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岡山大学地球物質科学研究センター | |
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正式名称 | 岡山大学地球物質科学研究センター |
英語名称 | Institute for Study of the Earth's Interior, Okayama University |
略称 | ISEI |
組織形態 |
大学附置研究センター (共同利用・共同研究拠点) |
所在地 |
日本 〒682-0193 鳥取県東伯郡三朝町山田827 北緯35度24分46.35秒 東経133度52分48.45秒 |
所長 | 神崎正美 |
設立年月日 | 1949年 |
前身 | 岡山大学放射能泉研究所 |
所管 | 国立大学法人岡山大学 |
拠点 | 固体地球科学 |
ウェブサイト | http://www.misasa.okayama-u.ac.jp/jp/ |
岡山大学地球物質科学研究センター(おかやまだいがくちきゅうぶっしつかがくけんきゅうセンター、英称:Institute for Study of the Earth's Interior, Okayama University、略称:ISEI)とは、鳥取県東伯郡三朝町にある、岡山大学所管の共同利用・共同研究拠点である。
岡山大学病院三朝医療センターに隣接している。平成28年4月岡山大学惑星物質研究所への改組に伴い廃止された。
概要
1939年(昭和14年)に当時の三朝村から土地と建物を寄贈されて発足した岡山医科大学三朝温泉療養所の温泉医学研究部門に起源をもち、1949年(昭和24年)の岡山大学設立等を経て、1985年(昭和60年)に岡山大学地球内部研究センターに改組・転換された。その後、2度の改組により、岡山大学地球物質科学研究センターとなった。地球惑星科学の基盤分析実験技術の開発及び応用に関する研究が行われており、現在では、日本国内唯一の固体地球科学研究の拠点として国内外のトップクラスの研究者との共同研究・連携が図られている。2007年(平成19年)からは大学院教育も開始され、国際的研究拠点としての人材育成を進めている。
沿革
- 1949年5月 - 岡山大学設立。同大学に岡山大学放射能泉研究所を附置。
- 1951年4月 - 放射能泉研究所を岡山大学温泉研究所に改称。
- 1985年4月 - 温泉研究所を岡山大学地球内部研究センター(全国共同利用施設)に改組・転換。
- 1995年4月 - 岡山大学固体地球研究センターに改組。
- 2005年4月 - 岡山大学地球物質科学研究センターに改組。
- 2007年4月 - 地球物質科学研究センターを母体として、岡山大学大学院自然科学研究科に地球物質科学専攻を設置。
- 2016年4月 - 岡山大学惑星物質研究所への改組に伴い廃止
組織
地球物質科学研究センターは以下の4研究部門で構成されている。
- 分析地球化学部門
- 地球基礎分析化学
- 地球年代学
- 地球物質解析科学
- 地球外物質解析科学
- 地球進化学
- 実験地球物理学部門
- 超高圧基礎実験科学
- 地球内部物性学
- 地球流体物質科学
- 地球内部力学
- 国際共同研究推進部門
- 国際共同研究推進部
- 地球科学データベース開発部
- 地球システム科学
- 客員外国人研究部門
研究
- 地球物質科学研究センターの「固体地球科学の国際研究拠点形成」は、文部科学省の21世紀COEプログラム(2003 - 2007年度、数学・物理学・地球科学)に採択された。
- 2010年6月はやぶさ_(探査機)が地球に持ち帰ったイトカワ_(小惑星)の岩石試料の分析を行っている。
大学院教育
2007年(平成19年)4月より岡山大学大学院自然科学研究科に博士課程・地球物質科学専攻が設置され、同専攻は2009年(平成21年)4月より5年一貫博士課程となった。世界最高レベルの先進的、かつ国際的な研究環境の下、物質科学として地球を含む太陽系惑星の起源・進化・ダイナミクスの解明をめざし、世界をリードできる次世代研究者の養成を行っている。
所在地・交通アクセス
- 〒682-0193 鳥取県東伯郡三朝町山田827
- 日ノ丸バス JR倉吉駅より「三朝温泉・三徳山行」に乗車。「大学病院前」にて下車。
- 日ノ丸バス 鳥取空港より空港リムジンバス「三朝温泉行」に乗車。「大学病院前」にて下車。
参考文献
関連項目
外部リンク
典拠レコード: