「パミール高原」の版間の差分
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2018/10/12/ (金) 11:46時点における最新版
パミール高原 | |
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所在地 | タジキスタン、キルギス、アフガニスタン、パキスタン、中国 |
位置 | 東経72度01分秒構文エラー: 予期しない演算子 < です。 構文エラー: 予期しない演算子 < です。 |
最高峰 | イスモイル・ソモニ峰 (7,495m) |
パミール高原(パミールこうげん、英語:Pamir Mountains)
中央アジアに位置する山脈,高原の集まる高山地帯をさす。大部分がタジキスタン東部のゴルノバダフシャン自治州に入り,東部と南部の縁辺がそれぞれ中国,アフガニスタンに属する。東パミール,中部パミール,西パミールの 3地域に大別され,東パミールの中国領にパミールの最高峰クングール山(7719m)が,西パミールにタジキスタンの最高峰コムニズム峰(7495m)がある。西パミールと東パミールは河谷が深く,険しい山容を示すが,中部パミールは山容が比較的穏やかで,標高 3500~4000mに多くの盆地がある。高山が多いので氷河が発達しており,特に北西部のザアライスキー山脈と東パミールに多い。パミールの河川はアムダリアとタリム川の水系に属する。大陸性気候で,平均気温は標高 3600mの地点で 1月は-18℃,7月は 14℃になり,東パミールの山間盆地では-48℃に下がることもある。中部,東部は乾燥が著しく,特に高い山脈で囲まれた東パミールでは年降水量が 100mm以下になる。雪線は東パミールで 5200m,西パミールのフェドチェンコ氷河付近で 4400m。植生は全般に貧弱であるが,西パミールでやや豊富で,標高 2600m以下は砂漠,2600~3800mはステップ,3800~4300mは高山草原となっていて,中部パミールでは寒冷な高山砂漠となる。山岳地帯であるため生活条件は悪く,開発も進んでいない。河谷,盆地で農業が行なわれるが,西部が中心で,ここでは果樹栽培も行なわれる。タジキスタン領パミールにはホローグ,ムルガブ,キルギスのオシを結ぶハイウェーが通っている。