ウルトラマンランド

提供: miniwiki
2017/3/4/ (土) 01:21時点における2400:4020:8b68:7e00:20df:8803:a2d8:ca72 (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索
ウルトラマンランド
施設情報
テーマ ウルトラシリーズ
事業主体 円谷プロダクション
管理運営 円谷プロダクション
来園者数 9万3千人(2011年度)
開園 1996年3月
閉園 2013年9月1日
所在地 864-0012
熊本県荒尾市本井手1574
位置 北緯32度59分18秒
東経130度28分16秒
テンプレートを表示

ウルトラマンランドは、1996年から2013年まで円谷プロダクション熊本県で直営したウルトラシリーズテーマパーク

概要

円谷プロダクションの直営のテーマパーク1996年3月に熊本県荒尾市に開園[1]。8,000平方メートルの敷地をグリーンランドリゾートより賃借。同社が経営する九州最大の遊園地グリーンランド(旧:三井グリーンランド)」に隣接して宿泊施設などと連携して総合的に展開していた[2]

ウルトラシリーズに登場するウルトラ戦士たちがライブステージで行うライブショーをメインで展開してウルトラヒーローと握手をしたり記念撮影ができたりとヒーローたちと触れ合うことができる施設。ウルトラマンのグッズも販売していた。

1989年から始まったTBS主催のイベントウルトラマンフェスティバル」の成功をうけて円谷プロダクションが新たな収益源として常設のテーマパーク事業に進出したものだった。1年目で2億円の投資額を回収するほどの利益をあげたが3年目からは赤字状態に陥る[3]。入場者数の年間目標が40万人から50万人だったのに対して閉園を決定した2013年近辺の頃には10万人前後に低迷して2011年度の入場者数は9万3千人だった[4]。さらには現地の経営では不明朗な経理もあったという[3]

新たなイベント展開を行うことを理由に2013年9月1日に閉鎖[5]。閉園後の敷地はグリーンランドリゾートに返還される予定。

内容

その他にウルトラマンのグッズ販売店舗(ウルトラマンワールドM78)の外観はウルトラマンに登場する科学特捜隊の本部を模した造りにして親子で楽しめるようにしているなど長い歴史を誇るウルトラシリーズならではの趣向も凝らした。

施設

  • 所在地 : 熊本県荒尾市本井手1574
  • 入場料金 : 大人、子供(2歳以下は無料)800円(団体割引、年間パスポート有り)
  • 休館日 : 水曜、木曜日(祝日、春休み、夏休み、冬休みなどは除く)

交通アクセス

脚注

  1. ヒーロー最後の勇姿 ウルトラマンランド閉園 熊本日日新聞 2013年9月1日
  2. さらば「ウルトラマンランド」1日閉園 後継者は「くまモン」…かも!? (1/2ページ) msn産経ニュース 2013年9月1日
  3. 3.0 3.1 円谷英明『ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗』講談社現代新書、2013年、pp.100-101、149-151
  4. さらば「ウルトラマンランド」1日閉園 後継者は「くまモン」…かも!? (2/2ページ) msn産経ニュース 2013年9月1日
  5. “「ウルトラマンランド」閉園へ”. シネマトゥデイ. (2013年2月14日). http://www.cinematoday.jp/page/N0050262