育63">[[#JAC特集号|「世界に通じるアクションスター育成」、63頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#格闘映画]]'' )
 
 
[[1966年]]の映画『[[カミカゼ野郎 真昼の決斗]]』([[日本映画|日]][[台湾映画|台]]合作)は[[中華民国|台湾]]で[[ロケーション撮影]]され、離陸する[[軽飛行機]]の翼に飛びつき乗り込むスタントをした<ref name = kamakura/><ref name = "20人が証言113">[[#20人が証言|「20人が証言する裸の千葉真一」、113頁。]]</ref>。疾走する自動車を追いかけアンテナに飛びつくスタントでは、後輪の跳ねた石が脛に突き刺さり、台湾で一週間入院する代償を払っている<ref name = "平凡">{{Cite journal |和書 |year = 1969 |title = ●空中滑降撮影中、地面にたたきつけられる 本誌カメラマンの目の前で千葉真一が 『[[キイハンター]]』 左足首を骨折! 2ヶ月の重傷!! |journal = [[週刊平凡]] |issue = 4月3日号 |publisher = [[マガジンハウス]] }}</ref>。傷だらけになりながらもスタントを演じきったが<ref name = "20人が証言113"/>、『[[柔道一代 講道館の鬼]]』([[1964年]])に続いてケガしたため、父親を受取人にして[[傷害保険]]・[[生命保険]]に加入している<ref name = "平凡" />。(⇒ ''[[#キイハンター]]''・''[[#格闘映画]]'' )
 
 
[[1979年]]には芸能生活20周年記念作品である映画『[[戦国自衛隊 (映画)|戦国自衛隊]]』で<ref name="「プロダクションノート」、26頁。"/>、主演と[[日本映画]]初の[[アクション監督]]を兼務した<ref name = senpro/>。[[時速]]100[[キロメートル|km]]で飛ぶ[[ヘリコプター]]に[[ロープ]]1本でぶら下がり、[[乗馬]]では地面にある[[矢]]と[[弓 (武器)|弓]]を左右に傾き、拾い上げるスタントを演じたほか、ヘリコプターから宙吊りになるシーンは自前の[[ハイスピードカメラ]]を足に括りつけて撮影し<ref name = wakita/>、騎手の目線を写すためにカメラを取り付けたヘルメットを被り乗馬するなど<ref>[[#千葉2008|「革命的手法をもたらした『戦国自衛隊』」、73 - 74頁。]]</ref><ref group = "注釈">当時の[[ハイスピードカメラ]]は今と比べると遥かに重たく、外見もかさばっていた。</ref>、アクション監督として撮影を自ら行っており、これらの敢行は[[映画スタッフ|スタッフ]]をとても心配させた<ref name = wakita/>。[[馬]]の脇腹に隠れての乗馬は、テレビドラマ『[[柳生一族の陰謀#連続ドラマ|柳生一族の陰謀]]』第27話「美女と野獣」で千葉が既に演じていたものを[[ジャパンアクションクラブ]] (''JAC'' ) のメンバーに再現させている。本作の演出には『[[戦略大作戦]]』を意識し<ref name = "高平哲郎"/>、[[1980年]]に[[ブルーリボン賞 (映画)#第23回(1980年度)|ブルーリボン賞]]のスタッフ賞を受賞した。{{Main|戦国自衛隊}}
 
 
[[東映]]から「好きな映画を作っていい」と許可され、企画した[[1981年]]の主演映画『[[冒険者カミカゼ -ADVENTURER KAMIKAZE-|冒険者カミカゼ ''-ADVENTURER KAMIKAZE-'']] 』は[[フランスの映画|フランス映画]]『[[冒険者たち]]』を[[オマージュ]]した作品で、空手・拳法の達人や剣豪・忍者とは異なるしがない大学職員に扮して活劇を演じた<ref name = Hoshina/>。前年の『[[忍者武芸帖 百地三太夫]]』では[[ワイヤーアクション]]を初めて取り入れ、『[[吼えろ鉄拳]]』と同様に[[俳優]]とアクション監督を兼ね、『[[燃える勇者]]』ではアクション監督に専念。[[1989年]]の『[[将軍家光の乱心 激突]]』では再び、アクション監督と俳優を兼務したが、この作品は[[第39回ベルリン国際映画祭]]に招待された。[[1990年]]には[[映画プロデューサー|プロデューサー]]と初の[[映画監督|監督]]を兼ねた映画『[[リメインズ 美しき勇者たち]]』を手がけ、[[アクション映画]]の全盛期を牽引していた。{{Main|冒険者カミカゼ -ADVENTURER KAMIKAZE-}}{{Main|将軍家光の乱心 激突}}
 
 
これまで話題作に数多く主演してきたが、それとは裏腹に「アメリカで撮影が始まるときには『''Ready camera. Action!'' 』と声がかかる。“アクション”は本来『あらゆる演技』を意味するものだけど<ref name = samurai183184>[[#千葉2010|「受け継がれる武士道」、184頁。]]</ref>、『体が動くからアクション俳優をやれ』と要望通りに何でも演じてきたことで、日本では逆にアクションのみが先行してしまい、あまり良くないイメージを持たれた<ref name = samurai183184/><ref name = "キネマ130133">{{Cite journal |和書 |author = 黒田邦雄 |authorlink = 黒田邦雄 |date = 1982-8-1 |title = ザ・インタビュー 千葉真一 |journal = KINEJUN キネマ旬報 |volume = 1655 |issue = 841 |pages = 130 - 133 |publisher = キネマ旬報社 }}</ref>」と複雑な心情を吐露している。(⇒ ''[[#アクションスター]]'' ・''[[#ジャンルを越えた活躍]]'' )
 
 
=== 音楽 ===
 
[[1963年]]に[[シングル]]「[[男一匹生きるなら]]」を[[発売|リリース]]して[[歌手]]デビューを果たした。[[1967年]]に[[グループ・サウンズ]]の「ザ・サタンズ」というエレキバンドを結成<ref name = "モー81">[[#モーレツ24|「チバシンのモーレツ24時間」、81頁。]]</ref><ref name = GS196570>{{Cite book |和書 |editor = 辻幸多郎 |title = GS グループ・サウンズ 1965~1970 |origdate = 2013-12-25 |publisher = [[近代映画社]] |isbn = 476482390X |page = 111 |volume = NEW SOUNDS GROUP |chapter = 千葉真一とザ・サタンズ誕生 }}</ref>。リーダーとして夜は音楽喫茶で歌い<ref name = "モー81"/>、九州巡業や東京の[[ジャズ喫茶]]でライブをしていた<ref name = GS196570/>。メンバーには[[ドラマー]]兼ライブの司会者で[[潮健児]]、もう1人の[[ドラムセット|ドラム]]・[[サイドギター]]・[[ベースギター]]・[[電子オルガン]]・[[リードギター]]の全7人編成で、5人は千葉の高校の後輩である<ref name = GS196570/>。バンド名の由来は漫画『[[悪魔くん]]』が好きな千葉が名付けたもの<ref name = "20人が証言113"/>。このほか映画やドラマの主題歌も歌い、作詞・作曲もしている。(⇒ ''[[#ディスコグラフィ]]'' ・''[[#ジャンルを越えた活躍]]'' )
 
 
=== 格闘映画 ===
 
[[1963年]]から始まる『[[柔道一代シリーズ]]』に主演したのが最初の格闘映画である。第二作『[[柔道一代 講道館の鬼]]』([[1964年]])の乱闘シーンで[[肩]]を[[骨折]]してしまった<ref name = "平凡"/><ref group = "注釈" name = "講道館の鬼"/>。
 
 
[[1973年]]の映画『[[ボディガード牙シリーズ]]』に主演後、[[1974年]]に主演した映画『[[激突! 殺人拳]]』は、[[ヤクザ映画]]が下火になっていた[[東映]]にとって、久々の大ヒットをとばした作品となった<ref name = "高平哲郎"/><ref>{{Cite book |和書 |author = 小沢茂弘 |authorlink = 小沢茂弘 |coauthors = 高橋聡 |title = 困った奴ちゃ - 東映ヤクザ監督の波乱万丈生 |publisher = [[ワイズ出版]] |origdate = 1996-11-10 |edition = 初版第一刷 |isbn = 9784948735576 |pages = 91 - 92 }}</ref>。[[アメリカ合衆国]]・[[ヨーロッパ]]・[[オーストラリア]]・[[カナダ]]の映画会社も『激突! 殺人拳』を買い付けに来ていた<ref name = "brucelee" />。なかでもアメリカの[[ニュー・ライン・シネマ]]は「[[ブルース・リー]]以上だ。素晴らしい<ref name = brucelee/>」と評して興行権を買い取り、『''[[w:The Street Fighter|The Street Fighter]]'' 』とタイトルをつけ、千葉を''[[w:Sonny Chiba|Sonny Chiba]]'' (サニー ちば)とネーミング<ref name = samurai11/><ref name = samurai51/><ref name = "高平哲郎"/><ref group = "注釈" name = Sonny/>。同年[[11月12日]]から主にアメリカ中南部の都市18館で封切られ、3週間でベスト5に躍り出て千葉の代表作となった<ref name = "高平哲郎"/><ref name = brucelee/><ref name = variety/>。アメリカで最も権威のある総合情報週刊誌「''[[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|Variety]]'' 」の[[12月18日]]付にもこの出来事が掲載され、同誌が初めて日本映画を取り上げるという快挙を成し遂げた<ref name = brucelee/><ref name = variety/>。大ヒットした要因として「リーの舞踊劇的な[[功夫]]と違い、ワザと力もより本物に近く、迫力がある」、「器械体操を利用した、トランジスター的器用さが面白い」が挙げられている<ref name = brucelee/>。すぐシリーズ化され、全四作の『[[殺人拳シリーズ]]』になっている<ref>[[#あかん|「千葉真一の躍進とカラテ映画」、345頁。]]</ref>。[[忍者]]の末裔に扮した同年の主演映画『[[直撃! 地獄拳]]』は、千葉のスピードあるアクションと[[石井輝男]]のユーモアとウィットを盛り込んだ演出が組み合わされた作品となった。1974年度に4億1700万円の[[配給収入]]を上げ、同年度の[[日本映画]]配給収入ランキング第5位に入り、アメリカでは『''[[w:The Executioner|The Executioner]]'' 』というタイトルで[[1999年]]現在、10万本以上のビデオが売れている<ref name = gai173179>[[#極真外伝|「極真空手三段 千葉真一」、173, 179頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#Sonny Chiba]]'' ・''[[#海外進出]]'' )
 
 
海外では[[格闘技|マーシャルアーツ]]の大スターである"''Sonny Chiba'' "の熱狂的な人気は根強く{{Refnest |group = "注釈" |特に[[アメリカ州]]<ref name = senpro/><ref name = "ライフタイム"/>・ヨーロッパ<ref name = senpro/><ref name = "ライフタイム"/>・[[東南アジア]]<ref name = "シネマトリビューン"/>・[[香港]]など<ref name = "香港ゴルゴ"/>。}}<ref name = oyaji/>、[[谷川貞治]]は「千葉さんの映画のおかげで[[格闘技]][[人口]]がかなり増え、格闘技界の宝だ<ref>{{Cite video |people = [[谷川貞治]] |title = [[HAKEN 覇拳 ふりむけば修羅]] 推薦文 |medium = [[VHS]] |publisher = [[オデッサ・エンタテインメント#タキ・コーポレーション|タキ・コーポレーション]] |date = 1992-1-24 }}</ref>」と述べている。(⇒ ''[[#ファン]]'' )
 
 
[[岡田茂 (東映)|岡田茂]]は「(主人公と)牛との格闘を欧州ではびっくりして、えらく受けている<ref name = shinkainin/>。[[ショウ・ブラザーズ]]が千葉真一の[[空手映画]]を購入して[[シンガポール]]でも大ヒット<ref name = "66千葉">[[#活動屋|「千葉の空手は断然強い」、66頁。]]</ref>。[[東南アジア映画祭]]で[[ジャカルタ]]へ行ったときも、抜群の動員力と人気を上げていた<ref name = "66千葉"/>。千葉くんの空手が入って、東南アジア全域で当たり、すごい人気だ<ref name = "67新幹線">[[#活動屋|「『新幹線』も海外で人気」、67頁。]]</ref>。東洋でナンバーワンなんだから、あのアクションをやらせたら世界に(千葉真一以外)いないんじゃないかな<ref name = "67新幹線"/>」と世界各地の人気・商況・反響を語っている。この頃[[フランシス・フォード・コッポラ]]は「千葉真一と[[アル・パチーノ]]の共演で映画を[[製作]]したい」と東映へオファーし<ref name = shinkainin/>、千葉も「[[海外]]で勝負させてください」と岡田に懇望したが<ref>[[#千葉2010|「海を渡る気概」、242頁。]]</ref>、「まだその時期ではない」と認められなかった<ref name = nikkan1/>。
 
 
『[[けんか空手シリーズ]]』や『[[子連れ殺人拳]]』で千葉とタッグを組んだ[[山口和彦]]は「常に自分しかできないアクションを見せることに徹していた。熱心な男で現場でいろいろなアイデアを出してくる。全てのアイデアを聞き入れることはできなかったが、自分が[[アクション映画]]を変えるんだという、その意気込みは凄かった。そうやって彼は自分の代わりが居ないところまで到達したからね。千葉真一というアクションスターは永遠に残っていくよ」と評している<ref>[[#カラ映6421|ギンディ小林 「山口和彦 INTERVIEW」、27頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#空手道]]'' ・''[[#Sonny Chiba]]'' ){{Main|激突! 殺人拳}}{{Main|殺人拳シリーズ}}{{Main|けんか空手シリーズ}}
 
 
=== キイハンター ===
 
『[[キイハンター]]』は瞬く間に視聴率は30パーセントを超え、1年の放送予定が5年に延ばされた<ref name = "ア芸キ"/><ref name = samurai28>[[#千葉2010|「毎回新しいアクションにチャレンジ、大人気となった『キイハンター』」、28頁。]]</ref>。山頂駅を出発した[[谷]]を行き来する[[索道|ロープウェイ]]に[[ワイヤ]]を投げてぶら下がってからよじ登り、走行する[[列車]]や[[バス (交通機関)|バス]]に飛び降りて屋根で敵と格闘、[[自動車]]から並走する軽飛行機に飛び移る、[[雪渓]]から回転しながら転落、滑落しそうな[[滝]]の前で格闘など、数々のスタントを演じてるがケガを絶えず負い、大きなものでは左[[足首]]骨折や[[日本刀]]で[[腕]]を斬られていた<ref name = "平凡"/><ref>[[#千葉2010|「毎回新しいアクションにチャレンジ、大人気となった『キイハンター』」、20頁。]]</ref><ref>[[#千葉2010|「毎回新しいアクションにチャレンジ、大人気となった『キイハンター』」、25 - 26頁。]]</ref><ref>[[#千葉2008|「死と隣り合わせのアクションシーン」、65 - 66頁。]]</ref>。本作の脚本では、映画よりアクションを詳細に指定されていなかったので、千葉はいいものを作りたいと積極的にアイデアを出すが、経費を気にするスタッフと対立することもあった<ref name = "世通ア育63"/>。しかし視聴率が上がっていき、アイデアはどんどん採用されていくこととなる<ref name = "世通ア育63"/>。
 
 
国内では[[1969年]]の[[近代映画社|近代映画]]10月号臨時増刊では『千葉真一特集号』を刊行され、[[マーガレット (雑誌)|週刊マーガレット]]では同年のNo.17から『千葉真一物語』が連載されるなど、[[人気]]はさらに上昇していった<ref name = kamakura/><ref name = "ア芸キ"/>。[[海外]]でもオンエアされ、[[ブルース・リー]]は千葉の大ファンとなり<ref name = "子守唄"/>、その活躍に深い興味を示して共演の申し入れをしてきたが<ref name = kamakura/>、リーの突然の死により実現しなかった。千葉のアクションやスタントを観てから熱狂的なファンとなった[[ジャッキー・チェン]]は、千葉のようなアクションスターになる夢を抱いていた<ref name = "職業病">{{Cite web |url = http://blog.goo.ne.jp/hottashinzo/e/46a52dbafe59712cdeaf15ab22f92cbb |title = 千葉真一さんの職業病 |accessdate = 2011-1-5 |author = 堀田眞三 |authorlink = 堀田眞三 |date = 2006-7-30 |work = 俳優 堀田眞三(グランパ)です。 |publisher = [[gooブログ]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130517232515/http://blog.goo.ne.jp/hottashinzo/e/46a52dbafe59712cdeaf15ab22f92cbb |archivedate = 2013-5-17--> }}</ref>。[[香港]]・[[タイ王国]]で[[映画]]『[[東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯]]』([[1973年]])、『[[激殺! 邪道拳]]』([[1977年]])、『[[ゴルゴ13 九竜の首]]』(1977年)、『[[HAKEN 覇拳 ふりむけば修羅]]』([[1992年]])、『[[地雷原 A mine field.]]』(1992年)など、千葉の[[主演]]・[[映画監督|監督]]作品が[[ロケーション撮影]]された際には現地で大歓迎されている。[[中島貞夫]]は『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』をタイの製作会社から資本参加してもらってロケができた理由の一つに、『キイハンター』が放送されて当地で千葉の人気が高いことを挙げている<ref>[[#遊撃|「『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』」、324頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#ファン]]'' )
 
 
共演者の[[野際陽子]]は「ともかく熱意が凄くて、ケガすると普通はビビるのがそれ位以上のことに挑戦して成功する“怖いもの知らず”。でも[[サボテン]]だけは怖いですって<ref name = "20人が証言113" />」と証言している。千葉に比べると[[役者]]として駆け出しだった野際だが、放映し始めた頃のギャラは多くの映画に主演経験のある千葉より高かったので、「追い越してやる」と奮起させてくれる間柄でもあった{{Refnest |group = "注釈" |2年後にギャラは千葉のほうが上になった<ref>[[#千葉2008|出会いは『キイハンター』・野際陽子、92頁。]]</ref>。}}。[[谷隼人]]は「千葉さんは『キイハンター』で[[身体障害者]]のファンが増えた。“あなたのアクションは私たちの夢です”と言われ、自分のアクションが希望を与えるならと一層刺激を受けていた。彼らの施設にも寄付をしていた<ref name = "20人が証言113" />」、[[大川栄子]]は「俳優にならなかったら、体育の先生になっていたと、よく基本を教えてくれる<ref name = "20人が証言112">[[#20人が証言|「20人が証言する裸の千葉真一」、112頁。]]</ref>」と言っている。[[宮内洋]]は千葉が爆発の中を駆け抜けるシーンを横のアングルから見ていた時、「カメラを通して観るように」と言われ、安全のために千葉は火薬と距離を取りアクションをしていたが、レンズの位置からみると「今にも火薬でやられてしまうような迫力だった」とその迫力の違いに驚愕していた<ref name = georgia>{{Cite web |url = https://weekly-g.jp/c05roman/s01horoniga/ho153/ |title = 1秒でも長く映っていたい!! |accessdate = 2016-11-23 |date = 2016-11-15 |work = 宮内洋(俳優) - ほろ苦インタビュー |publisher = 週刊ジョージア |archiveurl = https://web.archive.org/web/20161123082940/https://weekly-g.jp/c05roman/s01horoniga/ho153/ |archivedate = 2016-11-23 }}</ref>。『[[仮面ライダーV3]]』のオファーを受けた宮内は演技づくりのために『[[仮面ライダー]]』を何本かみて、「“アクションの神様”である千葉真一さんから教えを受けた私なら、変身前のアクションシーンをもっと盛り上げられると思った」とその影響を認めている<ref name = georgia/>。このほかにも「(V3の)アクションシーンで必ず手袋を着用したのは怪我を防ぐためだが、これは千葉さんのアイデアを取り入れたものだ<ref>{{Cite episode |title = とことん! [[石ノ森章太郎]]・最終章 [[仮面ライダーシリーズ]]よ永遠に |network = [[日本放送協会|NHK]] |station = [[NHK衛星第2テレビジョン|BS2]] |airdate = 2008-3-29 }}</ref>」と、アクションのノウハウを千葉から享受されていた。(⇒ ''[[#音楽]]'' )
 
 
[[1969年]]、[[オールスター|オールスターキャスト]][[映画]]『[[日本暗殺秘録]]』では[[小沼正]]に扮して[[主演]]。『キイハンター』を休んだため、[[TBSテレビ|TBS]]やファンから復帰の要望が高まっていたが<ref name = samurai3335>[[#千葉2010|「」テロリストの苛烈な生涯を演じた大作『日本暗殺秘録』、33 - 35頁。]]</ref>、ドラマのイメージから脱皮しようと本作に賭ける思いはとても強かった<ref name = samurai3335/>。中島貞夫と協議しながら小沼を創り上げていき、撮影見学に来ていた小沼本人からもその演技は太鼓判を押された<ref name = samurai3335/>。喜びと共に「人気者になるだけでなく、様々な作品に出演していかなくてはいけない。『キイハンター』を[[卒業]]しよう<ref name = samurai3335/>」と決意する転機になった。降板をボス役の[[丹波哲郎]]に申し入れ<ref name = "ア芸キ"/><ref name = samurai28/>、丹波と[[東映]]は続けたかったが<ref name = samurai28/>、丹波は「千葉が居ないのでは『キイハンター』は成り立たない。だったら一度番組を終わらせよう」と理解を示し、大ヒットしていた同ドラマは[[1973年]]に終焉<ref name = "ア芸キ"/><ref name = samurai28/>。千葉は「丹波さんの決断にとても感謝している」と述懐している<ref name = samurai28/>。{{Main|キイハンター}}{{Main|日本暗殺秘録}}
 
 
=== ''JAC'' ===
 
[[1970年]]、アクション・[[擬斗]]を演じる相手や[[スタント・パーソン|スタントマン]]の不足に悩み<ref group = "注釈" name = "講道館の鬼"/>、[[アメリカ映画]]で活躍するような[[俳優]]・スタントマンの育成、若年層の教育に関心を持っていたことから、[[ジャパンアクションエンタープライズ|ジャパンアクションクラブ]] (''JAC'' ) を設立。結成式には[[若山富三郎]]が駆けつけてお祝いをしていた<ref>{{Cite episode |title = 銀幕にかける情熱 夢・ロマン そて挑戦 |series = 本格報道 INsideOUT |serieslink = 本格報道 INsideOUT |network =  |station = [[日本BS放送|BS11]] |airdate = 2013-3-20 |minutes = 21:00 - 21:54 }}</ref>。主な門下生には[[大葉健二]]・[[金田治]]・斉藤一之・[[西本良治郎]]・[[春田純一]]・[[山岡淳二]]・[[志穂美悦子]]・[[真田広之]]・[[関根大学]]・[[黒崎輝]]・[[崎津隆介]]・[[山田一善]]・[[山本亨 (俳優)|山本亨]]・[[渡洋史]]・[[高木淳也]]・[[伊原剛志]]・[[堤真一]]・[[真矢武]]・[[土家歩]]・[[村松美香]]・[[山口祥行]]らがおり、俳優・[[アクション監督]]・スタントマン・[[スーツアクター]]で活躍する人材を輩出<ref name = nikkan1/>。千葉の親友である[[夏八木勲]]や<ref name = "NEWSポストセブン 筋肉美"/><ref name = "徳間骨太">{{Cite web |url = http://www.asagei.com/13902 |title = 夏八木勲「親友・千葉真一が明かした骨太“名脇役人生”」 |accessdate = 2013-7-1 |date = 2013-5-29 |work = アサ芸+ |publisher = 徳間書店 <!--|archiveurl = http://web.archive.org/web/20130701105308/http://www.asagei.com/13902 |archivedate = 2013-7-1--> }}</ref>、[[桜木健一]]<ref name = "桜木">[[#平凡69121|「アクションをやるならJACへ来いよ!」、106頁。]]</ref>、ら所属していない俳優も練習に通っていた<ref name = "NEWSポストセブン 筋肉美"/><ref name = "徳間骨太"/><ref name = "桜木"/>。トップスターでありながら、志穂美悦子の『[[女必殺拳]]』、真田広之の『[[忍者武芸帖 百地三太夫]]』・『[[吼えろ鉄拳]]』・『[[伊賀忍法帖]]』、大葉健二の『[[宇宙刑事ギャバン]]』、黒崎輝の『[[伊賀野カバ丸#映画|伊賀野カバ丸]]』・『[[コータローまかりとおる!#映画|コータローまかりとおる]]』、村松美香の『[[旅少女 (テレビドラマ)|旅少女]]』など、教え子たちの主演作品に[[助演]]として出演することも多い<ref>[[#役者は一日|「JACの創設」、40 - 41頁。]]</ref>。共に格闘映画を製作してきた[[橋本新一]](脚本家・助監督)は「[[東映]]の大部屋俳優だけでは彼の擬斗を活かせることができなかったから、''JAC'' を作ったことで格闘映画の質は向上した」と評している<ref>[[#カラ映6421|ギンディ小林 「橋本新一 インタビュー」、24頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#演劇]]'' ・''[[#転機]]'' )
 
 
=== ヤクザ映画 ===
 
[[任侠映画]]『[[子守唄シリーズ]]』をヒットさせていたが<ref name = "子守唄"/>、1973年の映画『[[仁義なき戦い 広島死闘篇]]』がこれまでのイメージをかえることとなる。
 
 
配役は[[予科練]]出身の[[ヤクザ]]・山中正治に決まり、セリフも全て覚えて撮影に入る直前だった<ref name = "壬生智裕"/><ref name = "映画.com 仁義"/><ref name = samurai3943>[[#千葉2010|「狂犬のようなヤクザを演じ、悪役の妙味を知った『仁義なき戦い 広島死闘篇』、39 - 43頁。]]</ref>。しかし狂犬のようなヤクザ・[[大友勝利]]を演じることが決まっていた[[北大路欣也]]が「大友は粗暴で下品すぎて、どうしても自分では演じられない。山中をやらせてほしい」と言い出したことから、[[プロデューサー]]の[[日下部五朗]]と宣伝担当者らは千葉を突然訪ね、「山中と大友を交代してもらえないか」と依頼してきた<ref name = "壬生智裕" /><ref name = "映画.com 仁義"/><ref name = samurai3943/>。『[[日本暗殺秘録]]』に続いて『広島死闘篇』の[[脚本]]を執筆した[[笠原和夫 (脚本家)|笠原和夫]]は、小沼正の一面を山中のキャラクターに取り込んでいたこともあり、東映と笠原は「小沼を好演して受賞した千葉に、山中を演じさせよう」とキャスティングしていた<ref name = samurai3943/>。このような経緯から千葉も、小沼と山中に共通点を見出して役作りしてきたため、初めは交代に難色を示した<ref name = samurai3943/>。ほどなくして[[深作欣二]]が会議で唯一「千葉に大友を演じさせたほうが、絶対おもしろくなる」と主張していたことを知り、似たような役を再び演じることは俳優として停滞するのではないかと再考し、「役作りし直すから、出番を少し後にずらしてほしい」と交代を了承した<ref name = "壬生智裕"/><ref name = "映画.com 仁義"/><ref name = samurai3943/>。この時、[[中島貞夫]]も「大友をやるべき」と説得しており、「千葉ちゃんはサクさん(深作欣二)ともよく付き合っていたけど、肝心なところでは僕の意見を聞いてくれた」と話している<ref>[[#遊撃|「『日本の仁義』」、474頁。]]</ref>。北大路に役を譲ったのはこれが初めてでなく、[[1963年]]の映画『[[海軍 (映画)|海軍]]』に続いて二度目であった{{Refnest |group = "注釈" |name =  |[[北大路欣也]]は戦前からの大スターで東映の役員を兼務していた[[市川右太衛門]]の御曹司であることから、東映は北大路の意向を幾度となく受け入れてきた<ref name = "アサ芸深作">{{Cite web |url = http://www.asagei.com/9401 |title = 千葉真一、深作欣二の初時代劇の教えに感謝 |accessdate = 2012-11-29 |date = 2012-11-28 |work = アサ芸+ |publisher = 徳間書店 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130922053410/http://www.asagei.com/9401 |archivedate = 2013-9-22--> }}</ref>。}}。{{Main|日本暗殺秘録}}{{Main|仁義なき戦い 広島死闘篇}}
 
 
当時の千葉は[[ブロマイド]]の売上げが俳優部門で4年連続No.1のアイドルでもあったが<ref name = "ア芸キ"/><ref name = "壬生智裕"/><ref name = "映画.com 仁義"/><ref name = "アサ芸仁義">{{Cite web |url = http://www.asagei.com/3678 |title = 「仁義なき戦い」40年目の壮絶秘話 (1)「顔のシワ作り」に励んだ松方 |accessdate = 2012-11-29 |date = 2012-11-28 |work = アサ芸+ |publisher = 徳間書店 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20131216074450/http://www.asagei.com/3678 |archivedate = 2013-12-16--> }}</ref><ref>{{Cite journal |和書 |year = 2007 |title = 【突然引退】 千葉真一が酸素ボンベ闘病 |journal = [[アサヒ芸能|週刊アサヒ芸能]] |issue = 8月2日号 |pages= 204 - 207 |publisher = 徳間書店 }}</ref>、過激なセリフに悩みながら「これまで良いと思ったものを全て捨てる」という姿勢で、[[サングラス]]を常時掛けて眼を隠し、唇を裏返しにして糊付けするなど、役柄にふさわしい演技・扮装を工夫した<ref name = "映画.com 仁義"/><ref>[[#千葉2010|「狂犬のようなヤクザを演じ、悪役の妙味を知った『仁義なき戦い 広島死闘篇』、43 - 45頁。]]</ref>。そして作り上げた大友勝利はシリーズ中1, 2を争う名キャラクターとして人気をつかんでおり<ref name = "壬生智裕"/><ref name = "アサ芸仁義"/><ref name="仁義なき戦い PERFECT BOOK"/>、後の[[ヤクザ映画]]でも「『[[仁義なき戦い]]』の千葉真一さんがやった大友勝利のような」と影響を与え続け、ヤクザ役のひな型となっている<ref name = "アサ芸深作"/>。封切り公開されると千葉のイメージチェンジは話題となり<ref name = "高平哲郎"/><ref name = "壬生智裕"/><ref name = "映画.com 仁義"/><ref name = "キネマ130133"/>、[[俳優座]]養成所1期生で千葉と何度か共演している[[岩崎加根子]]などからも絶賛され<ref>[[#千葉2010|「狂犬のようなヤクザを演じ、悪役の妙味を知った『仁義なき戦い 広島死闘篇』、48頁。]]</ref>、それを聞いた千葉は「とても自信がついた。悪役の妙味を知ることができ、実に大きなものを与えてくれた作品だった」と語っている<ref name = "壬生智裕"/><ref name = "映画.com 仁義"/>。大友勝利は人気キャラクターだけあって[[主人公]]にした企画が出され<ref name = "壬生智裕"/>、『[[仁義なき戦い 頂上作戦]]』にも大友で出演する予定だったが<ref>{{Cite book |和書 |author = 小林信彦 |authorlink = 小林信彦 |year = 1991 |title = 映画を夢見て |publisher = [[筑摩書房]] |pages = 177 - 185 |isbn = }}</ref>、『広島死闘篇』と同時進行で『[[柔道一代シリーズ]]』以来、10年ぶりの[[格闘技|格闘]]映画に[[クランクイン]]したため、『[[仁義なき戦いシリーズ]]』の再出演は実現しなかった<ref name = kyoken/>。(⇒ ''[[#転機]]'' ){{Main|仁義なき戦い#登場人物}}
 
 
多くの[[ヤクザ映画]]を手掛けてきた[[俊藤浩滋]]は「役者でいうと[[高倉健]]タイプかな。(ヤクザ映画で)行動派を演じさせれば、ピッと光るものがある」と評している<ref>{{Cite book |和書 |author1 = 俊藤浩滋 |authorlink1 = 俊藤浩滋 |author2 = 山根貞男 |authorlink2 = 山根貞男 |title = 任侠映画伝 |origdate = 1999-2-1 |edition = 第一刷 |publisher = 講談社 |id = C0095 |isbn = 4062095947 |pages = 265 - 266 |chapter = 第十二章 夢とロマンを求めて }}</ref>。
 
 
=== 時代劇 ===
 
[[1978年]]から本格的に[[時代劇]]へ進出するが、[[1963年]]の『[[八州遊侠伝 男の盃]]』以来であった。[[木刀]]で[[殺陣]]の練習を1日8時間行い臨み、[[主演]][[映画]]『[[柳生一族の陰謀]]』では20[[メートル|m]]の[[崖]]から[[川]]へ飛び込む[[スタント]]をした。この作品は千葉が『裏柳生』というタイトルで[[深作欣二]]へ提出した[[企画]]がベースになっている<ref name = "アサ芸深作"/><ref>{{Cite book |和書 |author = 関口裕子 |authorlink = 関口裕子 |year = 2003 |title = 映画監督 深作欣二の軌跡 |chapter = 千葉真一インタビュー |publisher = [[キネマ旬報社]] |isbn =  |page = 22 - 27 }}</ref><ref>[[#あかん|「『柳生一族の陰謀』」、358頁。]]</ref><ref>[[#役者は一日|「柳生十兵衛の殺陣」、46頁。]]</ref><ref>{{Cite web |url = http://project-jax.com/act/urayagyu/ |title = 裏YAGYU |accessdate = 2015-4-16 |work = 第1回公演 |publisher = Project JAX |archiveurl = https://web.archive.org/web/20131213051519/http://project-jax.com/act/urayagyu/ |archivedate = 2013-12-13 }}</ref>。深作は従来の時代劇でなく、もっとテンポのあるアクション時代劇を作りたかったので、その期待に応えられる俳優は千葉真一、ただ一人しかないと見定めていた<ref>[[#実テ時|「不確実性の時代劇」、245頁。]]</ref>。{{Main|柳生一族の陰謀}}{{Main|魔界転生}}
 
 
千葉が演じる剣豪や忍者は、[[空手]]や[[器械体操]]の技を取り入れたアクロバティックな[[殺陣]]で人気を得ていた<ref name = "服部半蔵"/><ref name = "どらく"/><ref>{{Cite web |url = http://www.jidaigeki.com/forum/peri/kagyo/20101217_1925.html |title = 『影の軍団Ⅲ』 打倒、紀州!!千葉・真田・志穂美ら影の軍団。石橋蓮司も女装の刺客で登場。 |accessdate = 2012-3-31 |author = ペリー荻野 |date = 2010-12-17 |work = ペリーのちょんまげ |publisher = 時代劇専門チャンネル <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20160305071800/http://www.jidaigeki.com/forum/peri/kagyo/20101217_1925.html |archivedate = 2016-3-5--> }}</ref>。[[プロゴルファー]]の[[尾崎将司]]は試合で[[パター]]を打つ際に、『影の軍団シリーズ』で千葉演ずる頭領(おかしら)が敵を倒す直前に言う「天魔覆滅」を唱えてから打つと語っている<ref name = "天魔覆滅">{{Cite journal |和書 |date = 2013-9-24 |title = ジャンボも唱える影の軍団「天魔覆滅」 |journal = [[ゴルフダイジェスト|週刊ゴルフダイジェスト]] |volume = 36 |issue = 9月24号 |page = 126 |publisher = [[ゴルフダイジェスト]] }}</ref>。[[2012年]]の[[ハリウッド映画]]『[[アベンジャーズ (2012年の映画)|アベンジャーズ]]』の[[サミュエル・L・ジャクソン]]が扮した役柄は千葉の柳生十兵衛を参考としているなど後の作品にも影響を与え<ref name = "アベンジャーズ"/>、[[福岡ソフトバンクホークス]]の[[野球監督|監督]]・[[秋山幸二]]は「あなたにとって[[侍|サムライ]]とは?」という問いに「千葉真一の柳生十兵衛は、生きるか死ぬか究極の真剣勝負というイメージがいい」と評し<ref name = "秋山">{{Cite news |title = 「千葉真一の柳生十兵衛だな」/ 秋山監督 |url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp1-20130216-1085854.html |format = 紙面 |newspaper = 日刊スポーツ |publisher = nikkansports.com |date = 2013-2-16 |accessdate = 2013-2-16 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130216064343/http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp1-20130216-1085854.html |archivedate = 2013-2-16--> }}</ref>、根強い人気がある<ref name = "アベンジャーズ" /><ref name = "秋山" />。しかし十兵衛で長時間、左目に[[眼帯]]をしていたため千葉の右目は酷使され、視力を失い、人工レンズを入れる代償も払っていた<ref>[[#千葉2010|「悲願の柳生十兵衛役を演じ、テレビでの連載にもつながった『柳生一族の陰謀』」、68頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#ジャンルを越えた活躍]]'' ){{Main|影の軍団シリーズ}}
 
 
2007年の『[[風林火山 (NHK大河ドラマ)|風林火山]]』を「いままで大河ドラマに不思議と縁が無く、ようやく(出演のオファーが)来たかと思った」と語っており<ref>{{Cite book |和書 |title = 別冊[[ザテレビジョン]] [[NHK大河ドラマ]] [[風林火山 (NHK大河ドラマ)|風林火山]] |origdate = 2006-12 |edition = 初版 |publisher = [[KADOKAWA]] |isbn = 4048944800 |page = 40 }}</ref>、共演した[[内野聖陽]]は
 
{{Cquote|思い出に残るシーンは、それはもちろん千葉真一さんとの[[殺陣]]でしょうね。僕も殺陣が非常に好きで普段から稽古しているんですが、千葉さんといえば世界的にも有名でアクションも凄いじゃないですか。そういう方と殺陣ができるのが、うれしくてしょうがなかった。千葉さんは「どっからでもかかっていらっしゃい」という感じで、どっしりと構えている。僕もこの大きな胸を借りて、思いっきりやってやれという感じで、やらせていただきました。千葉さんはすごく情熱的な方で、収録が終わっても若い人を集めて酒を飲みながら、演技について語っているんですよ。その仲間に僕も入れていただいて、電気が消えて「早く出て行ってください」と言われても、ひたすら飲んで語っていました(笑)。殺陣の極意をいろいろ聞かせていただいて、楽しかったですね。視聴者の方にはお教えできないテクニックも教わって、いろんな意味で勉強になりました(笑)。<ref>{{Cite web |url = http://www.ch-ginga.jp/ginganavi/201007_iv.html |title = 【内野聖陽さんインタビュー】 その生き様に感動!内野聖陽が大河ドラマ「風林火山」の魅力を語る。 |accessdate = 2010-10-9 |author = 奥野史子 |authorlink = 奥野史子 |work = 銀河☆ナビ > 7月のおすすめ番組 |publisher = [[チャンネル銀河]] |archiveurl = https://web.archive.org/web/20100920094115/http://ch-ginga.jp/ginganavi/201007_iv.html |archivedate = 2010-9-2 }}</ref>}}
 
と語っている。
 
 
=== 演劇 ===
 
[[演劇]]にも進出し、3年間にわたって[[満員御礼]]となる記録的な成功を収めた[[ミュージカル]]『[[ゆかいな海賊大冒険]]』([[1982年]] - [[1984年]])<ref name = "コマ酒井"/>、『[[酔いどれ公爵]]』(1985年)など複数の作品を企画・演出・主演し、''JAC'' ミュージカルとして定期的に公演した。''JAC'' の設立当初は[[吹き替え]]しないでアクションを演じられる[[俳優]]と[[スタントマン]]を育成する場だったが、[[ウエスト・サイド物語]]に感動して「いつかは[[ミュージカル]]をやりたい」という夢を抱いていた<ref>[[#酔いどれ|「千葉真一 対談 石崎勝久(映画評論家)」、27 - 31頁。]]</ref>、「肉体は俳優の言葉」というポリシーに「五体で喜怒哀楽を表現する」を加えて生徒を育てていく<ref name = "キネマ130133"/>、「[[役者]]を育てるにはミュージカルが一番だと気づいた<ref name = "高平哲郎"/>」、などミュージカル公演は悲願のひとつであった。[[高平哲郎]]は[[1980年代]]後半からミュージカルやショー関係の舞台が多くなってきたときに、「脇を固めてくれるダンサーや役者は、ほとんどが''JAC'' 出身者か[[劇団四季]]の退団者だった」と述べている<ref name = "高平哲郎"/>。(⇒ ''[[#JAC]]'' )
 
 
=== ''Hollywood'' ===
 
高校在学中から[[ハリウッド映画]]のファンで、[[アラン・ラッド]]の『[[シェーン]]』や[[ゲイリー・クーパー]]の『[[真昼の決闘]]』など、[[西部劇]]・[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]]を夢中で観ていた<ref name = samurai9596/>。
 
 
友人である[[サミュエル・L・ジャクソン]]<ref name = "アベンジャーズ"/>、[[クエンティン・タランティーノ]]のほかには<ref name = "タランティーノ"/>、[[スティーヴン・セガール]]<ref name = gai179>[[#極真外伝|「極真空手三段 千葉真一」、179頁。]]</ref>、[[デニス・ヘイスバート]]、[[映画プロデューサー]]の[[デスティン・パフ]]<ref name = "ブシドー">{{Cite web |url = http://www.cinematoday.jp/page/N0036889 |title = 千葉真一が米ドラマで主演!タイトルは「ブシドー」!72歳にして米アクション・ドラマ初主演作に |accessdate = 2012-4-13 |author = 島村幸恵 |authorlink = 島村幸恵 |date = 2011-11-10 |publisher = シネマトゥデイ <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20120413074113/http://www.cinematoday.jp/page/N0036889 |archivedate = 2012-4-13--> }}</ref>、らと親交がある<ref name = "アベンジャーズ"/><ref name = "タランティーノ"/><ref name = gai179/><ref name = "ブシドー"/>。セガールは流暢な[[大阪弁]]で「千葉先生、居てはりまっか?」などと頻繁に連絡してきており<ref name = gai179/>、パフは「'''''[[w:Sonny Chiba|Sonny Chiba]]''''' (サニー ちば)のような伝説の俳優と組めるなんて、これ以上の幸せはない<ref name = "ブシドー"/>」と語っている。(⇒ ''[[#格闘映画]]'' ・''[[#ファン]]'' )
 
 
[[2003年]]、クエンティン・タランティーノのアメリカ映画『[[キル・ビル]]』では出演と、[[ユマ・サーマン]]、[[ルーシー・リュー]]らハリウッドスターへ[[剣術]]指導をした<ref name = killintro11/>。サーマンは「''Sonny'' (サニー)は大好きよ。私にとって彼は大スターだし、偉大な俳優だと思う<ref>[[森山京子]] [[#キルビル|「ユマ・サーマン インタビュー」、21頁。]]</ref>」と、一方のリューは「''Sonny'' は本当にいろいろなことを教えてくれた<ref>[[小西未来]] [[#キルビル|「ルーシー・リュー インタビュー」、26頁。]]</ref>」と、それぞれ語っている。
 
 
後輩の[[松方弘樹]]は千葉が海外で活躍している要因を
 
{{Cquote|むちゃくちゃ仕事熱心な方です。しかも弱音を吐いたところを聞いたことがない。映画の現場では遅刻もしなければ、現場から早く自宅に帰ることもない。まじめなんですね。本当に頭が下がる思いです。もう一つかなわないことがあるんです。僕は割と交友関係は広い方なんですが、千葉さんは僕以上に友達が多い。だれとでもすぐに友達になるんですよね。ホントうらやましい。[[ハリウッド]]にポンと挑戦できちゃうのも、気さくな性格とこの交友関係の広さなんでしょうね。<ref name = nikkan1/>}}
 
と評している。
 
 
== 人物 ==
 
=== 器械体操 ===
 
[[君津市君津中学校]]へ進学すると、千葉の進路に影響を与えることとなる体育教師の松本と出会う<ref name = "千葉流89"/>。松本は千葉を[[陸上競技]]・[[バレーボール]]・[[野球]]([[投手]]で4番打者<ref name = "近代映画123-126"/>)など、複数の大会に出場させていた<ref name = "千葉流89"/>。この頃[[1952年ヘルシンキオリンピック|ヘルシンキオリンピック]]が開催され、日本勢が[[体操競技]]でメダルを獲得したことにより、体操競技の一大ブームが発生する<ref name = "千葉流90-91">[[#千葉2010|「厳しくも愛情ある指導、体操を始めるきっかけを作ってくれた松本先生」、90 - 91頁。]]</ref>。松本はその時勢に乗り、千葉を「体操部を創るから部員になれ」と勧誘したので、[[運動部]]を掛け持ちしながら練習し始める日々となった<ref name = "千葉流90-91"/>。勧められての体操競技だったが、やがて[[近代オリンピック|オリンピック]]で[[日本の国旗|日の丸]]を掲げたいという夢を抱くようになり<ref name = kamakura/><ref name = wakita/>、松本に相談すると「体操するなら[[千葉県立木更津高等学校|木更津一高]]へ行け」とアドバイスされた<ref name = "千葉流90-91"/>。進学校のため躊躇していると松本は練習後にも勉強をみてくれる先生を手配し、その甲斐有って合格<ref name = "千葉流90-91"/>。入学後は体操競技に専念し、1年生で全国大会上位入賞、3年生で全国大会優勝を成し遂げた<ref name = kamakura/><ref name = "samurai9596"/>。
 
 
[[1957年]]、[[日本体育大学]][[体育学部]][[体育学科]]へ進学<ref name = "映画.com 日体大"/><ref name = "スポニチ 日体大"/><ref name = "日刊 日体大310"/><ref name = "デイリー 日体大1"/>。同級生には[[1964年東京オリンピック|東京オリンピック]]の[[跳馬]][[金メダル|金メダリスト]]の[[山下治広]]がおり、ヘルシンキオリンピックの跳馬[[銀メダル|銀メダリスト]]・[[竹本正男]]に指導を受けた<ref name = kamakura/><ref name = "スポニチ 日体大"/>。オリンピック出場を目指して練習に明け暮れていたが、独力で通学することが条件だったので、学費を稼ぐために時給が高い[[土工]]や引越しの[[アルバイト]]を、身体鍛錬も兼ねて並行していた<ref name = "20人が証言110">[[#20人が証言|「20人が証言する裸の千葉真一」、110頁。]]</ref>。大学2年生の夏<ref group = "注釈" name = "夏秋"/>、跳馬を練習中に着地で失敗し、腰・両膝を痛めてしまう<ref name = "映画.com 日体大"/><ref name = "スポニチ 日体大"/><ref name = "近代映画123-126"/><ref name = "報知 日体大"/>。練習とアルバイトの掛け持ちで身体を酷使していたことも加わり悪化し、医者から「1年間運動禁止」と宣告された<ref name = "映画.com 日体大"/><ref name = "デイリー 日体大1"/>。1週間も練習を休めば差がつくこの時期に、選手を続けることが困難となる<ref name = "映画.com 日体大"/><ref name = "スポニチ 日体大"/><ref name = "デイリー 日体大1"/>。山下はその実力を「日本の体操選手が不得意にしている[[あん馬]]が彼は得意だった。でも大学二年の秋<ref group = "注釈" name = "夏秋"/>、跳馬の練習中に着地を失敗して[[アキレス腱]]と腰を痛めてしまって…。あのまま体操を続けていれば、間違いなく東京オリンピックでメダルを獲得できたのに惜しかった」と評し、才能を惜しんでいる<ref name = "20人が証言110"/>。(⇒ ''[[#オリンピックを目指して]]'' )
 
 
=== 空手道 ===
 
[[東映]]に入る前から[[大山道場]](後の[[極真会館]])に通っており、きっかけは[[大学生]]の時に[[大山倍達]]を知っている[[朝鮮民族|韓国人]]から紹介を受けて入門<ref name = gai173>[[#極真外伝|「極真空手三段 千葉真一」、173頁。]]</ref>。[[格闘技|格闘]]映画で千葉の敵役を演じた[[石橋雅史]]は[[極真会館|極真カラテ]]の[[先輩]]にあたる<ref name = gai173/><ref>{{Cite book |和書 |title = 蘇る伝説“[[大山道場]]”読本 |origdate = 2000-1-14 |edition = 初刷 |publisher  = [[日本スポーツ出版社]] |isbn = 4930943272 |pages = 178 - 179 }}</ref>。大山は「学生時分から千葉は道場へ通ってきており、仕事の関係でまとまった稽古をしていないまでも、門下生の序列でいうと相当古い方になるんだよ<ref>[[#学生時代|「『けんか空手 極真拳』の撮影で初めて会う」、104 - 105頁。]]</ref>」と語っている。千葉は[[段級位制#名誉段位|名誉段位]]ではなく、一般門下生と同様に昇段審査を受け、[[1965年]][[10月15日]]に[[黒帯]]([[空手道#段級位・色帯・称号|初段]])を允許<ref>[[#昇段|「国際空手道連盟 極真会館 - 年度別昇段登録簿(国内)」、62頁。]]</ref>、[[1977年]][[2月3日]]に[[空手道#段級位・色帯・称号|弐段]]を越えて飛び段で[[空手道#段級位・色帯・称号|参段]]<ref>[[#昇段|「国際空手道連盟 極真会館 - 年度別昇段登録簿(国内)」、63頁。]]</ref>、[[1984年]][[1月20日]]に[[空手道#段級位・色帯・称号|四段]]へ昇段した<ref name = Yodan/>。
 
 
[[1977年]][[3月16日]]に[[空手道]]による真剣勝負をすることが発表され<ref>{{Cite news |title = 千葉真一三段がデスマッチ |newspaper = スポーツニッポン |publisher = 毎日新聞社 |date = 1977-3-16 }}</ref>、[[4月]]に[[ハワイ州|ハワイ]]で開催された「日本代表[[極真会館]]チーム対ハワイ代表チーム」という[[フルコンタクト空手]]の対抗戦に参戦した<ref name = kamakura/><ref name = whywin8384/>。他の日本代表メンバーには[[大石代悟]]・[[二宮城光]]・[[東孝]]・[[中村誠 (空手家)|中村誠]]などがおり{{Refnest |group = "注釈" |[[大石代悟]]と[[二宮城光]]はケガのため、対抗戦を欠場した<ref name = whywin86>[[#なぜ勝つ|「“極真”だけがなぜ勝つのか」、86頁。]]</ref>。}}、対戦相手は「前[[アメリカ東海岸]]空手チャンピオンのグレッグ・カーフマン」という180[[センチメートル|cm]]以上ある[[ネグロイド|黒人]]であった<ref name = gai174176/><ref name = whywin8487/>。千葉は通常の空手技の他に、跳び右[[後ろ回し蹴り]]や[[蹴り技#種類|胴回し回転蹴り]]の元となった前方宙返りして踵で蹴るなど攻撃して、第2ラウンドに[[蹴り技#種類|二段蹴り]]で[[ノックアウト|KO]]勝ちを収めた<ref name = kamakura/><ref name = gai174176/<ref name = whywin8487/>。結果的に同年[[5月14日]]に封切り公開された[[映画]]『[[空手バカ一代 (映画)|空手バカ一代]]』の宣伝にもなった。[[大山倍達]]は「千葉真一の[[空手映画]]は[[欧米]]で非常なブームとなっており、本職の[[空手家]]らの『''Sonny Chiba'' (サニー ちば)の空手は本物』という批評が聞かれていた。極真カラテの黒帯である千葉だからそれも当然で、この対抗試合に出場してその実力を示したのは立派と言うしかない」と述べている<ref name = whywin86/>。(⇒ ''[[#Sonny Chiba]]'' )
 
 
[[1984年]][[1月20日]] - 22日に開催された極真会館主催の第3回[[全世界空手道選手権大会|オープントーナメント全世界空手道選手権大会]]では[[志穂美悦子]]・[[真田広之]]ら[[ジャパンアクションエンタープライズ|ジャパンアクションクラブ]] (''JAC'' ) メンバーを率い、[[演武]]と[[テレビ]]のゲスト解説をした。同年8月、極真会館[[ブラジル]]支部長・[[磯部清次]]の招待により、志穂美・真田・[[大葉健二]]を連れて[[サンパウロ]]へ行き、25日 - 26日に開催された第1回[[日本|日]][[ブラジル|伯]]・第8回ブラジル極真空手道選手権大会でも演武を行った<ref>{{Cite journal |和書 |date = 1984-11-1 |title = 速報!! [[アデミール・ダ・コスタ]]が連覇 ブラジル支部設立10周年記念大会 |journal = [[月刊パワー空手]] |volume = 7 |issue = 11 |pages = 3 - 13 |publisher = パワー空手出版社 }}</ref>。
 
 
日本・[[アメリカ]]・[[東南アジア]]と[[世界]]各国で後進の育成・[[空手道]]の普及に活動しており、毎年10月には[[旧武徳殿]]がある[[京都市武道センター]]で少年少女オープン空手道選手権大会「千葉真一総裁杯」を催している。『[[新 影の軍団シリーズ]]』で共演した[[高野八誠]]は「最終章のラストシーンで千葉さんと[[殺陣]]をするんですが、休憩中に千葉さんが後ろ回し蹴りを見せてくれて、すっごい感動しましたね。動きは昔と変わってないなって、改めてビックリさせてもらいました<ref>[[#新影最終|特典映像 「高野八誠インタビュー」]]</ref>」と、当時66歳の千葉について語っている。(⇒ ''[[#格闘映画]]'' )
 
 
=== 人柄 ===
 
[[スポーツニッポン]]文化部次長だった[[脇田巧彦]]は「何事においても、とことん、のめりこむ性質で、適度ということを知らない熱血漢である<ref name = wakita/>」と評し、娘の[[真瀬樹里]]は「何があっても進んでいく前向きさと、映画への情熱は世界一。パパは私の誇り<ref name = sponichi/>」と話している。[[高平哲郎]]は「打ち合わせ相手を待っていると、後ろのテーブルには千葉さんが女性と仕事の話をしながら、食事をしていた。思わず『高平です。ご無沙汰しています』と声をかけると、千葉さんは立ち上がり、笑顔で『お元気ですか』と答えてくれた。2回しか会ってない私にきちんと挨拶をしてくれるのが、千葉さんの真面目さと優しさなんだと思う<ref name = "高平哲郎"/>」と記している。
 
 
[[日刊スポーツ]]の記者は「圧倒的な存在感を[[オーラ]]と呼ぶが、それを感じた<ref name = nikkan1/>」、[[東映ニューフェイス]]の後輩である[[堀田眞三]]は「かつて大流行した『カッコいい!千葉ちゃん!』の言葉通り、“カッコよさ”の象徴だった<ref name = "堀田眞三20101023">{{Cite web |url = http://blogs.yahoo.co.jp/hottashinzo/59995200.html |title = 千葉真一先輩 記念パーティー |accessdate = 2010-11-6 |author = 堀田眞三 |date = 2010-10-23 |work = 俳優 堀田眞三(グランパ)です。 |publisher = gooブログ <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130921054319/http://blogs.yahoo.co.jp/hottashinzo/59995200.html |archivedate = 2013-9-21--> }}</ref>。国中を席巻した[[カリスマ]]であり、正真正銘の映画スターとして、醸し出す雰囲気や存在感が全然違う<ref name = "堀田眞三20101023"/>。共演俳優や[[東映]]の後輩らも、威厳とパワフルで圧倒されるけど明るくて格好良いと言ってるし、滲み出る男を感じさせてくれる<ref>{{Cite web |url = http://blog.goo.ne.jp/hottashinzo/e/0b3e88fc87d9142cc997ff50361e5d73 |title = “親父”衣装合わせなどの打ち合わせ。 |accessdate = 2012-3-30 |author = 堀田眞三 |date = 2006-7-10 |work = 俳優 堀田眞三(グランパ)です。 |publisher = gooブログ <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20120330192829/http://blog.goo.ne.jp/hottashinzo/e/0b3e88fc87d9142cc997ff50361e5d73 |archivedate = 2012-3-30--> }}</ref><ref>{{Cite web |url = http://blog.goo.ne.jp/hottashinzo/e/544ac87ac80114c4b9b1c67b2e8b4bd5 |title = 親父 - 撮影 快調! |accessdate = 2012-3-30 |author = 堀田眞三 |date = 2006-7-21 |work = 俳優 堀田眞三(グランパ)です。 |publisher = gooブログ <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20120330192715/http://blog.goo.ne.jp/hottashinzo/e/544ac87ac80114c4b9b1c67b2e8b4bd5 |archivedate = 2012-3-30--> }}</ref><ref>{{Cite web |url = http://blog.goo.ne.jp/hottashinzo/e/e86da1f1ff47f38da0dbfd58f22e6339 |title = いよいよ“親父”の撮影 |accessdate = 2012-3-30 |author = 堀田眞三 |date = 2006-7-26 |work = 俳優 堀田眞三(グランパ)です。 |publisher = gooブログ <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20120330195425/http://blog.goo.ne.jp/hottashinzo/e/e86da1f1ff47f38da0dbfd58f22e6339 |archivedate = 2012-3-31--> }}</ref>」、[[サミュエル・L・ジャクソン]]は「タフガイを演じる時には、いつも千葉さんの演技を参考にさせてもらっているんだ。カリスマ的な存在感のある、最高にクールな俳優だと思うよ<ref name = "アベンジャーズ"/>」、[[あさ美]]は「かっこよすぎだし、オーラがすごいし、魅入っちゃった<ref>{{Cite web |url = http://ameblo.jp/asami-kumakiri/entry-11377402906.html |title = かっこよすぎで |accessdate = 2012-11-25 |author = あさ美 |authorlink = あさ美 |date = 2012-10-12 |work = あさ美のMaybe☆めいビー |publisher = [[アメーバブログ]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130310063038/http://ameblo.jp/asami-kumakiri/entry-11377402906.html |archivedate = 2013-3-10--> }}</ref>」、[[大木凡人]]は「とにかくカッコ良く情熱をもったスターです<ref>{{Cite web |url = http://ameblo.jp/ooki-bondo/entry-11411813425.html |title = 千葉真一と大木凡人 2時間トーク ディナークルーズ |accessdate = 2012-12-6 |author = 大木凡人 |authorlink = 大木凡人 |date = 2012-11-24 |work = 凡ちゃんブログ |publisher = アメーバブログ <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20121206065045/http://ameblo.jp/ooki-bondo/entry-11411813425.html |archivedate = 2012-12-6--> }}</ref>」、[[小泉孝太郎]]は「撮影現場に入られただけで、見えていないのにそれと分かる雰囲気を感じるくらい、ものすごい存在感でした。何かに例えるならば、[[サッカーコートジボワール代表]]の[[ディディエ・ドログバ]]のような。千葉さんが画面の前にお立ちになると、一気に何かが激変します{{Refnest |group = "注釈" |name =  |[[テレビドラマ]]『[[おわこんTV]]』の発表会見で小泉は、[[2014年]][[6月14日]]の[[2014 FIFAワールドカップ・グループC#コートジボワール vs 日本(Match 6)|サッカーW杯・日本 vs コートジボワール]]に交代出場して試合の流れを変えたドログバに、千葉をなぞらえた<ref name = "ドログバ">{{Cite news |url = http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20140616-1318794.html |title = 小泉孝太郎、千葉真一「ドログバのよう」 |newspaper = 日刊スポーツ |publisher = nikkansports.com |date = 2014-6-16 |accessdate = 2014-10-4 <!--|archiveurl = http://web.archive.org/web/20141004074458/http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20140616-1318794.html |archivedate = 2014-10-4--> }}</ref>。}}<ref name = "ドログバ"/>」など、異口同音に「(千葉さんには)オーラやカリスマ性がある」と証言している。
 
 
[[真樹日佐夫]]は「とても折り目正しいところに、淡い好感をおぼえた<ref>[[#学生時代|「『けんか空手 極真拳』の撮影で初めて会う」、106頁。]]</ref>」、「[[ニューヨーク]]で酒を酌み交わした時{{Refnest |group = "注釈" |name =  |千葉真一は映画の撮影で、[[真樹日佐夫]]は[[梶原一騎]]と共に[[極真会館]]の北米支部長会議に出席する[[大山倍達]]の随行で、それぞれ[[ニューヨーク]]を訪れていた<ref name = newyork106108>[[#学生時代|「いくら飲んでも崩れを見せぬ見事な酒品だった」、106 - 108頁。]]</ref>。}}、いくら飲んでも崩れを見せぬ見事な酒品だった<ref name = newyork106108/>」と述べ、[[平松伸二]]は自身の漫画が映画化されたときに、『[[ドーベルマン刑事#映画|ドーベルマン刑事]]』の撮影現場を訪れて主人公の加納錠治を演ずる千葉真一と会っており、「まさかこんな若い人(平松)が漫画を描いているとはねえ~!」「ホンネを言えば、ボクとかより[[松田優作]]くんなんかの方が加納にあってると思ってるんじゃないのかなァ!!」と笑いながら話しかけられ、「図星だった!千葉さんは正直で気さくないい人だった」と回想している<ref>{{Cite book |和書 |author = 平松伸二 |authorlink = 平松伸二 |title = [[そしてボクは外道マンになる]] |origdate = 2017-9-19 |edition = 初版 |publisher = [[集英社]] |isbn = 4088907574 |volume = 2 第7話 |chapter = 結婚してください! }}</ref>。
 
 
=== ファン ===
 
[[日本]]では[[いしだあゆみ]]<ref name = "いしだあゆみ">[[#平凡69121|「表紙のおしゃべり」、232頁。]]</ref>・[[今井雅之]]<ref name = "今井雅之1">{{Cite web |url = http://ameblo.jp/i-masayuki/entry-10686169761.html |title = 大先輩 |accessdate = 2012-9-28 |author = 今井雅之 |authorlink = 今井雅之 |date = 2010-10-24 |work = 今井雅之の押忍! |publisher = アメーバブログ <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20120927151845/http://ameblo.jp/i-masayuki/entry-10686169761.html |archivedate = 2012-9-27--> }}</ref><ref name = "今井雅之2">{{Cite web |url = http://ameblo.jp/i-masayuki/entry-10937286125.html |title = 千葉先輩!!! |accessdate = 2012-9-28 |author = 今井雅之 |date = 2011-6-28 |work = 今井雅之の押忍! |publisher = アメーバブログ <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20120927152910/http://ameblo.jp/i-masayuki/entry-10937286125.html |archivedate = 2012-9-27--> }}</ref>・[[尾崎将司]]<ref name = "天魔覆滅"/>・[[吉川晃司]]<ref name = kikkawa1>{{Cite news |url = http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/05/06/05.html |title = 吉川晃司、大ファンの千葉真一と倉田保昭が共演するアクション映画の楽曲を担当 |newspaper = スポーツニッポン |publisher = スポニチ Sponichi Annex |date =  2006-5-6 |accessdate = 2006-5-6 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20161203035713/http://eigamiru.link/archives/26444 |archivedate = 2016-12-3 }}</ref><ref name = kikkawa2>{{Cite web |url = http://www.nikkatsu.com/movie/official/master_of_thunder/atmovie/production/index.html |title = 音楽も壮絶バトル!吉川晃司VS大槻ケンヂ率いる特撮 |accessdate = 2017-10-26 |author =  |date = 2017-10-26 |work = プロダクションノート |publisher = マスター・オブ・サンダー 決戦!! 封魔竜虎伝 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20171026075631/http://www.nikkatsu.com/movie/official/master_of_thunder/atmovie/production/index.html |archivedate = 2017-10-26--> }}</ref>・[[関根勤]]<ref name = "高平哲郎"/>・[[園子温]]<ref>{{Cite news |url = http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/05/01/kiji/K20130501005717300.html |title = 園子温監督 芸人デビュー「たけしさんに肉薄したい」 |newspaper = スポーツニッポン |publisher = スポニチ Sponichi Annex |date = 2013-5-1 |accessdate = 2013-5-13 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130502014022/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/05/01/kiji/K20130501005717300.html |archivedate = 2013-5-2--> }}</ref>・[[高平哲郎]]<ref name = "高平哲郎"/>、[[吉本真由美]]などのファンがいる。
 
 
いしだあゆみは雑誌の表紙撮影で対面したときに「わたし、千葉さんの大ファンなんです」と伝えていた<ref name = "いしだあゆみ"/>。いしだ主演の[[テレビドラマ]]『[[雪の朝に]]』([[1987年]])で恋人役で念願の共演を果たし、ほかには[[映画]]『[[闇の狩人]]』([[1979年]])や千葉主演のテレビドラマ『[[おわこんTV]]』([[2014年]])でも共演している。今井雅之は子供の頃、友達と『[[キイハンター]]』ごっこで遊ぶときには、千葉に扮するほどの熱狂的なファン<ref>{{Cite web |url = http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20150716/enn1507161140007-n2.htm |title = スクープ! 今井雅之さん、幻の「戦国自衛隊」遺していた 20年前に続編の脚本執筆(2/2ページ)|accessdate = 2015-7-18 |date = 2015-7-16 |work = ZAKZAK |publisher = 産業経済新聞社 |page = 2 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20150718094922/http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20150716/enn1507161140007-n2.htm |archivedate = 2015-7-18--> }}</ref>。吉川晃司は幼少期、千葉の活躍に憧れを抱いていた<ref name = kikkawa1/><ref name = kikkawa2/>。(⇒ ''[[#キイハンター]]'' ・''[[#2010年以降]]'' )
 
 
[[ジャパンアクションクラブ]] (''JAC'' ) に1980年代初期までに入団したメンバーのほとんどが千葉の勇姿に憧れた者ばかりで、[[大葉健二]]<ref name = "大葉">{{Cite web |url = http://www.crank-in.net/movie/news/13467 |title = 30年ぶりにギャバンを演じた大葉健二「50代の女性がセーラー服を着る恥ずかしさが判りました」 |accessdate = 2017-10-25 |author = 平井景 |authorlink = 平井景 |date = 2012-1-20 |publisher = クランクイン <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20170320054038/http://www.crank-in.net/movie/news/13467 |archivedate = 2017-3-20--> }}</ref>・[[春田純一]]<ref name = "春田">[[#JAC特集号|「前人未踏!15Mのダイビング」、150頁。]]</ref>・[[志穂美悦子]]<ref name = "志穂美">[[#JAC特集号|「可能性に最大限挑戦したい!」、141頁。]]</ref><ref name = "クランクイン1">{{Cite web |url = http://www.crank-in.net/movie/column/28435/1 |title = 27年ぶりのテレビ出演で再注目 元女優・志穂美悦子のスゴさ1 |accessdate = 2013-12-24 |author = くれい響 |authorlink = くれい響 |date = 2013-12-22 |publisher = クランクイン <!--|archiveurl = http://web.archive.org/web/20131224084744/http://www.crank-in.net/movie/column/28435/1 |archivedate = 2013-12-24--> }}</ref><ref name = "日刊スポ27年ぶり">{{Cite news |url = http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20131218-1232885.html |title = 長渕悦子さんが27年ぶりテレビ出演 |newspaper = 日刊スポーツ |publisher = nikkansports.com |date = 2013-12-18 |accessdate = 2017-10-25 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20140120152654/http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20131218-1232885.html |archivedate = 2014-1-20--> }}</ref>・[[関根大学]]<ref>[[#宇宙刑事|「インタビュー 関根大学」、67頁。]]</ref>・[[山田一善]]<ref>[[#宇宙刑事|「インタビュー 山田一善」、127頁。]]</ref>、など。(⇒ ''[[#JAC]]'' )
 
 
日本国外の熱烈なファンには[[サミュエル・L・ジャクソン]]<ref name = gaiden737983/><ref name = "アベンジャーズ"/>、[[クエンティン・タランティーノ]]<ref name = "タランティーノ"/><ref name = gai173179/>、[[ジャッキー・チェン]]<ref name = "職業病"/>、[[ジャレッド・フェルナンデス]]<ref name = jwf070723>{{Cite news |url = http://hiroshima.nikkansports.com/baseball/professional/carp/p-rp-tp0-20070723-231158.html |title = フェルナンデス、千葉真一引退にショック |newspaper = 日刊スポーツ |publisher = nikkansports.com |date = 2007-7-23 |accessdate = 2010-1-6 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20100106064204/http://hiroshima.nikkansports.com/baseball/professional/carp/p-rp-tp0-20070723-231158.html |archivedate = 2010-1-6 }}</ref>、[[ブルース・リー]]<ref name = "子守唄"/>、[[キアヌ・リーブス]]<ref name = "キアヌ"/><ref name = Keanu/>、[[リュ・スンワン]]<ref name = "佐藤結">{{Cite journal |和書 |author = 佐藤結 |authorlink = 佐藤結 |date = 2015-12-4 |title = 『ベテラン』 対談 リュ・スンワン[監督]× 千葉真一 韓国・日本 両国の映画を愛する漢たちの語らい |journal = キネマ旬報 2015年12月下旬号 No.1705 |volume = 通巻2519号 |page = 70 |publisher = [[キネマ旬報]] |url = http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/catid/21/Default.aspx?pdid=kinema_No.1705 |accessdate = 2015-12-19 }}</ref>、[[インドネシア]]の[[格闘家]]・[[俳優]]の[[:id:Yayan Ruhian|ヤヤン・ルヒアン]]<ref name = "シネマトリビューン"/>、らがおり、[[世界]]の映画人・著名人に影響を与えている。
 
 
サミュエル・L・ジャクソンは初めて千葉に会った時、直立不動で「サインをください」と頼んでいた<ref name = gai179/>。クエンティン・タランティーノは[[アメリカ映画]]『[[トゥルー・ロマンス]]』で[[主人公]]が『[[激突! 殺人拳]]』を[[映画館]]で観て、部屋には『[[カミカゼ野郎 真昼の決斗]]』、『[[東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯]]』のポスターを貼るなど、千葉の熱狂的ファンである主人公を描いている。ジャッキー・チェンはスターとして認められだした頃に[[東映京都撮影所]]へ出向き、千葉を表敬訪問して念願であった対面を実現した<ref name = "職業病"/>。[[広島東洋カープ]]の[[投手]]で[[映画プロデューサー]]転身の夢があるジャレッド・フェルナンデスは「中学時代から(千葉の)映画をよく見ていた。いい映画を作って彼を呼びたい」と言っている<ref name = jwf070723/>。キアヌ・リーブスは「僕は''Sonny Chiba'' の映画とともに育ったようなものなんだ<ref name = "キアヌ"/>」、「『''[[w:The Street Fighter|The Street Fighter]]'' 』からアクションと芝居を学んだ。僕は映画用の[[カンフー]]ならできるけど、サニー千葉は実際に人をボコボコにできる。情熱を感じる<ref name = Keanu/>」と語り、リーブスの主演映画『[[ジョン・ウィック]]』のプロモーションで来日した2015年10月に千葉と待望の対面を果たした際には、"''Oh my god!'' "を連発、固い握手を交わし、「ハジメマシテ、マエストロ!(巨匠)」と千葉へ挨拶<ref name = Keanu/>。「あなたはキャラクターを演じるだけでなく、そこにアクションを盛り込んだ。屈強なキャラクターにもあなたが演じると心が感じられる」と身振り手振りを交えながら、千葉と会えたことをリーブスは終始嬉しそうに大はしゃぎしていた<ref name = Keanu/>。リュ・スンワンは『[[キネマ旬報]]』の2015年12月下旬号で対談した際、千葉から『[[仁義なき戦い 広島死闘篇]]』のDVDにサインをしてもらい、「今日はDVDを持って来られなかったのですが、千葉さんの『激突! 殺人拳』が本当に好きなんです。僕があまりにも見ているので、うちの子供たちもテーマ曲を口ずさむことができる。お会いできて光栄です」と喜びを語っている<ref name = "佐藤結"/>。ヤヤン・ルヒアンは映画『[[ザ・レイド]]』の[[宣伝|プロモーション]]で[[2012年]]に[[来日]]した際、「千葉さんのアクションは本当に勉強になります」と日本が誇る世界のアクションスターに敬意を表した<ref name = "シネマトリビューン" />。(⇒ ''[[#キイハンター]]'' ・''[[#格闘映画]]'' ・''[[#ハリウッド]]'' )
 
 
=== 交友 ===
 
[[深作欣二]]・[[高倉健]]・[[大山倍達]]を「人生で最も影響を受けた特別な存在で最も敬愛する人物<ref name = samurai131>[[#千葉2010|「第4章 現代日本のサムライ三傑 - 深作欣二、高倉健、大山倍達」、131頁。]]</ref>」、尊敬する[[俳優]]に「[[ジェームズ・ディーン]]、[[ジャン=ポール・ベルモンド]]、高倉健、[[若山富三郎]]、[[ゲイリー・クーパー]]<ref>{{Cite web |url = http://www.tbsradio.jp/top954/2011/12/12.html |title = 千葉真一 高倉健から東映解雇を救ってもらった体験を明かす |accessdate = 2014-11-24 |date = 2011-12-14 |work = [[ザ・トップ5]] |publisher = [[TBSラジオ&コミュニケーションズ]] <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20141121065647/http://www.tbsradio.jp/top954/2011/12/12.html |archivedate = 2014-11-21--> }}</ref>」、「[[親友]]は[[夏八木勲]]<ref name = "NEWSポストセブン 筋肉美"/><ref name = "東スポ 夏八木勲">{{Cite news |title = 千葉真一 夏八木勲さんへの思い語る |url = http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/142369/ |newspaper = [[東京スポーツ]] |date = 2013-05-14 |accessdate = 2013-5-21 <!--|archiveurl = https://web.archive.org/web/20130611045130/http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/142369/  |archivedate = 2013-6-11--> }}</ref>」を挙げている。
 
 
[[1967年]]の[[映画]]『[[あゝ同期の桜]]』で知己を得て以来、最も共演が多い夏八木勲は千葉を<ref name = "NEWSポストセブン 筋肉美"/><ref name = "東スポ 夏八木勲"/>、{{cquote|新人で[[京都市|京都]]にきたばかりで挨拶の仕方も知らなく、そんな僕を千葉ちゃんがいろいろと面倒みてくれた。「何も知らない奴だから、あまりいじめないでくれよ」と周囲に言ってくれたんです。お陰で見知らぬ京都でかなり過ごしやすくなったので、本当に感謝しています。千葉ちゃんのそういう性格はもちろんだけど、あそこまで自分の肉体を意のままに操れるよう、鍛えていたことに僕はビックリしてね。千葉ちゃんから「JACでアクションの練習をしているから、なっちゃんも暇があったら来てみない?」って誘われたので、時間がある時は練習場に行って、紛れて一緒に鍛えたりしていました。<ref name = "NEWSポストセブン 筋肉美"/>}}と評しており、千葉と夏八木を知る関係者も「夏八木さんの口からは、千葉さんを絶賛する言葉しか聞いたことがない。千葉さんも夏八木さんを『僕の人生の中で最高の俳優』と認めていて、事あるごとに仕事に誘っていた。互いによき理解者で、尊敬し合えるかけがえのない友だった」と証言している<ref name = "東スポ 夏八木勲"/>。
 
 
深作欣二は「ともかく熱心だった。特にアクションシーンになると、自分からアイデアを出して急にイキイキしてくる。[[スティーブ・マックイーン]]みたいになりたいというのが口癖だった<ref>[[#20人が証言|「20人が証言する裸の千葉真一」、111 - 112頁。]]</ref>」、[[東映ニューフェイス]]の先輩でもある高倉健は「お互いに無口なところが妙に気が合ってね。普通なら男同士、酒でも飲んで語り合うもんだが、酒を飲めない俺に気を使ってか、喫茶店でコーヒーを飲んだりメシを食いに行ったりで、内気な恋人同士のデートみたいだった。それでも楽しいんだなあ<ref name = "20人が証言111"/>」、同期の[[亀石征一郎]]は「[[方言]]が抜けないから研修が終わっても、一人で発音の練習をしていたのが印象的だった<ref name = "20人が証言111"/>」と語る。
 
 
デビュー当時から相談に乗っていた[[潮健児]]は「[[1964年東京オリンピック|東京オリンピック]]のあった昭和39年([[1964年]])前後に一番悩んでいた。[[日本体育大学]]の友人はオリンピックで名を上げ、『[[網走番外地 (東映)|網走番外地]]』で高倉健さんがスターになった。映画をやめたいと漏らしていた<ref name = "20人が証言112"/>」と苦悩する様子を、[[鶴田浩二]]は「融通の利かないところが損しているな。絶対に弁解しないから、誤解されやすい<ref name = "20人が証言112"/>」と、それぞれ慮っている。
 
 
[[中尾彬]]は[[千葉県立木更津高等学校|千葉県立木更津第一高等学校]]の後輩で、千葉に「前田さん(本名)」と挨拶する<ref name = nakao>{{Cite journal |和書 |date = 1970-6-14 |title = モーレツ体操教師と生徒 千葉真一 + 中尾彬 |journal = 週刊明星 |volume = 23 |issue =  |publisher = 集英社 }}</ref>。日体大に在学していた千葉が[[教育実習]]で指導した生徒が中尾で、教師と教え子の関係でもあったが、理由もなく反抗し、授業をよくサボっていた<ref name = nakao/>。芸能界で再会したときに、中尾は非礼を陳謝<ref name = nakao/>。中尾の出演ドラマ『[[二人の刑事]]』([[TBSテレビ|TBS]])を千葉が「観ているぜ」と言うと、中尾は「光栄です」と返事する関係である<ref name = nakao/>。
 
 
特別後援者として[[ピラニア軍団]]に関わっており、軍団の結成式が[[1975年]]に[[大阪市]]の[[御堂会館]]で催され、深作欣二・[[渡瀬恒彦]]と共に立会った<ref name = robin>{{Cite book |和書 |author = ロビン前田 |authorlink = ロビン前田 |coauthors = [[杉作J太郎]]・[[植地毅]] |editor = 杉作J太郎・植地毅 |title = 東映スピード・アクション浪漫アルバム |origdate = 2015-9-30 |edition = 第一刷 |publisher = [[徳間書店]] |series = 浪漫アルバム |isbn = 978-4-19-864003-3 |page = 231 |chapter = ピラニア軍団 }}</ref>。千葉は舞台へ上がらず、[[カメラ]]片手に客席からメンバーに声をかけて裏方に徹し、場を盛り上げていた。そんな千葉に[[川谷拓三]]は感謝し「ワシ、生まれて初めてこんな派手なスポットライトを浴びましたわ。ホンマおおきに!」と号泣していた<ref name = robin/>。
 
 
=== 趣味 ===
 
趣味は[[水彩画]]<ref name = "実話特報"/>。日記をつけている<ref name = "モー81"/>。愛車は白の[[マツダ・コスモ|マツダ・コスモスポーツ]]と[[フォード・マスタング#2代目(1969年〜1973年)|フォード・マスタング・Mach1]]<ref name = "モー78">[[#モーレツ24|「チバシンのモーレツ24時間」、78頁。]]</ref>。選んだ理由は「小回りが利くから」と実にアクションスターらしい動機である。[[マーキュリー (自動車)#差別化の成功|マーキュリー・クーガー]]へと乗り継いだ。[[トヨタ・カリーナ]]のCMに出演した頃、[[トヨタ自動車|トヨタ]]よりカリーナの新車を毎年提供されていたので1年間乗った後、[[志穂美悦子]]や[[真田広之]]ら[[ジャパンアクションクラブ]] (''JAC'' ) のメンバーに譲っていた。
 
 
=== 家族 ===
 
[[福岡県]][[福岡市]][[博多区]][[雑餉隈]]で二男三女の長男(第二子)として生誕<ref name = "千葉流8182"/>。父親は[[大刀洗町]]に在った[[陸軍飛行戦隊]]に所属する[[軍人]]で、母親は[[熊本県]]出身で学生時代に[[陸上競技]]をしていた<ref name = "千葉流8182"/>。[[テストパイロット]]の父親は初めて建造された[[航空母艦|空母]]へ初着艦を成功させるなど、危険な重責業務で給料の半分が飲み代となり、家庭は裕福でなかった<ref name = "近代144-145" />。4歳の時、父親が[[千葉県]][[木更津市]]へ異動となったため、家族で千葉県[[君津市]]へ転居した<ref name = "和千永38"/>。[[終戦]]後、軍が解体され、父親は漁業組合の役員へ転職したが、家計は厳しかった<ref name = "近代144-145"/>。小学生の頃から、新聞・牛乳配達をして家計を助けた<ref name = "20人が証言110"/>。しかし「貧乏だったものの大自然に囲まれていたため、[[米]]以外は不自由せずにいろいろな[[食物]]を食べることができ、自分の土台となった」と当時を述懐している<ref>[[#千葉2008|「パイロットだった親父」、34頁。]]</ref>。父親は[[芸能界]]入りを猛烈に反対して[[勘当]]していたが<ref name = samurai100101/>、作品を観てからは考えを変え<ref>[[#千葉2010|「オリンピックで金メダルを目指した学生時代、味わった栄光と挫折」、103頁。]]</ref>、その後は観るのを楽しんでいる<ref name = "20人が証言110"/>。[[1971年]]初めには地元の[[君津市]]に実家を新築して親孝行をした<ref>[[#千葉2010|「「気骨ある明治生まれの軍人、子供心に誇らしかった飛行機姿の親父」」、85頁。]]</ref>。(⇒ ''[[#オリンピックを目指して]]'' )
 
 
弟の[[矢吹二朗]]が中学生になると[[東京都]]へ呼び寄せ、学校にも通わせ、育ち盛りの矢吹にはご飯を食べさせ、千葉は[[コッペパン]]に水という日々もあった<ref name = "20人が証言110"/>。「ときどき兄貴の腕時計や無理して買った[[テープレコーダー]]が無くなったのは、きっと[[質屋]]へ持って行っていたと思う。僕には心配させまいと、一言も言わなかった」と語る<ref name = "20人が証言110"/>。
 
 
テレビドラマ『[[キイハンター]]』で共演した[[野際陽子]]と[[1973年]]に結婚し、一人娘の[[真瀬樹里]]を儲ける。おしどり夫婦として有名だったが、[[ハリウッド]]で仕事が増え始めて拠点を移したい千葉と<ref name = wachinaga113114>[[#千葉2008|「樹里が生まれた日」、113 - 114頁。]]</ref>、[[日本]]に居たい野際の意志不一致から<ref name = wachinaga113114/>、[[1994年]]に離婚。[[記者会見]]を野際と一緒に行うなど憎みあっての離婚ではないため、真瀬共々良好な関係を続けており、真瀬とは[[テレビドラマ|テレビ]][[時代劇]]『[[寺子屋ゆめ指南]]』、『[[風林火山 (NHK大河ドラマ)|風林火山]]』で共演し、複数の[[トーク番組]]へ一緒に出演している。その後、千葉は28歳年下の一般女性と[[1996年]]に再婚して長男・[[新田真剣佑]]と次男を授かり、[[アメリカ合衆国]][[カリフォルニア州]][[ビバリーヒルズ]]に在住している<ref name = nikkan1/><ref name = chunichi/><ref name = daily2/><ref name = houchi/>。[[2015年]]に離婚した<ref>{{Cite news |url = http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1586737.html |title = 千葉真一が離婚 調停中の28歳下の夫人と昨年 |newspaper = 日刊スポーツ |publisher = 日刊スポーツ新聞社 |date = 2016-1-1 |accessdate = 2016-1-1 }}</ref>。
 
 
== 受賞 ==
 
<small>☆ノミネートを含む。</small>
 
* ミスタースポーツモデル : ウェアモデル入賞 ([[1958年]])
 
* [[エランドール賞]] : 新人賞 ([[1962年]])
 
* [[日本映画製作者協会]] : 新人賞 ([[1967年]])
 
* [[京都市民映画祭]] : 主演男優賞 『[[日本暗殺秘録]]』([[1969年]])
 
* 京都市民映画祭 : 主演男優賞 『[[沖縄やくざ戦争]]』([[1976年]])
 
* [[第2回日本アカデミー賞|第2回]][[日本アカデミー賞]] : 優秀助演男優賞 『[[柳生一族の陰謀]]』([[1979年]])
 
* [[ブルーリボン賞 (映画)#第22回(1979年度)|第22回ブルーリボン賞]] : スタッフ賞
 
* 第18回[[香港電影金像奨]] : [[w:18th Hong Kong Film Awards#Best Actor|優秀主演男優賞]] 『[[風雲 ストームライダーズ|風雲 ストームライダーズ / 雄覇天下]]』([[1999年]])
 
* [[第30回サターン賞|第30回]][[サターン賞]] : [[第30回サターン賞#助演男優賞|助演男優賞ノミネート]] 『[[キル・ビル]]』 ([[2004年]])
 
* 第25回[[w:Hawaii International Film Festival|ハワイ国際映画祭]] : ''MAVERICK AWARD'' 〔映画への貢献を称える特別賞〕([[2005年]])
 
* 第15回[[日本映画批評家大賞]] : [[ゴールデン・グローリー賞]] 〔日本映画の発展に貢献した俳優〕 ([[2006年]])
 
* ''OKINAWA'' シネマ&ミュージックアワード 映画部門功労賞 (2006年)
 
:「おきなわシネマ&ミュージックフェスタ2006」にて、映画の発展に貢献したクリエイターとして表彰
 
* [[天草映画祭]] 風の賞 : 特別賞 ([[2007年]])
 
* ''SINGAFEST 2011'' 〔[[w:Bigfoot Entertainment|ビッグフット・エンターテインメント]]主催〕 : ''LIFETIME ACHIEVEMENT AWARD'' ([[2011年]])
 
:''MARTIAL ARTS LEGEND Sonny Chiba'' を表彰
 
 
== 出演 ==
 
[[File:宇宙快速船.jpg|thumb|220px|[[1961年]]の主演映画『[[宇宙快速船]]』]]
 
=== 映画 ===
 
==== 国内 ====
 
<small>☆太字は[[主演]]や[[映画スタッフ|スタッフ兼務]]作品。諸外国との合作映画は[[#海外作品]]を参照。社名のない作品は[[東映]]。</small>
 
* [[警視庁物語|警視庁物語シリーズ]] ([[1961年の日本公開映画|1961年]]) - 中川刑事
 
** [[警視庁物語|警視庁物語 不在証明(ありばい)]]
 
** [[警視庁物語|警視庁物語 十五才の女]]
 
** [[警視庁物語|警視庁物語 十二人の刑事]]
 
* '''[[風来坊探偵シリーズ]] (1961年、[[ニュー東映]]) - 主演・西園寺五郎'''
 
** '''[[風来坊探偵 赤い谷の惨劇]]'''
 
** '''[[風来坊探偵 岬を渡る黒い風]]'''
 
* '''[[宇宙快速船]] (1961年、ニュー東映) - 主演・立花真一 / アイアンシャープ'''
 
* '''[[ファンキーハットの快男児シリーズ]] (1961年) - 主演・天下一郎'''
 
** '''[[ファンキーハットの快男児]] (ニュー東映)'''
 
** '''[[ファンキーハットの快男児 二千万円の腕]]'''
 
* [[次郎長社長と石松社員シリーズ]]
 
** [[進藤の社長シリーズ 石松社員は男でござる]] (1961年) - 長島
 
** [[次郎長社長と石松社員 安来ぶし道中]] (1963年) - 塩見寛
 
* [[南太平洋波高し]] ([[1962年の日本公開映画|1962年]]) - 結城
 
* [[恋愛学校 ラブ・スクール]] (1962年、ニュー東映) - 木暮慎一
 
* [[二・二六事件 脱出]] (1962年、ニュー東映) - 篠原上等兵
 
* [[恋と太陽とギャング]] (1962年、ニュー東映) - 山内
 
* [[あの空の果てに星はまたゝく]] (1962年) - 堀本義夫
 
* [[残酷な月]] (1962年) - 正木
 
* [[山麓 (映画)|山麓]] (1962年) - 速水信吉
 
* [[八月十五日の動乱]] (1962年) - 大森医師
 
* [[ギャング対Gメン]] (1962年) - 梶修
 
* [[王将 (1962年の映画)|王将]] (1962年) - 毛利
 
* '''[[事件記者シリーズ]] - 主演・城野大助'''
 
** '''[[恐怖の魔女]] (1962年)'''
 
** '''[[殺人鬼の誘惑]] ([[1963年の日本公開映画|1963年]])
 
* [[こまどり姉妹|こまどりのりんごっ子姉妹]] (1963年) - 梅さん
 
* [[暴力街]] (1963年) - 市ノ木一夫
 
* '''[[特別機動捜査隊|特別機動捜査隊シリーズ]] (1963年) - 主演・内藤刑事'''
 
** '''[[特別機動捜査隊#特別機動捜査隊|特別機動捜査隊]]'''
 
** '''[[特別機動捜査隊#特別機動捜査隊 東京駅に張り込め|特別機動捜査隊 東京駅に張り込め]]'''
 
* [[こまどり姉妹|こまどり姉妹 未練ごころ]] (1963年) - 富沢健一
 
* '''[[柔道一代シリーズ]] - 主演・本郷四郎'''
 
** '''[[柔道一代]] (1963年)'''
 
** '''[[柔道一代 講道館の鬼]] ([[1964年の日本公開映画|1964年]])
 
* [[八州遊侠伝 男の盃]] (1963年) - 佐太郎
 
* [[浅草の侠客]] (1963年) - 葉山新介
 
* [[海軍 (映画)|海軍]] (1963年) - 牟田口隆夫
 
* '''[[やくざの歌]] (1963年) - 主演・新田俊次'''
 
* [[ギャング忠臣蔵]] (1963年) - 矢頭七郎
 
* '''[[白い熱球]] (1963年) - 主演・荻原要太'''
 
* [[わが恐喝の人生]] (1963年) - 小沢伍郎
 
* [[地獄命令]] (1964年) - 大松信一
 
* [[東京アンタッチャブル 売春地下組織]] (1964年) - 原田芳夫
 
* [[君たちがいて僕がいた]] (1964年) - 矢吹誠
 
* [[竜虎一代]] (1964年) - 松橋新一
 
* [[あの雲に歌おう]] ([[1965年の日本公開映画|1965年]]) - 戸野村淳
 
* [[可愛いあの娘]] (1965年) - 森本
 
* [[おゝい、雲!]] (1965年) - 辰巳三郎
 
* [[にっぽん泥棒物語]] (1965年) - 大木弁護士
 
* [[逃亡 (映画)|逃亡]] (1965年) - 立石三郎
 
* [[やくざGメン 明治暗黒街]] (1965年) - 柴山徹
 
* [[無頼漢仁義]] (1965年) - 陣内壮一
 
* [[網走番外地 (東映)|網走番外地シリーズ]]
 
** [[網走番外地 北海篇]] (1965年) - 葉山
 
** [[網走番外地 南国の対決]] (1966年) - 谷村
 
* [[夜の牝犬]] ([[1966年の日本公開映画|1966年]]) - 大月辰男
 
* '''[[太陽に突っ走れ]] (1966年) - 主演・進藤孝'''
 
* '''[[子守唄シリーズ]] - 主演・遠藤文吾'''
 
** '''[[浪曲子守唄]] (1966年)'''
 
** '''[[続 浪曲子守唄]] ([[1967年の日本公開映画|1967年]])'''
 
** '''[[出世子守唄]] (1967年)''' 
 
* '''[[黄金バット#実写映画(1966年)|黄金バット]](1966年) - 主演・ヤマトネ博士'''
 
* '''[[組織暴力]] (1967年) - 主演・高杉晋次'''
 
* [[あゝ同期の桜#映画|あゝ同期の桜]] (1967年) - 半沢少尉
 
* [[北海遊侠伝]] (1967年) - 間修一
 
* [[ギャングの帝王]](1967年) - 松本
 
* '''[[河内遊侠伝]] (1967年) - 主演・杉本駒吉'''
 
* [[人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊]] ([[1968年の日本公開映画|1968年]]) - 滝口航海長
 
* '''[[陸軍諜報33]] (1968年) - 主演・山本和夫'''
 
* [[あゝ予科練]] (1968年) - 児玉少尉
 
* [[不良番長#不良番長 猪の鹿お蝶|不良番長 猪の鹿お蝶]] ([[1969年の日本公開映画|1969年]]) - 藤木光男
 
* '''[[日本暗殺秘録]] (1969年) - 主演・[[小沼正]] <small>※[[京都市民映画祭]]主演男優賞、昭和44年度[[芸術祭 (文化庁)|芸術祭]]参加作品</small>'''
 
* '''[[やくざ刑事シリーズ]] - 主演・隼田志郎'''
 
** '''[[やくざ刑事]] ([[1970年の日本公開映画|1970年]])
 
** '''[[やくざ刑事 マリファナ密売組織]] (1970年)'''
 
** '''[[やくざ刑事 恐怖の毒ガス]] ([[1971年の日本公開映画|1971年]])'''
 
** '''[[やくざ刑事 俺たちに墓はない]] (1971年)'''
 
* [[最後の特攻隊]] (1970年) - 三島大尉
 
* '''[[狼やくざシリーズ]]'''
 
** '''[[狼やくざ 殺しは俺がやる]] (1971年) - 主演・氷室剛介'''
 
** '''[[狼やくざ 葬いは俺が出す]] ([[1972年の日本公開映画|1972年]]) - 主演・伊吹徹'''
 
* '''[[麻薬売春Gメンシリーズ]] (1972年)'''
 
** '''[[麻薬売春Gメン]] - 主演・菊池靖男'''
 
** '''[[麻薬売春Gメン 恐怖の肉地獄]] - 主演・菊地春夫'''
 
* [[銀蝶流れ者 牝猫博奕]] (1972年) - 東隆次
 
* [[仁義なき戦い 広島死闘篇]] ([[1973年の日本公開映画|1973年]]) - [[大友勝利]]
 
* '''[[ボディガード牙シリーズ]] (1973年) - 主演・牙直人'''
 
** '''[[ボディガード牙]]'''
 
** '''[[ボディガード牙 必殺三角飛び]]'''
 
* '''[[殺人拳シリーズ]]'''
 
** '''[[激突! 殺人拳]] ([[1974年の日本公開映画|1974年]]) - 主演・剣琢磨'''
 
** '''[[殺人拳2]] (1974年) - 主演・剣琢磨'''
 
** '''[[逆襲! 殺人拳]] (1974年) - 主演・剣琢磨'''
 
** '''[[子連れ殺人拳]] ([[1976年の日本公開映画|1976年]]) - 主演・坂田周平'''
 
* '''[[ルバング島の奇跡 陸軍中野学校]] (1974年) - 主演・菊地一郎'''
 
* '''[[地獄拳シリーズ]] (1974年) - 主演・甲賀竜一'''
 
** '''[[直撃! 地獄拳]]'''
 
** '''[[直撃地獄拳 大逆転]]'''
 
* [[女必殺拳シリーズ|女必殺拳]] (1974年) - 響征一
 
* '''[[少林寺拳法 (映画)|少林寺拳法]] ([[1975年の日本公開映画|1975年]]) - 主演・[[宗道臣]]'''
 
* [[若い貴族たち 13階段のマキ]] (1975年) - 日向健一
 
* '''[[ウルフガイ 燃えろ狼男]] (1975年) - 主演・犬神明'''
 
* [[新幹線大爆破]] (1975年) - 青木運転士
 
* '''[[けんか空手シリーズ]] - 主演・[[大山倍達]]'''
 
** '''[[けんか空手 極真拳]] (1975年)'''
 
** '''[[けんか空手 極真無頼拳]] (1975年)'''
 
** '''[[空手バカ一代 (映画)|空手バカ一代]] ([[1977年の日本公開映画|1977年]])'''
 
* [[爆発! 暴走族]] (1975年) - 津上
 
* [[新仁義なき戦い 組長の首]] (1975年) - [[バーテンダー]] <small>※[[カメオ出演]]<ref name = "アサ芸深作" /></small>
 
* [[激突! 合気道]] (1975年) - 名取新兵衛
 
* [[必殺女拳士]] (1976年) - 桧垣一真
 
* [[横浜暗黒街 マシンガンの竜]] (1976年) - 小松啓市
 
* [[ラグビー野郎]] (1976年) - 大館力男
 
* '''[[脱走遊戯]] (1976年) - 主演・神木渡'''
 
* '''[[沖縄やくざ戦争]] (1976年) - 主演・国頭正剛 <small>※京都市民映画祭主演男優賞</small>'''
 
* [[日本の首領|やくざ戦争 日本の首領]] (1977年) - 迫田常吉
 
* [[北陸代理戦争]] (1977年) - 金井八郎
 
* [[日本の仁義]] (1977年) - 木暮勝次
 
* '''[[ドーベルマン刑事#映画|ドーベルマン刑事]] (1977年) - 主演・加納錠治'''
 
* [[トラック野郎・度胸一番星]] (1977年) - 新村譲次
 
* [[ブラック・ジャック (実写版)#映画(1977年・宍戸錠版)|瞳の中の訪問者]] (1977年、[[ホリプロ|ホリ企画]]) - 酔っ払い <small>※カメオ出演</small>
 
* '''[[柳生一族の陰謀]] ([[1978年の日本公開映画|1978年]]) - 主演・[[柳生三厳|柳生十兵衛三厳]] <small>※[[第2回日本アカデミー賞]]優秀助演男優賞</small>'''
 
* [[宇宙からのメッセージ]] (1978年、東映 / [[東北新社]]) - ハンス王子
 
* [[沖縄10年戦争]] (1978年) - 伊波朝勇
 
* [[赤穂城断絶]] (1978年) - [[不破正種|不破数右衛門]]
 
* [[白昼の死角#映画|白昼の死角]] ([[1979年の日本公開映画|1979年]]) - 太田洋助
 
* [[闇の狩人]] (1979年、[[俳優座]] / [[松竹]]) - 下国左門
 
* [[蘇える金狼#映画|蘇える金狼]] (1979年、[[角川映画|角川春樹事務所]]) - 桜井光彦
 
* '''[[戦国自衛隊 (映画)|戦国自衛隊]] (1979年、角川春樹事務所) - 主演・伊庭義明三尉 兼 [[アクション監督]]
 
* [[復活の日#映画|復活の日]] ([[1980年の日本公開映画|1980年]]、角川春樹事務所 / [[TBSテレビ|TBS]]) - 山内博士
 
* '''[[忍者武芸帖 百地三太夫]] (1980年) - 不知火将監 兼 アクション監督'''
 
* [[ちゃんばらグラフィティー 斬る!]] ([[1981年の日本公開映画|1981年]])
 
* '''[[魔界転生#1981年|魔界転生]] (1981年) - 主演・[[柳生三厳|柳生十兵衛光厳]]{{Refnest |group = "注釈" |name = 光厳 |[[柳生三厳|柳生十兵衛光厳]]の「光厳」だが、「三厳」ではなく「光厳」と[[小冊子|パンフレット]]『[[魔界転生]]』の登場人物・キャスト一覧に表記されているため、当該記事もこれに則った<ref>[[#パンフ魔界|「登場人物」、11頁。]]</ref><ref>[[#パンフ魔界|「キャスト」、26頁。]]</ref>。}}'''
 
* '''[[吼えろ鉄拳]] (1981年) - 太刀川俊介 兼 アクション監督'''
 
* '''[[冒険者カミカゼ -ADVENTURER KAMIKAZE-|冒険者カミカゼ ''-ADVENTURER KAMIKAZE-'']] (1981年) - 主演・神風大介'''
 
* [[蒲田行進曲#映画|蒲田行進曲]] ([[1982年の日本公開映画|1982年]]、角川春樹事務所 / 松竹) - 本人 <small>※[[カメオ出演|友情出演]]</small>
 
* [[伊賀忍法帖#映画|伊賀忍法帖]] (1982年、角川春樹事務所 / 東映) - [[柳生宗厳|柳生新左衛門]]
 
* '''[[伊賀野カバ丸]] ([[1983年の日本公開映画|1983年]]) - 伊賀野才蔵 兼 企画'''
 
* [[里見八犬伝 (1983年の映画)|里見八犬伝]] (1983年、角川春樹事務所) - 犬山道節
 
* '''[[コータローまかりとおる!]] ([[1984年の日本公開映画|1984年]])  - ムーア公国大佐 兼 企画'''
 
* [[最後の博徒]] ([[1985年の日本公開映画|1985年]]) - 加納良三 〔モデル : [[美能幸三]]〕
 
* [[キャバレー (小説)#映画|キャバレー]] ([[1986年の日本公開映画|1986年]]、角川春樹事務所) - 関東連合組長 <small>※[[カメオ出演|ゲスト出演]]</small>
 
* [[必殺4 恨みはらします]] ([[1987年の日本公開映画|1987年]]、[[朝日放送|ABC]] / 松竹) - わらべや文七
 
* '''[[将軍家光の乱心 激突]] ([[1989年の日本公開映画|1989年]]) - 伊庭庄左衛門 兼 アクション監督 <small>※[[第39回ベルリン国際映画祭]]招待作品</small>'''
 
* [[丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる]] (1989年、丹波企画 / [[学習研究社]]) <small>※[[特別出演]]</small>
 
* '''[[せんせい (1989年の映画)|せんせい]] (1989年、トム・ソーヤ企画) - 牛山誠 兼 [[映画プロデューサー|プロデューサー]]'''
 
* [[極道戦争 武闘派]] ([[1991年の日本公開映画|1991年]]) - 笠井高次
 
* [[いつかギラギラする日]] ([[1992年の日本公開映画|1992年]]、''[[日本テレビ|NTV]]'' / [[バンダイ]] / 松竹) - 柴
 
* [[ちんちろまい]] ([[2000年の日本公開映画|2000年]]、[[ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (日本)|ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント]]) - 黒田武士
 
* [[実録 安藤昇侠道伝 烈火]] ([[2002年の日本公開映画|2002年]]、[[東映ビデオ]]) - 阪東連合幹事長 土方泰典
 
* [[伝説のやくざ ボンノ|伝説のやくざ ボンノシリーズ]] (東映ビデオ)
 
** [[伝説のやくざ ボンノ 烈火の章]] (2002年)
 
** 伝説のやくざ ボンノ 落日の章 ([[2003年の日本公開映画|2003年]]) <small>※''[[オリジナルビデオ|OV]]''</small> 
 
* '''[[新 影の軍団シリーズ]] ([[シネマパラダイス]]) - 主演・初代[[服部半蔵]]'''
 
** '''[[新 影の軍団]] (2003年) - 兼 企画'''
 
** '''[[新 影の軍団II]] (2003年) - 兼 企画''' <small>※''OV''</small>
 
** '''[[新 影の軍団III 地雷火]] (2003年) - 兼 製作総指揮'''
 
** '''[[新 影の軍団IV 地雷火]] (2003年) - 兼 製作総指揮''' <small>※''OV''</small>
 
** '''[[新 影の軍団V]] ([[2005年の日本公開映画|2005年]])'''  
 
** '''[[新 影の軍団 最終章]] (2005年)'''
 
* [[バトル・ロワイアルII 鎮魂歌]] (2003年、東映 / [[テレビ朝日|EX]]) - 三村真樹雄
 
* [[銭道|銭道シリーズ]] (シネマパラダイス) - 神開浩次郎
 
** [[銭道]] ([[2004年の日本公開映画|2004年]])
 
** 銭道2 借金地獄抜け道指南 (2004年)
 
** 銭道3 なにわ金融指南 (2004年)
 
** 銭道4 男と女の金融講座 (2004年) <small>※''OV''</small>
 
** 銭道5 無限連鎖講 (2004年) <small>※''OV''</small>
 
** 銭道6 (2005年)
 
* ''[[SURVIVE STYLE5+]]'' (2004年、東北新社) - 薬品会社社長 風間
 
* [[猿飛佐助 闇の軍団|猿飛佐助 闇の軍団シリーズ]] (2005年) - 柳生十兵衛三厳
 
** [[猿飛佐助 闇の軍団]]3 風の巻
 
** 猿飛佐助 闇の軍団4 火の巻 完結篇
 
* ''[[THE WINDS OF GOD|THE WINDS OF GOD -KAMIKAZE-]]'' ([[2006年の日本公開映画|2006年]]、松竹) - 太田信忠 飛行隊長
 
* [[マスター・オブ・サンダー 決戦!! 封魔龍虎伝]] ([[2006年の日本公開映画|2006年]]、[[日活]]) - 源流和尚
 
* '''[[親父 (映画)|親父]] ([[2007年の日本公開映画|2007年]]、[[チェイスフィルムエンタテインメント]]) - 主演・沼田竜道 兼 監督'''
 
* [[修羅の花道|修羅の花道シリーズ]] ([[2012年の日本公開映画|2012年]]、[[コンセプトフィルム]]) - 須玉誉士夫 <small>※特別出演</small>
 
** [[修羅の花道]]
 
** 修羅の花道 2 <small>※''OV''</small>
 
* [[日本統一|日本統一シリーズ]] ([[2013年の日本公開映画|2013年]]、[[オールインエンタテインメント]]) - 初代侠和会会長 権田誠蔵
 
** [[日本統一]]
 
** 日本統一 2 <small>※''OV''</small>
 
* [[ニンジャセオリー]] ([[2014年の日本公開映画|2014年]]、[[ワッヘンフィルムスタジオ]]) - 忍者マスター <small>※特別出演</small>
 
* '''[[修羅の伝承 荒ぶる凶犬]] (2014年、[[アスプロスドラーゴ]]) - 主演・秋山秀平'''
 
* [[歌舞伎町はいすくーる]] (2014年、コンセプトフィルム / [[NKTエンターテイメント]]) - 八海山理事長 <small>※特別出演</small>
 
* [[エイプリルフールズ]] ([[2015年の日本公開映画|2015年]]、[[フジテレビジョン|CX]] / [[共同テレビジョン]]) - 強面暴力団幹部
 
* [[騒音 (映画)|騒音]] (2015年、[[浅井企画]] / [[スタジオブルー]]) -
 
* [[極道天下布武|極道天下布武シリーズ]] ([[2017年の日本公開映画|2017年]]、[[オールインエンタテインメント]]) - 安芸毛利屋一家総長 毛利屋元就
 
** 極道天下布武 第一幕
 
** 極道天下布武 第二幕
 
** 極道天下布武 第四幕
 
* [[写真甲子園 0.5秒の夏]] ([[2017年の日本公開映画|2017年]]、シネボイス) - 椅子工房の職人
 
 
==== 海外 ====
 
<small>☆太字は[[主演]]や[[映画スタッフ|スタッフ兼務]]作品で、[[日本]]との合作映画も含む。</small>
 
* '''[[カミカゼ野郎 真昼の決斗]] ([[1966年の映画|1966年]]、[[日本映画|日]][[台湾映画|台]]合作) - 主演・御手洗健'''
 
* '''[[海底大戦争]] (1966年、日[[アメリカ合衆国の映画|米]]合作) - 主演・安部'''
 
* '''[[東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯]] ([[1973年の日本公開映画|1973年]]、日[[香港映画|香]][[タイの映画|泰]][[韓国映画|韓]]合作) - 主演・和田達也'''
 
* '''[[激殺! 邪道拳]] ([[1977年の映画|1977年]]、日香泰合作) - 主演・無音笛 兼 企画'''
 
* '''[[ゴルゴ13 九竜の首]] (1977年、日香合作) - 主演・[[ゴルゴ13 (架空の人物)|ゴルゴ13(デューク東郷)]]'''
 
* [[武士道ブレード]] ([[1981年の映画|1981年]]、[[イギリスの映画|英]]米合作) - 井戸守
 
* '''[[HAKEN 覇拳 ふりむけば修羅|''HAKEN'' 覇拳 ふりむけば修羅]] (1992年、日香合作) - 山田警視 兼 監督'''
 
* [[エイセス / 大空の誓い]] ([[1992年の映画|1992年]]、米) - スエオ・ホリコシ大佐
 
* '''[[地雷原 A mine field.|地雷原 ''A mine field.'']] ([[1992年]]、日泰合作) - 主演・高木弘道 兼 原案'''
 
* '''[[リゾート・トゥ・キル]] ([[1994年の映画|1994年]]、米[[メキシコの映画|墨]]合作) - 主演・''Jiro 'J.J.' Jintani'''''
 
* '''[[ザ・サイレンサー MAGNUM357|ザ・サイレンサー ''MAGNUM357'']] (1994年、日米合作) - 主演・マコト'''
 
* '''[[風雲 ストームライダーズ]] ([[1998年の映画|1998年]]、香港) - 主演・雄覇 <small>※第18回[[香港電影金像奨]] [[w:18th Hong Kong Film Awards#Best Actor|優秀主演男優賞]]</small>'''
 
* 小李飛刀之飛刀外傳 ''The Legend Of The Flying Swordsman'' ([[2000年の映画|2000年]]、香港) - 李元覇
 
* [[:zh:勝者為王 (古惑仔)|狼たちの伝説 亜州黒社会戦争]] (2000年、香港) - 草刈一雄
 
* [[キル・ビル]] ([[2003年の映画|2003年]]、米) - [[服部半蔵]] 兼 [[剣術]]指導 <small>※[[第30回サターン賞]] [[第30回サターン賞#助演男優賞|助演男優賞]]</small>
 
* [[爆裂都市 (中国映画)|爆裂都市 / ''Explosive City'']] ([[2004年の映画|2004年]]、香港) - ''Otosan''
 
* [[ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT|ワイルド・スピード''X3 TOKYO DRIFT'']] ([[2006年の映画|2006年]]、米) - カマタ組長
 
* ''[[SUSHI GIRL]]'' ([[2012年の映画|2012年]]、米) - [[握り寿司#寿司職人|寿司職人]]
 
* [[テイク・ア・チャンス〜アメリカの内弟子〜]] ([[2015年の映画|2015年]]、米) - [[宮本武蔵]]
 
 
=== ドラマ ===
 
<small>☆太字は[[主演]]や[[映画スタッフ|スタッフ兼務]]作品。</small>
 
; 日本のテレビドラマ
 
* '''[[七色仮面|新 七色仮面]] ([[1960年のテレビ (日本)|1960年]]、''[[毎日放送|MBS]]'' ) - 主演・二代目七色仮面 / 蘭光太郎'''
 
* '''ドキュメンタリードラマ / [[指名手配 (テレビドラマ)|指名手配]] 第38回 [[悪魔の火]] (1960年[[7月6日]]、''[[テレビ朝日|NET]]'' ) - 主演'''
 
* '''[[アラーの使者]] (1960年、''NET'' ) - 主演・鳴海五郎 / アラーの使者'''
 
* [[浅草の灯]] ([[1963年のテレビ (日本)|1963年]]、''NET'' )
 
* '''[[鉄道公安36号]] (''NET'' ) - 主演・早川公安官'''
 
** '''第53話「シグナルは赤だ」([[1964年のテレビ (日本)|1964年]])'''
 
** '''第72話「終電車」(1964年)'''
 
** '''第78話「影ある牙」(1964年)'''
 
** '''第79話「消えた荷箱」(1964年)'''
 
* [[東芝日曜劇場]] (''[[TBSテレビ|TBS]]'' )
 
** [[栄光の旗]] 前編 ([[1965年のテレビ (日本)|1965年]][[4月4日]]) - 山中中尉
 
** [[足で見る山]] ([[1990年のテレビ (日本)|1990年]][[9月9日]]) - 倉橋
 
* [[特別機動捜査隊]] 第207話「大都会 後編」(1965年、''NET'' ) - 小松刑事
 
* [[黄色い風土#テレビドラマ|黄色い風土]] (1965年 - [[1966年のテレビ (日本)|1966年]]、''NET'' )
 
* '''[[暗闇五段|くらやみ五段]] (1965年 - 1966年、''NET'' ) - 主演・倉見達也'''
 
* [[特命捜査室]] 第9話「デートは殺しのタイム」([[1968年のテレビ (日本)|1968年]][[8月28日]]、''[[フジテレビジョン|CX]]'' )
 
* '''[[キイハンター]] (1968年 - [[1973年のテレビ (日本)|1973年]]、''TBS'' ) - 主演・風間洋介'''
 
* [[柔道一直線]] ([[1969年のテレビ (日本)|1969年]] - [[1971年のテレビ (日本)|1971年]]、''TBS'' ) - 鷲尾
 
** 第41話「荒鷲よはばたけ! -高校とはなにか-」
 
** 第45話「火の鳥よ翼を燃やせ -師とはなにか-」
 
** 第68話「鬼車と講道館 -自信とはなにか-」
 
* [[刑事くん]] (''TBS'' ) - 矢吹刑事
 
** 第二部第31話「きらめく星は我が胸に」([[1972年のテレビ (日本)|1972年]][[4月3日]])
 
** 第三部第1話「ぼくたちの春」(1973年[[4月16日]])
 
** 第三部第38話「輝かしき道へ」([[1974年のテレビ (日本)|1974年]][[1月7日]])
 
* [[ロボット刑事]] (1973年、''CX'' ) - 新條敬太郎
 
** 第1話「バドーの殺人セールスマン」(1973年[[4月5日]])
 
** 第2話「目撃者はゼロ」(1973年[[4月12日]])
 
* '''サスペンスシリーズ / [[現代鬼婆考 殺愛]] (1973年[[9月28日]]、''MBS'' ) - 主演・老婆しげ'''
 
* '''[[ザ・ボディガード]] (1974年、''NET'' ) - 主演・鷲見秀介'''
 
* '''[[ザ★ゴリラ7]] ([[1975年のテレビ (日本)|1975年]]、''NET'' ) - 主演・風見大介'''
 
* '''[[燃える捜査網]] (1975年 - [[1976年のテレビ (日本)|1976年]]、''NET'' ) - 主演・大神史郎'''
 
* '''[[大非常線]] (1976年、''NET'' ) - 主演・五代正弘'''
 
* '''[[ナショナルゴールデン劇場]] / [[七色とんがらし]] (1976年、''NET'' ) - 主演・鮫島鉄男'''
 
* '''[[新伍とんでけ捕物帳]] ([[1977年のテレビ (日本)|1977年]]、''TBS'' )'''
 
* '''[[土曜ドラマ (NHK)|土曜ドラマ]] [[鎌田敏夫|鎌田敏夫シリーズ]] / [[十字路 (1978年のテレビドラマ)|十字路]] ([[1978年のテレビ (日本)|1978年]]、''[[日本放送協会|NHK]]'' ) - 主演・木原潤三'''
 
* [[土曜ワイド劇場]]
 
** '''[[想い出の海辺 パパ、ぼく死にたくない!!]] (1978年[[9月9日]]、''[[テレビ朝日|ANB]]'' ) - 主演'''
 
** [[旅行けば連続殺人]] (1988年[[7月16日]]、''ANB'' ) - 南条哲也
 
** [[OL潜入! ニッポン風俗名所]] (1989年[[6月17日]]、''[[朝日放送|ABC]]'' ) - 岩田
 
* '''[[柳生一族の陰謀#連続ドラマ|柳生一族の陰謀]] (1978年 - [[1979年のテレビ (日本)|1979年]]、''[[関西テレビ放送|KTV]]'' ) - 主演・[[柳生三厳|柳生十兵衛三厳]]'''
 
* ドラマ ネットワーク 第3弾 / [[雪山讃歌・ある青春 〜 立てた! 滑れた!]] (1978年[[10月28日]]、''CX'' ) -
 
* [[南十字星 コルネリアお雪異聞 わたしの山田長政]] (1978年、''ABC'' ) - [[宮本武蔵]] <small>※[[特別出演]]</small>
 
* '''[[服部半蔵 影の軍団|影の軍団シリーズ]] (''KTV'' )'''
 
** '''[[服部半蔵 影の軍団]] ([[1980年のテレビ (日本)|1980年]]) - 主演・三代目[[服部半蔵]]'''
 
** '''[[影の軍団II]] (1981年 - [[1982年のテレビ (日本)|1982年]]) - 主演・柘植新八'''
 
** '''[[影の軍団III]] (1982年) - 主演・多羅尾半蔵'''
 
** '''[[影の軍団IV]] ([[1985年のテレビ (日本)|1985年]]) - 主演・十五代目服部半蔵'''
 
** '''[[影の軍団 幕末編]] (1985年) - 主演・十五代目服部半蔵'''
 
* '''[[木曜ゴールデンドラマ|木曜ゴールデンドラマスペシャル]] / [[東京大地震マグニチュード8.1]] (1980年[[4月17日]]、''[[讀賣テレビ放送|ytv]]'' ) - 主演・小林'''
 
* '''[[柳生あばれ旅シリーズ]] (''ANB'' ) - 主演・柳生十兵衛三厳'''
 
** '''[[柳生あばれ旅]] (1980年 - [[1981年のテレビ (日本)|1981年]])'''
 
** '''[[柳生十兵衛あばれ旅]] (1982年 - [[1983年のテレビ (日本)|1983年]])'''
 
* [[警視庁殺人課]] 第1話「復讐のバラード」(1981年[[4月13日]]、''ANB'' ) -
 
* [[宇宙刑事ギャバン]] (''ANB'' ) - ボイサー <small>※特別出演</small>
 
** 第1話「東京地底の怪要塞」(1982年[[3月5日]]) <small>※写真のみでノンクレジット</small>
 
** 第11話「父は生きているのか?謎のSOS信号」([[6月4日]]) <small>※写真のみでノンクレジット</small>
 
** 第19話「午前6時蒸着!Zビームチャージ完了」([[7月30日]]) <small>※写真のみでノンクレジット</small>
 
** 第42話「烈よ急げ! 父よ」(1983年[[2月11日]]) <small>※ノンクレジット</small>
 
** 第43話「再会」([[2月18日]])
 
** 第44話「ドンホラーの首」([[2月25日]]) <small>※ノンクレジット</small>
 
* [[宇宙刑事シャリバン]] 第15話「海鳴りの仕掛島」(1983年[[6月10日]]、''ANB'' ) - ボイサー <small>※ノンクレジット</small>
 
* '''[[水曜ロードショー (日本テレビ)|水曜ロードショー特別企画]] / [[素晴らしきサーカス野郎]] ([[1984年のテレビ (日本)|1984年]][[1月4日]]、''[[日本テレビ放送網|NTV]]'' ) - 主演・前島大学 兼 [[企画]]'''
 
* '''[[金曜ドラマ (TBS)|金曜ドラマ]] / [[深夜にようこそ]] ([[1986年のテレビ (日本)|1986年]]、''TBS'' ) - 主演・村田耕三'''
 
* [[TBS大型時代劇スペシャル]] (''TBS'' )
 
** [[太閤記 (1987年のテレビドラマ)|太閤記]] ([[1987年のテレビ (日本)|1987年]]) - [[明智光秀]]
 
** [[徳川家康 (1988年のテレビドラマ)|徳川家康]] ([[1988年のテレビ (日本)|1988年]]) - [[石川数正]]
 
** [[織田信長 (1989年のテレビドラマ)|織田信長]] ([[1989年のテレビ (日本)|1989年]]) - [[織田信秀]]
 
** [[源義経 (1990年のテレビドラマ)|源義経]] (1990年) - 禅林坊覚日
 
** [[武田信玄 (1991年のテレビドラマ)|武田信玄]] ([[1991年のテレビ (日本)|1991年]]) - [[武田信虎]]
 
* [[金曜女のドラマスペシャル]] / [[雪の朝に]] (1987年[[5月1日]]、''CX'' ) - 坂本医師
 
* [[旅少女 (テレビドラマ)|旅少女]] (1987年、''NHK'' ) - 石川猛志
 
* SAISON SPECIAL / [[秋のシナリオ]] (1987年[[11月6日]]、''NTV'' ) - 辰巳プロデューサー
 
* [[新春時代劇スペシャル]] (''ANB'' )
 
** [[家光と彦左と一心太助 天下の一大事]] (1989年) - 柳生十兵衛三厳
 
** [[新吾十番勝負]] (1990年) - 梅井多門
 
** [[戦国乱世の暴れん坊 斎藤道三 怒涛の天下取り]] (1991年) - [[明智光綱]]
 
* '''[[シリーズ街]] / [[夢に見た日々]] (1989年、''ANB'' ) - 主演・関本慎作'''
 
* '''[[時代劇スペシャル (フジテレビ)|時代劇スペシャル]] / [[十七人の忍者]] (1990年[[10月10日]]、''CX'' ) - 主演・[[伊賀流|伊賀]]三ノ組 組頭 甚伍左 兼 監督補'''
 
* '''[[徳川無頼帳]] ([[1992年のテレビ (日本)|1992年]]、''[[テレビ東京|TX]]'' ) - 主演・廓幻之介([[松平忠輝]]) 兼 監修'''
 
* [[森蘭丸〜戦国を駆け抜けた若獅子〜]] ([[1993年のテレビ (日本)|1993年]][[8月10日]]、''TX'' ) - [[森可成|森三左衛門可成]]
 
* [[土曜グランド劇場]] / [[聖龍伝説]] ([[1996年のテレビ (日本)|1996年]]、''NTV'' ) - 冴木勇次
 
* [[金曜時代劇]] (''NHK'' )
 
** [[寺子屋ゆめ指南]] ([[1997年のテレビ (日本)|1997年]]) - 泉水又十郎
 
** [[柳生十兵衛七番勝負]] 第5話「邪の剣光の剣」([[2005年のテレビ (日本)|2005年]]) - 宮本武蔵
 
* [[できちゃった結婚 (テレビドラマ)|できちゃった結婚]] ([[2001年のテレビドラマ (日本)|2001年]]、''CX'' ) - 小谷一徹
 
* [[アストロ球団 (テレビドラマ)|アストロ球団]] (2005年、''[[テレビ朝日|EX]]'' ) - J. シュウロ
 
* [[大河ドラマ]] / [[風林火山 (NHK大河ドラマ)|風林火山]] ([[2007年のテレビ (日本)|2007年]]、''NHK'' ) - [[板垣信方]]
 
* [[木曜ミステリーシアター]] / [[秘密諜報員 エリカ]] #13 最終話 ([[2011年のテレビ (日本)|2011年]][[12月29日]]、''ytv'' ) - 聖フランシスコ教会の牧師 <small>※[[友情出演]]</small>
 
* '''[[プレミアムよるドラマ]] / [[おわこんTV]] ([[2014年のテレビ (日本)|2014年]]、''[[NHK BSプレミアム|BS-P]]'' ) - 主演・荒巻源次郎''' <small>※[[文化庁芸術祭賞|文化庁芸術祭参加作品]]<ref name = "芸術祭" /></small>
 
 
; 海外のテレビドラマ
 
* '''[[風雲 (テレビドラマ)|風雲]] ([[2002年]]、[[台湾ドラマ]]) - 主演・雄覇'''
 
 
; ラジオドラマ
 
* [[セイ!ヤング|セイ!ヤングスペシャル]] [[宇宙からのメッセージ]] ([[1978年]][[4月19日]]、''[[文化放送|QR]]'' ) - ハンス王子
 
 
=== 演劇 ===
 
<small>☆太字は[[主演]]や[[映画スタッフ|スタッフ兼務]]作品。</small>
 
* '''[[柳生十兵衛 魔界転生]] ([[1981年]][[7月3日]] - [[7月28日]]、[[新宿コマ劇場]]) - 主演・[[柳生三厳|柳生十兵衛光厳]]<ref group = "注釈" name = "光厳"/>''' <small>※第1回''[[ジャパンアクションクラブ|JAC]]'' [[ミュージカル]]『[[スタントマン物語]]』と同時上演</small>
 
* '''[[ゆかいな海賊大冒険]] - 主演・ダイダロス船長 兼 [[演出]]'''
 
** '''([[1982年]]、新宿コマ劇場)''' <small>※第2回''JAC'' ミュージカル</small>
 
** '''([[1983年]]、[[梅田芸術劇場|梅田コマ劇場]])''' <small>※第3回''JAC'' ミュージカル</small>
 
** '''([[1984年]]、新宿コマ劇場)''' <small>※第4回''JAC'' ミュージカル</small>
 
* '''[[酔いどれ公爵]] ([[1985年]]、新宿コマ劇場) - 主演・ロベール公爵 兼 企画・原案・演出''' <small>※第5回''JAC'' ミュージカル</small>
 
* '''[[スタントマン 愛の物語]] ([[1986年]][[4月3日]] - 4月27日) - 主演 兼 企画監修''' <small>※第6回''JAC'' ミュージカル、新美正雄演出、『[[アドベンチャー 青春の出発]]』と同時上演、新宿コマ劇場開場30周年記念</small>
 
* '''[[千葉真一奮闘公演 影の軍団]] ([[1987年]]、[[大阪府]][[中座]])'''
 
* [[風林火山 晴信燃ゆ]] ([[2008年]][[4月5日]] - 4月27日、[[日生劇場]]) - [[板垣信方]]
 
* ''[[バイオハザードシリーズ#舞台|BIOHAZARD THE STAGE]]'' ([[2015年]][[10月22日]] - [[11月1日]]、''[[EX THEATER ROPPONGI]]'' ) - エズラ・セネット
 
 
=== オリジナルビデオ ===
 
<small>☆海外で公開された作品、シリーズに映画とOV両方がある作品は[[#映画]]を参照。</small>
 
* [[悲しきヒットマン]] ([[2001年]]、[[GPミュージアムソフト|''GP'' ミュージアム]]) 
 
* [[悪名|悪名シリーズ]] ([[シネマパラダイス]]) - 黒島東洋蔵
 
** [[悪名|悪名 ''AKUMYOH'' ]] (2001年)
 
** [[悪名2 〜荒ぶる喧嘩魂〜]] ([[2002年]])
 
* 殺しの軍団シリーズ (2001年、シネマパラダイス) - 竜神会 三好組長
 
** [[殺しの軍団]]
 
** [[殺しの軍団 関西制圧への道]]
 
* [[浪商のヤマモトじゃ!|浪商のヤマモトじゃ! 喧嘩野球編]] ([[2003年]]、''GP'' ミュージアム)
 
* 新実録・九州やくざ烈伝 兇健と呼ばれた男シリーズ  - 雄仁会初代会長 大賀磯治
 
** [[新実録・九州やくざ烈伝 兇健と呼ばれた男]] (2003年、シネマパラダイス)
 
** [[実録九州やくざ抗争 誠への道]] ([[2006年]]、''GP'' ミュージアム) <small>※[[特別出演]]</small>
 
** 実録九州やくざ抗争 誠への道 完結編 ([[2007年]]、''GP'' ミュージアム) <small>※特別出演</small>
 
* [[新・日本の首領|新・日本の首領シリーズ]] ([[2004年]]、シネマパラダイス) - 高野松雄
 
** [[新・日本の首領]] 
 
** [[新・日本の首領#新・日本の首領II 非情篇|新・日本の首領II 非情篇]] 
 
** [[新・日本の首領#新・日本の首領III 激闘篇|新・日本の首領III 激闘篇]]
 
* [[千年の松|千年の松シリーズ]] ([[2009年]]、GPミュージアム)
 
** [[千年の松]]
 
** 千年の松 完結篇
 
* [[極道の紋章|極道の紋章 第十八章]] ([[2012年]]、[[オールインエンタテインメント]]) <small>※特別出演</small>
 
* [[首領の道|首領の道シリーズ]] ([[2013年]]、オールインエンタテインメント) - 東和総業総長・高木
 
** [[首領の道]]6
 
** 首領の道7
 
** 首領の道8
 
** 首領の道9
 
* [[関東極道連合会|関東極道連合会シリーズ]] (オールインエンタテインメント)
 
** 関東極道連合会 第一章([[2014年]])
 
** 関東極道連合会 第二章([[2015年]])
 
* [[頂点(てっぺん)|頂点(てっぺん)シリーズ]] ([[2017年]]、オールインエンタテインメント)
 
** 頂点(てっぺん)
 
** 頂点(てっぺん)2
 
** 頂点(てっぺん)3
 
 
=== ライブ ===
 
* 千葉真一ショー ([[1967年]] - [[1969年]]) - ザ・サタンズと共に歌謡ショーを地方公演
 
* 春を呼ぶフェスティバル (1971年1月30・31日、[[梅田コマ劇場|梅田コマ・スタジアム]])
 
 
=== ドキュメンタリー ===
 
* 千葉真一 4,000メートルの[[:w:Mammoth Mountain|マンモスマウンテン]]を滑る ([[1974年のテレビ (日本)|1974年]][[5月6日]]、[[テレビ東京|東京12ch]])
 
* アクションスターはこうして作る!! -汗と涙の特訓合宿- ([[1985年のテレビ (日本)|1985年]]、''[[日本テレビ|NTV]]'' )
 
* なんだ、こいつら。''JAC'' スーパーアクション in 激突 (1989年、[[東映ビデオ]])
 
* ''[[Japanorama]]'' 「伝説〔''Legends'' 〕」([[2007年]][[4月9日]]、''[[英国放送協会|BBC]]'' )
 
 
=== 情報 ===
 
; [[紀行番組|紀行]]・[[旅番組]]
 
* [[いい旅・夢気分]] (''[[テレビ東京|TX]]'' ) <small>※各年の夏に家族で出演</small>
 
** [[2005年のテレビ (日本)|2005年]] - [[五島列島]]の[[旅]]
 
** [[2006年のテレビ (日本)|2006年]] - [[知床半島]]の旅
 
** [[2007年のテレビ (日本)|2007年]] - [[高知県|高知]]・[[四万十川]]の旅
 
** [[2008年のテレビ (日本)|2008年]] - [[長崎県|長崎]]・[[対馬]]の旅
 
 
; [[情報番組|情報]]・[[ワイド番組]]
 
* [[リビング2]] 千葉真一のハッスル料理 ([[1977年のテレビ (日本)|1977年]][[5月3日]]、''[[フジテレビ|CX]]'' )
 
* [[やじうまテレビ!]] 千葉真一の金曜ハンター ([[2013年のテレビ (日本)|2013年]]、''[[テレビ朝日|EX]]'' ) - [[コメンテーター]] <small>※毎週[[金曜日]][[レギュラー]]</small>
 
 
; [[ニュース番組|ニュース]]・[[教養番組]]
 
* [[本格報道 INsideOUT|本格報道 ''INsideOUT'']] 「銀幕にかける情熱 夢・ロマン そて挑戦」(2013年[[3月20日]]、''[[日本BS放送|BS11]]'' )
 
* [[謎解き!江戸のススメ|謎解き! 江戸のススメ]] 「柳生一族」〜知られざる真実〜 (2013年[[9月2日]]、''[[BS-TBS]]'' )
 
<!-- バラエティ番組はレギュラー出演した番組のみでゲスト出演などは不要 ⇒ PJ:ENTAME参照 -->
 
 
=== 語り手・雑誌 ===
 
; 語り手
 
* [[少林寺 (映画)|少林寺]] ([[1982年]]) - [[ナレーション]] <small>※[[日本]]で[[2005年]][[8月3日]]に発売されたアルティメット・エディションDVD</small>
 
* [[BS時代劇]] / [[猿飛三世]] ([[2012年のテレビ (日本)|2012年]]、''[[NHK BSプレミアム|BS-P]]'' ) - 初代[[猿飛佐助]]
 
 
; 雑誌
 
* 過去のない男・胡蝶幻太郎探偵シリーズ - 胡蝶幻太郎 (写真出演)
 
:<small>※『中一コース』([[学研ホールディングス|学研]])の[[1971年]][[4月]][[号]] - [[1972年]][[3月]]号に連載された[[ミステリ]]</small>
 
 
=== ''CM'' ===
 
* [[トヨタ自動車]] : [[トヨタ・カリーナ]] ([[1970年]] - [[1988年]]) <small>※初代から4代目まで</small>
 
* [[日本盛]] : 清酒 日本盛  (1970年 - [[1971年]])
 
* [[オリエント時計]] : 液晶クオーツ ([[1976年]] - [[1978年]])
 
* [[ハウス食品]] : ジャワカレー (1976年 - [[1982年]]) <small>※[[野際陽子]]と共演<ref group = "注釈">「芸能人のおしどり夫婦が[[コマーシャルメッセージ|CM]]で共演」という流れの始まりだった。</ref></small>
 
* [[オエノンホールディングス|合同酒精]] : ワリッカ ([[1979年]] - [[1984年]])
 
* ''[[PHILIPS]]'' : フィリシェーブ ([[1981年]] - 1982年<ref>{{Cite journal |和書 |date = 1982-06-05 |title = おとこ達よ 野性の切れ味を忘れるな |journal = [[週刊宝石]] |volume = 2 |issue = 23 |page = 2 |publisher = [[光文社]] }}</ref>)
 
* [[青山商事|洋服の青山]] (1982年 - [[1986年]])
 
* [[がまかつ]] : 釣竿がま鮎マークII ([[1985年]])
 
* [[原ヘルス工業]] : バブルスター ([[1989年]] - [[1990年]]) <small>※[[梅宮辰夫]]・[[松方弘樹]]・[[北大路欣也]]・[[山城新伍]]と共演</small>
 
* ''[[JTB]]'' : エース「夫婦いい旅」 ([[1991年]]) <small>※野際と共演</small>
 
* [[サントリー]] : ビア吟生 (1991年 - [[1992年]])
 
* [[登別伊達時代村]] (1992年) <small>※[[北海道]]のみ</small>
 
* [[関西デジタルホン]] : しゃべるならデジタルホン ([[1995年]] - [[1997年]]) <small>※[[クエンティン・タランティーノ]]と共演で[[関西]]のみ</small>
 
** しゃべりすぎの男 税関篇
 
** しゃべりすぎの男 喫茶店篇
 
** しゃべりすぎの男 銭湯篇
 
* 千葉県選挙管理委員会 : 千葉県知事選挙 「千葉県にあなたの真剣な一票を」 ([[2001年]])
 
* [[キリンビバレッジ]] : 超力水 ([[2002年]])
 
* サントリー : なっちゃんスムージー ([[2004年]])
 
** ノドボトケさん・とても新しい感覚だ 証言篇
 
** ノドボトケさん・スムージィー 証言篇
 
** ノドボトケさん・発音がなってないな 証言篇
 
** ノドボトケさん・おじさん頭が悪いから 証言篇
 
* [[ニューギン]] : ''CR'' [[新・影の軍団|新 影の軍団「忍者隊」]] ([[2006年]])
 
* [[フィールズ (企業)|フィールズ]] : CR [[七人の侍|七人の侍「雨の中の戦い」]] ([[2008年]])
 
* ニューギン : ''CR'' [[柳生一族の陰謀]] ([[2011年]])
 
* 百年の活力 砂漠人参カンカ ([[2013年]])
 
* [[エバーライフ]] : 鮫肝海王 (2013年)
 
* [[湯浅町|湯浅温泉 湯浅城]] (2013年 - ) <small>※[[和歌山県]]のみ</small>
 
* [[NTTドコモ]] : [[ドコモ光]]「何がはじまる?」篇 ([[2015年]]<!--2月1日--> - ) <small>※[[渡辺謙]]・[[安藤玉恵]]・[[佐藤江梨子]]・[[マキタスポーツ]]と共演 兼 [[ナレーション]]</small>
 
 
== 監督・演出・監修 ==
 
<small>☆出演兼務の作品は[[#出演]]を参照。</small>
 
; 映画
 
* [[燃える勇者]] ([[1981年]]、[[東映]]) - [[アクション監督]]
 
* [[リメインズ 美しき勇者たち]] ([[1990年]]、[[松竹]] / [[サニー千葉|サニー千葉エンタープライズ]] / ''[[ジェイティービー|JTB]]'' / [[松竹京都撮影所 (企業)|京都映画]]) - 兼 製作
 
 
; 演劇
 
* [[スタントマン物語]] ([[1981年]][[7月3日]] - 28日、[[新宿コマ劇場]]、第1回''[[ジャパンアクションクラブ|JAC]]'' [[ミュージカル]]) <small>※[[深作欣二]]監修、『[[柳生十兵衛 魔界転生]]』と同時上演</small>
 
* [[アドベンチャー 青春の出発]] ([[1986年]][[4月3日]] - [[4月27日]]、第6回''JAC'' ミュージカル) - 兼 企画 <small>※『[[スタントマン 愛の物語]]』と同時上演、新宿コマ劇場開場30周年記念</small>
 
 
; 監修
 
* 斬 ([[2011年]]) <small>※[[徳島県|徳島産]]・[[芋焼酎]]の監修</small>
 
 
== ディスコグラフィ ==
 
<small>☆太字は[[作曲]]兼務。</small>
 
; シングル
 
* [[男一匹生きるなら]] ([[1963年の音楽|1963年]]<!-- 1月 -->、[[歌謡コダマ]])
 
* [[ともしび (千葉真一の曲)|ともしび]] (1963年<!-- 3月 -->、特選歌謡コダマ)
 
* [[本当だぜ 君]] (1963年<!-- 3月 -->、特選歌謡コダマ)
 
* [[東京紳士]] (1963年、別冊歌謡コダマ) <small>※『[[歌う東映スター]]』の1曲目に収録<ref>{{Cite web |url = http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009223076-00?ar=4e1f |title = 歌う東映スター |accessdate = 2014-11-26 |author = 千葉真一 |authorlink =  |coauthors = [[本間千代子]]・[[小林裕子]]・[[小川守]]・[[三田佳子]] |work = 別冊[[歌謡コダマ]];KY-1001 |publisher = [[コダマプレス]] }}</ref></small>
 
* [[東横線で帰ろうよ]] (1963年<!-- 9月21日 -->、歌謡コダマ)
 
* [[暗闇五段|くらやみ五段]] ([[1965年の音楽|1965年]]、[[コダマプレス]]) <small>※[[テレビドラマ]]『くらやみ五段』の[[主題歌]]</small>
 
* [[素敵なカミカゼ野郎]] ([[1966年の音楽|1966年]]、[[クラウンレコード]]) <small>※[[映画]]『[[カミカゼ野郎 真昼の決斗]]』の主題歌</small>
 
* [[太陽も笑っている]] (1966年、[[ミノルフォンレコード|ミノルフォン]]) <small>※映画『[[太陽に突っ走れ]]』の主題歌</small>
 
* [[妻に捧げる歌]] (1966年、ミノルフォン) <small>※映画『太陽に突っ走れ』の挿入歌</small>
 
* [[男の子守唄 (千葉真一の曲)|男の子守唄]] ([[1968年の音楽|1968年]]、[[キングレコード]])
 
* [[一匹狼 (曲)|一匹狼]] ([[1970年の音楽|1970年]]、キングレコード) <small>※映画『[[やくざ刑事]]』の主題歌</small>
 
* [[白いワゴン]] (1970年、キングレコード)
 
* [[俺たちに墓はないから]] ([[1971年の音楽|1971年]]、キングレコード) <small>※映画『[[やくざ刑事 俺たちに墓はない]]』の主題歌</small>
 
* [[夕日に立つ乙]] (1971年、キングレコード)
 
* [[野良犬のブルース]] (1971年、キングレコード)
 
* [[白い月の浜辺]] (1971年、キングレコード)
 
* [[葬いは俺が出す]] ([[1972年の音楽|1972年]]、キングレコード) <small>※映画『[[狼やくざ 葬いは俺が出す]]』の主題歌</small>
 
* [[母を亡くした禿鷹よ]] (1972年、キングレコード)
 
* [[流れ唄]] ([[1973年の音楽|1973年]]、キングレコード)
 
* [[街角のエトランゼ]] (1973年、キングレコード)
 
* [[旅人ひとり]] ([[1975年の音楽|1975年]]、[[テイチクレコード]]) <small>※テレビドラマ『[[燃える捜査網]]』の主題歌</small>
 
* [[限りなき愛 〜千葉真一のラブテーマ〜]] ([[1976年の音楽|1976年]]、テイチクレコード)
 
* [[小さな旅立ち]] (1976年、テイチクレコード)
 
* '''[[曠野 (曲)|曠野]] ([[1985年の音楽|1985年]]、''[[バップ・レコード|VAP]]'' ) <small>※[[テレビドラマ|テレビ]][[時代劇]]『[[影の軍団IV]]』、『[[影の軍団 幕末編]]』の主題歌'''</small>
 
* [[影 (千葉真一の曲)|影]] (1985年、''VAP'' ) <small>※『影の軍団IV』、『影の軍団 幕末編』の挿入歌</small>
 
 
; アルバム
 
* [[千葉真一のともしび]] (1963年3月、特選歌謡コダマ) <small>※2枚収録の[[アルバム|ミニアルバム]]</small>
 
* [[アクションスターNo.1 - 千葉真一の魅力]] (1971年、キング)
 
 
; 作詞
 
* [[光への叫び]] ([[1981年の音楽|1981年]]) <small>※[[ミュージカル]]『[[スタントマン物語]]』の主題歌</small>
 
* [[誓い(JACのテーマ)]] ([[1983年の音楽|1983年]]) <small>※テレビ時代劇『[[影の軍団III]]』の主題歌</small>
 
 
; [[エグゼクティブ・プロデューサー]]
 
* [[青春ワンウェイ]] (1983年) <small>※[[高木淳也]]の[[アルバム]]</small>
 
 
== 著書 ==
 
* {{Cite book |和書 |title = 千葉ちゃんのスポーツ特訓 |origdate = 1977-05-25 |publisher = ''[[廣済堂|KOUSAIDO BOOKS]]'' |isbn =  |ncid =  |naid =  |oclc =  |doi =  |asin =  |lcc =  |ref = 千葉1977 }}
 
* {{Cite book |和書 |title = 千葉真一 改め 和千永倫道 |origdate = 2008-05-05 |publisher = [[山と渓谷社]] |isbn = 4635340228 |ncid =  |naid =  |oclc =  |doi =  |asin =  |lcc =  |ref = 千葉2008 }}
 
* {{Cite book |和書 |title = 千葉流 サムライへの道 |origdate = 2010-09-20 |publisher = [[ぶんか社]] |isbn = 4821142694 |ncid =  |naid =  |oclc = 662404923 |doi =  |asin =  |lcc =  |ref = 千葉2010 }}
 
* {{Cite book |和書 |title = DVD BOOK 千葉真一のキッズアクション入門 |origdate = 2014-8 |publisher = [[ベースボールマガジン社]] |isbn = 4583107390 |ncid =  |naid =  |oclc =  |doi =  |asin =  |lcc =  |ref =  }} <small>※監修</small>
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
 
;注釈
 
 
{{Reflist|group = "注釈"}}
 
{{Reflist|group = "注釈"}}
;出典
+
----
 
{{Reflist|3}}
 
{{Reflist|3}}
  
== 参考文献 ==
 
:<small>※異なる頁を複数参照をしている文献のみ。発表年順。</small>
 
* {{Cite journal |和書 |date = 1969-8-5 |title = チバシンのモーレツ24時間 |journal = [[月刊平凡]] |volume = 25 |issue = 8 |publisher = [[平凡出版]] |ref = モーレツ24 }}
 
* {{Cite journal |和書 |year = 1969 |month = 10 |title = 千葉真一特集 |journal = 近代映画 |volume =  |issue = 臨時増刊号 |publisher = [[近代映画社]] |ref = 近代196910 }}
 
* {{Cite journal |和書 |date = 1969-12-1 |journal = 月刊平凡 |volume = 25 |issue = 12 |publisher = 平凡出版 |ref = 平凡69121 }}
 
* {{Cite journal |和書 |date = 1970-3-1 |title = 今月のズームアップ / 20人が証言する裸の千葉真一 |journal = 月刊平凡 |volume = 26 |issue = 3 |publisher = 平凡出版 |ref = 20人が証言 }}
 
* {{Cite book |和書 |author = 大山倍達 |authorlink = 大山倍達 |title = わがカラテ革命 |publisher = [[講談社]] |origdate = 1979-11-9 |edition = 第3刷 |isbn = 9784061241930 |ref = なぜ勝つ }}
 
* {{Cite journal |和書 |date = 1979-12-15 |journal = [[戦国自衛隊 (映画)|戦国自衛隊]] |publisher = [[角川映画|角川春樹事務所]] |ref = パンフ戦国 }}
 
* {{Cite journal |和書 |date = 1981-6-6 |journal = [[魔界転生]] |publisher = 角川春樹事務所 / [[東映]] |ref = パンフ魔界 }}
 
* {{Cite journal |和書 |date = 1981-11-7 |journal = [[冒険者 (アドベンチャー) カミカゼ|冒険者(アドベンチャー)カミカゼ]] |publisher = 東映 |ref = パンフ冒険 }}
 
* {{Cite journal |和書 |date = 1982-3-5 |title =  |journal = ジャパン・アクション・クラブ12周年記念 JAC特集号 |volume = 8 |issue = 4 |publisher = 近代映画社 |ref = JAC特集号 }}
 
* {{Cite journal |和書 |date = 1985-4-1 |journal = 第IV回JACミュージカル [[酔いどれ公爵]] |publisher = [[新宿コマ劇場|新宿コマ・スタジアム]] |ref = 酔いどれ }}
 
* {{Cite book |和書 |author = 真樹日佐夫 |authorlink = 真樹日佐夫 |title = 極真カラテ 二十七人の侍 |origdate = 1986-7-10 |edition = 初版 |publisher = [[サンケイ出版]] |isbn = 4383025064 |chapter = 第11話 学生時代からの大山門下生 千葉真一三段 |ref = 学生時代 }}
 
* {{Cite book |和書 |editor = 竹書房 / イオン編 |date = 1995-11-30 |title = 超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み |publisher = [[竹書房]] |id = C0076 |isbn = 4-88475-874-9 |ref = 超人画報 }}
 
* {{Cite book |和書 |author = 能村庸一 |authorlink = 能村庸一 |title = 実録テレビ時代劇史 |publisher = [[東京新聞出版局]] |origdate = 1999-2-10 |edition = 二刷 |isbn = 4808306549 |ref = 実テ時 }}
 
* {{Cite book |和書 |author = 中村カタブツ |authorlink = 中村カタブツ |title = 極真外伝 &#12316;極真空手もう一つの闘い&#12316; |publisher = [[ぴいぷる社]] |origdate = 1999-12-25 |edition = 初版第一刷 |isbn = 4893741373 |ref = 極真外伝 }}
 
* {{Cite book |和書 |title = 極真カラテ総鑑 |origdate = 2001-4-20 |edition = 初版 |publisher = 株式会社I.K.O. 出版事務局 |isbn = 4816412506 |ref = 昇段 }}
 
* {{Cite journal |和書 |date = 2003-10-25 |journal = [[キル・ビル Vol.1]] |publisher = [[ユニバーサル・ピクチャーズ]] |ref = キルビル }}
 
* {{Cite video |date = 2005-6-25 |title = 新・影の軍団 ~最終章~ 服部半蔵最期の戦い |url =  |medium = [[DVD]] |publisher = [[シネマパラダイス]] |ref = 新影最終 }}
 
* {{Cite journal |和書 |date = 2006-4-21 |title = 史上最強のカラテ映画大戦争! |journal = [[映画秘宝]] |volume = 12 |issue = 5 |publisher = [[洋泉社]] |ref = カラ映6421 }}
 
* {{Cite book |和書 |editor = [[文化通信社]] |others = 指田洋・渡邉裕二・大川仁志 |title = 映画界のドン 岡田茂の活動屋人生 |origdate = 2012-6-15 |edition = 初版 |publisher = [[ヤマハミュージックメディア]] |isbn = 4636885198 |ref = 活動屋 }}
 
* {{Cite book |和書 |author = 春日太一 |authorlink = 春日太一 |title = あかんやつら 東映京都撮影所血風録 |publisher = [[文藝春秋]] |origdate = 2013-11-15 |edition = 初版第一刷 |isbn = 4163768106 |ref = あかん }}
 
* {{Cite book |和書 |author = 中島貞夫 |authorlink = 中島貞夫 |title = 遊撃の美学 - 映画監督中島貞夫(上)|origdate = 2014-10-20 |edition = 初版第一刷 |publisher = [[ワイズ出版]] |isbn = 978-4898302835 |ref = 遊撃 }}
 
* {{Cite book |和書 |editor  = [[杉作J太郎]]・[[伴ジャクソン]] |title = 宇宙刑事ダイナミックガイドブック |origdate = 2015-1-30 |edition = 初版 |publisher = [[徳間書店]] |id = C9476 |isbn = 4197301324 |ref = 宇宙刑事 }}
 
* {{Cite book |和書 |author = 春日太一 |title = 役者は一日にしてならず |origdate = 2015-2-28 |edition = 初版第一刷 |publisher = [[小学館]] |isbn = 4093798699 |ref = 役者は一日 }}
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[ジャパンアクションエンタープライズ]] - [[ジャパンアクションクラブ]] (''JAC'' ) から派生
 
 
== 外部リンク ==
 
{{commons|Sonny Chiba}}
 
* {{Official |http://www.chibashinichi.com/index.html |name = 千葉真一 Website}}
 
* {{Official |http://ameblo.jp/jjsonnychiba/ |name = 千葉真一 Blog}}
 
* [https://www.facebook.com/JJ.s.chiba 千葉真一 Facebook]
 
* {{Official |https://twitter.com/jj_sonnychiba|name = 千葉真一 Twitter}}
 
* [http://www.allmovie.com/artist/sonny-chiba-p12789 allmovie Sonny Chiba] {{en icon}}
 
* {{IMDB name |0002002 |Sonny Chiba}}
 
* [http://hkmdb.com/db/people/view.mhtml?id=4280&display_set=big5 千葉真一 - 香港影庫 HKMDB] ([[広東語]]・[[英語]])
 
* [https://archive.is/PEVl 千葉真一 - 香港電影資料館 Hong Kong Film Archive] (広東語・英語)
 
* {{Official |http://www.astraia.tv/Chiba.html |name = 千葉真一 アストライア(所属事務所)}}
 
* [http://senbajuku.com/ 千葉塾(日本映像文化伝導財団)]
 
* [https://web.archive.org/web/20150323072211/http://still-p.com/index.html 千葉真一 STILL PARTNERS(業務提携)]
 
* [http://www.nisshinkan.jp/ 會津藩校 日新館] (取締役)
 
* [http://www.nhk.or.jp/archives/search/special/detail/?d=selection051 特集 あの人のとっておきセレクション 千葉真一さん NHKアーカイブス]
 
 
{{エランドール賞新人賞}}
 
{{Normdaten}}
 
  
 
{{デフォルトソート:ちは しんいち}}
 
{{デフォルトソート:ちは しんいち}}

2018/8/7/ (火) 14:42時点における版

千葉 真一
JJ Sonny Chiba
学歴 日本体育大学体育学部体育学科[1]
ジャンル 歌謡曲J-POP
レーベル コダマプレス1963 - 1965年
クラウンレコード1966年
ミノルフォン(1966年)
キング1968 - 1973年
テイチク1975 - 1976年
VAP (1985年)

千葉 真一[注釈 1](ちば しんいち、JJ Sonny Chiba [注釈 2], 1939年1月22日 - )は、日本俳優体操選手空手家歌手芸能プロモーターアクション監督映画監督映画プロデューサー作詞家作曲家ナレーター声優

日本を代表する映画スターとして海外ではSonny Chiba (サニー ちば)の名で知られている[7][8][9][10][11][12]。特技の器械体操極真カラテ四段[13]少林寺拳法弐段・乗馬スキーを活かしたアクロバティックスタント擬斗殺陣に定評がある[7][10][12][14]吹き替えに頼らないで自ら演じるアクションスターの元祖ともいえる存在で[7][14][15][16][17][18]映画テレビドラマ演劇コマーシャルメッセージと半世紀以上にわたり、幅広く活躍している。愛称千葉ちゃん[注釈 1]ジャパンアクションクラブ (JAC ) の創始者。

本名 : 前田 禎穂 (まえだ さだほ)[19]所属事務所Louis and Leaves , 日本映像文化伝導財団。

脚注

  1. 1.0 1.1 1969年近代映画の『千葉真一特集号』では東映東京撮影所の所長である山崎真一郎が「千葉県出身ということで千葉、そして仕事を忠実に真心込めて」という意味で命名したと紹介しているが[2]、千葉自身は「山崎所長から『千葉から来たから名字を千葉、名前はオレの名前をとって真一にしろ』と言われた」と述べている[3]
  2. ニュー・ライン・シネマアメリカで『激突! 殺人拳』を『The Street Fighter 』のタイトルで封切公開した際に、同社の社長が命名して千葉をアメリカに紹介した[4][5]。それが他国に広まり、世界での通称となったが、英語圏Sonny (サニー)は男性の名前に使われるほか、口語で「兄ちゃん・坊や」という意味があり、愛称の“千葉ちゃん”を欧米風に訳した。その後、JJ Sonny Chiba と改名したが、JJJustice Japan (正義の日本)の略である[4][5][6]

  1. “千葉真一 53年ぶりに母校・日体大を“卒業”し「もうひと花」とさらなる意欲”. 映画.com. (2013年3月10日). http://eiga.com/news/20130310/7/ . 2012-3-12閲覧. 
  2. 「千葉真一特集」、148頁。
  3. 「オリンピックで金メダルを目指した学生時代、味わった栄光と挫折」、101頁。
  4. 4.0 4.1 「序章」、11頁。
  5. 5.0 5.1 「全米でブルース・リーを超える興行収入、サニー千葉の名を広めた空手映画」、51頁。
  6. 特典映像 「劇場初日舞台挨拶」
  7. 7.0 7.1 7.2 「とっておきの『先生』特集」、『SPORTS CITY』第1巻第2号、鎌倉書房1981年6月25日、 32頁。
  8. 「プロフィール」、30頁。
  9. 橋本与志夫 「出演者陣の“酔いどれ講釈”」、32頁。
  10. 10.0 10.1 「極真空手三段 千葉真一」、173, 179, 182 - 183頁。
  11. 高平哲郎 (2011年5月18日). “JJサニーちば、真面目さと優しさに溢れ…”. ZAKZAK. 産業経済新聞社. . 2012-9-27閲覧.
  12. 12.0 12.1 春日太一 (2013年4月29日). “世界的アクションスター・千葉真一に劣らぬ夏八木勲の筋肉美”. 週刊ポスト 2013年5月3・10日号. NEWSポストセブン. . 2013-5-4閲覧.
  13. 「国際空手道連盟 極真会館 - 年度別昇段登録簿(国内)」、64頁。
  14. 14.0 14.1 脇田巧彦「アクションに賭ける男・千葉真一」、21頁。
  15. ゴルゴ13 九竜の首」 (グラビア) 、『KINEJUN キネマ旬報』第1532巻第718号、キネマ旬報社1977年10月1日、 42 - 44頁。
  16. 「トムソーヤ企画メンバー ■プロフィール / コメント」 (パンフレット) 、『せんせい』、松竹1989年4月8日、 17頁。
  17. “インタビュー <日曜のヒーロー> 第355回 千葉真一”. 日刊スポーツ (nikkansports.com). (2003年3月30日). http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/interview/2003/sun030330.html . 2009-6-26閲覧. 
  18. “千葉真一 日体大から半世紀ぶり卒業証書 体操で五輪目指すも中退”. スポーツニッポン (スポニチ Sponichi Annex). (2013年1月26日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/01/26/kiji/K20130126005063800.html . 2013-1-31閲覧. 
  19. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「和千永3839」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません