ポーランド
- ポーランド共和国
- Rzeczpospolita Polska
- 国の標語:なし1
- 注1: ポーランドには公式な標語は存在しないが、過去、国家のシンボルに、Bóg, Honor, Ojczyzna(神、名誉、祖国)などの標語が書かれたことがあった。
公用語 | ポーランド語 |
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首都 | ワルシャワ |
最大の都市 | ワルシャワ |
独立 | ロシア帝国から 1918年11月11日 |
通貨 | ズウォティ (PLN) |
時間帯 | UTC +1(DST:+2) |
ISO 3166-1 | PL / POL |
ccTLD | .pl |
国際電話番号 | 48 |
ポーランド共和国(ポーランドきょうわこく、ポーランド語: Rzeczpospolita Polska)
中央ヨーロッパ東部,バルト海に面する国。北東はロシアとリトアニアに,東はベラルーシとウクライナに,南はチェコとスロバキアに,西はドイツに接する。
平均標高 173m,国土総面積の約 70%が標高 200m以下で,500mをこすのは総面積のわずか 3%である。マズリ,ポモージェの二つの湖沼地帯からなる北部低地から,南に向かって少しずつ高くなり,スデティ山脈,カルパート山脈にいたる。最高点はカルパート山脈西部の高タトリ山地(タトリ山地)にあるゲルラホフスキーシュチート(2655m)。
国土のほぼ中央部をウィスワ川が,東端をオドラ川(オーデル川)が,それぞれ多数の支流を伴って流れ,バルト海に注ぐ。気候は全般に大陸性気候で,年平均気温は南西部低地で 8℃,北東部で 6℃。
年平均降水量は約 600mmで,山地では 800~1200mm,中央低地では約 450mm。国土の約 4分の1を広葉樹,針葉樹の混合林が占め,シカ,クマ,キツネなどが生息する。
第1次世界大戦後,一時は絶滅を伝えられたヨーロッパバイソンも保護区外で見られる。
鉱物資源は南部に豊富で,上シロンスク(シュレジエン)の石炭を中心に,硫黄,鉄,亜鉛,鉛,銅などを産するほか,南東部では油田,天然ガス田の開発が進んでいる。ほとんどの住民が西スラブ人に属するポーランド人で,残りは同じ西スラブ系のカシューブ人やドイツ人など。公用語は西スラブ語系のポーランド語。
宗教はキリスト教のカトリックが圧倒的多数を占める。国土の約半分が耕地化され,ジャガイモ,サトウダイコン,ライムギ,コムギ,オオムギなどの栽培,ブタやウシの飼育が行なわれる。
工業は 1990年代初めから国営企業の民営化が推進され,食品,機械,金属,石油精製などが行なわれる。主要輸出品は機械,金属,食品,化学製品,家具などで,主要貿易相手国はロシアからヨーロッパ連合 EU諸国に切り替わっている。
1999年北大西洋条約機構 NATO,2004年 EUに加盟。(ポーランド史)
出典
外部リンク
- ポーランド共和国公式サイト (ポーランド語)(英語)
- ポーランド政府観光局 (日本語)