「熱帯夏季少雨気候」の版間の差分

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* 最多雨月が冬にある。夏が乾季となる。
 
* 最多雨月が冬にある。夏が乾季となる。
  
== 分布 ==
 
[[Image:Koppen classification worldmap As.png|thumb|right|200px|熱帯夏季少雨気候(As)の世界的な分布]]
 
=== 分布地域 ===
 
* [[ブラジル]]北東部(6州)
 
* [[ユカタン半島]]一部
 
* [[メキシコ]]西部
 
* [[西インド諸島]]一部
 
* [[ハワイ諸島]]([[ハワイ島]]以外)
 
* [[コロンビア]]南西部山沿いの一部
 
* [[赤道]]周辺のアフリカ
 
** [[ケニア]]、[[タンザニア]]、[[モザンビーク]]、[[コンゴ民主共和国]]、[[ガボン]]の各一部と[[サントメ島]]
 
* [[モーリシャス]]、仏領[[レユニオン島]]
 
* [[インド]]中央部
 
* [[スリランカ]]北部
 
* [[オセアニア]]のごく一部
 
 
=== 典型的な都市 ===
 
* [[レシフェ]]([[ブラジル]])
 
* [[カフルイ]]([[アメリカ合衆国]]ハワイ州)
 
* [[ジャフナ]]([[スリランカ]])
 
* [[マリンディ]]([[ケニア]])
 
 
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2018/10/10/ (水) 04:54時点における最新版

Köppen-geiger-hessd-2007.svg.png
  fa fb fc fd m wa wb wc wd sa sb sc sd  
E 寒帯   ET EF
D 亜寒帯 Dfa Dfb Dfc Dfd Dwa Dwb Dwc Dwd Dsa Dsb Dsc Dsd  
C 温帯 Cfa Cfb Cfc   Cwa Cwb Cwc Csa Csb Csc  
B 乾燥帯   BSh BSk BWh BWk
A 熱帯 Af   Am Aw   As  

熱帯夏季少雨気候(ねったいかきしょううきこう)

ケッペンの気候区分における気候区のひとつで熱帯に属する。記号はAsでAは熱帯、sは夏に乾燥(sommertrocken)を表す。

サバナ気候と類似点が多く大差はないため、ほとんどの場合はサバナ気候に含める。

特徴

南回帰線から北回帰線の間のごくわずかな地域に分布する。多くの場合サバナ気候に隣接し、植生の特徴もサバンナなどの荒涼とした草原であることが多くサバナ気候と大きな差異は無い。

モンスーンの影響下に入り、山岳による雨蔭の影響などで冬に湿潤となり夏に乾燥する。山岳などの影響で局地的に作られる気候で、範囲が非常に狭い。特に、山を挟んで反対側は降水パターンが正反対でサバナ気候となることが多い。

この気候の成立条件

  • 最寒月平均気温が18℃以上(ヤシが生育できること)。
  • 年平均降水量が乾燥限界以上。
  • 最少雨月降水量が30mm未満かつ(100-0.04×年平均降水量)mm未満かつ3×最少雨月降水量<最多雨月降水量。
  • 最多雨月が冬にある。夏が乾季となる。




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