遊園地
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遊園地の遊具の定番、回転ブランコ
遊園地(ゆうえんち、英語: pleasure ground[1]、amusement park)は、乗り物などの遊具を設けた施設。
かつては遊具に関係なく、単に公園や運動場などの意味でも用いられた[注釈 1]。また、デパートなどの屋上遊園地を指すこともある。レジャーランドという呼び方もある。
Contents
歴史
"「遊園地の歴史」"
運営形態
経営
経営主体は様々だが、高度経済成長期には、鉄道沿線人口の増加などを目的に鉄道会社が経営する例が、日本では見られた。
近年は、レジャーの多様化などで厳しい経営を迫られている施設が多く、老舗遊園地でも閉園するところが増えている。特色作りに励み、新アトラクションを導入したり、逆に規模を縮小(採算の合わない遊具を廃止)したり、あるいは異業態へ転換する例もある。
料金システム
「入園料のほか、使用する遊具代を別途支払う形態」が多い。ある程度の規模以上の遊園地では、フリーパス(入園料+遊具一日使い放題のセット券)を、数千円で販売している場合がほとんどである。
一方で、「入園料だけで遊具を使い放題」、逆に「(入園料は無く)遊具代のみ発生する形態」もある。
施設
動物園、水族館、プール、スケートリンク、植物園、映画館、商業施設、温浴施設、ホテルなどを併設している所もある。広い園内の移動手段として、モノレールなどを設置している所もある。迷子センター、救護室などが用意されていることもある。
遊具(アトラクション)は、コーヒーカップ、観覧車、メリーゴーラウンドといったファミリー・カップル向け、お化け屋敷といったサスペンス系、一般的にジェットコースター、フリーフォール、回転ブランコといった絶叫マシンがある。
一覧(世界の主な遊園地)
米州
- シックス・フラッグス (アメリカ)
- ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド (アメリカ)
- ユニバーサル・スタジオ・フロリダ (アメリカ)
- ナッツベリーファーム (アメリカ)
- ネバーランド (アメリカ)
- ディズニーランド・リゾート (アメリカ)
- ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート (アメリカ)
- ファンスポット (アメリカ)
- ファミリー・キングダム・アミューズメントパーク (アメリカ)
- シーワールドアドベンチャーパーク (アメリカ)
- シダーポイント (アメリカ)
- キングズアイランド (アメリカ)
欧州
- アステリックス・パーク (フランス)
- ディズニーランド・リゾート・パリ (フランス)
アフリカ
オセアニア
アジア(日本以外)
- 香港ディズニーランド (香港)
- 香港海洋公園 (香港)
- 北京石景山游楽園 (中国)
- 上海ディズニーランド(中国)
- 深圳世界之窗 (中国)
- 広州長隆歓楽世界 (中国)
- 澳門漁人碼頭 (マカオ)
- 花蓮海洋公園 (台湾)
- 劍湖山世界 (台湾)
- ロッテワールド (大韓民国)
- ユニバーサル・スタジオ・シンガポール (シンガポール)
- ドリームワールド (タイ王国)
- ジュルドンパーク (ブルネイ)
日本(営業中)
日本(閉園)
脚注
- ↑ 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』
注釈
関連項目
- テーマパーク
- 屋上遊園地
- 移動遊園地 (en:Travelling funfair)
- 博物館
- 農業公園
- 万国博覧会
- 水族館
- 動物園
- マンガ・アニメミュージアム
- 温泉
- 健康ランド
- ジャングル風呂
- 公園 - 一部の地域では一般的な遊具のある公園についても"遊園地(読=ゆうえんち)"と呼称。
外部リンク
典拠レコード: