エレキング

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ウルトラセブンの登場怪獣 > エレキング

エレキング特撮テレビ番組『ウルトラセブン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」にたびたび登場する架空の怪獣。別名は宇宙怪獣だが、作品によっては違う別名も多い。英字表記はELEKING[1][2][3][4][注釈 1]

Contents

概要

黄色地に黒模様の体色、胴体より長大な尾、そして本来の動物なら眼が存在するとされる位置で回転する三日月形の角が特徴。『ウルトラセブン』を代表する怪獣の1体であり[6]2007年に同作品の放送40周年を記念して行われた『ウルトラセブン大賞』では、「最も印象に残ったセブンの敵」として最優秀怪獣賞[注釈 2]を受賞している[7]

体色の色彩の設定は本来「白地に黒」であるが、撮影中に着ぐるみが黄色く変色した結果、「黄色地に黒」となった(「セットの湖の水に入れられていた着色剤で染まった」[8]、「補修や露出補正のために現場で塗り替えた」などの諸説がある)。本放送当時は後者で認識されており、後年の作品に登場する際も長らく「黄色地に黒」となっていた。ビデオなどの普及によって本放送当時の映像が容易に見られるようになった1980年代後半頃から見直されるようになり、スーパーファミコン版『ウルトラセブン』の発売時には、テレビCM用に「白地に黒」という当初の設定に沿った着ぐるみが新造された。それ以降、意図的な場合を除いて「黄色地に黒」という色彩は用いられていない。

かつては「身長:85メートル」と記述された書籍もあった[1][2]が、最大身長は厳密には尾を含めた全長を表す。『ウルトラマンマックス』第2話放送後のミニコーナー「マックスボックス」で示されたデータでは、身長53メートル(最大)、体重25,000トン(最大)とされていたが、これは第2次怪獣ブーム時に大伴昌司によって設定されたものである。

デザインは成田亨による[9]。モチーフは特にない「動物的な抽象的フォルム」とされ、目や口なども意識しない形状となっている[9]

名前は「エレキテル」と「キング」をかけ合わせて命名されたものである。

幻冬舎の書籍『21世紀ウルトラマン宣言』によれば、エレキングはピット星人によって品種改良された淡水魚と草食動物の合成生物であり、幼体が前者の、成体が後者の特徴を色濃く受け継いでいる。地球に現れたエレキングは侵略行為に利用されるほか、何らかの理由で凶暴化しているが、本来の姿は宇宙の微生物や植物を主食とするおとなしい動物であることが記載されている。また、同書籍には2本の角がレーダーを果たしているという特徴がゼットンと似ている理由について、異種交配されたエレキングのレーダーがゼットンへ受け継がれたことも記述されている。

『ウルトラセブン』に登場するエレキング

ウルトラセブン』第3話「湖のひみつ」に登場。

ピット星人が操る生物兵器であり[注釈 8]、木曽谷の吾妻湖にてピット星人に育てられる。一度は釣り人に魚と間違われて捕まるが、少女に変身したピット星人に助けられた後、その危機に際して赤い閃光と共に巨大化する。独特の鳴き声を発し、体表から50万ボルトの電気ショック[17]を放つほか、口部分の発光体から三日月状の放電光線[10][11][14][15][16][注釈 9]や炭酸ガス[13]を発射する。カプセル怪獣ミクラスと戦い、一時はミクラスに投げ飛ばされたりと劣勢になるが、尻尾を巻き付けての電気ショックで勝利する。その後、ウルトラセブンとの戦いでも、同様に尻尾による電気ショックを浴びせるが、致命的なダメージを与えることができず、エメリウム光線で両方のアンテナ角を破壊されて動きを止めたところをアイスラッガーで尻尾と胴体、首を切断され、爆発四散する。

  • スーツアクター:池田芙美夫、鈴木邦夫[注釈 10]
  • セブンに尾を巻きつけるシーンでは、着ぐるみとは別に長い尾が用いられた[14]
  • ミクラスと揉み合うシーンの撮影時には右のアンテナ角が折れ[18]、現場で補修されている。
  • エレキングが出現した湖のセットには、ウルトラホーク1号の発進シーンのセットが流用されている。
  • 準備稿では、エレキングと戦うカプセル怪獣はレッドキングが予定されていた[18]
  • 週刊少年マガジンに連載された桑田次郎によるコミカライズ版『ウルトラセブン』では、当初口蓋に牙が生えているように描かれており、連載中にデザインが修正されている(単行本収録の際には修正)。同漫画のエレキングは空を飛び、セブンやホーク1号と空中戦を行う。
  • 未発表作品「宇宙人15+怪獣35」では、宇宙人15人が手を組んで結成された宇宙人連合により蘇生され、ゲスラペスターと共に第3話の湖から出現した際と同様に東京湾から出現する。その後、ピグモンの提案した怪獣ファイトをペギラネロンガ、レッドキング、ジェロニモンと共に最後まで残りセブンを苦しめるが、セブンを助けに現れた黄金怪獣ゴードに倒されるというシナリオが予定されていた。
  • 尻尾で相手を絡め取っての電撃攻撃は、『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』では「エレクトリックテール」と表記されている。
  • ビデオ『ウルトラ怪獣伝説』では、テレスドンの危機を救うために出撃するが、セブンとの戦いで倒される。映像は『ウルトラセブン』の「湖のひみつ」の流用。
  • ウルトラファイト』では、放電光線が火と呼ばれている。

『ウルトラファイト』に登場するエレキング

ウルトラファイト』第73話「セブンは見たエレキングの最後」以降たびたび登場。

  • 身長:53メートル[20]
  • 体重:1万5千トン[20]

新撮エピソードに登場する他の怪獣たちと同様、好戦的で喧嘩好き。作中では昼寝をしていることが多く、戦いのきっかけも「昼寝の邪魔をされたから」という理由がほとんどである。セブンに昼寝を邪魔され、いさぎよく謝罪の意を示す無抵抗のセブンを叩きのめし、勝ち星を挙げた唯一の怪獣でもある。ある時はイカルスと交際しており、イカルスの気を引こうとプレゼントの花束を持って日参するまめさも見せるが、「花束は食べられない」との理由から好意は無下にされ、乱闘の末に散々叩きのめされた後日に魚をプレゼントとして送り、ようやく許してもらう。また、戦いの際に手にしたライフル銃が暴発して絶命したこともある。

  • 着ぐるみは「色が白く首が短い」初期版と、「黄色くて首が長い」後期版が存在するが、どちらも商品キャンペーン用とのこと。アンテナは回転せず、軟質素材で作られているために始終垂れ下がり、揺れ動いている。
  • 第196話「怪獣死体置場」では、円谷プロの着ぐるみ倉庫に置かれているのが確認できる。

『ウルトラマンタロウ』に登場するエレキング

ウルトラマンタロウ』第28話「怪獣エレキング満月に吼える!」に登場。改造エレキング[21][22][23]再生エレキング[24][25][26]と呼ばれる。英字表記はRE-ELEKING[27][24]

ウルトラセブンに倒されたエレキングが、月光の力によって月光怪獣として復活したものである。身体は実体ではなく月光を浴びた角が本体であるため、月の出ていない時間帯には活動できない。体色の地色が黄ばんだ白というよりレモン色に近いカラーリングになっているほか、尾の長さが初代に比べて短くなり、身長・体重も初代と比較して小型・軽量となっており、角も回転しなくなっている。また、尾からの電気ショックではなく口や尾の先端からの火炎放射[27][22][12][24][25][28]など、攻撃方法も変化している。満月を見て踊り出したり、少年たちの挑発にバック転を披露して得意気になるなど、コミカルな一面も見せる。戦闘ではウルトラマンタロウを火炎で苦しめるが、最後はウルトラチェーンで角を引き抜かれて大量の泡を噴きながら倒れ、爆発する。タロウはエレキングが二度と復活しないよう、その角を月に納める。

  • スーツアクター:河合徹
  • 着ぐるみはアトラクション用のものとされる[29][30]。造形物はスーツのほか、爆発用カポック・アップ用と実物大の角などが用意された[30]
  • 児童雑誌ではこの時期の再生(改造)怪獣は「怪獣軍団」という組織に所属しているとされ、このエレキングは軍団が建造期間の長さから投入を断念したキングジョーの代替として送り込んだという設定がある。再生には、次回以降登場する巨大ヤプール(改造)や、怪獣を蘇生させる能力を持つジェロニモンも関わったともされている[31]。敗戦後の怪獣軍団は「キングジョーを選べば良かった」とコメントをしている。
  • 当初は、新怪獣「巨大牙怪獣ゴキバ」と複数の再生(改造)怪獣が登場する予定だった[32]。『タロウ』本編での「怪獣の角で入れ歯を作る」という展開は、この初期案の名残である[32]
  • ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』では火炎攻撃は月光火砲と命名され、「電気を加えて威力を上げている」という説明もある、設定によれば10万度の威力がある。DVD『ウルトラマンゼロ&ウルトラヒーロー 超決戦DVD』でもこの名称が用いられている[33]
  • 映画『ウルトラマン物語』ではメフィラス星人によって改造されて復活し、地球に送り込まれたことになっている(映像は『タロウ』の流用)。
  • 『ウルトラマンメビウス』第9話ではGUYSの保管する「ドキュメントZAT」に記録されており、「ドキュメントUG」のエレキングとは別個体であることをクゼ・テッペイが語る。

『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』に登場するエレキング

特撮テレビ番組『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』に登場。

初代と同じくピット星人に操られている。地球の大気を改造するためピット星人が連れてきた。普段はピット円盤内の水槽の培養液中で小型化して生活している。今回は地球の大気改造を目的に連れて来られたため、三日月状の電気光線は使用せず、両手の噴射口から大量の二酸化炭素(炭酸ガス[4])を噴出する。また、初代と同様に尾から高圧電流を流すことも可能。二酸化炭素の量を著しく増大させることで、地球全体の温度を急上昇させて環境を悪化させようとする。尾を巻きつけてセブンを苦しめるが、アイスラッガーで自慢の尾を切断され、その後エメリウム光線で止めを刺される。

  • スーツアクター:三宅敏夫横尾和則岡野弘之[34]
  • 着ぐるみはスーパーファミコン用ソフト『ウルトラセブン』のCMで使用されたものを流用[34]
  • 書籍によっては『ウルトラマンタロウ』の再生エレキングも含めて3代目とカウントされている[5][34][36][4]

『ウルトラマンマックス』に登場するエレキング

特撮テレビ番組『ウルトラマンマックス』第2話「怪獣を飼う女」、第27話「奪われたマックススパーク」に登場。体色は白で、両手には2本ずつ爪が生えている[6]

  • 別名:放電竜
  • 身長:26センチメートル - 56メートル[10]
  • 体重:1.3キログラム - 4万2千トン[10]
  • 出身地:ピット星[37][38](出現地:エリアJT-442(市街地)[39][40]
第2話
OL・葉山美宇に飼われているように見せかけ、陰では逆に美宇を操る。街の電気を吸い取り、さらにはDASH本部の電気まで吸い取る。口から発する黄色の光弾・電子ビーム[40]や尻尾での攻撃を武器にウルトラマンマックスを苦しめるが、最後は角を切られ、マクシウムカノンで倒される。同エピソードで卵を産むが、親が倒されるとそれと連動するかのように消滅する。
ヒジカタ隊長は美宇がペットがいなくなった際の悲しみに着け込み、操ったものだと推測する。後に再登場した際に、ピット星人の手下の怪獣であることが判明する。
第27話
電気ではなく人間の脳波を吸収して成長する。口からの円弧状のプラズマ[37]の色が黄色ではなく青色になっている。ピット星人によって複数の幼体が地球に持ち込まれており、そのうち2体が巨大化して街を破壊する。だが1体は両方の角をコバ、ショーン、ミズキのダッシュバード3機の攻撃で破壊されて破れ、遅れて出てきてダッシュマザーと交戦していたもう1体は、マックスによって宇宙に投げ飛ばされたところで分身マクシウムソードによって裁断され、爆発する。また幼体も吸っていた脳波を逆流され全滅する(大半はカイトが脳波を逆流させて倒すが、冒頭で1体が死んだ状態で見つかり、事態が発覚する)。
  • スーツアクター︰山本諭
  • デザイン画は描かれていないが、酉澤安施がアレンジを加えている[40]。爪は特技監督の鈴木健二のオリジナルより攻撃的にしたいという要望によるもの[41]
  • 幼体のデザインは丸山浩[37]
  • 第2話は当初別の怪獣が登場する予定であった[42]。また第27話での再登場は、プロデューサーの八木毅は「予算の都合」と述べている[43]
  • 湖のイメージが強いオリジナルとの差別化として市街地に出現するという展開となった[44]。また女性を操るという設定はオリジナルと逆の構図となっている[44]

リムエレキング

特撮テレビ番組『ウルトラマンメビウス』第8話「戦慄の捕食者」から登場。

  • 別名:マケット怪獣
  • 体長:40センチメートル[45]
  • 体重:4キログラム[45]
  • 出身地:CREW GUYS JAPAN[46]

偶然生まれたマケット怪獣であり、通称「リム」。姿と形はエレキングに近いが、大きさと頭身は人間の赤ん坊ほどしかなく、鳴き声も可愛らしいものになっている。「リム」とはリミテッド[注釈 12]の略で、コノミが命名した。

ボガールに対抗するため、マケット怪獣「ミクラス」に電撃能力を追加[注釈 13]して強化する際に過去のアーカイブ・ドキュメントUGからデータを引き出すが、運用実験の際に高エネルギー分子ミストを生成する粒子加速器の故障と、ミクラスの記録に残っていたかつてエレキングと戦ったトラウマがエレキングのデータを拒絶したため、リムは実体化してサコミズの肩に出現する。活動可能時間は通常のマケット怪獣同様に1分間だが、ミクラスやウィンダムとは出現の仕方が少々異なり、分子ミストの再チャージに要する時間が1秒以下のため、次々とフェニックスネストに出現しては電撃でジョージの髪を逆立たせたりする。出現中、コンセントに尻尾を突っ込んで電気を補充する。

その後、トリヤマ補佐官の「官公庁にはマスコットキャラが必要」という主張に基づき、GUYS のマスコットキャラクターとして採用され、しばしばGUYS作戦室に出没しては隊員たちと戯れている。ミクラスと同じくコノミに懐いており、トリヤマ補佐官が首根っこを掴んで抱えた時は嫌がっていたが、テッペイの頭に乗ったりマルが平気で抱きかかえるなど他の隊員たちにも懐いている模様。

第27話では、本物のエレキングがマケット怪獣の候補とされ、用意されたテスト用カプセルをコノミが使用しようとするが、結局は使用されずに終わる。

第49話でエンペラ星人によって粒子加速器が破壊されたため再チャージができずに消滅するが、第50話でメビウスが光の国へ帰った直後にコノミの前に再び姿を現す。

  • デザインは酉澤安施が担当[47]。酉澤は子供の頃にエレキングをウミウシの怪獣だと思っていたことから、水棲生物風にデザインし、さらにハムスターのような可愛さも加えている[47]
  • 当初は「ミニット怪獣」という名称で、エレキングの他にレッドキングキングジョーもデザインが用意されていた[47]。また、ミクラスもラフデザインのみ描かれている[47]
  • 撮影では、コノミ役の平田弥里をはじめとする出演者らが抱きかかえる際にはパペットが、ジャンプなどのアクションをさせる際にはCGが使われている。

『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するエレキング

プレイムービーや雑誌連載による『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場。

DXウルトラコクピット版
アークボガールによって地球に呼び寄せられ、湖に出現する。ミクラスを倒してセブンを尻尾攻撃で追い詰めるが、GUYSによって角を攻撃され、最後はセブンのアイスラッガーで倒される。
映像は『セブン』第3話からの流用だが、コクピットからの攻撃シーンではアトラクション用の着ぐるみを使用した新撮映像が使われた。
テレビマガジン
イカルス星人によって怪獣魔境に引きずり込まれたセブンを、ギエロン星獣恐竜戦車改造パンドンと共に攻撃する。しかし、セブンの救援に駆けつけたメビウスのメビュームブレードで改造パンドン共々切り裂かれ、倒される。

『ウルトラマン Fighting Evolution REBIRTH』に登場するエレキング

EPISODE3で登場。かつてセブンに倒されたエレキングが、メフィラス星人の部下となったジェロニモンの力によって復活したもの。ダム付近の水力発電所を襲い、電気を吸収するが、現れたセブンによって倒される。

その直後、紫色の異様なオーラに場が包まれたのち登場するが、そのオーラに包まれた僅かな時間で同じくメフィラス星人の部下となったバルタン星人によって改造エレキングに復活・強化改造がされる。

手足のない蛇のような長い胴体が特徴で、発電能力が強化されただけでなく肉体そのものを電気に変える能力を新たに獲得している。その特異なシルエット故に打撃は不得意だが、組技に特化した性能となっているのが特徴。また皮膚が透けており、体内の発電器具らしきものがかすかに確認できる。戦闘時には、セブンが技「エメリウム光線」または「アイスラッガー」を使うと水中に伏せて避け少し姿をくらまし、ダムを破壊して現れ、セブンに突撃してダメージを与えるイベントがある。

『大怪獣バトル』に登場するエレキング

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するエレキング

特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第8話「水中の王者」から登場。

  • 身長:20センチメートル - 53メートル[48]
  • 体重:500グラム - 2万5千トン[48]
  • 出身地:惑星ボリスの湖[49]

惑星ボリスの湖を縄張りにする。水中から長い尻尾を伸ばして敵の動きを封じ、得意なテリトリーである水中に引きずり込んでことごとく倒すその戦法でオキに「水中の王者」と称される。アーストロンを倒し、ゴモラとの初戦でも、地上での戦いでは劣勢ながらも隙を突いて水中に引きずり込み、放電でゴモラを倒す。その後ZAPの作戦でスペースペンドラゴンのレーザーネットで地上に釣り上げられてゴモラと戦い、超振動波で倒されるがレイによってバトルナイザーに回収されて新たな戦力となる。また、最終回近くで口から電撃を放射する技を新たに身に付ける。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するリムエレキング

特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第9話「ペンドラゴン浮上せず!」に登場。

  • 体長:40センチメートル[49]
  • 体重:4キログラム[49]

エレキングが、レイの意思を汲んだバトルナイザーによって小型化した形態。自分の電流でペンドラゴンの電力を復活させる。

  • ハルナ役の上良早紀もリムエレキングが好きだと語っている[51]

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するエレキング

特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第2話「レイオニクスバトル」、第6話「史上最強のレイオニクス」、第7話「第二覚醒」に登場。

  • 身長:53メートル[52]
  • 体重:2万5千トン[52]
  • 出身地:ピット星[52]

前作から引き続き、レイのパートナー怪獣として活躍。放電攻撃の他、ボクシング風の構えからパンチを放ったり、プロレス技「スペースローリングエルボー」を髣髴とさせる側転からのチョップなど、ゴモラと同じく動きが更に身軽になっている。

第2話ではフック星人ドラコと対決し、ゴースタードラゴンの援護もあって勝利する。第6話ではグランデタイラントと対決するが苦戦し、敵のアロー光線からスペースペンドラゴンを庇い、攻撃を受けたところを更に振り下ろされたとどめの一撃で敗北。レイが戦いの最中にバトルナイザーを紛失していたためバトルナイザーに回収されず死亡・消滅するが、その際自らの意志でレイとのリンクを断ち切り、レイの命を救ったことが第7話で明かされ、意識を失っているレイの前に最後の別れをするかのように精神体で現れる。劇中レイの操る怪獣で初めて死亡する怪獣であるが、最後に自らの意志でパートナーを救う。

オープニングではマグラーと対決しており、ここでもエルボードロップを放ち身のこなしの軽さを披露している。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場するエレキング

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。

ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活[53]。ベリアル軍団の一体としてウルトラ戦士達と激突する。メトロン星人ガッツ星人キングジョーブラックキングパンドンと共にウルトラセブンと対するが、セブンのエメリウム光線で倒される。

回想シーンにおける「ベリアルの乱」で光の国を襲撃する怪獣軍団の中に姿が確認できる他、百体怪獣ベリュドラの左角を構成する怪獣の1体となっている[54]

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』に登場するエレキング

大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』第12話「襲撃! 宇宙有翼骨獣」に登場。

ギギの配下の怪獣として登場。ネロンガと共に呼び出され、そして合体して巨大化したギギと共に主人公に襲い掛かるも、バトルナイザーの怪獣で撃退される。ステータスはアタックが高めに設定されている。電撃攻撃を得意としているために雷属性攻撃には非常に強い。必殺技は劇中使用する放電光線、エレクトリックテールの他、長い尻尾を振り回して攻撃するスピンテールアタックという必殺技もある。NEO第3弾では同じく電撃攻撃を得意とするネロンガとのタッグ必殺技サンダーコネクションが、NEO第4弾では、自身の電流を相手に流し込むエレキングコレダーという新必殺技が追加されている。

EXエレキング

大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』第14話「戦場の惑星」、第16話「決戦! 四人の戦士」に登場。

ザラブ星人のレイオニクスが操る怪獣として登場。第14話では惑星ボリスにて、メトロン星人EXレッドキングと戦っており、この時はEXレッドキング共々主人公と戦わないが、第16話ではメトロン星人を打ち負かした主人公の前に現れたザラブ星人と共に、主人公の怪獣と戦う。だがこちらも敗れ、更にその後ヴィットリオに馬鹿にされて怒ったザラブ星人が差し向けた際には、彼の操るEXゴモラにたやすく返り討ちにされる。

ステータスは元のエレキングから大幅にディフェンスが上がっているが、アタックとスピードが下がっている上に弱点属性が多いのが難点。必殺技は電気を帯びた尻尾を連続で叩き付けるライトニングテールラッシュ、元のエレキングの放電光線と同種の必殺技ライトニングカッター、電気を帯びて体当たりする「ライトニングタックル」がある。いずれも雷属性攻撃である。

『ウルトラゾーン』に登場するエレキング

ウルトラゾーン』の各コーナーに登場。

第4話のコントパート「怪しいものじゃないです」では、マンションの一室に訪問業者として訪れる。声は竹井亮介が担当[57]

第14話のコントパート「バトルシミュレーション」では、「エア怪獣シリーズ でっかいエレキング」とタカダ隊員が一対一の対決をし、角を掴まれた後に投げ飛ばされ敗北する[58]

第15話のドラマパート「東京ジュラ紀」では、ピット星人に操られ、アロンとテレスドンと戦う。

第9話のアイキャッチでは、エンジンストップした自動車のバッテリーに充電をする様子が描かれている[59]。また、第15話のアイキャッチではピット星人の持っていたぬいぐるみとして描かれている[60]

『新ウルトラマン列伝』に登場するエレキング(SD)

新ウルトラマン列伝』第12話「復活! タイラント超分析! 前編」に登場。

冒頭の新撮パートでウルトラマンギンガと対決する。尻尾での電撃でギンガにダメージを与えるが、ギンガサンダーボルトを受けて倒され、スパークドールズに戻る。その後、ヒカルに腕などの可動箇所を弄られていた。

  • 『スパークドールズ劇場』のネット版では第3回から登場し、第4回からはブラックキング(SD)らに代わる新たなレギュラーとなった。一人称は「僕」で、「ボンジュール」と挨拶するなど、どこか上品な言葉遣いをする。
  • ウルトラマンX』では当初からXioが所有しているスパークドールズとして登場している。

『ウルトラマンギンガS』に登場するエレキング(SD)

ウルトラマンギンガS』第2話「ギンガ対ビクトリー」、第8話「朝焼けの死闘」に登場。

  • 身長:14センチメートル - 53メートル[61][62]
  • 体重:150グラム - 2万5千トン[61][62]

アンドロイド・ワンゼロがモンスライブし、雫が丘市街地で謎の電波障害や停電を引き起こしていた。ウルトラマンビクトリーとの戦いでは尻尾を活かした攻撃や放電光線で優位に立ち、加勢に現れたギンガに対しても、ヒカルの変身前の怪我により怯んだ隙を突いて追い詰めようとするが、奮起したビクトリーのビクトリウムシュートで倒され、スパークドールズはビクトリーに回収される。その後、第8話にてショウからスパークドールズを貸し与えられたヒカルがウルトライブし、ファイブキング(SDU)に尻尾を巻き付けて放電攻撃で応戦するも、左腕で放電を吸収されて撃ち返され、敗北した。

  • スーツアクター:横尾和則(2話)、桑原義樹(8話)

『ウルトラマンジード』に登場するエレキング

ウルトラマンジード』第4話「星人を追う仕事」に登場。

  • 身長:53メートル
  • 体重:2万5千トン

かつてピット星人トリィ=ティプによって幼体から育てられていたが、地球の文明を気に入り仲間を裏切った彼女によって池の底で眠らされていた。その後、トリィ=ティプに宿るリトルスターを狙って目覚め、ウルトラマンジード プリミティブと戦闘になる。一進一退の格闘の末に放電攻撃でジードを苦しめるが、AIBの愛崎モアに宇宙植物ルグスの花粉を嗅がされて動きが鈍った後、ソリッドバーニングに変身したジードのブーストスラッガーパンチを受け、爆散する。しかし、その身体はまもなく伏井出ケイによって怪獣カプセルの1つとして回収され、エースキラーの怪獣カプセルと共にベリアル融合獣のサンダーキラーを生み出すこととなる。

  • 放電攻撃の際の尾はCGで描かれている。
  • 第4話はウルトラセブンの能力を持つソリッドバーニングの活躍回であることから、『セブン』のオマージュとしてピット星人とセットでの登場となった[63]

サイバーエレキング

ウルトラマンX』に登場。

Xioが開発したサイバー怪獣の1体。両腕を銃とした機械的な外見になっており、砲身には「E」の文字があしらわれている。実体化実験は行われていないが第1話の時点で存在が語られており、第3話にてウルトラマンエックスにデータが転送され、エレキングアーマーとなる。高田ルイ曰く「遊園地の電力を一晩中まかなえるほど電撃を強化した」とのこと。

劇場版ではマモルによってサイバーカードが使用され、ザイゴーグを足止めするためにエレキングエナジーシールドを展開したが、ザイゴーグの力の前にあえなく突破される。

  • デザインは、全身に走るラインを目立たせるためにガンメタル風の配色でまとめられた[64]

『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場するエレキング

データカードダス及びそれを元にしたCGショートームービー『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場。

プラズマソウルを取り込んだプラズマ怪獣として1弾から登場する。テレビ放送版『ANTLAR Hunting』では冒頭に登場し、角そのものとなったプラズマソウルを残すのみとなりながらもラッシュハンターズを追い詰めるが、バレルのシャドウエクスプロージョンを受けて角のプラズマソウルを全て破壊され、倒される。また、『VEROKRON hunting』ではハンターステーションにてプラズマ怪獣多数出現を報じる映像に映っているのが確認できる。

『レッドマン』に登場するエレキング

特撮テレビ番組『レッドマン』第31話 - 第33話、第60話、第68話、第70話、第74話、第138話に登場。

第32話でノコギリン、第33話でキングマイマイ、第68話でザゴラス、第74話でテレスドンと組んでレッドマンと戦うが、いずれも敗れる。第60話では単独で立ち向かうが、敗れる。第138話(最終話)ではレッドキックが効かないという強さを見せるが、最後はレッドナイフで首を切り落とされる。

『有言実行三姉妹シュシュトリアン』に登場するエレキング

有言実行三姉妹シュシュトリアン』第40話「ウルトラマンに逢いたい」に登場。

隕石の影響で円谷プロ美術倉庫にあった怪獣の着ぐるみに魂が宿ったもの。ゲーム店の電気を吸収したり、カメラのフラッシュに驚き、尾で荒木、加納、篠山のカメラ小僧を攻撃したりと町で暴れる。最期はウルトラマンによって宇宙に連れて行かれる。

ハイパーエレキング

『ぱちんこウルトラバトル烈伝 戦えゼロ!若き最強戦士』にて帝国を築き上げたウルトラマンベリアルが地球に放った設定で登場。別名・滅亡の邪神。

通常の個体に比べて大型化しており、口から暗黒光線を発射する、尻尾を用いた電気ショックも健在で、さらにオリジナルにはなかった翼による飛行能力、背中のブルークリスタルによる電撃攻撃などが備わっている。ウルトラマンゼロ(リーチによってはウルトラセブン)と空中戦を繰り広げる。

過去の映像を流用しての登場

いずれも映像はそれぞれの初登場作品の流用。

サークロラマ映画『ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦』(1969年)
湖からの出現シーンや、セブンとの戦闘シーンの映像が流用されている。
ウルトラマンタロウ
第40話で回想シーンの35大怪獣・宇宙人の一匹として登場。オープニングでは電撃怪獣という別名でクレジットされている。
映画『ウルトラマン怪獣大決戦
冒頭でセブンとの戦いが紹介される。
ウルトラマン80
第44話では矢的猛の回想シーンに登場。第46話では、少年達が魔法使いマアジンに何の怪獣の人形を出してもらうかという願いを考える際に候補の一体としてエレキングが挙げられ、回想シーンにも登場する。
映画『ウルトラマン物語
一度セブンに倒された後、メフィラス星人によって改造された改造(再生)エレキングとなり復活。メフィラスに送り込まれ、タロウと戦う。改造エレキング時の鳴き声も初代と同じになっている。
映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟
ダンの回想シーンで登場。

その他の登場

  • 特撮テレビ番組『チビラくん』第74話に、チビラくんの住むカイジュウ町の住人としてバルタン星人イカルス星人ウーと共にスーツが使用された。第75、第76話にも登場。
  • ウルトラマンタロウ』では、第25話にてエンペラ星人が3万年前に光の国を襲来した際の怪獣軍団のイラストにも姿が描かれている。
  • テレビドラマ『ウルトラマンになりたかった男』では、劇中で製作されていた映画『オールウルトラマンVS怪獣軍団』にて怪獣軍団の1体として登場し、ウルトラ戦士達と戦う。
  • ビデオ『ウルトラスーパーファイト』第2話「ウルトラ悲話エースの初恋」、第4話「ウルトラ悲話エースよ泣くな」に登場。
  • 映画『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』ではウルトラマンキングの誕生日を怪獣達と共に祝福する。
  • ウルトラマンフェスティバル2013』のライブステージ第1部では、クール星人の配下として登場し、両角から発射され、眩しさと綺麗さに見とれていると体を斬られてしまう虹色の三日月状カッター「三日月レインボーカッター」でウルトラマンゼロを襲う。最後はウルトラマンサーガのサーガプラズマーでベムスター共々倒された。第2部では、スパークドールズが実体化した形で、バルキー星人(SD)の配下として登場。ウルトラ戦士たちに倒されてスパークドールズに戻った後は、ウルトラマンボーイがウルトライブし、「三日月レインボーカッター」でカオスロイドを攻撃した。
  • 『ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP』で擬人化される。
    • アニメ『はいたい七葉』第20話に登場する。声優は桑原由気
    • ドラマCD『ウルトラ怪女子』に登場。声優は佐藤利奈
    • 『ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code』に登場。
  • 『ウルトラ怪獣擬人化計画figure project』のフィギュア化第一弾としてプレックスから2014年2月28日に、尻尾を意識するマフラーとモデルのようなスタイルを胸元から腰まで露出した服で包んだエレキングさんが発売。
  • 『ウルトラ怪獣擬人化計画』で擬人化される。
    • アニメ『怪獣娘(かいじゅうがーるず) 〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』に、エレキングの魂を受け継いだ怪獣娘として登場。声優は潘めぐみ

漫画作品

  • 漫画『かがやけ ウルトラの星』では怪獣軍団の一員として登場。ガッツ星人に率いられて中部地方に出現し、新ウルトラマンと戦う。後に他の怪獣と合流してウルトラ兄弟と戦うが、新ウルトラマンのウルトラダブルを受けて倒される。
  • 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』ではウルトラ戦士に味方する闘士五獣士の1体として登場。原作同様に電気攻撃を得意とする。漫画終了後の玩具展開『ウルトラマン超闘士鎧伝』ではダークベンゼンが率いる「エレキングII」が登場。
  • 漫画『ウルトラジャーニー ツインテール少女とツインテールな僕』では、エレキングをモチーフとした、キングエレトカゲが登場。一匹がJO-001に懐き旅に同行する。

バラエティ番組

  • 知名度が高いため、アトラクション用の着ぐるみがたびたびバラエティ番組に登場する。
    • 1990年の紅白歌合戦ではチェッカーズが歌う「ウルトラマンの歌」をバックにレッドキング、バルタン星人と共にウルトラマン、ウルトラセブンと戦った。
    • ダウンタウンのごっつええ感じ』のコーナーの一つ「ごっつの車窓から」では板尾創路と対決しており、何匹ものエレキングが板尾に倒されて横たわっている様子が見られた。
    • リンカーン』では、リンカーンメンバーが1967年にタイムスリップしたという設定でモロボシ・ダンの操縦するオープンカーの助手席に座って登場。ダンに「乗せてくれ」と頼んで車に乗せてもらったらしいが、終始騒いでいたため怒鳴られ、逆に殴り返すなど反抗しており、ダンも終始怒り気味となっていた。
    • 円谷プロが協力した『笑ってポン!』においても「腹筋が出来ない」という醜態を晒していた。
    • めちゃ×2イケてるッ!』では『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の宣伝を兼ねて他の怪獣達と共にオーディションを受ける役柄で出演した。角が回転している他、レイのパートナー怪獣ではなく悪役の怪獣のためウルトラマンベリアルの出す「ウルトラマンを倒すためなら〜〜」の質問コーナーに参加している。

CM

  • ユタカ「カラオケ倶楽部 ウルカラ」のCMでは、リヤカーを曳く通行人として登場した。
  • バンダイ「スペシウムショット」のCMでは、バルタン星人レッドキングベムスターと共にウルトラマンと戦うが、最期は子供にやられる。
  • スーパーファミコン用ソフト「ウルトラセブン」のCMではウルトラセブンと対決。最期はアイスラッガーを受けて絶命する。スーツは新規造形[65]。尾はセブンに巻きつけるために長めに作られている[65]
  • 1995年の出光石油のCMでは、神秘のエネルギーを護る『ウルトラマンゼアス』を襲撃する怪獣軍団として登場する。
  • 「ぱちんこウルトラマン」のCMでは、バルタン星人を初めとする宇宙人に操られ町を破壊する。
  • 2009年のHONDAステップワゴン スパーダ」のCMでは、スパーダを恐れて他の怪獣と共に道を空ける役で出演している。
  • 2015年 ファミリーマートCM 「エレキングバンド」リードギター役、ボーカル篠崎愛[66]

エレキングに関連する力を持つ戦士・怪獣

  • ウルトラマンX - エレキングアーマーというサイバーエレキングの能力を持つモンスアーマーを使用。また、他のモンスアーマーと能力を統合したハイブリッドアーマーも登場。
  • ベリュドラ - 構成する怪獣の1体となっている。
  • サンダーキラー - エースキラー (ウルトラ怪獣) と能力をあわせたベリアル融合獣。

その他

  • 大決戦!超ウルトラ8兄弟』以前に企画されていた『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の続編作品では、日本各地に現れた怪獣軍団の1体として出現。セブンに倒されるがその後、ヤプールの力によってタイラントや他の怪獣軍団と合体し、グランドタイラントとなるシナリオが予定されていた。
  • プロバスケットボールbjリーグと円谷プロダクションのコラボ企画として開催された、ウルトラ怪獣を各チームのマスコットキャラクターとしてチームに加える「ウルトラ怪獣ドラフト2010」ではノミネート怪獣として候補に挙がり、宮崎シャイニングサンズよりドラフト指名された。
  • 2011年1月1日にBSで放送された『徹底検証!ぼくらのウルトラマン伝説 〜昭和のヒーロー「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」誕生秘話〜』では、『ウルトラセブン』に登場した中で好きな怪獣1位に選ばれた。

脚注

注釈

  1. 『ビデオ版ウルトラセブン超全集』ではEREKINGと記述している[5]
  2. 大賞並びに最優秀宇宙人賞はメトロン星人[7]
  3. 『ウルトラセブン ベストブック』では「0.3メートル」と記述している[2]
  4. 資料によっては「85メートル」と記述している[1][2]
  5. 『ウルトラセブン ベストブック』では「50グラム」と記述している[2]
  6. 『ウルトラ怪獣大全集』では「1万5千トン」[11]、『ウルトラセブン ベストブック』では「2万トン」[2]と記述している。
  7. 『ウルトラマン大辞典』では「ピット星 - 吾妻湖」と記述している[12]
  8. 『ウルトラ怪獣大全集』では、ペット兼ボディーガードと記述している[11]
  9. 『ウルトラマン白書』では怪光線[1]、『ウルトラマン画報 上巻』では光刃[3]、『ウルトラセブンイズム』では楔状の破壊光線[13]、『大人のウルトラ怪獣大図鑑』では雷の数十倍の威力を持つ光弾[17]と記述している。
  10. 書籍によっては西京利彦と記載しているものもあるが[14]、『ウルトラセブン研究読本』(2012年)においてスーツアクターの山村哲夫はスタジオセットでの撮影時が池田、オープンセットでの撮影時が鈴木であったと証言しており[18]、西京自身も『特撮秘宝Vol.3』(2016年)のインタビューでミクラスを演じたことを証言している[19]
  11. 資料によっては、「ピット星」[27]「ピット星 - 木曽山中」[12][24]と記述している。
  12. Limited=有限の・わずかの、という意味。
  13. この他、ドキュメントSSSPに記録されているネロンガやドキュメントMATに記録されているエレドータスのデータも使用されている。

出典

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  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 画報 下巻 2003, p. 207
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 ビデオ版超全集 1998, p. 56
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  7. 7.0 7.1 ウルトラセブン誕生40周年! 最優秀宇宙人&怪獣を公式発表 - ORICON NEWS
  8. ウルトラセブンイズム 2002, STAFF INTERVIEW 田口成光.
  9. 9.0 9.1 成田亨 2014, p. 130
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  14. 14.0 14.1 14.2 14.3 14.4 14.5 14.6 キャラクター大全ウルトラセブン 2012, 「第3話 湖のひみつ」
  15. 15.0 15.1 15.2 15.3 15.4 15.5 ウルトラセブン研究読本 2012, 「ウルトラセブン宇宙人・怪獣大図鑑」
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  18. 18.0 18.1 18.2 ウルトラセブン研究読本 2002, 「エピソードガイド第3話」
  19. 友井健人「INTERVIEW 『ウルトラセブン』第3話「湖のひみつ」ミクラス役・他 西京利彦」、『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社2016年3月13日、 pp.242-245、 ISBN 978-4-8003-0865-8
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参考文献

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関連項目