追いつき算
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追いつき算(おいつきざん)とは、算数の文章題の一つ。旅人算の1パターンで、先に出発した物を追いかけると、又は、距離の差をつけて追いかけると、何分後に追いつくか、というのが基本パターンになる。 転じて、直線状に同方向に進む2つの物の時間と隔たりに関する問題。 追いつき旅人算とも言う。
一般公式
- 追いつくまでの時間=はじめの距離÷速さの差
例題
ある人間が地獄から天国へ蜘蛛の糸を伝って分速8mで進みます。しかしその120分後、閻魔様はそれに気付き、分速200mで追いかけてきました。人間は地獄を出発してから何分後に閻魔様に捕まりますか。 また、捕まるのは地獄から上方何km地点ですか。
解答例
- 閻魔様が人間を追いかけ始める時、人間と閻魔様の距離の差は、960(=120×8)m
- 閻魔様と人間の距離の差は毎分192(=200-8)mずつ狭まる。
- よって、閻魔様が人間を捕えるのは、閻魔様が追いかけ始めてから、5(=960÷192)分後。ゆえに、人間が出発してから125分後(=120+5分後)。
- 地獄からの距離は、1000(=人間で考える:8×125、又は、閻魔様で考える:200×5)m。よって上方1km地点。
答.125分後、上方1km地点