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東日本旅客鉄道盛岡支社(ひがしにほんりょかくてつどう もりおかししゃ)は、岩手県盛岡市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の地域支社。
Contents
支社所在地
沿革
- 1927年(昭和2年)2月1日 - 青森運輸事務所・仙台運輸事務所の一部を移管し、盛岡運輸事務所発足。
- 1942年(昭和17年)9月1日 - 仙台鉄道局盛岡管理部となる。
- 1950年(昭和25年)8月1日 - 日本国有鉄道盛岡鉄道管理局発足。
- 1952年(昭和27年)8月5日 - 青函鉄道管理局青森地区(東北線千曳駅 - 青森駅間、大湊線、津軽線)を編入。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道 東北地域本社盛岡支店となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 北海道旅客鉄道(JR北海道)海峡線が開業、津軽海峡線として津軽線との直通運転を開始。東北本線の二枚橋駅を花巻空港駅に改称。花輪線の岩手松尾駅を松尾八幡平駅、龍ヶ森駅を安比高原駅に、それぞれ改称。
- 1990年(平成2年)4月1日 - 東日本旅客鉄道 盛岡支社に改称。
- 1991年(平成3年)6月20日 - 北上線の陸中大石駅をゆだ錦秋湖駅、陸中川尻駅をほっとゆだ駅、岩手湯田駅をゆだ高原駅に、それぞれ改称。
- 1994年(平成6年)12月3日 - 山田線の浪板駅を浪板海岸駅に改称。
- 1995年(平成7年)12月1日 - 花輪線の湯瀬駅を湯瀬温泉駅、陸中花輪駅を鹿角花輪駅に、それぞれ改称。
- 1997年(平成9年)3月22日 - 秋田新幹線開業。気仙沼線の大谷駅を大谷海岸駅に改称。
- 1998年(平成10年)3月14日 - 東北本線に紫波中央駅を新設。
- 2001年(平成13年)4月1日 - 北上線 黒沢駅 - 矢美津駅間を秋田支社に移管。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 東北新幹線 盛岡駅 - 八戸駅間延伸開業。東北本線のうち盛岡駅 - 目時駅間をIGRいわて銀河鉄道、目時駅 - 八戸駅間を青い森鉄道に経営移管。新幹線延伸区間の沼宮内駅をいわて沼宮内駅に改称。また、八戸線の種差駅を種差海岸駅に改称。
- 2007年(平成19年)7月1日 - 秋田支社より奥羽本線 新青森駅 - 青森駅間を移管。
- 2010年(平成22年)12月4日 - 東北新幹線 八戸駅 - 新青森駅間延伸開業。東北本線のうち八戸駅 - 青森駅間を青い森鉄道に経営移管。
- 2013年(平成25年)5月1日 - 自動券売機で購入できる往復券・回数券の種類を大幅に減らす。券売機から項目が無くなった駅の各種乗車券については、みどりの窓口・指定席券売機で購入するように掲示した駅もあった。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 岩泉線が廃止。
管轄路線
東北地方のうち岩手県全域、青森県東部、宮城県気仙沼地域を中心に管轄するほか、花輪線については秋田県内も含めたほぼ全区間を管轄する。2017年9月30日時点で、合計845.2kmの在来線、316.3kmの新幹線、204の駅(好摩駅と野辺地駅を含むが、BRT区間に新設された駅は含まず)を管轄してい[1]。
- 路線
※支社境界が場内信号機などと一致する場合は該当停車場(駅・信号場など)を境界駅として扱うが、支社境界が閉塞区間上にある場合には境界線の内側の停車場を記載している。なお、◇が付いた路線は全線が管理区間内に入っている路線である。
路線名 | 区間 | 駅数 | 備考 |
---|---|---|---|
東北新幹線 | 一ノ関駅 - 新青森駅 | [* 1]4(10) | 全区間で北海道新幹線列車も走行。一ノ関駅 - 盛岡駅間は秋田新幹線列車も走行。 |
東北本線 | 油島駅[2] - 盛岡駅 | 24 | |
◇大船渡線 | 一ノ関駅 - 気仙沼駅 - 盛駅 | [* 2]24 | 気仙沼駅 - 盛駅間はBRT区間[3](運行は岩手県交通とミヤコーバスに委託) |
気仙沼線 | 本吉駅[4] - 気仙沼駅 | [* 3]8 | 該当全区間がBRT区間[5](運行はミヤコーバスに委託) |
北上線 | 北上駅 - ゆだ高原駅[6] | [* 4]10 | |
◇釜石線 | 花巻駅 - 釜石駅 | [* 5]22 | |
田沢湖線 | 盛岡駅 - 赤渕駅 - 大地沢信号場[7] | [* 6]5 | 全区間で秋田新幹線列車も走行 |
花輪線 | 好摩駅[8] - 東大館駅[9] | 26 | |
◇山田線[10] | 盛岡駅 - 宮古駅 - 釜石駅 | [* 6]27 | |
◇八戸線 | 八戸駅[11] - 久慈駅 | 24 | |
◇大湊線 | 野辺地駅[12] - 大湊駅 | 11 | |
奥羽本線 | 新青森駅 - 青森駅 | 2 | |
新青森駅 - 東青森駅(貨物支線) | [* 7]0 | ||
◇津軽線 | 青森駅 - 新中小国信号場[13] - 三厩駅 | [* 8]17 |
- 駅数についての注釈
奥羽線を除外し、北上線の秋田支社移管区間(横手駅は元々秋田支社)・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線を加えると、旧盛岡鉄道管理局の管轄と一致する。
支社組織
運輸部
- 営業企画課
- 業務グループ
- 駅指導グループ
- 乗務員指導グループ
- 接遇サービスグループ
- 盛岡鉄道少年団事務局
- 販売促進課
- 販売グループ
- 盛岡Webセンター(盛岡提携販売センター)
- 旅行業グループ(旧・旅行業課)
- 企画グループ
- 盛岡乗車券管理センター(盛岡マルス指令)
- 観光開発グループ
- 商品・宣伝グループ
- 販売計画グループ
- 営業戦略グループ
- 販売グループ
- 運用車両課
- 事業課
- 輸送課
- 盛岡輸送指令
- 盛岡旅客指令
- 資産開発室
- BRT運行計画室
総務部
- 総務課
- 広報グループ
- 企画室
- 人事課
- 経理課
- 審査グループ
- 勤労課
- 安全企画室
- サービス品質改革室
- 総合訓練センター
設備部
- 企画課
- 工事課
- 施設課
- 施設指令
- 信号通信課
- 信号通信指令
- 電力課
- 電力指令
備考
- 運輸部は外部での営業活動時に「営業部」と名乗ることがある。例えば運輸部企画課業務・サービスグループは「営業部サービス課」と名乗っている。
- 課長・副課長職は各グループごとに配置されている。
- 部長職は運輸部長、総務部長、設備部長のほか、運輸部営業担当部長、運輸部企画担当部長が配置されている。
地区の区分
- 平成30年6月1日時点。
- ○印の駅は簡易委託駅
- △印の駅は業務委託駅(JR東日本東北総合サービス委託)
地区 管理駅 管理下にある有人駅 青森地区 青森駅 △油川駅 新青森駅 (配下駅なし) 大湊駅 △陸奥横浜駅、△下北駅 蟹田駅 (有人駅なし) 三厩駅 (有人駅なし) 八戸地区 八戸駅 △本八戸駅、△陸奥湊駅、△鮫駅 七戸十和田駅 (配下駅なし) 久慈駅 △種市駅 盛岡地区 盛岡駅 △日詰駅、△紫波中央駅、△古館駅、△矢幅駅、△岩手飯岡駅、△仙北町駅、△小岩井駅、△雫石駅、△大更駅、△荒屋新町駅 鹿角花輪駅 ○湯瀬温泉駅、△十和田南駅、△東大館駅 宮古駅 (有人駅なし) いわて沼宮内駅 (配下駅なし) 二戸駅 (配下駅なし) 北上地区 北上駅 △金ケ崎駅、△六原駅、△村崎野駅、△花巻駅、△花巻空港駅、△石鳥谷駅、△藤根駅、△ほっとゆだ駅、△土沢駅、△遠野駅 新花巻駅 (配下駅なし) 釜石駅 △小佐野駅 一ノ関地区 水沢江刺駅 (配下駅なし) 一ノ関駅 △花泉駅、△前沢駅、△平泉駅、△水沢駅 気仙沼駅 本吉駅、陸前高田駅、△盛駅
- 国鉄盛岡鉄道管理局時代は青森・八戸・盛岡・釜石・一ノ関に運輸長が配置されていたが、現在は地区駅長に名前を変え、新青森・八戸・盛岡・北上・一ノ関の各駅長が兼務することになった。また、それぞれの地区に「地区指導センター」が設置されている。
- 青森地区駅長は2010年12月3日まで青森駅長が兼務していたが、12月4日以降は新青森駅長兼務となっている。
- 2002年12月1日に東北本線から移管された区間のうち、三戸駅・二戸駅・一戸駅の各管理駅は八戸地区、沼宮内駅・好摩駅の各管理駅は盛岡地区に所属していた。
- 2010年12月4日に東北本線から移管された区間のうち、三沢駅は八戸地区、野辺地駅は青森地区に所属していた。
- 本吉駅は従来は簡易委託駅であったが、2012年8月20日のBRT運行開始に伴い、気仙沼駅からの社員派遣により特定日のみ営業を行っている。
- 陸前高田駅は気仙沼駅管理下の業務委託駅であったが、2013年3月2日のBRT運行開始に伴い、暫定的に盛駅の管理下に変更され同駅からの社員派遣により特定日のみ営業を行っている。なお、盛駅の業務委託化に伴い、現在は気仙沼駅管理下となっている。
- 2014年4月1日に廃止された岩泉線は全駅が茂市駅の管轄下であったが、有人駅は岩泉駅(簡易委託駅)のみであった。
車両基地
- 盛岡新幹線車両センター
- 青森派出
- 盛岡車両センター(盛モリ)
- 一ノ関運輸区(盛イチ)
- 八戸運輸区(盛ハヘ)
営業所
- 気仙沼BRT営業所(気仙沼駅)
- 設置当初は気仙沼線BRT営業所という名称で、本社復興企画部の所管であった。大船渡線BRT運行開始を機に現在の名称に変更し、後に盛岡支社へ移管された。
廃止
- 大船渡線営業所(気仙沼駅)
- 業務は気仙沼管理駅、盛管理駅、一ノ関運輸区に移管。
- 大湊線営業所(大湊駅)
- 業務は大湊管理駅、八戸運輸区に移管。
- 釜石線営業所(釜石駅)
- 業務は釜石管理駅、遠野管理駅、盛岡運輸区釜石派出に移管。
乗務員区所
廃止
- 盛岡運輸区北上派出
- 2013年3月改正で車掌配置がなくなり、2016年3月改正で廃止。盛岡運輸区、一ノ関運輸区に移管。
- 盛岡運輸区宮古派出
- 2016年3月改正で廃止。盛岡運輸区に移管。
びゅうプラザ・駅旅行センター
海外旅行取扱箇所
- びゅうプラザ一ノ関駅(一ノ関駅西口)
- びゅうプラザ北上駅(北上駅西口)
- びゅうプラザ盛岡駅(盛岡駅東口1階)
- 2018年3月1日よりVTS(びゅうトラベルサービス)に移管。
- びゅうプラザ八戸駅(八戸駅2階待合室内、旧びゅうプラザ八戸 八戸駅店)
- 2017年12月1日よりVTSに移管。
国内旅行のみ取扱箇所
廃止箇所
- 水沢江刺駅旅行センター
- 新花巻駅旅行センター
- 野辺地駅旅行センター
- 鹿角花輪駅旅行センター
- 2009年6月30日限りで廃止。鹿角市が道の駅かづの「あんとらあ」に旅行センターを設置し、実質代替している。
- 三沢駅旅行センター
- 青い森鉄道全線開業準備のため、2010年9月30日限りで廃止。
- 業務は八戸駅びゅうプラザに継承。跡地は現在「青い森たびショップ三沢」として使用。
- 遠野駅旅行センター
- 2012年11月9日限りで廃止。
- 大湊駅旅行センター
- 2012年11月9日限りで廃止。
- びゅうプラザ二戸駅(二戸駅2階JR改札前、旧二戸駅旅行センター)
- 駅レンタカー二戸営業所に「びゅうトレン太プラザ」併設により2014年2月28日限りで廃止。
- 「びゅうトレン太プラザ」も2017年12月29日限りで廃止(駅レンタカー業務は継続)。
- びゅうプラザ本八戸駅(本八戸駅構内、旧びゅうプラザ八戸、八戸提携販売センターを併設)
- 2014年7月14日限りで廃止。
- びゅうプラザ花巻駅(花巻駅構内)
- 2014年9月12日限りで廃止。
- 盛岡団体旅行センター・グットライフプラザ(盛岡支社1階)
- 2015年1月16日限りで廃止。
- びゅうプラザ水沢駅(水沢駅構内、旧水沢駅旅行センター)
- 2015年4月15日限りで廃止。
- びゅうプラザ新青森駅(新青森駅2階)
- 2016年3月限りで廃止。業務はびゅうプラザ青森駅に移管。
- 釜石駅旅行センター(釜石駅構内)
- 2017年3月31日限りで廃止。
- びゅうプラザ七戸十和田駅(七戸十和田駅構内)
- 2017年6月30日限りで廃止。
インフォメーションセンター
盛岡支社ではJR東日本テレフォンセンターとは別に各地区にインフォメーションセンターを設置しており、駅・電話での列車案内・運行状況の問い合わせに対応している。
- 盛岡駅インフォメーションセンター(南みどりの窓口斜め向)
- JR東日本東北総合サービスに委託。
廃止箇所
- 一ノ関駅インフォメーションセンター(西口改札に併設)
- 北上駅インフォメーションセンター(西口改札に併設)
- 宮古駅インフォメーションセンター(みどりの窓口内)
- 宮古地区案内と釜石地区案内では電話番号が異なっていた。
- 八戸駅インフォメーションセンター(みどりの窓口内)
- 2012年12月3日限りで廃止。
- 青森駅インフォメーションセンター(東口みどりの窓口内→東口改札に併設)
- 2014年3月31日限りで廃止。
設備関係区所
保線技術センター
- 盛岡保線技術センター
- 鹿角花輪派出
- 宮古派出
- 北上保線技術センター
- 釜石派出
- 一ノ関保線技術センター
- 気仙沼派出
- 青森保線技術センター
- 野辺地派出
- 八戸派出
- 北上新幹線保線技術センター
- 八戸新幹線保線技術センター
- 青森派出
電力技術センター
- 盛岡電力技術センター
- 青森メンテナンスセンター
- 八戸メンテナンスセンター
- 盛岡メンテナンスセンター
- 北上メンテナンスセンター
- 一ノ関メンテナンスセンター
信号通信技術センター
- 盛岡信号通信技術センター
- 青森メンテナンスセンター
- 八戸メンテナンスセンター
- 盛岡メンテナンスセンター
- 北上メンテナンスセンター
- 一ノ関メンテナンスセンター
土木技術センター
- 盛岡土木技術センター
- 青森派出
- 宮古派出
- 一ノ関派出
機械技術センター
- 盛岡機械技術センター
- 青森派出
建築技術センター
- 盛岡建築技術センター
- 青森派出
盛岡輸送指令
盛岡支社ビル内に設置され運転指令業務を行う。盛岡旅客指令、盛岡施設指令、盛岡電力指令、盛岡信号通信指令が併設されている。
管理線区
- 東北本線
- 石越駅 - 盛岡駅間
- ※石越駅構内は仙台輸送指令の管轄。
- 盛岡駅 - 青森駅間経営移管前は、石越駅 - 盛岡駅間を東北A卓、盛岡駅 - 八戸駅間を東北B卓、八戸駅 - 青森駅間を東北C卓とし、3つの指令卓で管理していた。うち東北B卓はいわて銀河鉄道開業時にぎんが指令に移管、東北C卓は青い森鉄道全線開業直前に受け持ち区間を変更した上で青森分室へ移管され(ぎんが指令が盛岡 - 目時、青森分室が目時 - 青森に変更)、その後青い森指令に再移管された。
- 北上線
- 北上駅 - 横手駅間
- ※横手駅構内は秋田輸送指令の管轄。
- 釜石線
- 花巻駅 - 釜石駅間
- 山田線
- 盛岡駅 - 宮古駅間
- ※2018年4月22日よりCTC使用開始[14]。先行して同年3月24日の終列車を持って連査閉塞式による運行管理方式は廃止され(JR旅客6社の旅客線からも連査閉塞式は全廃),翌25日の初列車より軌道回路検知式の特殊自動閉塞方式へ移行した。
- 花輪線
- 好摩駅 - 大館駅間
- ※好摩駅構内はIGRいわて銀河鉄道ぎんが指令、大館駅構内は秋田輸送指令の管轄。
- 八戸線
- 八戸貨物駅 - 久慈駅間
- 大湊線
- 野辺地駅 - 大湊駅間
- ※野辺地駅構内は青い森鉄道CTCセンターの管轄。
下記CTCセンターは盛岡輸送指令の傘下にあり、通常時は各センターにて運行管理を行うが、異常時などの場合は盛岡輸送指令が指揮する。
- 一ノ関運行センター(一ノ関駅)
- 大船渡線
- 一ノ関駅 - 盛駅間(気仙沼駅構内は気仙沼駅で運転取扱)
- 宮古運行センター(宮古駅)
- 山田線
- 宮古駅 - 釜石駅間
管理下としない路線
- 気仙沼線
- 本吉駅 - 気仙沼駅間 - 小牛田CTCセンターで運行管理(但し地上設備は盛岡設備指令の管轄)。ただし気仙沼駅構内は気仙沼駅で運転取扱。
- 津軽線
- 青森駅 - 三厩駅間 - JR東日本の路線であるが、運行管理は北海道旅客鉄道(JR北海道)管轄の指令所(函館指令センター)が行っている。但し地上設備は盛岡設備指令の管轄となっている。
管理下としない運転取扱駅と入換駅
運転取扱駅
当所ではなく駅側で管理している駅。
- 一ノ関駅
- 一ノ関駅構内
- 盛岡駅
- 盛岡駅構内
- 八戸駅
- 八戸駅構内及び八戸線八戸駅 - 八戸貨物駅間
- ※青い森鉄道八戸駅において担当する。
- 青森駅
- 青森駅構内(1・2番線を除く、滝内信号所を含む)
準運転取扱駅
通常は当所の管理下だが、列車の入出区や列車・貨物の入換などの場合は駅側で制御する駅。
- 鹿角花輪駅
- 久慈駅
- 大湊駅
- 青森信号場(JR貨物が担当)
歴史
- 1976年8月2日 - 東北本線盛岡駅 - 青森操車場間CTC導入。
- 1987年7月 - 東北本線石越駅 - 盛岡駅間CTC導入。
- 1993年10月1日 - 釜石線CTC導入。
- 1994年10月1日 - 北上線CTC導入。
- 1996年3月 - 東北本線石越駅 - 岩手川口駅間CTC取替、PRC付加。
- 1998年3月 - 東北本線沼宮内駅 - 青森信号場間CTC取替、PRC付加。
- 1999年12月4日 - 花輪線・大湊線CTC導入。
- 2002年12月1日 - 東北本線盛岡 - 八戸間移管に伴い、指令業務(東北B卓)をIGRいわて銀河鉄道ぎんが指令に移管。
- 2005年12月10日 - 八戸線CTC導入。
- 2010年7月3日 - 青い森鉄道線目時駅 - 八戸駅間の指令業務をIGRいわて銀河鉄道ぎんが指令から移管。また青森分室を設置し同区間および八戸駅 - 青森駅間(東北C卓)の指令業務を同年12月の移管まで担当。
- 2010年12月4日 - 青森分室を青い森鉄道に移管。
- 2018年4月22日 - 山田線盛岡駅 - 宮古駅間CTC導入。
管内の自動改札化
合理化のため在来線自動改札機の導入を進めている。
- 2005年7月29日 - 盛岡駅
- 2006年3月1日 - 一ノ関駅(西口)
- 2006年3月2日 - 八戸駅
- 2006年3月9日 - 青森駅(東口)
- 2008年12月3日 - 北上駅(西口)
- 2009年3月14日 - 花巻駅
- 2010年12月4日 - 新青森駅
また、Suicaエリアの拡大に伴い、2014年4月1日より一ノ関駅(西口・東口)および平泉駅が仙台エリアとしてSuicaが利用できるようになった。これに伴い従来改札機設置がなかった一ノ関駅東口および平泉駅に簡易Suica改札機が設置されている。
新幹線停車駅では全駅に自動改札機が設置されており、2008年3月15日よりモバイルSuicaによるチケットレスサービスが実施されている。同日以降に開業した七戸十和田駅・新青森駅においては開業日より同サービスが供用開始となっている。一ノ関駅・北上駅・盛岡駅・新青森駅の乗換改札口(新幹線側)には、モバイルSuica利用客が在来線に乗り換える際に必要となるきっぷを発売する簡易型券売機が設置されている。
平均乗車人員ベスト20(2016年度)
順位 | 駅名 | 一日平均 乗車人員 |
順位 | 駅名 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 盛岡駅 | 17,779人 | 11 | 仙北町駅 | 1,570人 |
2 | 青森駅 | 5,342人 | 12 | 本八戸駅 | 1,164人 |
3 | 一ノ関駅 | 4,476人 | 13 | 石鳥谷駅 | 1,130人 |
4 | 八戸駅 | 4,456人 | 14 | 水沢江刺駅 | 1,016人 |
5 | 北上駅 | 3,827人 | 15 | 新花巻駅 | 937人 |
6 | 新青森駅 | 3,619人 | 15 | 村崎野駅 | 937人 |
7 | 花巻駅 | 3,328人 | 17 | 古館駅 | 780人 |
8 | 矢幅駅 | 2,958人 | 18 | 二戸駅 | 777人 |
9 | 岩手飯岡駅 | 2,382人 | 19 | 七戸十和田駅 | 763人 |
10 | 水沢駅 | 1,866人 | 20 | 花巻空港駅 | 699人 |
関連事業
新幹線トレインジャー
子供をターゲットにした新幹線のキャラクター。東北新幹線はやて1周年記念時にジェイアール東日本企画盛岡支店の音頭で登場。登場直後、テレビ東京系列のTVチャンピオンに出演した。盛岡支社管内ではそれなりに人気があり、実際、トレインジャーに会いに行くために家族・親子で列車に乗る乗客もいる。
創立時ははやて剛(E2系1000番台)、マックス勇山(E4系)、こまち美里(E3系)の3人構成であったが、間もなくNEWやまびこ(E2系、現・やまびこ太郎)が登場、その後こまち美里の従姉妹のこまちマコ(マコのほうが身長が低く、頭にリボンがついている)とやまびこ太郎の父親のやまびこハジメ(200系)も参加。2014年現在ではS(スーパー)こまちマコ(E6系)、2010年6月に登場のはやぶさ翔(E5系)、はやて剛の3名をメインメンバーとしてアトラクションショーなどのイベントを行っている。イベントは主に盛岡支社管内で行われるが、イベント列車での上京に合わせて首都圏のイベントに出演することもある。
着ぐるみは少なくとも初期型と後期型(頭部は共通)が存在し、ボディラインの色、ベルト、ブーツのデザインが異なる。また初期メンバーの3人は当初、銃や剣を所持しているのをポスターで見ることができる。はやてのみ実際にアトラクション時に帯刀していたこともある(2004年1月 - 9月)。
なお、他にイラストのみのキャラクターとして在来線列車をモチーフとした「きらミッチー→うみっちー(ジョイフルトレイン『き・ら・き・ら みちのく』→『リゾートうみねこ』)」・「ぐるさんた→ジョイケン(ジョイフルトレイン『Kenji』使用の臨時快速『ぐるっとさんりくトレイン』)」・「マルコポーロ(ジョイフルトレイン『ジパング』)」・「あすなろ兄弟下北&竜飛(ジョイフルトレイン『リゾートあすなろ』)」・「つがるん(E751系)」・「スタン本線(701系)」、安全運行の支障をモチーフとした悪役キャラの「ケムイジョー(喫煙)」・「フブッキー(吹雪)」・「ナマズおとこ(地震)」・「台風将軍(台風)」・「キセルスキー(不正乗車)」・「オキラレーン(寝坊・遅刻)」・「シャダーン(踏切事故)」・「ガンセッキー(置石)」も存在しており、2015年には公式サイト上のイラストの絵柄も初期のコミカルなタッチからリアルなタッチにリニューアルされている。
関連会社
- JR東日本東北総合サービス(本社・仙台市。旧・ジャスターを吸収合併して発足)
- 盛岡ターミナルビル
- JR盛岡鉄道サービス
脚注
- ↑ 第31期 中間報告書 - 主要な事業内容 (PDF) - 東日本旅客鉄道 2018年7月2日閲覧。
- ↑ 石越駅との間の、岩手県と宮城県の県境北側の最初の踏切の付近(東京起点425.0km地点)が仙台支社との境界となっている。
- ↑ 東日本大震災による被災で鉄道による復旧を断念、バス・ラピッド・トランジット(BRT)形式で復旧がなされている。
- ↑ 東日本大震災で当該区間が壊滅する以前は陸前小泉駅との間の区間の、本吉駅前谷地方の最初のトンネル出入口付近(前谷地起点51.0km地点)を仙台支社との境界としていた。
- ↑ 該当区間(本吉駅から先、仙台支社管内の柳津駅までの区間も含む)は東日本大震災による被災で鉄道による復旧を断念、バス・ラピッド・トランジット(BRT)形式で復旧がなされている。
- ↑ 黒沢駅との間の、岩手県と秋田県の県境付近が秋田支社との境界となっている。
- ↑ 志度内信号場との間の、岩手県と秋田県の県境を跨ぐ仙岩峠#仙岩トンネル内に秋田支社との境界がある。
- ↑ 好摩駅構内はIGRいわて銀河鉄道の管轄であるが、共同使用駅の扱いとしてJR盛岡支社管内の駅としても計上される。
- ↑ 大館駅との間の第2片山踏切(大館側最初の踏切)と長木川橋梁の間に秋田支社との境界がある。
- ↑ このうち、宮古駅 - 釜石駅間は東日本大震災の影響で、長期不通となっている。
- ↑ 在来線の八戸駅構内は青い森鉄道の管轄であるが、共同使用駅の扱いとしてJR盛岡支社管内の駅としても計上される。ただし新幹線の八戸駅はJR東日本の直轄。
- ↑ 野辺地駅構内は青い森鉄道の管轄であるが、共同使用駅の扱いとしてJR盛岡支社管内の駅としても計上される。
- ↑ 海峡線が分岐する新中小国信号場は、津軽線の主本線部を除いてJR北海道函館支社の管轄である。なお、JR北海道との運賃計算上の境界は中小国駅である。
- ↑ 山田線における安全安定輸送に向けた取り組みについて (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社 2018年2月22日
外部リンク
関連項目
- 管轄エリアが隣接するJR他社の組織
- 北海道旅客鉄道函館支社 - 中小国駅を挟んで隣接。
- カンセンジャー
- JR西日本の山陽新幹線を基にしたヒーロー