韓国高速鉄道
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韓国高速鉄道(KTX) | |
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基本情報 | |
国 | 韓国 |
種類 | 高速鉄道 |
開業 | 2004年 |
所有者 | 韓国鉄道施設公団 |
運営者 | 韓国鉄道公社 |
詳細情報 | |
軌間 | 1,435 mm(標準軌) |
電化方式 |
交流 25,000V 60Hz 架空電車線方式 |
最高速度 | 305km/h |
通行方向 | 左側通行 |
韓国高速鉄道(かんこくこうそくてつどう、英: Korea Train eXpress, KTX)
大韓民国(韓国)の高速鉄道システムである。フランスのTGVの技術を全面的に導入しており、営業運転での最高速度は305km/h[1]である。
概要
1990年に事業計画・路線が確定し、1992年6月に着工、12年の歳月と、国家予算の2割に達する総額22兆ウォン(約2兆円)ともいわれる事業費をかけて、2004年4月1日に京釜高速線の暫定開業とともに運行を開始した。
2010年11月1日、東大邱 - 釜山間の高速線開業により、ソウル - 釜山間の京釜高速線がほぼ完成し、最速列車の所要時間が2時間18分となった。2015年4月2日、湖南高速線のうち五松 - 光州松汀間が先行開業し、龍山 - 光州松汀間の所要時間が1時間33分となった。2017年12月22日には、2018年平昌オリンピック・パラリンピックに合わせて建設された京江線の開通とともに、ソウルから平昌・江陵方面に直通する系統(江陵線)も新設された。
初期の計画段階では京釜線の優等列車高速化を想定して「京釜高速鉄道」と呼ばれていた。だが、後に湖南線も計画に追加されて名称が適切でなくなったため、「韓国高速鉄道」に正式名称が決められた。ただし、一般には列車等級(ブランド名)である「KTX」の呼称が定着している。
本項目では、路線・運営については韓国鉄道公社(KORAIL)が運行する高速列車「KTX」を中心に詳述する。SRが運行する高速列車「SRT」については当該項目を参照。
脚注
- ↑ (朝鮮語)“"KTX 최고시속 305㎞까지 올린다"”. 朝鮮日報 (2008年11月26日). . 2010年04月04日閲覧.
外部リンク
- 韓国鉄道公社公式サイト (朝鮮語)
- 韓国高速鉄道(KTX)で行く旅:韓国観光公社公式サイト(日本語)