エフエム群馬
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エフエム群馬 FM GUNMA Broadcasting CO.,LTD. | |
---|---|
放送対象地域 | 群馬県 |
系列 | JFN系 |
略称 | FMG |
愛称 |
FMぐんま FM GUNMA |
コールサイン | JORU-FM |
開局日 | 1985年10月1日 |
本社 |
〒371-8533 群馬県前橋市若宮町1-4-8 GNビル |
演奏所 | 本社と同じ |
親局 / 出力 | 前橋(高崎市吉井町) 86.3MHz / 1kW |
主な中継局 |
榛名 82.2MHz 沼田 77.8MHz 草津 76.7MHz 利根 79.4MHz 長野原 82.0MHz 鬼石 87.1MHz 万場 88.0MHz |
公式サイト | http://www.fmgunma.com/ |
株式会社エフエム群馬(エフエムぐんま)は、群馬県を放送対象地域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。1985年(昭和60年)10月1日開局。JFN系列局。コールサインはJORU-FM。
関東地方では、1970年(昭和45年)にTOKYO FMが開局して以来の民放FM放送局である。
Contents
概要
群馬県では唯一の県域ラジオ局であるため、FM局にありがちな音楽一辺倒の放送ではなく、バラエティ豊かな編成が特徴。
開局当初は予算の制約が大きく、聴取エリアも系列のTOKYO FMと重複しており、地方向けのBラインネットが多かったが、在京局と遜色のない自主制作番組が放送できるようになった。経験豊かなスタッフが増え、県域エフエム局には珍しい報道部も設置されるなど組織も充実している。
県内にはAM局がないため、毎年夏に開かれる全国高等学校野球選手権大会群馬県大会実況中継がJFN系列で唯一放送され、さらにサッカー・J2リーグザスパクサツ群馬の主催試合実況中継も放送されている。
送信所は高崎市吉井町の牛伏山にある前橋局(エフエム群馬ではこの周波数をメイン周波数としている)である。その他、山間部をカバーするために多くの中継局がある。なお放送対象地域外では、埼玉県、栃木県、民放FMのない茨城県の各一部が放送エリアとなっている[1]。開局直前の地元新聞には、群馬県内より県外の受信可能世帯数の方が多い旨の記事が載った。
送信所・中継局
親局 | 周波数 | 空中線電力 | 備考 |
---|---|---|---|
前橋 | 86.3MHz | 1kW | |
中継局 | 周波数 | 空中線電力 | 備考 |
榛名 | 82.2MHz | 50W | |
沼田 | 77.8MHz | 10W | |
利根 | 79.4MHz | ||
草津 | 76.7MHz | ||
長野原 | 82.0MHz | 1W | |
鬼石 | 87.1MHz | 3W | |
万場 | 88.0MHz |
沿革
- 1984年12月18日 株式会社エフエム群馬設立。
- 1985年
- 1995年
- 2003年3月 万場町(当時)に中継局が開局し、記念特番をNHK前橋放送局と合同で制作し、同時放送した。
- 2005年3月14日 デジタルSTLの運用開始。
- 2011年4月12日 radiko[2]の試験放送を開始。対象は群馬県内のみ。
- 2014年
- 2015年4月1日 番組改編が行われる[3]。
資本構成
企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[4][5][6][7]
2015年3月31日 - 2016年3月31日
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|---|---|
2億円 | 8億円 | 5万円 | 4,000株 | 74 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
群馬県 | 397株 | 9.92% |
読売新聞東京本社 | 240株 | 6.00% |
フジ・メディア・ホールディングス | 220株 | 5.50% |
上毛新聞社 | 200株 | 5.00% |
群馬銀行 | 187株 | 4.67% |
東和銀行 | 187株 | 4.67% |
朝日新聞社 | 180株 | 4.50% |
日本経済新聞社 | 160株 | 4.00% |
群馬県観光物産国際協会 | 160株 | 4.00% |
ぐんぎんリース | 137株 | 3.43% |
過去の資本構成
1992年3月31日
2003年3月31日
自社制作
レギュラー番組
- WAI WAI Groovin'(月 - 金 7:30 - 11:00、内藤聡) - 全国ほとんどの局でネットされる『中西哲生のクロノス』8時台のAライン枠は未ネット
- Busi-Neta!(水 11:30 - 11:55、アンカンミンカン)
- fun running(第2・4木 11:30 - 11:55)※
- 第1・3・5木には『simple style -オヒルノオト-』を放送。
- チャレンジ・ザ・ドリーム(第1木 12:00 - 12:49)※
- 第2 - 5木には『simple style -オヒルノオト-』を放送。
- G★FORCE(月 - 水 12:00 - 14:55[9]、竹村淳矢&櫻井三千代)
- 148neo(木 13:00 - 19:55)
- ライナーノーツ(月 15:00 - 15:30)
- Tune in!(月 15:45 - 15:55[10])
- かかあデンパ(火 15:50 - 15:50)
- LACCO TOWERのRADIO TOWER(火 20:00 - 20:30)
- Da-iCE 和田颯のラジオ始めました。(木 20:30 - 20:55)
- mabanuaの50号室より愛をこめて(水 15:30 - 15:55)
- ユウガチャ!(月 - 水 16:00 - 18:55、笹川裕昭&(月)ハグてっぺい/(火)フィフィ or 能町みね子 or とみごはん/(水)バカボン鬼塚)
- 南まりかのオーレザスパ!(金 15:30 - 15:55)
- 大谷ノブ彦 金曜ダイジョーブ! (金曜 16:00 - 18:55[11])
- 内田彩の「うちださんのおうっちー」(金 19:00 - 19:15/土 17:30 - 17:45[再])
- サタデースマイル(土 9:00 - 9:30)
- モーニングスマイル(日 9:30 - 10:00)
自社制作(ミニ番組)
2017年4月現在
- タウンニュース(月 - 水・土 12:55 - 13:00、木・金 12:49 - 12:55、日 13:55 - 14:08)
- 今週の星占い (月 15:55 - 16:00)
- 街ネタぽすと (火 15:55 - 16:00、土 10:55 - 11:00)
- 生活経済トピックス (水 15:55 - 16:00)
- aoki モーターステーション(木 15:55 - 16:00)
- 高校タイムズ (金 15:55 - 16:00、22:55 - 23:00(再放送))
不定期放送
- 群響アワー(偶数月の木 20:00 - 21:55)
- 月刊!ラジ・ヴィアン(最終金 19:30 - 19:55)
- 街の音楽家たち(奇数月の第2木曜日 20:30 - 20:55)
- HIGH SCHOOL 9:00土曜日のホームルーム(第1週土 21:00 - 21:55)
- このほか土曜日12時、14時台を中心に不定期で公開生放送あり。
- 高校野球群馬大会実況中継(エフエム群馬 高校野球中継) - 放送時間調整として「音楽特集」と題し、フィラー音楽とアナウンサーによる結果情報を放送。
- ザスパクサツ群馬実況中継 - 中継を行わない日でもNEWS・天気・交通を中止し、5分間の「ザスパ速報」を放送する。
- FMぐんま・1デイオールリクエスト
以上の番組を放送するときには、一部のTOKYO FMまたはJFN制作の番組は放送休止または時間移動になる。
終了した番組
- 2017年3月で終了
- 2016年3月で終了
- 2015年3月で終了
- FM GUNMA MORNING PROGRAM あさnavi(月 - 金 7:30 - 8:55) - 全国ほとんどの局でネットされる『中西哲生のクロノス』8時台のAライン枠は未ネット
- Site9-11(月 - 金 9:00 - 11:00)
- OTONOWA(月 - 木 13:00 - 14:55、2014年4月から)
- Vitamin Cafe(月 - 水 16:00 - 17:55)
- FM GUNMA NEWS RADIO EVENIN'(月 - 金 18:00 - 18:55)
- MAY’Sのラブ&スマイル(水 20:00 - 20:30)
- ママラジ〜輝きママ応援しちゃいます〜(水 15:00 - 15:30)
- Hello!Young Lovers!!(土 17:00 - 17:45)
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- B定食(月 - 木 13:00 - 14:55、2014年3月まで)
- 群ゼミサウンドブレーク
- ふたりのウケスタ↑(土 17:00 - 17:45)
- MorningRadio-soup(2002年4月 - 2005年3月 月 - 金 8:30 - 8:55)
- 音楽の玉手箱(日 13:00 - 13:55)
- SUPERGROOVE(2004年10月 - 2004年12月 日 0:00 - 0:55)
- @JCT
- メルラジ@CLUB AIR
- FMフレッシュモーニング
- 午後は気ままに DO!DO!!ワイド
- フラッシュ5
- ENERGYSTA(2007年4月 - 2008年3月 金 13:00 - 14:55)
- つるの剛士のBANG☆BANG(土 17:00 - 17:45)
- FM防災MEMO(金 15:30 - 15:35)
- チャンネル148(月 - 木 13:00 - 15:45)
- Friday Cafe(2009年9月 - 2011年3月 金 15:30 - 17:55)
- 観光ガイド800(土 8:00 - 8:20)
- Hoy Salida(土 20:00 - 20:55)
- ボサノバ・カサノバの ちょっとソコまで(木 15:30 - 17:55)
- となりのロック(土 18:00 - 18:55/再放送 日 0:00 - 0:55)
JFN系列以外のネット番組
時差ネット番組
- 先行放送
- MY OLYMPIC α(月曜 - 金曜 13:55 - 14:00)- 1時間先行
- 遅れ放送
- ENEOS presents DREAMS COME TRUE 中村正人のENERGY for ALL (日曜 22:00 - 22:55)- 9時間遅れ[12]
放送されないTOKYO FMの全国ネット番組
- クロノス内8時台コーナー
- SUZUKI Breakfast News(月曜 - 金曜 8:00 - 8:09)
- Weather Guide(月曜 - 金曜 8:09 - 8:10)
- Honda Smile Mission(月曜 - 金曜 8:10 - 8:17)
- ピートのふしぎなガレージ(土曜 17:00 - 17:50)
アナウンサー・パーソナリティ
男性
女性
- 竹下裕理
- 市川まどか
- 池田めぐみ(フリーアナウンサー)
- 須藤ゆみ(フリーアナウンサー)
- 川上直子
- 田中香
- 櫻井三千代(元MEGA HITS RADIOパーソナリティ 岩本三千代。エフエム群馬移籍時に改姓)
- 奈良のりえ
- 南まりか
- 小林(新木)睦子(アナウンサー→フリー)
- かつて出演していた人物
- 石森則和(アナウンサー→フリー→文化放送報道部(契約社員))
- 大貫恵子(アナウンサー→フリー)
- 河西美紀
- 加賀真帆(アナウンサー→フリー→テレビショッピングチャンネル・QVCショッピングナビゲーター)
- 守屋玲子
- 小畑憲嗣
- 武内直子
- 坐間妙子(アナウンサー→北陸放送アナウンサー)
- 羽鳥武夫
- 大門雅明(アナウンサー→長崎放送アナウンサー)
- 鈴木純子(アナウンサー→文化放送アナウンサー)
- 宮本ゆみ子
- 吉江まりも(アナウンサー→群馬テレビアナウンサー)
- 織田亜紀子(→FM香川パーソナリティ)
- 和気徹児(FM沖縄アナウンサー→エフエム群馬アナウンサー→FM沖縄アナウンサー→秋田朝日放送アナウンサー)
- 金井政人(アナウンサー→ディレクター→エフエム群馬編成部長)
- 金井玲子
- 上山美登利(アナウンサー→FM太郎パーソナリティ)
- 山崎寛代(アナウンサー→芸能レポーター)
- 後藤裕美
- 里村衣美[13](アナウンサー、時期は不明)
- 山岸晃華
キャンペーンの歴史
- いつも素敵なサムシング(1985年10月 - )
- ソコジカラ(2002年10月 - 2003年9月)
- 1日1ガッツ(2003年10月 - 2004年12月)
- ツナガリズム(2005年1月 - 2006年3月)
- もっとツナガリズム(2006年4月 - 2007年3月)
- こども魂(2007年4月 - 2008年3月)
- ラジ&ピース(2008年4月 - 2009年3月)
- 声だしていこー!(2009年4月 - 2010年3月)
- だって25周年なんだもん(2010年4月 - )
イベント
- えふえむ屋(9月ごろ開催。9時台と2時台にて中継あり)
- 稲川淳二のホラーナイト(高崎市の慈眼寺で毎年夏に開催し、特別番組で生放送される)
- FMぐんまシネライブ
- コスモ アースコンシャス アクトクリーン・キャンペーン in 群馬
- HAPPY MONDAY クエスチョン
その他
- エフエム群馬の新聞ラジオ欄における番組表表記は掲載する新聞全てで「FM GUNMA」となっている[14]。
- CLUB AIRは通常9:00 - 19:30まで開いている。しかし、19:30以降まで放送する公開生放送時は、閉場時間が延長される。また、TOKYO FMやJFNの番組がエフエム群馬に出張放送する場合では、通常時間外でもCLUB AIRが開いていることもある。
- 1日1ガッツキャンペーンがスタートした直後に『ラジアンリミテッドDX』がエフエム群馬へ出張放送した際に、コーナー仕切りのジングル代わりとしてエフエム群馬の1日1ガッツのジングル(ガッツ石松出演)が全国ネットで流れた。
- 開局当初から十数年は、営業部と放送部だけであり、情報源として新聞社配信のニュースとJFN、ボランタリーネットワーク(事前に契約を結んだ特定聴取者による無償情報提供)に頼っていたが、現在は報道部があり県内の話題を中心に独自の取材も積極的に行われている。他の県域FM局には先発のAM局が報道部を持っていることを考慮した経営効率により報道部を持っていない場合が多い。しかし、群馬県には県域中波放送が無いため群馬県内のニュースに関する同報性、速報性をという面で報道部の設置が必要であったと考えられる。[15]
- 報道部があるため、他のローカルFM局よりもニュース、情報番組が多めということもこの局の特徴で、毎時55分(深夜を除く)から数分程度FM群馬ニュースを流すことでも。
- 近年、TOKYO FMが選挙特番を積極的に放送しているため、エフエム群馬は21時台に通常番組から切り替えて選挙特番を放送する。全国ネットの選挙特番が23:30で終了する場合も独自に放送する。自局の報道記者が全国ネットの選挙特番にも出演している。
- 県域ラジオ局としては珍しくラジオショッピングがない。
- オープニングとクロージングでは、「いつも素敵なサムシング」にかけて「サムシング」(ザ・ビートルズ)の群響演奏アレンジ版が掛けられていたが、この曲は2015年4月からは使われていない。
脚注
- ↑ FM GUNMA 営業部 聴取エリア
- ↑ 2.0 2.1 送出システムの関係上、FM局では本局が唯一のモノラル。
- ↑ [1]
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2015』 コーケン出版、2015-11-20、288。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2016』 コーケン出版、2016-11-25、295。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992-11、246。
- ↑ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003-11、265。
- ↑ 8.0 8.1 8.2 エフエム群馬 非常勤取締役
- ↑ 2015年3月までは、金 13:00 - 17:55。
- ↑ 2017年4月開始
- ↑ 2017年4月開始
- ↑ なお、日曜 13:00 - 13:55枠は特別番組の放送がある日には臨時に同時ネットする場合がある。また、『ジャパモン』は5時間先行ネットされていた(2014年1月から2017年3月まで)。
- ↑ “86.3 FM GUNMA”. 里村衣美. エフエム群馬. 2011年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2018閲覧.
- ↑ 掲載紙は群馬県内の各紙と栃木県の下野新聞、各全国紙(日本経済新聞を含む)、ブロック紙の東京新聞。朝日新聞を除いて、掲載紙の全てが2015年4月1日付けより、朝日新聞は同年7月4日付けより局名表記を「FM GUNMA」に変更。それまでは掲載紙によって「エフエム群馬」「FM群馬」「FMぐんま」と、まちまちだった。
- ↑ なお、同社以外の県域FM局で明確な報道担当セクションを設けているケースとしては、埼玉県のNACK5の例(部署名は「ニュースルーム」)がある。
外部リンク
- テンプレート:Radio-Kanto
- テンプレート:Radiko
典拠レコード: