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三国時代 (中国)

三国時代(さんごくじだい)

中国,後漢滅亡後,三国時代の,蜀 (蜀漢) の三国が鼎立した時代。黄巾の乱を契機として後漢王朝の支配力はまったく失われ,各地に群雄が起ったが,華北を平定した曹操,江南に拠る孫権,蜀 (四川) に入った劉備による三国鼎立の大勢が次第に輪郭を明らかにしてきた。延康1 (220) 年曹操が死亡するとその子丕 (ひ) が跡を継ぎ,後漢の献帝の譲りを受けて即位し,国号を魏といった。これが魏の文帝である。翌年劉備は成都で帝位につき,国号を漢といった (普通それを蜀,蜀漢という) 。孫権もまた黄竜1 (229) 年建業で皇帝の位につき,国号を呉といった。ここに三国鼎立が確立した。のち魏王朝の実権は司馬氏に移り,司馬昭は景元4 (263) 年漢を滅ぼした。昭の子炎 (武帝) は泰始1 (265) 年魏の皇帝の譲りを受けての国を建て,ここに三国時代は幕を閉じた。帝は大康1 (280) 年呉を滅ぼし,天下を統一した。この時代は豪族勢力の進展が著しく,天下が3つに分裂したのもこれと関連がある。三国ともに財力を確保するため屯田に力を注ぎ,兵力確保のため兵士の家に永代兵役の義務を負わせる制度を設けた。魏の九品官人法の設定,清談の流行などはこの時代において特に注目されるものである。


脚注


先代:
後漢
中国の歴史
次代:
西晋


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