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塚原温泉

塚原温泉(つかはらおんせん)は、大分県由布市湯布院町塚原(旧国豊後国速見郡)の伽藍岳中腹にある温泉

アクセス

泉質

  • 硫酸塩泉
    • 源泉は緑色を呈する
    • アルミニウム・鉄分の含有量が多いのが特徴。
    • pH=1.4

全国第2位の強酸性(1位は玉川温泉)の泉質で知られる。石鹸は泡立たない。皮膚に対する効能があるとされ、アトピーに悩んでいる人々も多く訪れる。水虫など感染機序が関与した疾患には効果がある。

温泉街

入浴施設が1軒存在する。施設は浴槽まで全てでできている内湯と耐酸性のコンクリート露天風呂家族風呂を有する。そのため、建物の雰囲気は共同浴場にも近い。入浴施設の裏山には、源泉地である地獄地帯が広がる。地熱が高い場所は、ゴム製の靴底で歩くと溶ける場合があるという。降った雨がこの地獄地帯で温められてすぐに温泉になるため、湯量や温泉の成分の濃さは降雨量と密接に関係があるのが特徴である。冬期は積雪のため休業になる場合があるので注意が必要である。

伽藍岳の火口は年々拡大傾向で噴気帯の活動も活発である。伽藍岳の火口は塚原温泉から徒歩5分くらいで見学(近年有料化された)できるが、噴気帯は現在危険の為立ち入り禁止となっている。かつては噴気帯にスコップを持参して手掘りの湯船を作って入浴するマニアもいた。詳細は伽藍岳を参照のこと。火口がある周辺はシリカの露天掘り鉱山跡であり、1966年頃には珪酸白土鉱床が採掘されていた[1]

歴史

開湯は平安時代と言われる。かつては3軒の温泉旅館が存在したが、現在は入浴施設が1つのみである。古くは豊後国速見郡に点在する別府十湯の一つであったが、大正時代の行政区画の変化により、別府十湯から外れた。同時に由布院温泉もはずれ、現在の別府八湯の形となった。

関連項目

脚注

  1. 550.378:550,835(52a6) 大分県別府白土地帯の放射能強度分布調査報 清島信之、原田種成 地質調査所月報(第18巻第9号)

外部リンク