新幹線鉄道規格新線

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新幹線鉄道規格新線(しんかんせんてつどうきかくしんせん)と

新幹線の形態の一つで、一般的には「スーパー特急」と呼ばれている。

概要

整備新幹線建設のトータルコスト削減という目的から、路盤やトンネル高架橋といった構造物は新幹線規格(フル規格)で整備するが、軌道は在来線と同じ軌間の1,067 mm狭軌)として建設するもの。架線電圧も在来線と同じ交流20,000 Vとなっている。

主たる区間を200 km/h以上で運行するため、法令(全国新幹線鉄道整備法)上もれっきとした新幹線であるが、狭軌のため在来線との直通運転が可能なことが大きな特徴である。スーパー特急用の車両の新造は必要であるが、車両基地停車場などを在来線と共用できる。一方、着工区間によってはフル規格と比べて時間短縮効果が低いことや、フル規格新幹線区間との直通にはフリーゲージトレインが必要な点、乗り入れずに別個の車両を使用するとしても対面乗り換えなどの対策が必要な点などが課題となる。建設費はフル規格とさほど変わらないとされている。

建設当初にスーパー特急方式として整備されていた区間があるが、それらは途中で全てフル規格新幹線に変更されているため、現時点においてスーパー特急方式の路線は存在しない。

脚注




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