南知多町

提供: miniwiki
2018/7/21/ (土) 10:22時点における122.23.184.182 (トーク)による版 (名所・旧跡: 南知多町の名所に、「つぶて浦」を追加。)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索

南知多町(みなみちたちょう)は、愛知県知多半島南端に位置する第一次産業中心の町である。

地理

有人島

無人島

町内の地名

隣接する自治体

愛知県の旗愛知県
三重県の旗三重県

歴史

  • 江戸時代に菱垣廻船と樽廻船の興隆は,大坂以外の人々にも,海運業参加への意欲をかき立てた。その中でも,尾張国知多郡内海浦を拠点とする「内海船」は,菱垣廻船,樽廻船とほぼ同じ航路を就航し,大いに栄えた。

この内海船は,19世紀初頭から急速に勢力を伸ばし,幕末・維新期を頂点として,明治20年代まで続いた。菱垣廻船や樽廻船のように運賃で利益を得るのではなく,荷物を買い取って商売をする船団であった(買積船)。主に米,麦,大豆,肥料,塩,荒荷などを運んだ。内海船は,「戎講」と呼ばれる仲間組織をつくっていた。幕末には,戎講に所属する船は80~90艘にのぼり,樽廻船をも次ぐ勢いを見せたのであった。これは従来の廻船の衰退と関係しているともいわれるが,その点については議論が分かれる。ただ,幕末には菱垣廻船の延着と運賃の高さが表面化し,荷主を悩ませていた。対する内海船は,速さと低料金で顧客を増やしていった。また,内海船は,関西での寄港は,大坂ではなく兵庫を拠点とした。大坂の商人は,幕府により制度面で保護されていたので,幕府公認の菱垣廻船,樽廻船を重視したが,自由な立場の兵庫の商人は,新興勢力の内海船を支持した。特に灘の酒造業は時代が下るほど栄えていき,内海船を発展させた。

明治22年以前 明治22年10月1日 明治22年 - 明治45年 大正1年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在


乙方村 豊丘村(一部) 豊丘村(一部) 豊丘村(一部) 明治39年7月1日
合併 豊浜町
豊浜町 昭和36年6月1日
合併 南知多町
南知多町 南知多町
山田村
須佐村 豊浜村 豊浜村 明治38年2月1日
町制 豊浜町
中須村
岡部村 内海村 内海村 明治26年11月8日
町制 内海町
明治39年7月1日
合併 内海町
内海町
中之郷村
北脇村
馬場村
西端村
東端村
利屋村
名切村
楠村
吹越村
内福寺村
久村 山海村 山海村 山海村
大泊村
岩屋寺村
大井村 旭村 大井村 大井村 大井村 明治39年7月1日
合併 師崎町
師崎町
片名村 片名村
師崎村 鴻崎村 師崎村 師崎村 明治27年9月8日
町制 師崎町
篠島村 篠島村 篠島村 篠島村 篠島村
日間賀島村 日間賀島村 日間賀島村 日間賀島村 日間賀島村

市町村合併について

2006年3月美浜町合併をし、合併後の名称を中部国際空港の愛称「セントレア」にちなんで「南セントレア市」とすると発表した。しかし、町内および全国から抗議が殺到した。その後、合併の是非と新市名を問う住民投票(2005年2月27日実施)した結果、過半数が「合併拒否」になってしまい、合併は中止された。

行政

町長

石黒和彦

町議会議員

議席番号 氏名 当選回数 党派 常任委員会
1 竹内壽一 1 無所属 文教厚生
2 山下節子 1 日本共産党 文教厚生
3 吉原一治 1 無所属 総務建設
4 鈴木欽夫 1 無所属 総務建設
5 鳥居恵子 2 無所属 文教厚生
3 松本 保 2 無所属 総務建設
7 鈴川和彦 2 無所属 文教厚生
8 沢田 清 2 無所属 総務建設
9 榎本芳三 2 無所属 総務建設
10 榎戸陵友 3 無所属 総務建設
11 相川成三 4 無所属 文教厚生
12 石黒充明 5 無所属 文教厚生

[1]

南知多町議会議員一般選挙当選者得票順

得票数 氏名 当選回数 党派   現・新
1397 鈴川和彦 3 無所属  現
1316 鳥居恵子 3 無所属  現
1287 藤井満久 1 無所属  新
1101 松本 保 3 無所属  現
1016 吉原一治 2 無所属  現
926 榎戸陵友 4 無所属  現
887 山下節子 2 日本共産党  現
677 沢田 清 3 無所属  現
659 榎本芳三 3 無所属  現
645 清水英勝 1 無所属  新
580 福田千恵子 1 無所属  新
566 高原典之 1 無所属  新

町の問題点

過疎化

当町は、先述の通り古くから漁業観光業によって繁栄してきた町であるが、昭和40年から一貫して人口流出が続いている[2]。背景としては、鉄道が町中心部まで開通していないことや貧弱なバス路線網に代表される交通不便な町であること、時代の変化に対応できず新たな産業を発掘することができなかったこと、集落の殆どが古くからの住宅密集地であり優良な住宅地が形成されなかったことなどの原因が挙げられる。人口流出への対策として、町は空き家バンク制度[3]などを実施しているが、問題の本質的解決となる対策は出せていない。

財政難

若年人口流出、産業の斜陽化などを理由に、町の歳入についても年々減少傾向にあり、大変厳しい財政状況にある[4]2008年には、人件費の増加について議会が沢田寿一町長(当時)に責任を求め、町長の給与を10%、12カ月分(計約98万円、月当たり約8万円に)カットすることを決めたことが話題になった[5]

人口

南知多町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

経済

当町は漁業農業が主産業で、漁業については県下一の漁獲量を誇る(2011年10月現在)([4]参照)。

漁業

古くから漁業が盛んであり、特産物としてフグメジロシラスなどがある。町内にはいくつか漁港がある。

  • 豊浜漁港 : 町内一の漁獲高のある漁港。ここに県の水産施設が集中している。漁港内には、魚介類・水産加工物などを販売する施設がある。
  • 師崎漁港 : 知多半島の最先端に位置する。師崎漁港朝市を開いている。片名漁港とも呼ばれる。
  • 篠島漁港 : 篠島にある漁港。
  • 日間賀漁港 : 日間賀島にある漁港。
  • 大井漁港 : 師崎よりやや三河湾側に位置する。
  • 豊丘漁港 : 大井よりさらに北に位置する。
  • 山海漁港 : 豊浜と内海の中間に位置する漁港。

以上7つの漁港が存在する。

観光業

風光明媚な景観や、海水浴、釣り、味覚狩りなど、数多くの観光資源がある。西海岸には、旅館ホテル民宿などが多数あるが、観光需要の減少や、知多半島道路名鉄知多新線の開通もあって、名古屋から約1時間で結ばれ、日帰りで行ける距離となったため、宿の数は減少傾向にある。かつて、高峰山に内海フォレストパークがあったが、2003年に閉園となった。

2014年10月同町初の観光大使としてタレント釣り師岩月大地南知多町・、南知多町観光協会・水産振興会の公認で南知多町観光釣り大使として就任。

2016年5月、観光イメージソング「会いに来た南知多」完成。ポカスカジャンが作詞・作曲。プロモーションビデオには観光釣り大使岩月大地、石川瞬間(ファッションモデル調理師)、森友二(ファッションモデル・美容師)の3名が出演。会いに来た南知多:男の友情編としてテレビ愛知のTVCMの他、YouTubeでも配信された。

農業

当町の農業は、愛知用水が通ってから急速に発展した。1970年代からは小高い丘にパイロットファームを拓き農地が大きく拡がった。ちなみに、デンマークカクタスの生産額は日本一([6]参照)。

工業

水産加工業の割合が大きい。また、町内のプラスチック工業団地は、全国有数のプラスチック花壇の生産地。

商業

主な商業施設

姉妹都市・提携都市

2017年現在、姉妹都市は存在しない。

海外

フレンドシップ相手国

2005年に開催された2005年日本国際博覧会(愛知万博)で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた[7]

国内

提携都市

教育

高等学校

県立

中学校

町立
  • 南知多町立内海中学校
  • 南知多町立豊浜中学校
  • 南知多町立師崎中学校
  • 南知多町立篠島中学校
  • 南知多町立日間賀中学校

少子化の影響で生徒・児童数は減少が続いており、将来的に師崎中学校・豊浜中学校・内海中学校を統廃合するという計画もある()。

小学校

町立
  • 南知多町立内海小学校
  • 南知多町立豊浜小学校
  • 南知多町立大井小学校
  • 南知多町立師崎小学校
  • 南知多町立篠島小学校
  • 南知多町立日間賀小学校
  • 南知多町立山海小学校(2009年3月閉校、内海小学校へ統合)
  • 南知多町立豊丘小学校(2008年3月閉校、豊浜小学校へ統合)

保育所

  • 内海保育所
  • かるも保育所
  • 大井保育所
  • 師崎保育所
  • 日間賀保育所
  • 篠島保育所

研究機関

交通

鉄道

20px名古屋鉄道

バス

知多乗合
南知多町営バス「海っ子バス
  • 河和駅 - (南知多病院・豊浜経由) - 師崎港
  • 河和駅 - (内海駅・岩屋寺(朝夕のみ)・豊浜経由) - 師崎港

運賃は、いずれも町内の移動であれば160円、美浜町とまたがる場合は300円である。

道路

自動車専用道路
一般国道
主要地方道
一般県道

港湾

港湾
名鉄海上観光船
  • 師崎営業所
  • 篠島営業所
    • カーフェリー
    • 高速船
      • 師崎港 - 篠島
      • 師崎港 - 日間賀島(東港・西港)
かつて運行されていた航路

現在、師崎港から鳥羽港に向かう場合、高速船で一旦伊良湖港に向かい(途中篠島で別の高速船に乗り継ぎ)、伊良湖港で伊勢湾フェリーの鳥羽港行きに乗り換えとなる。

観光

ファイル:Shinojima1.jpg
サンサンビーチ
ファイル:Kankonouen.JPG
観光農園花ひろば
ファイル:Hazumisaki1.JPG
羽豆神社の社叢
ファイル:CITTA NAPOLI.jpg
チッタ・ナポリとナポリタワー

名所・旧跡

寺院
神社

観光スポット

温泉
海水浴場
その他

遊園地・水族園の「南知多ビーチランド」の所在地は、隣町の知多郡美浜町である。

祭事・催事

ファイル:Taimatsuri1.jpg
豊浜鯛まつり
  • 豊浜鯛まつり - 豊浜地区で毎年7月に行われる祭り。大小の張りぼての鯛5匹が町内や海を練りまわる。
  • 内海各地区祭礼 - 内海地区で毎年4月に行われる祭り。うち四地区では知多型山車4両が曳かれる。
  • 左義長祭り
  • 大名行列

出身有名人

ゆかりのある人物

マスコット・キャラクター

  • ミーナ - 町制50周年を記念し2011年に誕生した。名前は「みなみちた」の「みな」から[9]。モチーフは太陽で、もともとのイラストでは頭部(海に浮かぶ太陽)のみだった為、ぬいぐるみにする際に全身を作成した[10]、イラストの顔の周囲を囲う太陽の輝きをあらわす7本の突起のうち、左右2本がぬいぐるみでは左右の腕になっている。
  • すこやかーな - 「けんこう南知多プラン」キャラクター。頭のてっぺんのハートは病気を治し、先端にハートが付いたステッキで、けがを治せる。胴体の「健」の文字が光ったら、健康の印。イラストではごく薄いピンク色の体色だったが、ぬいぐるみではかなり濃いピンク色[11]。2015年にはすこやかーな体操と題した健康体操が作られた[12]
  • 祭 鯛之介(まつり たいのすけ) - 豊浜鯛まつりのマスコットキャラクター。鯛の被り物に鯛まつりの法被を着た、眉毛きりっと元気な男の子[13]
  • しらっぴー・しらっぴーな- 漁獲量が日本一篠島しらすPRキャラクター。しらっぴーは♂、まっしろである。しらっぴーなは♀、少しピンク色でつばの大きな帽子をかぶっている[14]
  • たこみちゃん - 日間賀島のマスコットキャラクター。島の名物たこがモチーフ。お目目ぱっちりの女の子。頭に小さな麦藁帽子をちょこんと乗っけて、手には蛸壺を抱えている。
  • ふぐ吉 - 特産フグにちなんだ師崎商工会のキャラクター。実はフグではなく、フグちょうちんをかぶったネコである[15]
  • 南知多マリナ - 「知多娘。」の最初期メンバーの1人。1人称が「オレ」の姉御肌。実家、まるは食堂の手伝いをしている(声優:木村美樹→松尾香織(知多娘。牧場☆乙女塾より昇格))。
  • 内海お吉 - 同じく「知多娘。」のメンバーの一人。2013年、新加入(声優:福山晴花(2013年5月から7月まで半田酔子役と内海お吉役を暫定兼務)→鈴木らな→花岡志織)の内海出身の斎藤きち(唐人お吉)がモデル。「知多娘。」初の魔法使い少女キャラで、白砂の湯のお風呂に入って魔法のステッキ(手桶)を片手に「ラッキー・ラブリー・内海でミラクルハッピー♪ 」と呪文を唱えると子供の姿から大人バージョンに変身する、身長年齢血液型不詳と、なんとも謎の多きキャラクター。
  • ハーティーちゃん - 町社会福祉協議会 マスコットキャラクター。
  • フランソワーズびわ - 町非公認キャラクター。びわの妖精で、フルーツ王国の王女。第一次産業を応援することを目的としている[16]

脚注

外部リンク

テンプレート:南知多町の大字