「ヘクタール」の版間の差分

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| 語源 = [[ヘクト]] + [[アール (単位)|アール]]
 
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'''ヘクタール'''(hectare<ref>{{IPA-fr|ɛktaʁ}}</ref><ref><small>[[イギリス英語]]発音:</small>{{IPA-en|ˈhekteə(r)|}}、{{IPA-en|ˈhektɑː(r)|}} </ref><ref><small>[[アメリカ英語]]発音:</small>{{IPA-en|ˈhekter|}}</ref>、記号:ha)は、[[メートル法]]における[[面積]]の[[単位]]のひとつであり、10 000 [[平方メートル]]である。
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'''ヘクタール'''(hectare<ref>{{IPA-fr|ɛktaʁ}}</ref><ref><small>[[イギリス英語]]発音:</small>{{IPA-en|ˈhekteə(r)|}}、{{IPA-en|ˈhektɑː(r)|}} </ref><ref><small>[[アメリカ英語]]発音:</small>{{IPA-en|ˈhekter|}}</ref>、記号:ha)
  
[[国際単位系|SI]]単位ではなく、「[[SI併用単位|SI単位と併用される'''非SI単位''']]」である<ref>{{PDFlink|[https://www.nmij.jp/library/units/si/R8/SI8J.pdf 国際文書第8版 (2006) 国際単位系 (SI) 日本語版]}}([[産業技術総合研究所]] 計量標準総合センター訳・監修) p. 36 「表6 SI単位と併用される非SI単位」</ref><ref >「SI単位と併用される'''非SI単位'''」には、他に、時間の分・時・日、リットル、トンなどがある。</ref>。
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メートル法の面積の単位。100アール、つまり1万平方メートルである。記号はha。SIと併用される非SI単位として使われている。もっぱら土地に用いられる。土地面積は、通常、新しい単位に変更するのが困難なものであるが、日本では尺貫法の1町歩が0.99ヘクタールで実際上同一とみなせるので、大きな抵抗なしに普及した。
 
 
== 概要 ==
 
名称は[[SI接頭辞]]の[[ヘクト]](h, 10<sup>2</sup>)と[[アール (単位)|アール]](a, 100 m<sup>2</sup>)の組み合わせである。なお、アールの方は、「[[SI併用単位|SI単位と併用される'''非SI単位''']]」でさえもなく、[[国際単位系]]では使用が認められていないことに注意。そのために、ヘクタールの定義は、100 アールではなく、1 hm<sup>2</sup> = 10<sup>4</sup> m<sup>2</sup>となっている。
 
 
 
日本の[[計量法]]でも「土地の面積の計量」に限定して使用して良い単位という扱いになっている<ref>[http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%8c%76%97%ca%92%50%88%ca%97%df&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=H04SE357&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 計量単位令]([[総務省]]e-Gov) 別表第6 項番7後段</ref>。計量単位令では、かつてのメートル法の流れを汲んで、ヘクタールをアールの100倍と定義している。また、国際単位系とは異なって、アールを土地の面積の計量に用いることができる<ref>[http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%8c%76%97%ca%92%50%88%ca%97%df&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=H04SE357&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 計量単位令]([[総務省]]e-Gov) 別表第6 項番7前段</ref>。
 
 
 
平方メートルと[[平方キロメートル]]の間には100万倍の開きがあるため、その間の面積を表すのに便利であり、また日本では[[尺貫法]]による[[町 (単位)|町]]とほぼ等しい(1 町 = 120/121 ha ≒ 0.991 736 ha)こともあって、土地面積を表す単位として平方キロメートルと共に広く使われている。
 
 
 
漢字表記は、「獘屈跢列」、「陌」などがある。また[[アール (単位)|アール]]を表す「安」や「亞」に「百」を付けた「𡩛」「𫡷」などの表記もある。
 
 
 
== 歴史 ==
 
フランスでメートル法が導入された1795年に、アール ({{lang|en|are}}) は 100 m<sup>2</sup> と定義され、同時にヘクタール ("{{lang|en|hecto-}}" + "{{lang|en|are}}") が 100 a と定義されたのが最初である。
 
 
 
国際的には、[[アール (単位)|アール]] (a) がメートル法の一部として[[1879年]]の[[国際度量衡委員会]]で採択された時に、同時にヘクタールはアールの[[補助単位]]とされた。そのときに、1 ha は 100 a と定義された。なお、[[国際単位系]]では、「補助単位」という分類そのものが廃止されている。
 
 
 
== 符号位置 ==
 
{| class="wikitable" style="text-align:center;"
 
!記号!![[Unicode]]!![[JIS X 0213]]!![[文字参照]]!!名称
 
{{CharCode|13258|33CA|-|ヘクタール}}
 
{{CharCode|13110|3336|1-13-39|全角ヘクタール}}
 
|}
 
 
 
[[Unicode]]には、ヘクタールを表す上記の文字が収録されている。これらは[[CJK互換用文字]]であり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであるので、使用は推奨されない<ref>{{cite web|url=http://www.unicode.org/charts/PDF/U3300.pdf|title=CJK Compatibility|accessdate=2016-02-21|date=2015}}</ref><ref>{{cite web|publisher=The Unicode Consortium|title=The Unicode Standard, Version 8.0.0|location=Mountain View, CA|date=2015|isbn=978-1-936213-10-8|url=http://www.unicode.org/versions/Unicode8.0.0|accessdate=2016-02-21}}</ref>。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
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== 参考文献 ==
 
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== 関連項目 ==
 
* [[単位の換算一覧]]
 
* [[面積の比較]]
 
  
 
{{面積の単位}}
 
{{面積の単位}}
 
{{SI units navbox}}
 
{{SI units navbox}}
 
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{{テンプレート:20180815sk}}
 
{{DEFAULTSORT:へくたる}}
 
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[[Category:面積の単位]]
 
[[Category:面積の単位]]
 
[[Category:メートル法]]
 
[[Category:メートル法]]
 
[[Category:SI併用単位]]
 
[[Category:SI併用単位]]

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ヘクタール
hectare
hectare
記号 ha
メートル法(SI単位と併用される非SI単位)
面積
SI 10 000 m2
定義 10 000 m2
語源 ヘクト + アール
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ヘクタール(hectare[1][2][3]、記号:ha)

メートル法の面積の単位。100アール、つまり1万平方メートルである。記号はha。SIと併用される非SI単位として使われている。もっぱら土地に用いられる。土地面積は、通常、新しい単位に変更するのが困難なものであるが、日本では尺貫法の1町歩が0.99ヘクタールで実際上同一とみなせるので、大きな抵抗なしに普及した。




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