アンドロマケー

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アンドロマケー古希: Ἀνδρομάχη, Andromachē

長母音を省略してアンドロマケともいわれる。

ギリシア神話の人物。プリアモス王の長子で,トロイ戦争におけるトロイ方の総大将であったヘクトルの妻となり,アステュアナクスを生んだが,夫はアキレウスに打取られて戦死したうえに,トロイ落城後,アステュアナクスもギリシア軍に惨殺され,彼女は戦利品としてアキレウスの息子ネオプトレモスの手に落ち,その妻とならねばならなかった。この結婚で3人の息子を生んだあと,ネオプトレモスが死ぬと,彼女はヘクトルの弟ヘレノスと再婚し,ともにエピロスを支配した。彼の死後,息子のペルガモスとともに再び小アジアのミュシアに行き,そこにペルガモンの町を建設したという。




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